[過去ログ] 【吉浦康裕】アイの歌声を聴かせて 12曲目 (1002レス)
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(2): 2022/01/26(水)22:15 ID:GfdGcCMf(1/5) AAS
海外版の「アイの歌声を聴かせて」に関する論評記事

awn.com/animationworld/sing-bit-harmony-rise-music-anime?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

Victoria Davis というフリージャーナリストが1月21日に書いたもので
吉浦監督のツイッターでも取り上げられている

内容は作品紹介や賛辞にとどまらず
海外版制作スタッフのインタビューを交えつつ
アメリカと日本のアニメの違い、映像と音楽の関係、
「映画はどうあるべきか」という芸術論にまで言及していて
読んでみてちょっと感動した

吉浦監督のツイッターではDeepL翻訳を勧めているけれど
省3
292: 2022/01/26(水)22:16 ID:GfdGcCMf(2/5) AAS
「Sing a Bit of Harmony」
〜 アニメにおける音楽の新たな境地 〜

ビクトリア・デイビス
2022年1月21日(金)

吉浦康裕、FunimationおよびJ.C.STAFFが制作し、米国の劇場で1月23日に上映されるこのアニメは、AIが人間社会への順応テストのためにハイスクールへ入学し、感情を共有し、問題を解決し、人々に幸せをもたらす様を描き、「歌う事は話す事と同等に重要である」という新境地へと踏み出している。
293: 2022/01/26(水)22:19 ID:GfdGcCMf(3/5) AAS
映画産業において、音楽とアニメーションは、何十年もの間巧みな協力関係を成功裏に築いてきた。この二つの異なるメディアの芸術的連携は、アメリカのアニメーション史において数々の魅力的シーンを生み出してきた。例えば、悩めるプリンセスが歌う自由への憧れのバラード(訳注:映画「アナと雪の女王」の事か)や、誤解されたティーンエイジのゴリラが歌う涙を誘う曲(訳注:映画「SING」の事か)などである。しかしこういったミュージカルの技法は、日本のアニメにおいてはなぜか近年まであまり用いられてこなかった。

Funimation、J.C.STAFFおよびバンダイナムコアーツが制作した「Sing a Bit of Harmony」には、AIが歌で人間のクラスメイトを幸せにしようとする姿が描かれている。ポンコツAIのシオンは、ロボットの知性と能力が人間社会に順応できるかテストするため、突然ハイスクールへ送り込まれる。シオンはサトミという孤独な生徒に不思議なこだわりを示し、歌で意志や感情を伝え、問題を解決し、サトミに友達をもたらしていく。

「サカサマのパテマ」の吉浦康裕監督が制作し、New York City Film & Television Festivalでベストアニメーション賞を受賞したこの映画は、1月23日(日)に米国の劇場で公開される。

「Sing a Bit of Harmony」の英語版吹き替えADRソングディレクターのブライナ・パレンシアはこう言う。あるプロデューサーが「私は引退状態だったが、この映画を作るため彼女に引っ張り出された」「彼女は『あなたにぴったりよ』と言って私にこの映画のあらすじと映像を送ってきた。私はそれを見てすぐ、これは私がやらなければと思った」と楽しそうに語るのだと。

日本のアニメは、アイドルを題材とした物や、ミュージシャンを題材としたアニメ、例えば「キャロル&チューズデイ」のような例外を除いては、登場人物が作中で自然に音楽を奏でるような、音楽そのものを物語の主題とした作品は少ない。「Sing a Bit of Harmony」は厳密に言えばミュージカルではないが、日本のアニメとしてはめずらしい表現技法を用いている。これは日本のアニメ業界が「物語において歌による表現は視覚を通じた表現と同等に重要である」という新たな表現形式への第一歩を踏み出した事を示している。
省3
294: 2022/01/26(水)22:21 ID:GfdGcCMf(4/5) AAS
感動的な音楽に加えて、「Sing a Bit of Harmony」は映像も豪華である。これらはイラストレーター兼キャラクターデザイナーの紀伊カンナと、作画監督の島村秀一らのチームが担当した。少しケンカをしたカップルのためにシオンが土砂降りの中で歌うシーンでは、歌に合わせて雨雲の隙間から陽の光が射し、空に虹が架かる。またシオンとハイスクールの友人たちが集まってサトミのためにセレナーデを歌うシーンでは、花火、ネオンライトそして星空を映すソーラーパネルによって、驚くべき光景があふれる色彩とともに展開される。

英語吹き替え版でサトミの幼なじみのトーマ役を演じた声優ジョーダン・ダッシュはこう述べる。「映画の中のいくつかのシーンにおいて、作画、色彩、音楽、そしてこれら全ての要素が一体となっている事に私は驚嘆した」「実を言うと私はレコーディングの最中に時々見とれてしまう事があった。それは私に畏敬の念を抱かせた。私のキャリアの中で本当に素晴らしい瞬間だった」

登場人物の一人「人気者」のゴッチャン役を演じたイアン・シンクレアはこう言う。「私はこの映画を観てすぐブッ飛んだ。あなたも観るなら覚悟したほうが良い。この映画はあなたの何かを変えるだろう。私はこの映画について語る時鳥肌が立つ。早く大型スクリーンと豪華サウンドシステムでこの映画を鑑賞したい」

音楽とアニメーションという二つのメディアの組み合わせによる相乗作用は、それぞれのメディアにおける人の感情描写から成り立っているのだ、とパレンシアは考えている。もともと日本のアニメは、泣ける演出を物語の描写にふんだんに盛り込む傾向があるが、無垢でキラキラした瞳のヒロインが歌う音楽が加わる事で、観客はさらに鋭利な刃物で心の芯をえぐられるのである。「感情とは複雑なものだ。それは論理的なものではない」パレンシアはこう語る。「音楽とアニメーションという二つの要素で心が揺さぶられる事により、結果的にはるかに大きな感動が生み出されるのだと私は思う。二つの要素が一体となる事で、我々の無意識の領域に訴えかけてくるのだ。これは他の形態の芸術では為し得ない事だ」

松井が作詞した歌詞を英語に翻訳するにあたり、パレンシアは実際に自分自身の涙を頼りとした。彼女はこう言う。「自分が翻訳した歌詞で自分が涙を流せるかどうか。それが自分の翻訳が正しいかどうかのバロメーターだ」
省3
295: 2022/01/26(水)22:23 ID:GfdGcCMf(5/5) AAS
「Sing a Bit of Harmony」は表向きはSFであるが、幸せになりたいという感情と、日々の願いに基づいた、ミュージカル要素を取り入れた普遍的な日常の物語でもある。この作品は多くの才能あるアーティストの映像と音楽を通じて生み出された。

メイはこう述べる。「制作にあたって我々は、アーティストあるいはクリエーターとして、異なる様々な立場からこの作品に参加した」「そしてそれは人々が互いにつながって共有した多くの芸術的才能の結晶である。私は人々がこの映画の物語における芸術を楽しんでもらいたいと願う」

心地よい歌に満ちたこの作品は、パレンシアにとってまたとない素晴らしい経験となった。「今は少し喪失感を感じている」彼女はこう述べる。「シオンはすべての歌と音楽を通して、人々が見つめられ、愛されていると感じられるように、努力しているのだと思う。これは私にとってとても大切な事であり、英語版の翻訳作業において、私はそれをずっと意識していた。私がおそらく最も懸命に取り組んだのは、なんとかしてすべての言葉を、映画を観た人が自分は独りだと感じさせないようにする事だった。私はこの映画を観る全ての人が、自分が見つめられ、愛され、幸せであると感じて欲しいと願う」

シンクレアは次のように述べて同意している。「正直なところ、全ての人にこのような映画が必要なのだと私は思う。それはつまり、観た人がほんのり暖かい気持ちに包まれながら映画館を後にし、幸せになれる何かを目指して進んで行こうという希望で満たされるような映画だ。私は今まさに多くの人がそれを感じているのではないかと思う。幸せのために自分に何ができるかを考え、自分自身の中にある古いプログラムを乗り越えて行くのだ。人々が幸せに向かって一歩踏み出すのを、もし私達の作品がわずかでも手伝う事ができたとしたら、それは私達の願いがかなえられたと言えるだろう」

 <了>
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