日経225先物オプション避難所 (497レス)
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1: [] 2013/05/31(金)07:59 ID:0+Yzrdwp(1) AAS
ほらよ
434: [sage] 08/07(水)20:46 ID:JztqA6JU(13/24) AAS
ロンドン為替見通し=ユーロドル、方向感模索の動きが続くか

 本日のロンドン市場では、ユーロドルは前日に引き続き米長期金利のほか、欧米株価の動向を通して方向感を模索する展開が見込まれる。

 5日にユーロドルは一時1.10ドル台に乗せたが、先週末に発表された弱い米雇用統計をきっかけとして米景気減速が懸念され、米長期金利の低下とともにドルが売られたものによる。ただ、その後はドル、ユーロともに手掛かり材料難のなかで、主に1.09ドル台前半でのもみ合いが続いた。

 本日午前の東京市場では、時間外の米10年債利回りが一時3.91%に上昇したことでユーロドルは小緩んだが、内田日銀副総裁のハト派的発言を受けて安く始まった日経平均が大幅に反発してユーロ円が大きく上昇した事もあり、昨日安値1.0904ドルを前に下げ渋る動きとなった。

 本日は独で鉱工業生産や貿易収支が、仏では貿易収支や経常収支がそれぞれ発表されるものの、通常は為替相場の大きな動意につながりにくい。今週この後はユーロ圏のみならず米国でも目玉となりそうな経済イベントが見当たらないこともあり、ユーロドルは積極的には売買しづらい空気が漂う中で、株価や米長期金利をながめつつ方向感を模索する展開が見込まれる。

 テクニカル面では、ユーロドルは足もとでこう着を強める中、まずは昨日のレンジ(1.0904ドル-1.0963ドル)を上下どちらにブレイクするか注目したい。上抜けた場合は5日高値1.1008ドルに向けた一段高が、下抜けた場合は日足・一目均衡表の基準線1.0872ドルに向けた続落も考えられる。

想定レンジ上限
ユーロドル:6日高値1.0963ドル、超えると5日高値1.1008ドル。

想定レンジ下限
ユーロドル:6日安値1.0904ドル、割ると日足・一目均衡表の基準線1.0872ドル。
435: [sage] 08/07(水)20:47 ID:JztqA6JU(14/24) AAS
AA省
436: [sage] 08/07(水)20:48 ID:JztqA6JU(15/24) AAS
日経平均の年末株価のメドを4万円に引き下げ〜大和

 大和証券では、従来、日経平均の2024年末のメドを45000円としていたが、円高進行などを考慮して下方修正している。想定PERを24年の予想PER平均値である16.5倍に引き下げた。メーンシナリオでは、緩やかに米景気見通しが持ち直し、国内企業ファンダメンタルズも保たれると想定。24年内のドル円想定は140円〜150円としており、中央値である145円想定時のEPSと予想PER16.5倍により、年内40000円、25年3月末を41000円と変更している。下値メドは、FRBが大幅利下げを行いドル円が130円になるリスクシナリオを想定。ドル円130円想定時の予想EPSと予想PER13倍から下値メドを29000円としており、年内のレンジは29000円〜40000円を想定している。
437: [sage] 08/07(水)20:49 ID:JztqA6JU(16/24) AAS
【市場の目】トルコリラは再びジリ安に、その背景にある材料を考える

第一生命経済研究所経済調査部主席エコノミスト・西?M徹氏

トルコリラは再びジリ安に、その背景にある材料を考える
市場環境悪化と投資妙味の乏しさに加え、中東情勢を巡るエルドアン大統領の「動き」にも要注意

 トルコリラ相場は、昨年の大統領選後の内閣改造を経た正統的な政策運営を受けて調整が続いた流れに変化の兆しが出てきた。さらに、足下ではインフレの頭打ちが確認されるとともに、中銀も直近の定例会合で引き締め姿勢を堅持する考えを示し、主要格付機関も格上げに動くなど対外的な評価は着実に向上している。ただし、国際金融市場では米ドル高が一服しているにも拘らず、足下のリラ相場は再びジリ安の動きを強めて最安値を更新する展開をみせる。中銀の引き締め維持も実質金利は大幅マイナスで推移するなど投資妙味が乏しく、中東情勢を巡る不透明感が高まるなかでのエルドアン大統領の立ち位置がリラ相場の足かせとなっているほか、国際金融市場の混乱もリラ相場の足かせになっているとみられる。当面のリラ相場は市場環境に加えて中銀の忍耐、そして、エルドアン大統領が政策運営や中東情勢を巡ってさらなる「不規則な」発言や対応を抑えられるか否かに掛かっている状況は変わっていないと捉えられる。
438: [sage] 08/07(水)20:52 ID:JztqA6JU(17/24) AAS
当面の米国株は上値の重い展開か〜みずほ

 みずほ証券では米国株相場に関して、当面は上値の重い展開になると予想している。米国企業の4-6月期決算発表が一巡して材料不足となる中で、米国景気の減速懸念がさらに強まった場合、S&P500指数の下値メドとしては、7月16日に付けた高値(5667ポイント)から調整局面入りとされるマイナス10%の水準である5100ポイントや、200日移動平均線の5011ポイント(8月5日時点)に近い水準の5000ポイントなどを挙げている。
439: [sage] 08/07(水)20:52 ID:JztqA6JU(18/24) AAS
中国の7月米ドル建て輸出は7%増、市場予想から下振れ

 中国の税関総署が7日に発表した2024年7月の米ドル建て貿易統計は、輸出が前年同月比7.0%増となった。市場予想(9.7%増)から下振れし、前月の8.6%増から減速した。半面、輸入は7.2%増となり、市場予想(3.5%増)を上回った。前月は2.3%減だった。貿易黒字は846億5000万米ドルと市場予想の990億米ドルを下回った。

 人民元建てでは、輸出が6.5%増、輸入が6.6%増。前月実績はそれぞれ10.7%増、0.6%減だった。貿易黒字は6019億元。
440: [sage] 08/07(水)20:54 ID:JztqA6JU(19/24) AAS
【相場の細道】植田日銀総裁が鳴らす「円キャリートレード」閉幕のベル

「パーティーが盛り上がり始めたら、参加者から不満が出てもパンチボウル(酒が入ったボウル)をさっさと片付けるのがFRBの仕事だ」(マーティン第9代FRB議長)

 黒田第31代日銀総裁が主導していた「異次元の量的金融緩和政策」による「円・キャリートレード」は、円の流動性の大量供給により、世界の資産市場を押し上げてきた。
 国際決済銀行(BIS)のデータによると、2021年末以降、国境を越えた円の借り入れは7420億ドル増加しており、市場筋の推計では、約5000億ドルが円・キャリートレードという運用されていたらしい。すなわち、ほぼゼロ金利で円を借りて、日本株、欧米株などに投資する円・キャリートレードというパーティーが闌(たけなわ)となり、2024年7月にはNYダウは41221.98ドル、日経平均株価は42426.77円の史上最高値を記録した。
 しかし、2024年7月31日、植田第32代日銀総裁はパーティー終了のベルを鳴らした。

 日本銀行は、ゼロ金利を導入した以降の25年間で2回利上げしたが、その後の世界的な景気後退により、時期尚早の利上げとの批判を浴びており、トラウマとなっている。
 2000年8月の利上げ(ゼロ⇒0.25%)の後は、米国発のITバブルが崩壊した。
 2006年7月の利上げ(ゼロ⇒0.25%⇒0.50%)の後は、米国発の住宅バブルが崩壊した。
 2024年3月、植田日銀総裁は3回目の利上げ(▲0.10%+0.10%=0-0.10%)を決定し、7月30-31日の日銀金融政策決定会合では、政策金利を0.25%まで引き上げ、中立金利1%に向けた追加利上げを示唆したことで、バブル崩壊の足音が聞こえ始めている。

1.2000年8月11日:速水第28代日銀総裁(反対2名の利上げ):ITバブル崩壊
 2000年8月11日の日銀金融政策決定会合で、速水第28代日銀総裁は、政府の議決延期請求を否決して、無担保コール翌日物金利を、ゼロ金利から0.25%へ引き上げた。
 速水第28代日銀総裁は「成長率が著しく高まることは期待しがたいと思うが、少なくとも日本経済はデフレ懸念の払拭が展望できる情勢に至ったと判断する」と述べた。
 しかし、2001年にITバブルが崩壊したことで、2001年2月にゼロ金利に回帰し、3月には量的金融緩和政策に踏み切った。
 植田日銀審議委員は、「まだ大きな水準の需給ギャップが存在している可能性がある」と述べて反対していた。

2.2006年7月14日:福井第29代日銀総裁(全員一致の利上げ):住宅バブル崩壊
 2006年7月14日の日銀金融政策決定会合で、福井第29代日銀総裁は、無担保コール翌日物金利を、ゼロ金利から0.25%へ引き上げ、翌年2月には0.50%へ引き上げた。
 しかし、2007年にサブプライム危機により、利下げを余儀なくされた。
 福井総裁は「超低金利が長く続くリスクということをやはり念頭に置きながら、今後しっかり物を考えていく必要がある」と述べていた。

3.2024年植田第32代日銀総裁
 2024年3月19日の日銀金融政策決定会合で、植田第32代日銀総裁は、2024年春闘での賃上げの状況を受けて、マイナス金利を解除し、イールドカーブ・コントロール(YCC、長短金利操作)を撤廃した。そして、「基調的物価上昇率がもう少し上昇すれば短期金利の水準の引き上げにつながる」と述べ、将来の追加利上げの可能性を示唆した。また、「為替相場が経済物価見通しに影響を与えるのであれば、金融政策での対処を検討する」と述べ、円安による輸入物価の上昇「第1の力」への警戒感を示した。
 7月31日の日銀金融政策決定会合では、政策金
441: [sage] 08/07(水)20:55 ID:JztqA6JU(20/24) AAS
利(無担保コール翌日物金利)が、これまでの「0-0.1%程度」から、「0.25%程度」に引き上げられた。
 そして、植田日銀総裁は記者会見で、「0.25%への利上げでも実体経済への影響は出ない。経済のショック、景気循環で日本経済に下振れが生じた場合、0.25%では対応しづらい。2006年からの前回の利上げ局面のピークである0.5%が壁になるとは認識していない」と述べた。さらに、中立金利の下限である1%を意識した見通しを示したことで、年内に1回(+0.25%=0.50%)、来年は1-2回程度で0.75%から1.00%に向けた利上げの可能性が示唆された。
 ドル円は、161.95円の高値(7/3)から141.70円(8/5)まで20.25円(▲12.5%)下落した。
 日経平均株価は、42426.77円の高値(7/11)から31156.12円(8/5)まで11270.65円(▲27%)下落した。
 8月5日の令和のブラックマンデーでは、世界市場から6.4兆ドルが消えたらしい。
442: [sage] 08/07(水)20:56 ID:JztqA6JU(21/24) AAS
米国ではクレジットカード債務に対する懸念が募る〜SMBC日興

 SMBC日興証券では米国経済に関するリポートの中で、クレジットカード債務が2024年1-3月期に前期比年率-4.9%と減少した後、4-6月期に+10.0%と増加したことに注目している。同社経済分析チーム試算による季節調整値では、1-3月期に+13.5%、4-6月期に+5.9%と13四半期連続で増加しているとのこと。SMBC日興では、超過貯蓄の費消を補う格好で、クレジットカード債務は速いペースの増加基調にあると指摘。クレジットカード債務の拡大や延滞増加が、個人消費の圧迫に今後作用する可能性があると考えている。
443: [sage] 08/07(水)20:57 ID:JztqA6JU(22/24) AAS
株価指数先物【引け後】 日銀のハト派発言で52週線を捉える

大阪9月限
日経225先物 35070 +830 (+2.42%)
TOPIX先物 2480.0 +72.5 (+3.01%)

 日経225先物(9月限)は前日比830円高の3万5070円で取引を終了。寄り付きは3万3430円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万3605円)を下回り、売り先行で始まった。しかし、直後に付けた3万3220円を安値にロングの勢いが強まり、前場中盤にかけてプラス圏を回復。買い一巡後は3万4000円〜3万4500円辺りで保ち合ったが、前場終盤にレンジを大きく上放れ、一時3万5850円まで上げ幅を広げた。後場は3万5200円〜3万5700円辺りでの推移が続き、中盤にかけて3万5820円まで買われたが、前場に付けた高値には届かず、引けにかけては持ち高調整に伴うロングの解消により3万5000円水準に上げ幅を縮めた。

 日経225先物は売り一巡後にリバウンドを強め、5日の急落局面で残したチャート上の大陰線を埋めてきた。ただし、週足チャートでは3万5780円辺りで推移する52週移動平均線を上回る場面もみられたものの明確に突破することはできず、同線が心理的な上値抵抗として意識された形である。もっとも、終盤は持ち高調整に伴うロング解消の動きが優勢だったことからも、スキャルピング中心の売買であったことが窺える。

 本日は日銀の内田真一副総裁が講演で、「金融資本市場が不安定な状況で利上げをすることはない」と述べたと伝わったことをきっかけに、リスク選好の展開となった。円相場が一時1ドル=147円台と円安に振れるなか、先物市場ではロングが強まった。なお、日経225先物は52週線までのリバウンドによって、自律反発としては達成感が意識されそうだ。また、週足のボリンジャーバンドの-2σが3万5300円辺りで推移しており、こちらも抵抗線になりやすい。

 一方で、週足の-2σおよび52週線をクリアしてくる局面では、-1σの3万6990円、中心値(13週)の3万8630円処が射程に入ってこよう。国内で追加利上げへの警戒が和らぎ、米国市場が落ち着きを取り戻してくると、ロング優勢の展開となる可能性がある。

 NT倍率は先物中心限月で14.14倍に低下した。14.19倍を付ける場面もみられたが、同水準で推移している200日線に上値を抑えられた。その後は内田副総裁の発言を受けて、TOPIX型のインデックス買いが目立つなか、一時13.99倍に低下した。14.00倍〜14.20倍辺りのレンジ推移が続いており、スプレッド狙いのトレードは限られそうだ。

 手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が3万9787枚、ソシエテジェネラル証券が3万3168枚、バークレイズ証券が7740枚、SBI証券が5966枚、JPモルガン証券が4829枚、モルガンMUFG証券が4737枚、サスケハナ・ホンコンが4251枚、ゴールドマン証券が3412枚、野村証券が3373枚、ビーオブエー証券が2943枚だった。

 TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が6万6353枚、ソシエテジェネラル証券が5万5986枚、ゴールドマン証券が1万2321枚、バークレイズ証券が1万0842枚、モルガンMUFG証券が9629枚、JPモルガン証券が7868枚、みずほ証券が5308枚、ビーオブエー証券が4917枚、サスケハナ・ホンコンが4776枚、シティグループ証券が4328枚だった。
444: [sage] 08/07(水)20:59 ID:JztqA6JU(23/24) AAS
NY為替見通し=ニューヨーク株式市場や10年債入札に要注目か

 本日のNY為替市場のドル円は、NYダウや債券市場の動向を見極めながら、パウエルFRB議長が9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ開始を示唆した後の米国10年債入札を見極める展開が予想される。

 日経平均株価の日足は、5日に過去最大の下落幅(▲4451円:▲12.4%)という大陰線に対して、6日は過去最大の上昇幅(+3217円:+10.23%)という大陽線により、底打ちを示唆する「陰の陽孕み」が示現し、7日も続伸している。懸念材料は、8月2日と5日の間に空いた「窓」が埋められていないことになる。
 NYダウの日足も5日と6日で「陰の陽孕み」(2day reversal)が示現していたことで、日経平均株価と同様の反転が見込まれる。

 リスクシナリオは、中東情勢の緊迫化、すなわち、イランによるイスラエルに対する報復攻撃、中東の地政学リスクの高まりとなる。

 NY勢による内田日銀副総裁の発言への反応にも注目しておきたい。
 ハト派的な見解としては、「金融資本市場が不安定な状況で利上げをすることはない」。
 タカ派的な見解としては、「植田総裁と自分との考えの違いはない。経済や物価が見通しに沿って展開していくのであれば、それに応じて金融緩和の度合いを調整していくことが適切」。

 パウエルFRB議長が9月FOMCでの利下げ開始を示唆し、米7月雇用統計が労働市場の悪化を示唆したことで、5日のニューヨーク債券市場では2年債の利回りが10年債を下回り、2022年7月以来の「逆イールド」現象が一時的に解消された。
 逆イールドの解消は、過去4回のリセッション直前に起きており、利下げの論拠が明確に示されたことになる。

 米連邦準備理事会(FRB)の元エコノミストであるクローディア・サーム博士が提唱した「サーム・ルール」が0.5%以上だった場合、1年以内にリセッション入りするとの説は過去50年間の7回のリセッションを完璧に予告していた。7月は0.53%へ上昇しており、景気後退入りの「炭鉱のカナリア」が鳴き止んでいる。

・想定レンジ上限
 ドル円の上値目処(めど)は、148.46円(日足一目均衡表・転換線)

・想定レンジ下限
 ドル円の下値目処(めど)は、144.29円(8/7安値)
445: [sage] 08/07(水)21:07 ID:JztqA6JU(24/24) AAS
NY株見通し−引き続き堅調か 決算発表はディズニー、CVSヘルスなど

 今晩は引き続き堅調か。昨日は過度な米景気後退懸念が和らいだことや、日本株が大幅反発したことが安心感につながり主要3指数がそろって4営業日ぶりに反発した。前日までの3営業日で2139ドル下落したダウ平均が294.39ドル高(+0.76%)と反発し、S&P500とナスダック総合もそれぞれ1.04%高、1.03%高となった。業種別では不動産を筆頭にS&P500の全11セクターが上昇し、前日に一時65ポイント台まで上昇したVIX指数は27.71ポイントに低下した。引け後の動きでは決算が嫌気されたスーパー・マイクロ・コンピューターとエアビーアンドビーが時間外でそれぞれ13%安、16%安と急落した。

 今晩は引き続き堅調か。アジア時間で日銀の内田副総裁が「金融資本市場が不安定な状況で利上げをすることはない」と述べたことを好感し、日経平均が1000円以上上昇し、ドル円も147円台後半まで上昇している。先週の日銀の利上げを受けて強まった円キャリートレードの巻き戻しの動きが一服することが期待され、米国株にも安心感が広がることが期待される。ナスダック先物はプレ・マーケットで1%以上上昇しており、ハイテク株を中心に続伸が期待できそうだ。

 今晩の米経済指標・イベントはMBA住宅ローン申請指数、6月消費者信用残高、米10年債入札など。企業決算は寄り前にウォルト・ディズニー、ラルフ・ローレン、CVSヘルス、引け後にオキシデンタル・ペトロリアム、ワーナー・ブロスなどが発表予定。
446: [sage] 08/08(木)07:31 ID:PTTjlwVM(1/12) AAS
日経平均株価テクニカル分析−不安定さ残るも連続陽線で35000円を回復

 日経平均株価は続伸。寄り付きからの売りが一巡した後は徐々に下げ幅を縮小し、プラス圏に浮上した後には上げ幅が1000円を超える場面があった。相変わらず不安定な動きが続いているが、連続陽線で35000円台を回復して終えた。
 RSI(9日)は前日の33.7%→39.2%(8/7)に上昇。7/31の水準を上回り、ダブルボトムのようなパターンとなった。5日移動平均線(35051円 8/7)を上回る場面が続いたが、終値ベースでは同線付近まで押し戻される格好となった。ただ、5日の長大陰線、6日の陽線の中心付近から切り返した点はポジティブに評価できよう。上方のマド埋めと5日移動平均線を終値で超えられるかが目先の焦点となる。

 週足の一目均衡表では週初に雲の下限(32748円 同)を下回ったが、前日からのリバウンドで雲の上限(35189円 同)に近い水準まで回復した。ある意味、いったん頭打ちが意識される水準でもあるが、週間終値ベースで雲の上限以上に戻せるかが焦点となる。52週移動平均線(36002円 同)上も回復できれば、一時的に38000円処まで伸びる可能性が高まる。
 日足ベースの上値メドは、200日移動平均線(36880円 同)、8/1安値(37737円)〜心理的節目の38000円、75日移動平均線(38785円 同)などが考えられる。下値メドは、8/5安値(31156円)、2023年10/4安値(30487円)や心理的節目の3万円、心理的節目29500円や29000円などがある。
447: [sage] 08/08(木)07:32 ID:PTTjlwVM(2/12) AAS
米10年債入札、最高落札利回り3.960% 米財務省

 米財務省によると、10年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが3.960%、応札倍率(カバー)が2.32倍となった。
448: [sage] 08/08(木)07:33 ID:PTTjlwVM(3/12) AAS
AA省
449: [sage] 08/08(木)07:34 ID:PTTjlwVM(4/12) AAS
た。半面、減益決算を発表したコメルツ銀行(3.72%安)は大きく売られた。

・欧州債券相場は下落。株高を受けて、相対的に安全資産とされる独国債には売りが出た。
450: [sage] 08/08(木)07:35 ID:PTTjlwVM(5/12) AAS
NYマーケットダイジェスト・7日 株失速・金利上昇・円下げ渋り

(7日終値)
ドル・円相場:1ドル=146.68円(前営業日比△2.34円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=160.22円(△2.43円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0922ドル(▲0.0009ドル)
ダウ工業株30種平均:38763.45ドル(▲234.21ドル)
ナスダック総合株価指数:16195.80(▲171.05)
10年物米国債利回り:3.94%(△0.05%)
WTI原油先物9月限:1バレル=75.23ドル(△2.03ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=2432.4ドル(△0.8ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数
(前週比)   6.9%      ▲3.9%
6月米消費者信用残高
       89.3億ドル   139.5億ドル・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は続伸。内田真一日銀副総裁が東京時間に「市場が不安定な状況で利上げをすることはない」「当面現在の水準で金融緩和をしっかりと続けていく必要がある」と述べ、追加利上げに慎重な見解を示すと、本日の東京市場では日経平均株価が続伸し、円売り・ドル買いが優勢に。一時147.90円まで大幅に値を上げた。
 ただ、NY市場に入ると上昇は一服し、147.00円を挟んだもみ合いの展開に終始した。米長期金利の指標となる米10年債利回りが3.97%台まで上昇したことに伴う円売り・ドル買いが出た半面、米国株相場の反落を受けた円買い・ドル売りが入ったため相場は一進一退の展開となった。

・ユーロドルは小幅ながら続落。本日NYカット(日本時間23時)に行使期限を迎えるオプションが1.0905ドルや1.0920ドル、1.0925ドルに観測されていただけに、しばらくは1.09ドル台前半でのもみ合いに終始した。ただ、23時を過ぎるとユーロ買い・ドル売りがじわりと強まり、0時30分前に一時1.0937ドルと日通し高値を更新した。ただ、米国株相場が失速すると徐々に上値が重くなり下げに転じた。
 もっとも、今日の安値はアジア時間に付けた1.0906ドルで値幅は0.0031ドル程度と小さかった。

・ユーロ円は9日ぶりに反発。欧州株相場の上昇を背景に投資家の過度なリスク回避姿勢が和らぐと円売り・ユーロ買いが先行。0時過ぎに一時161.44円と本日高値を更新した。ただ、一時は480ドル超上昇したダウ平均が下げに転じるとユーロ円にも売りが出て160.20円付近まで下押しした。ナイト・セッションの日経平均先物も大証終値比620円高の3万5690円から720円安の3万4350円まで一転下落した。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。足もとで不安定な動きを続けていた日経平均株価が続伸すると、投資家心理が改善し買いが先行。指数は一時480ドル超上昇した。ただ、米長期金利が上昇する中で買いの勢いは続かず、NY午後に入ると下げに転じた。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反落。米長期金利が上昇したことで高PER(株価収益率)のハイテク株には売りが出た。

・米国債券相場で長期ゾーンは続落。欧州債相場の下落を受けて米国債にも売りが先行。10年債入札の結果が「低調」と受け止められたことも相場の重しとなった。

・原油先物相場は続伸。EIA週間在庫統計が発表され、2種連続で原油の大幅在庫取り崩しが明らかになったことを背景に、需給ひっ迫懸念から買いが優勢となった。

・金先物相場は4日ぶりに小反発。米利下げ観測を背景に買いが強まり、一時2447.3ドルまで上昇したが、一巡後は戻り売りに
451: [sage] 08/08(木)07:36 ID:PTTjlwVM(6/12) AAS
押されるなど上値は限られた。
452: [sage] 08/08(木)07:37 ID:PTTjlwVM(7/12) AAS
7日の主な要人発言(時間は日本時間)

7日10:34 内田真一日銀副総裁
「景気は緩やかに回復しており、先行きも潜在成長率上回る成長続ける」
「経済や物価が見通しに沿って展開していくなら、金融緩和度合いの調整が必要」
「円安修正は政策運営に影響する」
「当面、現在の水準で金融緩和をしっかりと続ける必要」
「金融市場が不安定な状況で利上げをすることはない」
「米国経済はソフトランディングする可能性が高い」
「最近の内外の金融資本市場の動きは極めて急激」
7日14:46
「日銀の政策変更に伴う円安修正、株価下落の要因の一つ」
「市場の変動の影響注視し、そのことを政策に反映していくのは当然」
「植田総裁と自分との考えの違いはない」
「為替は動くもので、それ自体が経済・物価見通しをどう変えていくかは確定的なこと言いづらい」
「為替の日々の動きにコメントするのは適切ではない」 
「緩やかなパスで利上げできる状態は、時期選べる点でアドバンテージ」
「一定のペースで金利上げていかないとビハインド・ザ・カーブになるわけではない」
「中立金利などの特定の金利水準を意識しているわけではない」

7日20:52 三村淳財務官
「マーケットの不安定な状況は緊張感を持って注視する必要」
「為替は特定の水準ではなくボラティリティを見ている」
「為替はファンダメンタルズを反映し、安定推移が望ましい」
「(介入に関して)人が変わったから政策変わるものではない」

7日21:12 レーン・フィンランド銀行(中央銀行)総裁
「インフレが鈍化傾向にある限り、利下げは妥当」

※時間は日本時間
453: [sage] 08/08(木)07:37 ID:PTTjlwVM(8/12) AAS
AA省
454: [sage] 08/08(木)08:05 ID:PTTjlwVM(9/12) AAS
株価指数先物【寄り前】 スキャルピング中心の売買が継続

大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 34350 -720 (-2.05%)
TOPIX先物 2442.0 -38.0 (-1.53%)
シカゴ日経平均先物 34370 -700
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 7日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。日銀の内田真一副総裁のハト派発言を受けて円相場が1ドル=147円台に下落し、円キャリー取引の急速な巻き戻しが落ち着いたとの見方が安心感を誘い、NYダウは一時480ドル上昇した。だが、10年債入札が不調だったことで米長期金利が上昇し、午後に入りNYダウは急速に上げ幅を縮め、下落に転じた。また、決算発表が本格化するなか、予想を下回る決算を発表したアムジェン<AMGN>が5%安となり、NYダウの重荷となった。S&P500業種別指数はテクノロジー・ハード・機器、家庭用品・パーソナル用品、公益事業が上昇した一方で、半導体・同製造装置、自動車・同部品、消費者サービスが下落。

 シカゴ日経平均先物(9月限)清算値は、大阪比700円安の3万4370円だった。日経225先物(9月限)のナイトセッションは日中比400円安の3万4670円で始まり、その後はロング優勢から上昇に転じており、3万5230円〜3万5590円辺りで保ち合いを継続。中盤にかけて3万5690円まで買われたが、買い一巡後は軟化し下落に転じると3万4350円まで売られた。売り一巡後に3万4800円辺りまで下げ幅を縮める場面もみられたが、終盤にかけて売り直される形となり、3万4350円とナイトセッションの安値で取引を終えた。

 日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り優勢で始まりそうだ。7日の日中取引で一時3万5850円まで買われ、52週移動平均線(3万5760円)を上回る場面もみられたがキープできず、同線が抵抗線として意識される形だった。ナイトセッションでも同線を捉えることができず、週足のボリンジャーバンドの-2σ(3万5030円)も維持できなかった。これにより週足の-3σ(3万3250円)と-2σとのレンジ推移が続く形になりそうだ。

 また、米国では前日にリバウンドをみせていたエヌビディア<NVDA>は5%超下落し、75日線が心理的な抵抗線となっている。ナスダック指数も自律反発の域は脱せず、前日のリバウンド分を帳消しにした。そのため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均型の重荷になりそうである。

 昨日の日経225先物は830円高となったが、日中値幅は3000円(ナイトセッションを含む)を超えた。7日の取引終了後のナイトセッションでも1300円を超えている。ボラティリティが上昇するなかでは急激な価格変動によってヘッジ対応の動きも加わるため、トレンドが強まりやすい。積極的にポジションを積み上げることは難しく、スキャルピング中心の売買が続きそうだ。また、CTA(商品投資顧問)によるボラティリティトレードも活発化しやすく、荒い値動きには引き続き注意が必要だ。そのため、オプション権利行使価格の3万3000円から3万5000円と広めのレンジを想定する。

 昨日のNT倍率は先物中心限月で14.14倍に低下した。14.19倍を付ける場面もみられたが、同水準で推移している200日線に上値を抑えられた。その後は内田副総裁の発言を受けてTOPIX型のインデックス買いが目立つなか、一時13.99倍に低下した。足もとでは14.00倍〜14.20倍辺りでのレンジ推移が続いている。本日はややTOPIX型優位の展開が見込まれるが、大きく低下する局面ではその後のリバランス狙いになりそうだ。

 7日のVIX指数は27.85(前日は2
455: [sage] 08/08(木)08:06 ID:PTTjlwVM(10/12) AAS
7.71)に上昇した。一時29.76まで上昇する場面もみられたが、直近の急変動からは落ち着きがみられてきた。依然として20.00を上回ってはいるものの、過度なリスク回避姿勢が和らぐ可能性に期待したい。
456: [sage] 08/08(木)08:23 ID:PTTjlwVM(11/12) AAS
東京為替見通し=1週間弱で前提条件外れた日銀、本日も荒い値動きになるか

 昨日の海外市場でのドル円は、147.00円を挟んだもみ合いの展開に終始した。米10年債利回りが3.97%台まで上昇したことに伴う円売り・ドル買いが出た半面、米国株相場の反落を受けた円買い・ドル売りが入ったため相場は一進一退の展開となった。ユーロドルは1.09ドル前半で小幅な値動きだった。

 昨日、内田日銀副総裁が函館市の金融懇談会で発表した「最近の金融経済情勢と金融政策運営」で、副総裁は「円安を受けて輸入物価が再び上昇に転じていることを踏まえて、0〜0.1%よりも 0.25%程度の金利水準の方が、よりリスクに中立的で、適切であると判断した」と利上げの理由を述べた。しかしながら、その一方で今後の利上げ条件に付いて前提として「経済・物価の見通しが実現していくとすれば」という条件が付いていることを説明。「ここ1週間弱の株価・為替相場の大幅な変動が影響」と僅か1週間の株価の大暴落と、ドル円の急落で早くも前提条件が変わりつつあるとの見解を示した。

 内田副総裁の発言で市場に一番影響を与えたのが、「わが国の場合、一定のペースで利上げをしないとビハインド・ザ・カーブに陥ってしまうような状況ではない」と述べ、「したがって、金融資本市場が不安定な状況で、利上げをすることはない」と断言してしまったことだ。

 内田日銀副総裁が述べたように、「市場の変動の影響注視し、そのことを政策に反映していくのは当然」なのは確かだ。しかし、7月の会合から昨日までの経済指標は6月の毎月勤労統計調査こそは発表されたが、その他には特段市場が注目する本邦の経済指標等の発表がなかった。それにも関わらず、1週間も経たずに前提条件に合致しなくなったと判断されたことは市場にとってはサプライズだろう。

 「不安定な状況」は、米国の経済指標の悪化などがあったとはいえ、植田日銀総裁が市場予想よりもタカ派に転じたことにより起きたこと。決して市場が大袈裟に反応したわけではなく、日銀が市場とのコミュニケーションが全くとれていないと言える。

 内田副総裁の発言を受け、昨日のドル円は早朝の安値から3円60銭を超えるドル高・円安、株式市場は2000円の値幅で振れる結果となった。市場の安定性を保つべき中央銀行のコミュニケーション能力不足で流動性が崩壊し、海外からも「日銀の信頼性が損なわれつつある(Bank of Japan credibility is looking strained)」と評価されている。本日も傷んでしまったマーケットの中でドル円は些細なニュース等で、再び荒い値動きになることが予想される。

 ドル円を支えとしては、昨日の内田副総裁のハト派発言のほか、皮肉なことに中銀の信頼性の欠如も円安要因になりそうだ。もともと7月の利上げは政治的な圧力が主要因という声もある中で、昨日は内田副総裁だけではなく、井藤金融庁長官が日本テレビとのインタビューで投資について「長期の目線」で対応と述べるなど、株安の火消しに走っている。今回の内田副総裁の発言も、植田総裁が株価の乱高下について閉会中審査の出席を求められていることで、「日銀サイドも政府の意向を組んで株安を阻止しようとしている」とのうわさもあるほどだ。

 一方でドル円の上値を抑えるのは、新NISA導入による強い株買いトレンドの勢いが完全に削がれてしまったこと。また、ドル円のロングがいまだに捌けていないこと、本邦勢の想定為替レートを意識したドル売りが出やすいことなどが挙げられる。株安の流れが落ち着けば日銀が再び利上げに向かうとの予想も依然
457: [sage] 08/08(木)08:24 ID:PTTjlwVM(12/12) AAS
多いことも、ドル円の上値を抑えそうだ。

 本日の東京市場では、6月国際収支や7月の景気ウオッチャー調査が発表される。また、通常は注目される7月30−31日に行われた日銀金融政策決定会合における主な意見が公表されるが、内田副総裁がすでに1週間前の見解を変更していることで、直近の会合の意見も意味をなさないものになるだろう。

 円以外の通貨では、オセアニア通貨に注目。日本時間正午前にブロックRBA(豪準備銀行)総裁が講演を行う。RBAは前回の理事会でも利上げについて協議されるなど、日銀同様に利上げの可能性もある数少ない中銀でもあることで、総裁の見解が注目される。また、日本時間正午にはニュージーランド準備銀行(RBNZ)が2年インフレ予想を発表する。RBAと違いハト派寄りの同中銀だが、来週の金融政策委員会(MPC)を前にインフレ予想に変化が生じればNZドルも動意づきそうだ。なお、前回の予想は2.33%まで低下している。
458: [sage] 08/08(木)11:53 ID:WsoTs5R0(1/12) AAS
【よろずのつぶやき by Wada】落ち着きどころ

 昨日の海外市場では、ドル円はアジア時間の急騰後のポジション調整といったところ。株価につれるかたちで147.00円を挟んだ上下に振幅幅の大きい方向感のない動きとなっています。欧州時間には146.10円まで下押ししたものの、NY時間に入ってからは147.68円まで買戻し。引けにかけては再び146.66円まで下押すなど、相変わらず値幅を伴った動きが繰り返されることになりました。

 アジア時間に入ってからは、日経平均先物が1100円を超える大幅な下落となるなか戻り売りが先行。一時145.44円まで下押ししたものの、株価が下げ幅を縮めるにつれて146.75円まで買戻されているといったところです。

 いずれにしても、市場は「株価を中心に落ち着きどころを探す」なかで、右往左往しているわけで、まだまだ目先の方向性さえもつかめないでいます。チャート的には、週足の一目雲上限が位置する145.83円が引き続き重要なポイントとして意識されていますが、昨日の内田日銀副総裁からの日銀の本音を確認した市場は、とりあえず、当局の後始末の意図を汲みつつ、市場自身が自ら正常化の道を探っていくしかないのかもしれません。
459: [sage] 08/08(木)12:03 ID:WsoTs5R0(2/12) AAS
株価指数先物【昼】 下へのバイアスが弱まってきた

 日経225先物は11時30分時点、前日比110円高の3万5180円(+0.31%)前後で推移。寄り付きは3万3760円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万4370円)を下回り、売り先行で始まった。ただし、直後に付けた3万3750円を安値にロングの勢いが強まり、現物の寄り付き時には3万4800円を回復し、買い一巡後は3万4200円〜3万4800円辺りでの推移を継続。終盤にかけてレンジを上放れプラスに転じると、一時3万5210円まで買われる場面もみられた。

 日経225先物はナイトセッションの安値を大きく下回ってのスタートとなったが、早い段階でショートカバーを誘う形となった。日銀の追加利上げ観測が後退しており、下へのバイアスも弱まってきたようだ。また、昨夕決算を発表したレーザーテック <6920.T> [東証P]がストップ高まで買われたことも、センチメント改善につながっただろう。ただし、週足のボリンジャーバンドの-2σが3万5320円辺りで推移しており、同水準での上値の重さが意識されてくるようだと、引けにかけては持ち高調整に伴うロング解消の動きが警戒されやすいため、引き続き、スキャルピング中心の売買になろう。

 NT倍率は先物中心限月で14.09倍に低下した。一時13.95倍まで下げる場面もみられたが、その後は14.00倍〜14.20倍の直近のレンジ内での推移となった。レンジを放れてくる局面においては、その後のリバランス狙いが有効のようだ。
460: [sage] 08/08(木)12:14 ID:WsoTs5R0(3/12) AAS
NZ2年先のインフレ期待、+2.03%に下方修正

 NZ準備銀行(RBNZ)は四半期調査を公表し、1年先のインフレ期待を+2.40%(前回は+2.73%)、2年先のインフレ期待を+2.03%(前回は+2.33%)とした。
461: [sage] 08/08(木)15:29 ID:WsoTs5R0(4/12) AAS
ロンドン為替見通し=株価動向を受けたリスク許容度や米金利にらんだ流れ続くか

 ロンドンタイムは、欧州通貨の動意につながりそうなユーロ圏などの経済指標発表は予定されていない。欧州株や米株先物の動きを受けたマーケットのリスク許容度や、米金利動向をにらんだ対ドルでの振れを追う流れが続くか。

 東京タイム昼頃の米株先物は、昨日の米現物株反落の後を受け、昨日比で小高い程度のさえない推移。時間外取引において米金利が昨日上昇した流れを一服させていることは対ドルで欧州通貨を下支えする一因になるかもしれないが、リスクセンチメントが強まらないなか欧州通貨の上値は限定的だろう。

 一方、ユーロドルの一目均衡表・基準線が切り上がって同・転換線1.0893ドルと重なり、下押し局面のサポートがしっかりしてきたことは好感したい。目先的な下振れ余地は昨日まで基準線が位置していた1.0872ドルにも近い1.0880ドル前後で推移する21日移動平均線付近までみておいたほうが無難であるものの、テクニカル分析面からすれば一定の底堅さが期待できる状態といえる。

想定レンジ上限
・ユーロドル:5日高値1.1008ドル。

想定レンジ下限
・ユーロドル:1.0880ドル前後で推移する21日移動平均線付近。
462: [sage] 08/08(木)15:30 ID:WsoTs5R0(5/12) AAS
AA省
463: [sage] 08/08(木)23:10 ID:WsoTs5R0(6/12) AAS
【市場の目】中国、7月貿易統計は「駆け込み」の動きを反映している模様

第一生命経済研究所経済調査部主席エコノミスト・西?M徹氏

中国、7月貿易統計は「駆け込み」の動きを反映している模様
先行きは輸出入双方に下押し圧力が掛かりやすい展開となる可能性は高まっている

 足下の中国経済は幅広く内需が力強さを欠くなか、景気は外需への依存度を強める展開が続いてきた。しかし、欧米などは関税引き上げによる対中輸入制限の動きを強化しているほか、米国による対ロ制裁によりロシア向け輸出も影響を受ける動きもみられる。世界的な分断の動きを反映して世界貿易は萎縮するなど新興国景気の足かせとなる懸念もあり、中国の外需を取り巻く環境は厳しさを増していると捉えられる。

 中国の輸出は前年に下振れした反動で前年比の伸びは堅調に推移し、7月も前年比+7.0%となったが、前月比は2ヶ月連続で減少するなど頭打ちしている。欧米向けは制限強化を前にした駆け込みの動きが押し上げ要因となる一方、世界貿易の萎縮の動きが輸出全体の重石となっている。先行きは新興国のなかにも対中輸入制限に動く流れが広がっており、輸出を取り巻く環境は一段と厳しさを増す可能性が高い。

 一方の輸入は内需の弱さが重石となる展開が続いてきたが、7月は前年比+7.2%と2ヶ月ぶりに前年を上回った。前月比も3ヶ月ぶりの拡大に転じており、米国による半導体規制を警戒した関連輸入拡大の動きが輸入を押し上げている。また、素材・部材などの輸入の堅調さもうかがえるが、中国国内で在庫が積み上がる動きがみられるなか、先行きについては輸入も輸出同様に下押し圧力が強まる可能性がある。

 足下の人民元相場は米ドル高一服を反映して底入れしており、輸出競争力の低下が懸念される。他方、輸入インフレ圧力の後退は川上段階を中心とするディスインフレ圧力を強めると予想される。中銀にとっては人民元安懸念の後退を受けて一段の金融緩和のハードル低下が期待されるが、金融市場に不透明さがくすぶるなかで人民元相場が変動する可能性もあり、当局の動きに過度な期待を抱くことは難しいであろう。
464: [sage] 08/08(木)23:11 ID:WsoTs5R0(7/12) AAS
【相場の細道】MPC、5羽のハトが利下げ主張

「利下げが速過ぎたり大幅過ぎたりしないよう注意する必要ある」(ベイリーBOE総裁)

1.イングランド銀行金融政策委員会(MPC)(2024年8月1日)
 8月1日、イングランド銀行は、政策金利を5.00%に引き下げることを決定した。
 金融政策委員会9人のうち4人が据え置き(5.25%)に賛成し、5人が利下げ票を投じた。

【ハト派:利下げ主張】インフレが持続するリスクの緩和に一定の進展があった
・ラムスデンBOE副総裁(57会合):利上げ主張16回・利下げ主張4回・据え置き37回
・ディングラ委員(15会合):利上げ主張2回・利下げ主張4回・据え置き9回
・ベイリーBOE総裁
・ロンバルデリ新BOE副総裁(金融政策担当)
・ブリーデンBOE副総裁

【タカ派:据え置き主張】基調的なインフレが予想より根強く、成長率も予想以上である
・ピル英MPC委員・チーフエコノミスト
・ハスケル英MPC委員
・マン英MPC委員
・グリーンMPC委員

■声明
「金融政策による景気抑制の適切な度合いを各会合で決定する」
「英国のインフレ率は望ましい水準に戻ったが、基調的な物価の上昇圧力は引き続き不快なほど高い」
「総合インフレ率は年末までに2.7%まで上昇し、それ以降は賃金とサービス価格の動向次第」
「インフレリスクは予測対象期間を通じて上方向に傾いている」
「インフレ率が中期的に2%の目標に戻ることへのリスクが一段と解消されるまで、十分に長い期間にわたって景気抑制的な金融政策を続ける必要がある」

■ベイリーBOE総裁
「世界の他の主要中銀と同様に慎重な姿勢を示し、英中銀は政策緩和を急ぐ必要はない」
「インフレ圧力は十分に緩和されため、本日利下げを行うことができた。しかし、インフレが確実に低水準にとどまり、利下げが速過ぎたり大幅過ぎたりしないよう注意する必要がある」
「当局は今後の会合の各回で、状況を検証し事実に対応する」
「今後の金利動向について個人的な見方を述べることはしない。常にそうであるように、会合ごとに決定する」
「十分に自信を深めており、景気抑制の度合いを少し減らすことができると考えている」

2. イングランド銀行の経済・物価見通し
・2024年の成長率予想:+1.25%(※2月時点の+0.5%から上方修正)
・インフレ予想:インフレ目標2%を下回ると予想
2年後:+1.7% (5月時点+1.9%)
3年後:+1.5% (5月時点+1.6%)
465: [sage] 08/08(木)23:12 ID:WsoTs5R0(8/12) AAS
株価指数先物【引け後】 徐々に落ち着くなか、押し目狙いのロング対応に

大阪9月限
日経225先物 34780 -290 (-0.82%)
TOPIX先物 2458.5 -21.5 (-0.86%)

 日経225先物(9月限)は、前日比290円安の3万4780円で取引を終了。寄り付きは3万3760円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万4370円)を下回り、売り先行で始まった。ただし、直後に付けた3万3750円を安値にロングの勢いが強まり、現物の寄り付き時には3万4800円を回復し、買い一巡後は3万4200円〜3万4800円辺りで推移。前場終盤にかけてレンジを上放れてプラスに転じると、後場の取引開始時には3万5380円まで買われる場面もみられた。だが、後場は持ち高調整に伴うロング解消が優勢となり、再び下げに転じると3万4800円〜3万5000円処での推移が続いた。

 日経225先物はナイトセッションの安値を大きく下回ってスタートしたが、早い段階でショートカバーを誘う形となった。日銀の追加利上げ観測が後退しており、下へのバイアスも弱まってきたようだ。また、昨夕決算を発表したレーザーテック <6920.T> [東証P]がストップ高まで買われたことも、センチメントの改善につながったとみられる。

 ただし、週足のボリンジャーバンドは-2σが3万5160円辺りに下がってきたが、結果的にはこれに上値を抑えられる形での値動きである。52週移動平均線が位置する3万5770円辺りも抵抗線として意識されており、同水準に接近する局面では、戻り待ち狙いのショートが入りやすいだろう。

 また、本日も後場は弱含みとなっており、スキャルピング中心の売買のなかでは、引けにかけて持ち高調整に伴うロングの解消が強まりやすいようだ。グローベックスの主要な株価指数先物が小幅ながらマイナス圏で推移していたこともあり、打診的な動きとしてもオーバーナイトのポジションを取りに行く参加者は限定的だろう。

 本日はレーザーテックがストップ高となったが、明日以降の動向も注目される。また、引け後には東京エレクトロン <8035.T> [東証P]が2025年3月期第1四半期決算を発表した。コンセンサスを上回る進捗だったほか、通期予想を上方修正した。配当予想も増額修正しており、日経平均型へのプラス寄与が期待されそうだ。

 日経225先物の本日の値幅は1630円(ナイトセッションを含む)だった。依然として1000円を超す変動幅だが、5日の過去最大の下落時の変動幅(5420円)、6日(3770円)、7日(3020円)から収束してきている。キャリートレードによる巻き戻しも一巡したとみられ、スタンスとしては押し目狙いのロング対応となろう。

 NT倍率は先物中心限月で14.14倍と横ばいだった。一時13.95倍まで下げる場面もみられたが、その後は14.00倍〜14.20倍の直近のレンジ内での推移だった。レンジを放れてくる局面では、その後のリバランス狙いが有効のようだ。

 手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が2万5590枚、ソシエテジェネラル証券が2万4356枚、SBI証券が5006枚、バークレイズ証券が4367枚、JPモルガン証券が2839枚、ゴールドマン証券が2737枚、サスケハナ・ホンコンが2418枚、野村証券が2134枚、モルガンMUFG証券が1641枚、ビーオブエー証券が1447枚だった。

 TOPIX先物はABNクリアリン証券が4万1363枚、ソシエテジェネラル証券が3万5523枚、バークレイズ証券が7960枚、モルガンMUFG証券が7901枚、JPモルガン証券が6666枚、ゴールドマン証券が6653枚、ビーオブエー証券が3889枚、サスケハナ・ホンコンが3068枚、みずほ証券が2072枚、BNPパリ
466: [sage] 08/08(木)23:12 ID:WsoTs5R0(9/12) AAS
バ証券が1757枚だった。
467: [sage] 08/08(木)23:13 ID:WsoTs5R0(10/12) AAS
NY為替見通し=ドル円、新規失業保険申請件数に注目

 本日のドル円は東京タイムで日本株の動向を眺めながら動きとなり、145.44円まで下押し後一時146.87円まで反発した。欧州勢参入後は株価の動向を睨みながら、146円を挟んで上下し方向感は鈍い。週前半よりは値動きがやや落ち着いたが、依然としてボラティリティが高く神経質な動きが続いている。日米株価の値幅を伴った動きが続いており、最近ドル円と株の相関が強く、本日も日米株価指数の動向に注目。

 7月の日銀金融政策決定会合、会合後の植田日銀総裁のタカ派寄り発言を受けて円キャリートレードの解消が強まった。そして先週末の米雇用統計と週明けの日本株の暴落でこの動きが加速し、円キャリートレードの巻き戻しはだいぶ進んでいる。また、日銀のタカ派への見方は昨日の内田日銀副総裁の発言で後退した。日銀の金融政策見通しに不確実性が強まり、足もとでドル円は売買が交錯し神経質な動きが続きそうだ。

 先週末に発表された米7月雇用統計が予想以上に悪化したことで、景気後退(リセッション)懸念も強まっており、本日発表予定の新規失業保険申請件数にも普段より注目度が高くなっている。ドル円のボラティリティが高く、手がかり以上の反応を示し値動きが大きくなる可能性がある。

・想定レンジ上限
 ドル円、本日これまでの高値146.87円や7日の高値147.90円が上値めど。

・想定レンジ下限
 ドル円、本日これまでの安値145.44円や7日安値144.29円が下値めど。
468: [sage] 08/08(木)23:14 ID:WsoTs5R0(11/12) AAS
NY株見通し−神経質な展開か 経済指標は新規失業保険申請件数など

 今晩は神経質な展開か。昨日は上昇してスタートしたものの、米10年債利回りが上昇したことや、地政学リスクが意識されたこと、円キャリートレードの巻き戻しが再び強まることへ警戒感などから引けにかけて売りが優勢となった。ダウ平均は一時480ドル高まで上昇したが234.21ドル安(-0.60%)と一日の安値圏で終了し、S&P500も1.73%高まで上昇後、0.77%安で終了。ハイテク株主体のナスダック総合は2.10%高まで上昇後、1.05%安で修了。主要3指数がそろって反落した。週初からの3日間では、ダウ平均が2.45%安、S&P500が2.75%安、ナスダック総合が3.46%安となり、ダウ平均が2週続落ペース、S&P500とナスダック総合が4週続落ペースとなった。投資家の不安心理を示すVIX指数は月曜日に一時65.73ポイントまで上昇後、昨日は一時21.97ポイントまで低下したが、27.85ポイントで終了した。

 今晩は神経質な展開か。中東をはじめとする地政学リスクが引き続き意識されるほか、日銀の利上げをきっかけとした円キャリートレードの巻き戻しへの警戒感もあり、上値の重い展開が予想される。先週金曜日に発表された米7月雇用統計が予想以上に悪化したことで、景気後退(リセッション)懸念も強まっており、寄り前に発表される新規失業保険申請件数にも注目が集まりそうだ。

 今晩の米経済指標・イベントは新規失業保険申請件数のほか、6月卸売在庫、米30年債入札など。このほか、バーキン米リッチモンド連銀総裁の講演も予定されている。企業決算は寄り前にイーライ・リリー、引け後にギリアド・サイエンシズ 、パラマウント・グローバルなどが発表予定。
469: [sage] 08/08(木)23:15 ID:WsoTs5R0(12/12) AAS
日銀は少なくとも4カ月は様子見か-SMBC日興証券

 SMBC日興証券では、内田日銀副総裁の8月7日の講演を受けて、円高傾向、高ボラティリティが続く間は利上げを見合わせるとしつつ、展望リポートの見通しに下振れ圧力がかからないことが確認できれば利上げを継続するという日銀の基本スタンスは変わっていないと判断している。SMBC日興では従来から、米国がリセッションに陥る状況で日銀が中立金利に向けて利上げを継続することは困難と考えてきた。次回利上げの可否を判断するタイミングは、最短でも12月19日の会合になるとみている。米国の経済や為替市場を様子見する時間は4カ月もある。大きな仕事を終えた日銀にとって、当面は何も決めないでいい期間になるとSMBC日興では考えている。
470: [sage] 08/09(金)07:20 ID:dSP4ZG5f(1/21) AAS
日経平均株価テクニカル分析−陽線が続き、5日線上を回復

 日経平均株価は反落。5日移動平均線(34392円 8/8)付近で下げ渋った後は上値を試す展開となったが、前日高値(35849円)を前に伸び悩んだ。
 RSI(9日)は前日の39.2%→39.0%(8/8)に横ばい。前日の段階で7/31の水準を上回り、ダブルボトムのようなパターンとなっている。次は50%超えにつながるかが焦点であり、5日移動平均線上から反発力を一段と強められるかどうか。
 週足の一目均衡表では週初に雲の下限(32748円 同)を下回ったが、6日からのリバウンドで雲の上限(35189円 同)に近い水準まで回復した。ある意味、いったん頭打ちが意識される水準でもあるが、あすは週間終値で雲の上限以上に戻せるかが焦点となる。52週移動平均線(35993円 同)上も回復できれば、一時的に38000円処まで伸びる可能性が高まる。
 日足ベースの上値メドは、200日移動平均線(36896円 同)、8/1安値(37737円)〜心理的節目の38000円、75日移動平均線(38755円 同)、4万円などが考えられる。下値メドは、心理的節目の33000円、8/5安値(31156円)、2023年10/4安値(30487円)や心理的節目の3万円、心理的節目29500円や29000円などがある。
471: [sage] 08/09(金)07:20 ID:dSP4ZG5f(2/21) AAS
米30年債入札、最高落札利回り4.314% 米財務省

 米財務省によると、30年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが4.314%、応札倍率(カバー)が2.31倍となった。
472: [sage] 08/09(金)07:23 ID:dSP4ZG5f(3/21) AAS
欧州マーケットダイジェスト・8日 株まちまち・円安・ドル高

(8日終値:9日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=147.36円(8日15時時点比△1.39円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=160.81円(△1.17円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0913ドル(▲0.0023ドル)
FTSE100種総合株価指数:8144.97(前営業日比▲21.91)
ドイツ株式指数(DAX):17680.40(△65.25)
10年物英国債利回り:3.978%(△0.029%)
10年物独国債利回り:2.268%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。欧州株相場の下落を背景にリスク回避目的の売りが先行すると一時145.63円付近まで値を下げたものの、アジア時間に付けた日通し安値145.44円がサポートとして働くと買い戻しが優勢に。一時は3.89%台まで低下した米10年債利回りが上昇に転じたことも相場を下支えした。
 NYの取引時間帯に入り、米労働省が発表した前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容だったことが分かると全般ドル買いが活発化。米10年債利回りが4.01%台まで上昇したこともドル買いを促し、22時30分過ぎに一時147.54円と日通し高値を更新した。その後の下押しも146.94円付近にとどまった。市場では「米景気後退が差し迫っているという見方は的外れのようだ」との声が聞かれた。

・ユーロドルは方向感に乏しい展開だった。米長期金利の低下を受けて日本時間夕刻に一時1.0945ドルと日通し高値を付けたものの、欧州株安を背景にリスク・オフのユーロ売り・ドル買いが出ると一転下落した。
 NY市場では米労働市場の底堅さを示唆する米雇用関連指標の発表を受けて、米長期金利が上昇。全般ドル買いが優勢となり、23時前に一時1.0882ドルと日通し安値を付けた。ただ、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げ、1.0916ドル付近まで持ち直している。米国株相場の上昇を受けて投資家のリスク回避姿勢が和らいだ。

・ユーロ円は上昇。しばらくはもみ合いの展開が続いていたが、NY市場に入ると強含んだ。米雇用関連指標をきっかけに米経済減速への過度な懸念が和らぐと、ダウ平均が一時680ドル超上昇するなど、米国株相場が底堅く推移。リスク・オンの円売りが優勢となり、2時30分過ぎに一時160.88円と日通し高値を付けた。
 ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は一時187.88円、豪ドル円は97.14円、NZドル円は88.55円、カナダドル円は107.36円、メキシコペソ円は7.74円まで値を上げた。

・ロンドン株式相場は3日ぶりに反落。前日の米国株や本日の日本株の下落を受けて投資家心理が悪化すると売りが先行した。ただ、本日発表の米雇用指標を受けて米景気先行きへの懸念が和らぐと、英株にも買い戻しが入り下げ幅を縮めた。セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が売られたほか、ハルマやセイジ・グループなど情報技術セクターが値下がりした。

・フランクフルト株式相場は3日続伸。前日の米国株や本日の日本株の下落を受けて投資家心理が悪化すると売りが先行したものの、引けにかけて持ち直した。この日発表の米雇用指標が労働市場の底堅さを示すと、米景気先行きへの懸念が後退。独株にも買いが入った。個別ではラインメタル(3.44%高)やザランド(2.85%高)、シーメンス(2.09%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は英国債が下落した。
473: [sage] 08/09(金)07:24 ID:dSP4ZG5f(4/21) AAS
NYマーケットダイジェスト・8日 株反発・金利上昇・円安

(8日終値)
ドル・円相場:1ドル=147.23円(前営業日比△0.55円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=160.77円(△0.55円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0919ドル(▲0.0003ドル)
ダウ工業株30種平均:39446.49ドル(△683.04ドル)
ナスダック総合株価指数:16660.02(△464.21)
10年物米国債利回り:3.99%(△0.05%)
WTI原油先物9月限:1バレル=76.19ドル(△0.96ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=2463.3ドル(△30.9ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
前週分の米新規失業保険申請件数
       23.3万件    25.0万件・改
6月米卸売売上高
(前月比)   ▲0.6%     0.3%・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は3日続伸。米労働省が発表した前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容だったことが分かると、米長期金利の上昇とともにドル買いが先行。22時30分過ぎに一時147.54円と日通し高値を更新した。その後の下押しも146.94円付近にとどまった。市場では「米景気後退が差し迫っているという見方は的外れのようだ」との声が聞かれた。
 なお、米長期金利の指標となる米10年債利回りは4.02%台まで上昇した。

・ユーロドルは小幅ながら3日続落。米労働市場の底堅さを示唆する米雇用関連指標の発表を受けて米長期金利が上昇すると全般ドル買いが先行。23時前に一時1.0882ドルと日通し安値を付けた。
 ただ、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げ、1.0919ドル付近まで下げ渋った。米国株相場の上昇を受けて投資家のリスク回避姿勢が和らいだことが相場を下支えした。

・ユーロ円は続伸。米雇用指標をきっかけに米経済減速への過度な懸念が和らぐと、ダウ平均が一時740ドル超上昇するなど、米国株相場が底堅く推移。リスク・オンの円売りが優勢となり、2時30分過ぎに一時160.88円と日通し高値を付けた。
 ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は一時187.88円、豪ドル円は97.14円、NZドル円は88.57円、カナダドル円は107.36円まで値を上げた。

・メキシコペソも堅調だった。対円で7.81円、対ドルで18.8605ペソまでペソ高が進んだ。メキシコ中銀はこの日、政策金利を現行の11.00%から10.75%へ引き下げることを決めたと発表。市場予想は据え置きと0.25%の利下げで拮抗していたが、金利発表後もペソ買いが続いた。
 なお、声明では「景気減速懸念の高まりを背景に利下げを決定」「3対2の賛成多数で利下げを決定」「インフレ率を目標の3%に持続的に収束させることに引き続き取り組む」との見解が示された。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に反発。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となり、労働市場の底堅さを示すと景気懸念が和らいだ。投資家心理が改善し幅広い銘柄に買いが集まると一時740ドル超上昇した。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も大幅反発。エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)、テスラなどが買われた。

・米国債券相場で長期ゾーンは3日続落。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となり米景気懸念が和らぐと、相対的に安全資産とされる米国債に売りが出た。

・原油先物相場は3日続伸。米労働指標の改善を受けて米景気減速懸念が後退し、石油の需要期待が高まった。中東情勢の緊迫
474: [sage] 08/09(金)07:25 ID:dSP4ZG5f(5/21) AAS
化も相場の支援材料となった。

・金先物相場は続伸。中東情勢の一段の緊迫化を背景に安全資産としての金需要が高まった。米利下げ観測も引き続き相場を支えた。
475: [sage] 08/09(金)07:25 ID:dSP4ZG5f(6/21) AAS
8日の主な要人発言(時間は日本時間)

8日08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(7月30−31日分)
「物価安定の目標の持続的・安定的な実現という観点から、政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整することが適切である」
「足もとの経済の状態は、現在の極めて低い政策金利を幾分引き上げることができる程度には良いと考えている」
「 金利を引き上げたとしても、0.25%という名目金利は引き続き極めて緩和的な水準であり、経済をしっかりと支えていく姿勢に変わりはない」
「金融政策の正常化が自己目的になってはならず、今後の政策運営については、注意深く進めていく必要がある」
「緩やかなペースの利上げは基調的な物価の上昇に応じて緩和の程度を調整するものであり、引き締め効果を持たない」
「今回の政策変更後も、物価が見通しに沿って推移するもと、前向きな企業行動の持続性が確認されていけば、その都度、金融緩和の一段の調整を進めていくことが必要」
「 市場に金利形成を委ねるため、基本的には計画に沿って、国債買入れの減額を淡々と進めていくべき」
「国債買入れの減額計画の目的は、あくまでも市場領域の回復であり、金融引き締めにあるのではない」

8日11:00 鈴木財務相
「金融政策の具体的な手法は日銀に委ねられるべき」
「内田日銀副総裁発言へのコメントは控える」
「春闘の力強い結果が徐々に賃金に反映されつつある」
「政策を総動員し、持続的・構造的な賃上げを実現したい」

8日11:49 ブロックRBA(豪準備銀行)総裁
「インフレリスクを警戒」
「必要なら利上げをためらわない」
「6日の理事会で利上げをはっきりと検討した」
「一つの経済指標に反応するわけではない」
「経済が予想よりも早く悪化した場合、金利を引き下げる」
「理事会が現在把握している情報に基づくと、金利が急速に下がるとは考えられない」

9日04:06 メキシコ中銀声明
「景気減速懸念の高まりを背景に利下げを決定」
「3対2で金利引き下げを決定」
「2024年第3四半期のインフレ率を5.2%と予測」
「2024年第4四半期のインフレ率を4.4%と予測」
「2025年第4四半期までにインフレが3%の目標に戻ると引き続き予想」

9日04:11 トランプ前米大統領
「大統領には金融政策に一定の発言権があるべきだ」
「多くの場合、私は連邦準備制度理事会(FRB)議長よりも優れた直感力を持っている」

9日04:19 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「雇用の伸びは落ち着いてきたが、まだ仕事は増え続けている」
「1、2年前に考えられていたよりも、はるかに多くの労働供給がある」
「新規採用も解雇もない、まさに現状維持の状況にある」
「状況は好転するかもしれないし、悪化するかもしれない」
「経済指標が通常の範囲に近づいてきている」
「失業率は上がることが示唆される」

※時間は日本時間
476: [sage] 08/09(金)07:26 ID:dSP4ZG5f(7/21) AAS
9日のイベントスケジュール(時間は日本時間)

<国内>
○08:50 ◇ 7月マネーストックM2

<海外>
○07:15 ◎ シュミッド米カンザスシティー連銀総裁、講演
○10:30 ◎ 7月中国消費者物価指数(CPI、予想:前年比0.3%)
○10:30 ◎ 7月中国生産者物価指数(PPI、予想:前年比▲0.9%)
○15:00 ◎ 7月独消費者物価指数(CPI)改定値(予想:前月比0.3%/前年比2.3%)
○15:00 ◎ 7月ノルウェーCPI(予想:前月比0.6%/前年比2.8%)
○16:00 ◇ 7月スイスSECO消費者信頼感指数(予想:▲36.0)
○16:00 ◇ 6月トルコ鉱工業生産
○21:00 ◎ 7月ブラジルIBGE消費者物価指数(IPCA、予想:前年同月比4.47%)
○21:00 ◇ 6月メキシコ鉱工業生産(季調済、予想:前月比0.3%)
○21:30 ☆ 7月カナダ雇用統計(予想:新規雇用者数変化2.25万人/失業率6.5%)
○10日01:00 ☆ 4−6月期ロシア国内総生産(GDP)速報値(予想:前年比4.2%)
○10日01:00 ◎ 7月ロシアCPI(予想:前月比1.1%)
○シンガポール(独立記念日)、南アフリカ(女性の日)、休場

※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
477: [sage] 08/09(金)08:09 ID:dSP4ZG5f(8/21) AAS
東京為替見通し=市場との対話失敗で流動性悪化、ドル円はレンジ内で荒い値動きか

 昨日の海外市場でのドル円は一時147.54円まで上昇した。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となり、米長期金利の上昇とともにドル買いが先行した。その後の下押しも146.94円付近にとどまった。ユーロドルは1.0882ドルまで下落後、1.09ドル前半まで切り返した。

 ドル円相場はようやく落ち着きを取り戻しつつあるが、依然として流動性は悪く、一定のレンジ内で荒い値動きになりやすいことには注意したい。

 7月31日の日銀政策決定会合後に行われた植田日銀総裁の会見で、総裁がこれまでよりも大幅にタカ派に傾いた。そして、今週7日にはこれまでタカ派とされていた内田日銀副総裁がハト派と捉えられる発言を行った。いずれの発言も、これまでの両者のスタンスとの違いは明白で、市場にとってはサプライズとなり、どのような理由があろうと正副日銀総裁が市場との対話が出来ていなかったことが乱高下を引き起こしたといえる。

 一部では、植田日銀総裁は度重なる与党要人からの利上げ圧力がかかっていたことによりタカ派に転じ、内田日銀副総裁は株の暴落に慌てた与党からの修正に応えハト派へ転換したなどの噂もある。いずれにしろ日銀に対する信頼度の低下は避けられない事態になっている。

 本日は7月のマネーストック以外には本邦からの経済指標の発表はない。そもそも、1−3月期の実質国内総生産(GDP)が大幅な下方修正、消費支出の鈍化などにもかかわらず利上げが決定された。しかしその後は、経済指標などの発表が乏しいにもかかわらずハト派発言に変わるなど、日銀の金融政策がパラダイムシフトしたと捉えられている。今後は経済指標よりも政治的圧力や株価などの動きが政策手段の変更を決定づけるとさえ言われていることで、本邦の経済指標に対しての反応は鈍いだろう。

 本日もドル円相場をけん引するのは、日経平均株価を中心とした株式市場の動向になりそうだ。5日に一時3万1156円まで暴落した日経平均だが、徐々に下げ幅を取り戻しているものの、今年前半の新NISA(少額投資非課税制度)導入時のような過熱感は完全に失われてしまった。

 昨日発表された7月29日から8月2日までの対外対内証券投資では、海外投資家が株式指数先物を含め1兆円を超す売り越しだったことも判明している。これは5日の大暴落が含まれない数値であり、海外投資家の本邦株売りはさらに進んだ可能性も高い。再び海外投資家がこれまでのような本邦の株買いや、新NISAの海外投資分の外貨買いがこれまでのように積み増されるかも定かではなくなったことで、株式市場の重さが、ドル円の上昇する勢いを削ぎそうだ。

 もっとも、昨日は米株式市場が値幅を伴って上昇していることや、米長期金利も一時4%台に乗せたこともあり、ドル円を一方的に売り込むにも材料不足とも思われる。本日は神経質な動きとなるだろうが、大きくレンジを広げるのは難しいかもしれない。

 円以外では、オセアニア通貨の値動きが注目される。米株高によりリスク選好の動きに敏感なオセアニア通貨はNY市場でほぼ高値引けしている。昨日の講演でもブロックRBA(豪準備銀行)総裁がタカ派姿勢を維持したことで、豪ドルは特に底堅さを維持した動きになりそうだ。
478: [sage] 08/09(金)08:10 ID:dSP4ZG5f(9/21) AAS
株価指数先物【寄り前】 52週線水準での攻防

大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 35700 +920 (+2.64%)
TOPIX先物 2502.0 +43.5 (+1.76%) 
シカゴ日経平均先物 35575 +795
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 8日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。米新規失業保険申請件数は前週比1万7000件減の23万3000件となり、市場予想(24万件程度)を下回った。前週に発表された7月の米雇用統計の弱い内容で高まっていた労働市場への警戒感が和らいだ。エヌビディア<NVDA>が6%を超える上昇で半導体株を牽引しており、マイクロン・テクノロジー<MU>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、アームホールディングス<ARM>などが買われた。

 また、円相場は1ドル=147円台で推移しており、キャリートレードの巻き戻しが一巡したとの見方も、安心感につながった。S&P500業種別指数はすべてのセクターが上昇しており、半導体・同製造装置、自動車・同部品、医薬品・バイオテクノロジー、メディア、運輸の強さが目立った。

 シカゴ日経平均先物(9月限)清算値は、大阪比795円高の3万5575円だった。日経225先物(9月限)のナイトセッションは日中比40円高の3万4820円で始まり、直後に付けた3万4360円を安値に切り返し、3万5000円辺りでの攻防を経て、米国市場の取引開始直前には3万5400円台を回復し日中の高値を上回った。米国市場の開始後もロング優勢の流れのなか、終盤にかけて一時3万5750円まで買われており、3万5700円とナイトセッションの高値圏で取引を終えた。

 日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い優勢で始まることになりそうだ。週足のボリンジャーバンドの-2σ(3万5580円)を上回ってきており、心理的な抵抗線である52週移動平均線(3万5790円)を捉えてくる場面がありそうだ。米国ではエヌビディアを筆頭に半導体株が買われているほか、東京市場では8日引け後に2025年3月期第1四半期決算を発表した東京エレクトロン <8035.T> [東証P]がコンセンサスを上回る進捗だったほか、通期予想を上方修正した。さらに配当予想も増額修正しており、日経平均型へのプラス寄与が期待される。

 日経225先物は52週線を上回って終えることができれば、週初の急落部分がチャート上で長い下ヒゲを残す形状になるため、底入れ感が意識されるとともに、センチメントを大きく改善させることにつながるだろう。CTA(商品投資顧問)などはロングポジションを解消し、ショートに傾いているとみられており、カバーの勢いが強まる可能性がありそうだ。

 また、日足のボリンジャーバンドでは-1σが3万5910円辺りに位置しており、同水準を捉えることができると、200日線が位置する3万6750円辺りがターゲットとして意識されてくるだろう。一方で、52週線水準での攻防から上値の重さが目立つようだと、週末要因のほか3連休に入ることもあって持ち高調整に伴うロング解消の動きが入りやすい。そのため、52週線水準を中心としたオプション権利行使価格の3万4750円から3万6750円でのレンジを想定する。依然として日中の価格変動が大きい状況ではあるが、徐々に変動幅は収束してきており、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

 昨日NT倍率は先物中心限月で14.14倍と横ばいだった。一時13.95倍まで下げる場面もみられたが、その後は14.00倍〜14.20倍の直近のレンジ内での推移となった。本日は指数インパクトの大きい値がさハイテク株が牽引する形から、レンジ
479: [sage] 08/09(金)08:10 ID:dSP4ZG5f(10/21) AAS
を上放れてくる可能性はあるだろう。ただし、14.18倍で推移する200日線が抵抗線として意識される可能性もあるため、レンジを大きく上放れる局面においては、その後のリバランス狙いに向かわせそうだ。

 8日のVIX指数は23.79(前日は27.85)に低下した。今週は5日に一時65.73まで急伸したが、直近の急変動からは落ち着きがみられてきた。依然として20.00を上回っていることから楽観視は禁物ではあるが、過度なリスク回避姿勢は和らいでいるだろう。
480: [sage] 08/09(金)12:28 ID:dSP4ZG5f(11/21) AAS
株価指数先物【昼】 3連休前でスキャルピング中心の売買

 日経225先物は11時30分時点、前日比620円高の3万5400円(+1.78%)前後で推移。寄り付きは3万5750円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万5575円)を上回り、買い先行で始まった。一時3万5920円まで上げ幅を広げたが、買い一巡後は利益確定に伴うロング解消の流れから、中盤にかけて3万5060円まで上げ幅を縮める場面もみられた。利食い一巡後は3万5000円処での底堅さが意識されるなか、終盤にかけてはロング優勢となり、3万5400円を挟んでの推移となった。

 日経225先物はエヌビディア<NVDA>など米半導体株が買われた流れを引き継ぐ形となった。また、前日にストップ高を付けたレーザーテック <6920.T> [東証P]の買いが続いたほか、上方修正を発表した東京エレクトロン <8035.T> [東証P]が買い先行で始まったことも指数を押し上げる形となった。ただし、日経225先物は寄り付き直後に3万5920円まで買われ、5日の急落部分を完全に埋めたことから、達成感が意識された。また、52週移動平均線(3万5780円)をキープできなかったことから、ロング解消に向かわせたようだ。3連休前でスキャルピング中心の売買のなか、後場は膠着感が強まりそうだ。

 NT倍率は先物中心限月で14.16倍に上昇した。指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均型を牽引するなか、一時14.25倍まで切り上げる場面もみられたが、その後は14.00倍〜14.20倍の直近のレンジ内での推移となった。
481: [sage] 08/09(金)21:30 ID:dSP4ZG5f(12/21) AAS
【よろずのつぶやき by Wada】落ち着きを取り戻しつつ

 昨日のドル円は、欧州時間に欧州株の下落などを受けて一時145.63円まで値を下げる場面もみられましたが、NY時間に入って米新規失業保険申請件数が予想よりも強い数字となると米長期金利が大幅な上昇。つれるかたちで一時147.54円まで値を上げました。その後の下押しも146.94円までと限定的。米30年債入札が3.1bpの大幅なテール発生となる、昨年11月以来の不調な結果に終わると、再び米長期金利が上昇。147.44円まで買戻されました。

 本日のアジアでは、東京が3連休前の実質ゴトー日ということもあり、朝方から実需勢の買いが先行。昨日高値の147.54円を上抜けて一時147.82円まで値を上げる場面もみられましたが、7日の高値147.90円が戻りの目処として意識されたほか、高く寄付いた日経平均が上げ幅を縮めると147.03円まで下押し。ただ、ランチタイムに入って日経先物が上げ幅を拡大するにつれて再び147.56円まで買戻されているといったところです。

 いずれにしても、今週は、週初にセリングクライマックスを迎えた、日本当局が自ら招いた世界的規模の金融市場における混乱を、引き金となった張本人が表向きには3者会合を開催して後始末を余儀なくされたわけですが、実際には、連日の本邦長期資金における日本株への大量の買い支えや、内田日銀副総裁が明らかなミスコミュニケーションで混乱状態となった市場への正されたメッセージを送ったことから、市場自身が落ち着きを取り戻し始めているといったところ。本日は、久しぶりにランチタイムの日経平均先物が上昇して、ドル円にもヘッジとしての買いが観測されているといった、平常時の海外勢による円キャリーの動きが観測されています。
482: [sage] 08/09(金)21:31 ID:dSP4ZG5f(13/21) AAS
ロンドン為替見通し=リスクセンチメント改善期待、スイスフランが売られやすいか

 本日のロンドン為替市場では、昨日の米株式市場の大幅上昇を受けてリスクセンチメントの改善が期待できるなか、スイスフランや円などは対ユーロで売られやすい地合いとなるか。また、序盤に発表されるノルウェーのインフレ指標もノルウェー・クローネ(NOK)の動意に繋がりそうだ。

 昨日の欧州株は売りが先行したものの、独株はプラスを回復し、マイナスで終えた主要指数も低下幅は縮めて終えた。米国の週間失業データが予想より強い結果だったことを好感した米株の買い戻しにつれた形だが、欧州引け後に米株は一段高となっており、欧州金融市場もまずはリスク選好ムードが高まって始まりそうだ。

 リスクセンチメントの強弱で上下しやすいユーロスイスフランは昨日、0.93フラン半ばを下押し水準に0.94フラン半ばまで反発。5日のパニック相場で0.92フラン手前まで急落したところから、着実に下値は切り上げてきている。しかしながら、イスラエルを巡る中東情勢に落ち着く兆しは見られず、地政学リスクへの警戒感は高まったままだ。ユーロスイスフランにとって、株価動向とともに注意すべき材料となる。

 序盤に発表される7月ノルウェー消費者物価指数(CPI)は先月比、前年比ともに前回値から加速が見込まれている。ただし、それでも前年比は予想2.8%と6月分の3.0%を下回った水準。見込み通りであれば、今年に入ってからのインフレの鈍化基調が継続していると受けとめられるのではないか。

 また、このノルウェーCPIは前2回連続で予想から0.3ポイント下回った結果が出ている。今回も下振れるようであれば、前回のノルゲバンク(ノルウェー中銀)会合で年内は据え置きが示唆された政策金利に対し、下向きバイアスが強まるのではないか。次回会合は来週15日に予定されている。

想定レンジ上限
・ユーロドル、5日高値1.1008ドル
・ユーロスイスフラン、1日高値0.9515フラン
・NOK円、7月30日高値14.13円

想定レンジ下限
・ユーロドル、ピボット・サポート2の1.0852ドル
・ユーロスイスフラン、8日安値0.9355フラン
・NOK円、7日安値13.19円
483: [sage] 08/09(金)21:31 ID:dSP4ZG5f(14/21) AAS
AA省
484: [sage] 08/09(金)21:32 ID:dSP4ZG5f(15/21) AAS
【市場の目】インド中銀は引き締め姿勢維持、実は利下げ余地が乏しい可能性も

第一生命経済研究所経済調査部主席エコノミスト・西?M徹氏

インド中銀は引き締め姿勢維持、実は利下げ余地が乏しい可能性も
強気の見通しを維持の一方で食料インフレに懸念、自然利子率上昇で利下げ余地はない可能性も

 インド中銀は8日の定例会合で政策金利を6.50%、政策の方向性も金融緩和の解除に注力するとの方針を維持した。昨年後半以降のインフレ率は中銀目標の範囲内で推移するも、足下では食料インフレの動きを反映して底打ちしている。中銀は今年度の成長率見通しを+7.2%、インフレ見通しを+4.5%と従来見通しを維持する一方、インフレを巡って食料インフレによる悪影響を警戒する姿勢をあらためて示し、引き締め姿勢の継続を決定した。なお、6月の前回会合に続いて2名の政策委員が反対票を投じるなど意見は割れている。ただし、成長率見通しは政府見通しを上回るなど強気の見方を維持しており、先行きはインフレが一段と上振れする可能性がくすぶる。さらに、中銀内にはコロナ禍を経て自然利子率が上昇したとの試算があり、金融市場では年内の利下げ観測がくすぶるが、足下のルピー安圧力と相俟って利下げ余地は乏しいとみられる。よって、中銀は相当期間に亘って引き締め姿勢を維持せざるを得ない可能性が考えられる。
485: [sage] 08/09(金)21:33 ID:dSP4ZG5f(16/21) AAS
景気動向指数は4カ月ぶりの低下〜三菱UFJMS

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、6月の景気動向指数を受けてリポートしている。6月の景気動向指数・CI一致指数は前月比-3.4ptとなり、4カ月ぶりに低下した。3カ月移動平均などをもとに行われる内閣府の基調判断は「下げ止まり」で据え置かれた。新たな自動車の認証不正による出荷停止を受けた生産指数や耐久消費財出荷指数などの低下がCI一致指数を押し下げたとのこと。先行きについては、7、8月の製造工業生産予測指数では増産が続く見通し。三菱UFJMSでは、2月をボトムとしたCI一致指数の上昇基調は続くとみており、早ければ8月値をもとに行われる判断で、基調判断が「上方への局面変化」に上方修正される可能性があると考えている。
486: [sage] 08/09(金)21:35 ID:dSP4ZG5f(17/21) AAS
消費者マインドは持ち直しの方向〜SMBC日興

 SMBC日興証券では、7月の消費関連のマインド統計が出そろったことを受けてリポートしている。消費者態度指数、景気ウォッチャー調査の家計動向関連DIが、そろって2カ月連続の改善を示したとのこと。円安による物価上昇懸念が薄れつつある中、好調なインバウンド消費や賃上げの実現が作用して、消費者マインドは持ち直し方向にあるとSMBC日興では指摘している。
487: [sage] 08/09(金)21:36 ID:dSP4ZG5f(18/21) AAS
【相場の細道】植田日銀総裁と内田日銀副総裁の同床異夢

「最後に、この言葉で締め括りたいと思います。『今回はこれまでと違う(This time is different)』」(内田日銀副総裁:2024年5月27日)

 内田日銀副総裁は、企画局長(2012年〜17年)として、雨宮日銀前副総裁とともに、黒田第31代日銀総裁が打ち出した「大規模な量的・質的金融緩和政策」(2013年4月)や「
マイナス金利政策」(2016年1月)、「イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)」(2016年9月)政策の企画・立案に関与してきた。
 企画局長から日銀副総裁に昇格した雨宮日銀前副総裁は、財務省出身でアベノミクスでの消費増税に忖度した黒田第31代日銀総裁に抗うことは出来なかった。
 同様に、企画局長から日銀副総裁に昇格した内田日銀副総裁も、岸田政権に忖度する学者出身の植田第32代日銀総裁に抗うことは出来ないのかもしれない。

1.内田日銀副総裁の反旗
 2023年7月7日のインタビュー記事「金利操作修正『市場に配慮』バランス重視」で、内田日銀副総裁は、「YCCは、金融仲介機能や市場機能に配慮しつつ、いかにうまく金融緩和を継続するかという観点からバランスをとって判断していきたい」と述べた。
 フォワードガイダンスを一部修正して「機動的に対応」の文言が追加されたことや、7月の「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では、物価見通しが引き上げられる可能性があるとの新聞報道なども、YCCの許容変動幅の拡大観測を高めた。

2.植田日銀総裁の忖度と否定
 2023年7月16日、植田日銀総裁は、市場で金融緩和策を修正するという観測が広がっていることに対して釘をさした。「債券市場の機能に関する私の認識は4月や6月の決定会合のときと大きく変わっていない」と述べた。18日には「持続的、安定的な2%のインフレ達成にはまだ距離がある」と述べ、YCCの修正観測を後退させた。
 YCCの許容変動幅を±0.5%から±0.75%、あるいは±1.0%に拡大した場合、岸田政権の財政政策に悪い影響を与え、株価も下がることから、岸田政権へ忖度したのかもしれない。

3.植田日銀総裁のタカ派路線
 2024年7月31日の日銀金融政策決定会合では、政策金利(無担保コール翌日物金利)が、これまでの「0-0.1%程度」から、「0.25%程度」に引き上げられた。
 そして、植田日銀総裁は記者会見で、「0.25%への利上げでも実体経済への影響は出ない。経済のショック、景気循環で日本経済に下振れが生じた場合、0.25%では対応しづらい。2006年からの前回の利上げ局面のピークである0.5%が壁になるとは認識していない」と述べた。さらに、中立金利の下限である1%を意識した見通しを示したことで、年内に1回(+0.25%=0.50%)、来年は1-2回程度で0.75%から1.00%に向けた利上げの可能性が示唆された。
 ドル円は、161.95円の高値(7/3)から141.70円(8/5)まで20.25円(▲12.5%)下落した。日経平均株価は、42426.77円の高値(7/11)から31156.12円(8/5)まで11270.65円(▲27%)下落した。

4.内田日銀副総裁のハト派路線
 2024年8月7日、内田日銀副総裁は、株価や為替相場が不安定な状況で利上げは行わず、当面は現行の金融緩和を維持するとの考えを示した。
 ドル円は、147.90円まで上昇し、日経平均株価も35849.77円まで上昇した。
 しかし、「植田総裁と自分との考えの違いはない。経済や物価が見通しに沿って展開していくのであれば、それに応じて金融緩和の度合いを調整していくことが適切」とも述べている。
488: [sage] 08/09(金)21:37 ID:dSP4ZG5f(19/21) AAS
株価指数先物【引け後】 足もとでのリバウンド基調は継続

大阪9月限
日経225先物 35050 +270 (+0.77%)
TOPIX先物 2476.0 +17.5 (+0.71%)

 日経225先物(9月限)は前日比270円高の3万5050円で取引を終了。寄り付きは3万5750円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万5575円)を上回り、買い先行で始まった。開始直後に3万5920円まで上げ幅を広げたが、その後は利益確定に伴うロング解消の流れから、前場中盤にかけて3万5060円まで上げ幅を縮めた。利食い一巡後は3万5000円処での底堅さが意識されて、ランチタイムで3万5580円まで買い戻された。

 ただし、3連休を挟んでポジションを持ち越す市場参加者は限られているとみられ、後場は持ち高調整に伴うロングの解消が優勢となった。後場中盤には3万4410円と下落に転じる場面もみられたが、引けにかけて押し目狙いのロングが入り、3万5000円を上回って終えた。

 日経225先物はエヌビディア<NVDA>など米半導体株が買われた流れを引き継ぐ形となった。また、朝方は前日にストップ高を付けたレーザーテック <6920.T> [東証P]の買いが続いたほか、上方修正を発表した東京エレクトロン <8035.T> [東証P]が買い先行で始まったことも指数を押し上げる形となった。ただし、日経225先物は寄り付き直後に3万5920円まで買われ、5日の急落分を完全に埋めたことにより、達成感が意識されやすかった。

 また、52週移動平均線(3万5780円)をキープできなかったことが、ロングの解消へと向かわせたようだ。3連休を前にスキャルピング中心の売買であり、クローズとみられる動きは早かった。後場中盤にかけて下落に転じる場面がみられたが、前日の安値(ナイトセッションを含む)は下回っておらず、5日をボトムとした下値切り上げのリバウンド基調は継続している。

 52週線が心理的な抵抗線として意識されるが、週足のボリンジャーバンドは拡大傾向を続けており、ナイトセッションでは-2σが3万4590円まで下がってきた。そのため、結果として-2σを上回る形状となった。52週線突破を見極めつつ、-2σと-1σが位置する3万6570円辺りのレンジが意識されてくるだろう。

 NT倍率は先物中心限月で14.15倍と小幅に上昇した。指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均型を牽引するなか、一時14.25倍まで切り上がり、14.18倍で推移する200日線を上回る場面もみられた。ただし、その後は14.00倍〜14.20倍の直近のレンジ内での推移となった。明確なトレンドが出てくるまで、直近のレンジを放れる局面では、その後のリバランス狙いとなりそうだ。

 手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が2万6647枚、ソシエテジェネラル証券が2万2212枚、JPモルガン証券が4087枚、ゴールドマン証券が3705枚、バークレイズ証券が3266枚、モルガンMUFG証券が3226枚、SBI証券が2807枚、サスケハナ・ホンコンが2274枚、野村証券が1774枚、日産証券が1571枚だった。

 TOPIX先物はABNクリアリン証券が3万9123枚、ソシエテジェネラル証券が3万0358枚、バークレイズ証券が6233枚、モルガンMUFG証券が5485枚、BNPパリバ証券が4505枚、ビーオブエー証券が4435枚、JPモルガン証券が4320枚、ゴールドマン証券が2737枚、サスケハナ・ホンコンが2458枚、SMBC日興証券が2055枚だった。
489: [sage] 08/09(金)21:38 ID:dSP4ZG5f(20/21) AAS
NY為替見通し=NY株式市場の動向や7月カナダ雇用統計に要注目か

 本日のNY為替市場のドル円は、米国の重要な経済指標や要人発言の予定がないことで、NY株式市場や債券市場の動向を見極めながらの相場展開が予想される。

 リスクシナリオは、依然として中東情勢の緊迫化、すなわち、イランによるイスラエルに対する報復攻撃、中東の地政学リスクの高まりとなる。

 米10年債利回りは、2日の米7月雇用統計のネガティブサプライズを受けて4.0%を割り込んで以来、明確に4%を上回ることが出来ていない。
 来週14日に発表される米7月消費者物価指数(CPI)も伸び率の鈍化が見込まれていることで、9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.50%の利下げ開始が予想されており、ドルの戻りを限定的にしている。

 ドル/加ドルは、7月カナダ雇用統計に要注目となる。6月の失業率は6.4%と2年5カ月ぶりの高水準まで悪化していたが、7月も6.5%への悪化が予想されている。新規雇用者数変化は+2.25万人と予想されており、6月の-0.14万人からの増加が見込まれている。
 7月の雇用統計が弱めなデータになれば、カナダが景気後退に向かっている可能性が高まることで、カナダ金利の先安観が更に強まり、加ドルの上値を抑える要因となる。

 カナダ銀行(中央銀行)は、先月、政策金利を0.25%引き下げて4.5%とし、声明文では、インフレが想定通り鈍化し続ければ、追加利下げの可能性もあると言及していた。

・想定レンジ上限
 ドル円の上値目処(めど)は、148.46円(日足一目均衡表・転換線)
 加ドル円の上値目処(めど)は、109.23円(8/1高値)

・想定レンジ下限
 ドル円の下値目処(めど)は、145.44円(8/8安値)
 加ドル円の下値目処(めど)は、105.80円(8/8安値)
490: [sage] 08/09(金)21:38 ID:dSP4ZG5f(21/21) AAS
NY株見通し−底堅い展開か 決算発表はエバジーなど

 今晩は底堅い展開か。昨日は新規失業保険申請件数が強い結果となり景気後退(リセッション)懸念が和らいだことや、ドル円の上昇を受けて「円キャリートレード」の巻き戻しへの警戒感が和らいだことも追い風となり主要3指数がそろって大幅反発。ダウ平均が683.04ドル高(+1.76%)、S&P500が2.30%高、ナスダック総合が2.87%高となった。週初来ではダウ平均が0.73%安、S&P500が0.51%安、ナスダック総合が0.69%安となった。投資家の不安心理を示すVIX指数は先週末の23.39ポイントから月曜日に一時65.73ポイントまで上昇したが、昨日は23.79ポイントで終了した。

 今晩は底堅い展開か。中東をはじめとする地政学リスクが引き続き意識されるものの、昨日の新規失業保険申請件数を受けて過度なリセッション懸念が後退し、円キャリートレードの巻き戻しへの警戒感も和らいだ。VIX指数が先週末水準まで低下するなどセンチメントも改善しており、週末の取引となるが、落ち着いた展開が期待できそうだ。

 今晩は主要な米経済指標の発表はなし。企業決算は寄り前にエバジーなどが発表予定。
491: [sage] 08/10(土)07:52 ID:2Z7hV3gX(1/7) AAS
日経平均株価テクニカル分析−来週初は5日線の上昇で反発力を強められるか

 日経平均株価は反発。上値は7日高値(35849円)を前に伸び悩んだ一方、下値は5日移動平均線(34215円 8/9)付近で下げ渋った。反発しながらも4日ぶりの陰線を形成した。
 RSI(9日)は前日の39.0%→36.0%(8/9)に低下。ボトムアウトから次は50%超えにつながるかが焦点であり、5日移動平均線上から反発力を一段と強められるか。来週初は5日移動平均線が上昇に転じる可能性が高く、株価には追い風となる。
 週足の一目均衡表では週初5日に雲の下限(32748円 同)を下回ったが、6日からのリバウンドで雲の上限(35189円 同)に近い水準まで回復した。しかし、それ以降はいったん頭打ちが意識される水準となった。
 来週はこの雲の上限(35373円 8/13予想)も重要となるが、52週移動平均線(36000円 8/9)や週足の基準線と転換線が重複する水準(36791円8/13予想)以上に上昇できるかが焦点となる。特に、基準線と転換線が重複する水準は4月安値(36733円)と重なる節目でもあり、超えると一時的に38000円処まで伸びる可能性が高まる。
 日足ベースの上値メドは、200日移動平均線(36911円 同)、8/1安値(37737円)〜心理的節目の38000円、75日移動平均線(38723円 同)、4万円などが考えられる。下値メドは、心理的節目の33000円、8/5安値(31156円)、2023年10/4安値(30487円)や心理的節目の3万円、心理的節目29500円や29000円などがある。
492: [sage] 08/10(土)07:53 ID:2Z7hV3gX(2/7) AAS
AA省
493: [sage] 08/10(土)07:54 ID:2Z7hV3gX(3/7) AAS
NYマーケットダイジェスト・9日 株高・金利低下・円高

(9日終値)
ドル・円相場:1ドル=146.61円(前営業日比▲0.62円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=160.00円(▲0.77円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0917ドル(▲0.0002ドル)
ダウ工業株30種平均:39497.54ドル(△51.05ドル)
ナスダック総合株価指数:16745.30(△85.28)
10年物米国債利回り:3.94%(▲0.05%)
WTI原油先物9月限:1バレル=76.84ドル(△0.65ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=2473.4ドル(△10.1ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は4日ぶりに反落。米長期金利の指標となる米10年債利回りが3.91%台まで低下すると円買い・ドル売りが先行。23時30分過ぎに一時146.27円と日通し安値を付けた。
 ただ、下値は限定的だった。安く始まった米国株相場が持ち直したことなどが相場を下支えすると、146.76円付近まで下げ渋った。市場では「チャート的には週足の一目均衡表雲上限が位置する145.83円が重要なポイントとして意識されている」との指摘があった。

・ユーロドルはほぼ横ばい。22時前に一時1.0909ドルと日通し安値を付けたものの、前日の安値1.0882ドルがサポートとして働くと買い戻しが優勢に。23時30分前には1.0931ドルと日通し高値を付けた。ただ、前日の高値1.0945ドルが目先レジスタンスとして意識されると再び上値が重くなった。
 本日は米経済指標の発表などもなく手掛かり材料に欠けたことから、方向感が出にくい面もあった。市場関係者からは「夏季休暇シーズンに入り取引参加者も減少しており、市場流動性が低下。商いは閑散だった」との声が聞かれた。今日一日の値幅は0.0022ドル程度と小さかった。

・ユーロ円は3日ぶりに反落。23時30分過ぎに一時159.81円と本日安値を付けたものの、売り一巡後は160円台前半で下げ渋った。ドル円につれた動きとなった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。足もとで不安定な動きが続く中、前日に大きく値を上げた反動で売りが先行した。ただ、前日発表の米新規失業保険申請件数が労働市場の底堅さを示すと景気懸念が緩和し、投資家心理が改善。次第に買いが広がった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続伸。

・米国債券相場で長期ゾーンは4日ぶりに反発。週末を控えたポジション調整目的の買いが入った。市場では「今週は相場変動が大きかったため、持ち高を中立に戻す動きが見られた」との指摘があった。

・原油先物相場は4日続伸。米景気減速への過度な警戒感が和らぐなか、需要増を期待した買いがこの日も優勢となった。

・金先物相場は3日続伸。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が引き続き金相場の支えとなった。ただ、週末ということもあり、一段高の展開にもならなかった。
494: [sage] 08/10(土)07:55 ID:2Z7hV3gX(4/7) AAS
9日の主な要人発言(時間は日本時間)

9日07:20 シュミッド米カンザスシティー連銀総裁
「インフレ指標が引き続き低水準であれば、金利引き下げが適切」

9日23:35 ロペスオブラドール・メキシコ大統領
「私は司法を支配しようとはしていない」
「メキシコの司法改革は、裁判官の選出から始めなければならない」
「司法改革は段階的に行われなければならない」

※時間は日本時間
495: [sage] 08/10(土)07:56 ID:2Z7hV3gX(5/7) AAS
来週の国内イベントスケジュール

12日
○山の日の振替休日で休場

13日
○08:50 ◇ 7月企業物価指数

15日
○08:50 ☆ 4−6月期実質国内総生産(GDP)速報値
○13:30 ◇ 6月鉱工業生産確報
○13:30 ◇ 6月設備稼働率
○終戦記念日

16日
○08:50 ◇ 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
○13:30 ◇ 6月第三次産業活動指数

※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
496: [sage] 08/10(土)07:57 ID:2Z7hV3gX(6/7) AAS
AA省
497: [sage] 08/10(土)07:57 ID:2Z7hV3gX(7/7) AAS
15日
○10:30 ◎ 7月豪雇用統計(失業率/新規雇用者数)
○11:00 ◎ 7月中国鉱工業生産
○11:00 ◎ 7月中国小売売上高
○15:00 ☆ 6月英国内総生産(GDP)
○15:00 ☆ 4−6月期英GDP速報値
○15:00 ◎ 6月英鉱工業生産/製造業生産高
○15:00 ◇ 6月英商品貿易収支/英貿易収支
○15:30 ◇ 7月スイス生産者輸入価格
○17:00 ◎ ノルウェー中銀、政策金利発表
○21:30 ◇ 6月カナダ卸売売上高
○21:30 ☆ 7月米小売売上高
○21:30 ◎ 8月米ニューヨーク連銀製造業景気指数
○21:30 ◎ 8月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
○21:30 ◇ 7月米輸入物価指数
○21:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数
○22:10 ◎ ムサレム米セントルイス連銀総裁、講演
○22:15 ◎ 7月米鉱工業生産指数
     ◇    設備稼働率
○23:00 ◎ 8月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数
○23:00 ◇ 6月米企業在庫
○16日02:10 ◎ ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、講演
○16日05:00 ◎ 6月対米証券投資動向
○インド(独立記念日)、韓国(解放記念日)、ポーランド(聖母被昇天祭)、休場

16日
○07:45 ◎ 4−6月期ニュージーランド(NZ)PPI
○08:30 ◎ ブロック豪準備銀行(RBA)総裁、議会証言
○15:00 ◎ 7月英小売売上高
○15:30 ◇ 4−6月期スイス鉱工業生産
○17:30 ◎ 4−6月期香港GDP確定値
○18:00 ◇ 6月ユーロ圏貿易収支
○21:15 ◇ 7月カナダ住宅着工件数
○21:30 ◇ 6月カナダ製造業出荷
○21:30 ◇ 6月対カナダ証券投資
○21:30 ◎ 7月米住宅着工件数
     ◎    建設許可件数
○23:00 ◎ 8月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)
○17日02:25 ◎ グールズビー米シカゴ連銀総裁、講演

※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
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