日経225先物オプション避難所 (497レス)
上下前次1-新
342: [sage] 08/01(木)07:30 ID:wkLJ7IMS(8/23) AAS
1日のイベントスケジュール(時間は日本時間)
<国内>
○08:50 ◇ 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
<海外>
○10:30 ◇ 4−6月期豪輸入物価指数(予想:前期比▲0.7%)
○10:30 ◇ 6月豪貿易収支(予想:50.00億豪ドルの黒字)
○10:45 ◎ 7月Caixin中国製造業購買担当者景気指数(PMI、予想:51.5)
○15:00 ◇ 7月英ネーションワイド住宅価格指数(予想:前月比0.1%)
○16:00 ◇ 7月トルコ製造業PMI
○16:50 ◎ 7月仏製造業PMI改定値(予想:44.1)
○16:55 ◎ 7月独製造業PMI改定値(予想:42.6)
○17:00 ◎ 7月ユーロ圏製造業PMI改定値(予想:45.6)
○17:30 ◎ 7月英製造業PMI改定値(予想:51.8)
○18:00 ◎ 6月ユーロ圏失業率(予想:6.4%)
○20:00 ☆ 英中銀(BOE)、政策金利発表(予想:5.25%で据え置きと5.00%に引き下げで拮抗)
○20:00 ☆ 英中銀MPC議事要旨
○20:30 ◎ ベイリーBOE総裁、記者会見
○20:30 ◇ 7月米企業の人員削減数(チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス社調べ)
○21:30 ◇ 4−6月期米非農業部門労働生産性・速報値(予想:前期比1.7%)
○21:30 ☆ 4−6月期米単位労働コスト・速報値(予想:前期比1.8%)
○21:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数(予想:23.6万件/185.6万人)
○22:45 ◎ 7月米製造業PMI改定値(予想:49.6)
○23:00 ☆ 7月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数(予想:48.8)
○23:00 ◇ 6月米建設支出(予想:前月比0.2%)
○24:00 ◇ 7月メキシコ製造業PMI
○2日01:00 ◎ ピル英中銀MPC委員兼チーフエコノミスト、講演
○スイス(建国記念日)、休場
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
343: [sage] 08/01(木)08:05 ID:wkLJ7IMS(9/23) AAS
東京為替見通し=ドル円続落か、タカ派の植田日銀総裁とハト派のパウエルFRB議長
31日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、植田日銀総裁が追加利上げの可能性を示唆し、パウエルFRB議長が9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げの可能性を示唆したことで、149.61円まで下落した。ユーロ円も162.02円まで下落した。ユーロドルは、7月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値が予想を上回ったことで1.0849ドルまで強含んだ後、1.0802ドルまで反落した。
本日の東京外国為替市場のドル円は、植田日銀総裁が追加利上げを示唆し、パウエルFRB議長が9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを示唆したことで、円・キャリートレードの手仕舞いで軟調推移が予想される。
昨日の日銀金融政策決定会合では、政策金利(無担保コール翌日物金利)の誘導目標が、これまでの「0-0.1%程度」から、「0.25%程度」に引き上げられた。
そして、植田日銀総裁は記者会見で、「0.25%への利上げでも実体経済への影響は出ない。経済のショック、景気循環で日本経済に下振れが生じた場合、0.25%では対応しづらい。2006年からの前回の利上げ局面のピークである0.5%が壁になるとは認識していない」と述べた。さらに、中立金利の下限である1%を意識した見通しを示したことで、年内に1回(+0.25%=0.50%)、来年は1-2回程度で0.75%から1.00%に向けた利上げの可能性が示唆された。
日銀では、経済・物価情勢が順調に進めば、来年度にかけて政策金利を1%まで引き上げておくのが望ましいとの声が出ている、と報じられている。
このタカ派的なシナリオを念頭に置けば、世界の資産市場を押し上げてきた「円・キャリートレード」の手仕舞い、すなわち、円が買い戻される局面が想定されることになる。
次回の日銀金融政策決定会合は9月19-20日に予定されているが、20日から月末に向けて自民党総裁選が行われるため、現状の金融政策の維持が見込まれている。
岸田首相は、追加利上げに対して、「デフレ型経済から成長型経済への移行が重要という政府との共通認識に沿って行われたものだ」との見解を示した。
ポスト岸田候補の河野デジタル相や茂木自民党幹事長も、日銀に利上げを要請しており、植田日銀総裁による利上げ路線は、政府・自民党からの支持を得られることで、10月か12月の日銀金融政策決定会合での3回目の利上げの可能性を高めている。
FOMCでは、8会合連続で政策金利据え置きが決定されたものの、声明文が、これまでの「インフレリスクのみ」から「2大責務の両面のリスク」に変更された。そして、パウエルFRB議長が9月FOMCでの利下げの可能性を示唆したことで、ドル売り要因となっている。
344: [sage] 08/01(木)08:18 ID:wkLJ7IMS(10/23) AAS
株価指数先物【寄り前】 円高重荷も、売り一巡後は押し目狙いのロング対応
大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 38710 -520 (-1.32%)
TOPIX先物 2761.5 -35.5 (-1.26%)
シカゴ日経平均先物 38655 -575
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
31日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。注目された7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り政策金利は据え置かれた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長はFOMC後の会見で「早ければ9月に利下げする可能性がある」との見解を示した。この会見を受けてNYダウは一時7月17日に付けた最高値を上回る場面もみられた。だが、決算発表が本格化するなか、高値警戒感もあって終盤にかけて上げ幅を縮めた。
ナスダック指数は2.6%超と大幅に上昇した。「バイデン政権は新たな対中輸出規制で、日韓とオランダは適用が除外される見通し」と報じられたことを受けて、ASMLホールディング<ASML>が8%を超す上昇となったほか、決算が評価されたアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が買われた。また、前日に75日移動平均線を割り込んでいたエヌビディア<NVDA>も12%を超える上昇となるなど、半導体株に買いが広がった。S&P500業種別指数は半導体・同製造装置、自動車・同部品、小売が上昇した一方で、銀行、家庭用品・パーソナル用品、医薬品・バイオテクノロジーが下落。
シカゴ日経平均先物(9月限)清算値は、大阪比575円安の3万8655円だった。日経225先物(9月限)のナイトセッションは日中比140円安の3万9090円で始まり、寄り付きを高値にロングの解消が強まり、一気に3万8400円台まで下落幅を広げた。その後は3万8450円〜3万8700円処で保ち合い、米国市場の取引開始直後には3万8390円まで下げ幅を広げた。売り一巡後は下落幅を縮めたものの、終盤にかけては3万8500円〜3万8940円辺りでの荒い値動きとなり、3万8710円でナイトセッションの取引を終えた。
日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り優勢で始まりそうだ。昨日は後場中盤辺りから東京エレクトロン <8035.T> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角が急伸したことにより、ヘッジ対応のロングが入る形で75日線を突破し、7月25日の急落分を吸収した。いったんは達成感が意識されるうえ、為替市場で円高の勢いが強まっていることが重荷となるが、ナイトセッションの開始早々に急落していたため、ショートが強まるよりも押し目狙いのロング対応となろう。
昨日は東エレクが1社で日経平均株価を約210円押し上げたほか、ファーストリテイリング <9983.T> [東証P]、アドバンテスト <6857.T> [東証P]、TDK <6762.T> [東証P]、第一三共 <4568.T> [東証P]の5社で416円ほど押し上げていた。反動安は想定されるが、アドバンテストの上方修正がポジティブ視されやすく、売り一巡後はロングが入りやすいとみられる。ただし、アームホールディングス<ARM>は利益見通しが予想に届かなかったとして時間外取引で10%超下げており、ソフトバンクグループ <9984.T> [東証P]が重荷となる可能性はありそうだ。
そのため、日経225先物はオプション権利行使価格の3万8375円から3万8875円のレンジを想定する。ボリンジャーバンドの-1σが3万8770円辺りで推移しており、同水準での底堅さがみられるようだと、再び75日線が位置する3万9000円を試すことになりそうだ。75日線を捉えると、ショートカバーが強
345: [sage] 08/01(木)08:19 ID:wkLJ7IMS(11/23) AAS
まりやすいだろう。
昨日のNT倍率は先物中心限月で14.02倍に上昇した。前場は指数インパクトの大きい値がさ株が弱い値動きとなるなか、一時13.89倍と前日の安値水準まで下げる場面もみられた。その後は、後場終盤からのハイテク株急伸の影響により、足もとの保ち合いレンジの上限を捉えていた。本日は朝方こそ低下してくる可能性があるものの、値がさハイテク株への押し目買い意欲の強さに対して、円高進行により輸出関連株は弱含むことが想定されるため、相対的に日経平均型優位の展開が意識されやすい。
31日のVIX指数は16.36(前日は17.69)に低下した。FOMCを無難に通過したことが、安心感につながったようだ。ただし、ボリンジャーバンドのバンドが拡大傾向にあるなか、+1σ水準で下げ止まった形であるため、もう一段の低下があるかを見極めたいところである。
346: [sage] 08/01(木)12:10 ID:wkLJ7IMS(12/23) AAS
株価指数先物【昼】 アドバンテスト効果でNT倍率は上昇
日経225先物は11時30分時点、前日比1160円安の3万8070円(-2.95%)前後で推移。寄り付きは3万8730円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万8655円)にサヤ寄せする形から、売り優勢で始まった。直後に付けた3万8760円を高値に下へのバイアスが強まり、中盤にかけて一時3万7730円まで下落幅を広げる場面もみられた。その後は終盤にかけてショートカバーも入り、3万8000円を上回っての推移を継続している。
業績上方修正を発表したアドテスト <6857.T> [東証P]が買い気配から始まり、米国でハイテク株が買われた流れを受けて東京エレクトロン <8035.T> [東証P]も買い先行で始まった。この影響もあり、日経225先物はシカゴ先物ほど下げない水準で始まった。ただし、円相場が一時1ドル=148円台まで円高に振れるなか、日米金利差縮小に伴う持ち高調整の売りが警戒される形となった。日経225先物は3万7730円まで一気に売られたが、その後は3万8000円を上回って推移しており、週足のボリンジャーバンドの-1σ(3万8020円)辺りでの底堅さがみられるかが注目されよう。
NT倍率は先物中心限月で14.08倍に上昇した。全面安商状のなか、アドバンテストが1社で日経平均株価を235円ほど支えており、日経平均型優位となった。25日、75日移動平均線が位置する14.09倍辺りを捉えてきており、同線を上回ってくるかを見極めたい。
347: [sage] 08/01(木)13:44 ID:wkLJ7IMS(13/23) AAS
【相場の細道】神田財務官の勝鬨
神田財務官は、2022年秋の史上最大規模のドル売り・円買い介入(9兆1880億円)で、ドル円を高値151.95円から翌年1月の安値127.23円まで反落させた功績から、2024年7月までの3年間続投して「令和のミスター円」の称号を得た。退官後は、8月1日付けで内閣官房参与(金融・国際経済担当)に就任した。その後は黒田前日銀総裁と同じように、アジア開発銀行の総裁に就任し、その後は、日銀総裁の座を狙っているとの噂が流れている。
2024年の円買い介入(15兆3233億円=9兆7885億円+5兆5348億円)では、ドル円を1986年12月以来の高値161.95円から148円台まで反落させており、「勝つ介入」で有終の美を飾った。
神田財務官によるこれまで7回の円買い介入は、東京勢の参入直後、退出後、不在時、欧州勢の退出後などとなっている。すなわち、孫子の兵法『軍形篇』「勝兵は先ず勝ちて、しかる後に戦いを求め」にあるように、介入で勝利する態勢(時間帯と投機筋のポジション)を整えてから介入を断行してきた。
【2022年】
■2022年9月22日(木)の第1弾の円買い介入(2兆8382億円)
・介入時間帯:日本時間17時半頃(アジア・東京勢が退場し、欧州勢が参入し始めた頃)
・IMMネット円売り持ち高:81280枚(※9/20)
・ドル円:高値145.90円から安値140.36円まで、5.54円(3.8%)下落した。
■2022年10月21日(金)の第2弾の円買い介入(5兆6202億円)※覆面介入
・介入時間帯:日本時間23時半頃(欧州勢が退場し、NY勢が参入し始めた頃)
・IMMネット円売り持ち高:94336枚(※10/18)
・ドル円:高値151.95円から安値146.23円まで、5.72円(3.8%)下落した。
■2022年10月24日(月)の第3弾の円買い介入(7296億円)※覆面介入
・介入時間帯:日本時間8時半頃(東京勢が参入し始めた頃)
・IMMネット円売り持ち高:94336枚(※10/18)
・ドル円:高値149.71円から安値145.56円まで、4.15円(2.8%)下落した。
【2024年】
■2024年4月29日(月)の第4弾の円買い介入(約5.5兆円・・※推定)※覆面介入
・介入時間帯:東京市場は昭和の日で休場
・IMMネット円売り持ち高:179919枚(※4/23)
・ドル円:高値160.17円から安値154.54円まで、5.63円(3.5%)下落した。
■2024年5月1日(水)の第5弾の円買い介入(約3.5兆円・・※推定)※覆面介入
・介入時間帯:日本時間午前5時頃
・IMMネット円売り持ち高:179919枚(※4/23)
・ドル円:高値157.99円から安値153.04円まで、4.95円(3.1%)下落した。
■2024年7月11日第6弾の円買い介入(推定3.5兆円規模)※覆面介入
・介入時間帯:日本時間午後21時半頃
・IMMネット円売り持ち高:182033枚(※7/9)
・ドル円:高値161.76円から安値157.44円まで4.32円(2.7%)下落した。
■2024年7月12日第7弾の円買い介入(推定2.1兆円規模)※覆面介入
・介入時間帯:日本時間午後22時頃
・IMMネット円売り持ち高:182033枚(※7/9)
・ドル円:高値159.45円から安値157.38円まで、4.95円(3.1%)下落した。
348: [sage] 08/01(木)13:48 ID:wkLJ7IMS(14/23) AAS
ロンドン為替見通し=英・金融政策イベントに注目、中東・地政学リスクにも警戒
本日のロンドン為替市場のメインは、日本時間20時からの英中銀(BOE)の金融政策イベント。政策金利はアナリスト予想では、現行5.25%据え置きと5.00%に引き下げとで拮抗している。
先々週に発表された6月英消費者物価指数(CPI)では前年比総合が2%と英中銀ターゲットを維持したものの、予想からは上振れた。サービス価格のインフレが高止まっていることもあり、この時点では早期利下げ観測が大きく後退した。しかしながら、その翌日の英雇用データがさえなく、週平均賃金の減速も確認されたため、再び緩和期待が浮上した。
そういったなか、9名の英・金融政策委員会(MPC)委員による投票も僅差となるかもしれない。前回は7対2で据え置きだったが、議事要旨では、複数の委員にとって利下げの見送りは「微妙なバランス」だったことが明らかにされた。利下げの場合、ポンドの最初の反応は売りだろう。ただし据え置きでも、MPC投票差や議事要旨次第で次回会合からの緩和サイクルの開始が確実視されようだと下値模索の展開となってもおかしくない。
英米の金融政策が連動しているわけではないものの、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が昨日の定例会見で9月利下げに言及したことも、ベイリーBOE総裁がハト派な見解を述べやすくしたかもしれない。政策金利発表後のベイリー総裁の会見は、20時30分から予定されている。
ほか、中東を巡る地政学リスクの高まりにも要警戒。イランの首都テヘランで昨日、イスラム組織ハマスの最高指導者が暗殺された。イスラエルは公式に認めていないが、同国軍の実行と見られている。これを受け、イラン最高指導者が報復攻撃を命じたと一部メディアが報じた。
報復攻撃の度合いにもよるが、イスラエルとイランが敵対姿勢を強めれば、周辺地域への悪影響は避けられないだろう。また現在、仏パリでオリンピックが開かれている。イスラエル代表の安全が脅かされ、また無関係な人々も巻き込まれる可能性も否定できない。危険度が増せば、欧州市場に対する投資家のセンチメントの弱さに繋がってしまいそうだ。
想定レンジ上限
・ポンドドル、7月19日高値1.2968ドル
・ユーロドル、7月22日高値1.0903ドル
想定レンジ下限
・ユーロドル、日足一目均衡表・雲の下限1.0752ドル
・ポンドドル、日足一目均衡表・雲の上限1.2707ドル
349: [sage] 08/01(木)16:02 ID:wkLJ7IMS(15/23) AAS
【よろずのつぶやき by Wada】豹変振り
昨日は、日銀金融政策決定会合とFOMCが同日に行われるという、かなり珍しい重要イベントの連続に、市場にはただただ疲労感が漂っているといったところ。アジア時間も早朝こそ日経平均の1400円近い暴落につれてドル円も148.51円まで売り込まれたものの、円キャリートレードの巻き戻しの動きも単発に終わり、逆に月初にからむ本邦実需の買いが断続的に観測されると150.04円まで買戻されるなどの行って来いの動き。「値動きの割には静かな相場だった」模様です。
昨日は、植田日銀総裁の変貌ぶりに驚かされるばかり。肝いりのハト派だった総裁が、たったの1カ月で何故そこまでバリタカ派になり得るのか?といった純粋な疑問が浮上。定例記者会見での「政策金利はまだしばらくは中立金利(1.0%)より低い水準」との見解が、市場に最大限の警戒感を与えたことは間違いなく、ドル円の急落を招くきっかけとなりました。
市場では「想像を絶する政治的圧力があったに違いない」との声が多く聞かれていますが、いずれにしても、日米ともに、金融政策が政治圧力を無視できない状況となってきていることがわかります。市場では「そうは言っても、これだけ株価の暴落が付随してしまうと、何のための利上げが分からなくなってくる」との声も聞かれているわけで、発言を「額面通りには受け取れない」のも事実。8月期初の実需勢のフローとともに、しばらくは本当の意味での転換点を探っていくことになりそうです。
350: [sage] 08/01(木)16:03 ID:wkLJ7IMS(16/23) AAS
東京マーケットダイジェスト・1日 株大幅安・円買い一服
(1日15時時点)
ドル円:1ドル=149.74円(前営業日NY終値比▲0.24円)
ユーロ円:1ユーロ=162.12円(▲0.24円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0826ドル(横ばい)
日経平均株価:38126.33円(前営業日比▲975.49円)
東証株価指数(TOPIX):2703.69(▲90.57)
債券先物9月物:142.96円(△0.24円)
新発10年物国債利回り:1.030%(▲0.025)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.24600%(△0.0800)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
<国内> <発表値> <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
7005億円の処分超 7307億円の処分超・改
対内株式
6705億円の処分超 569億円の処分超・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は下げ一服。前日の日銀会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過し、日米金利差縮小の思惑を背景としてドル売り・円買いが優勢となると、3月以来となる148.51円まで下落。売りの勢いが一服すると買い戻しが優勢となり、150.00円台まで切り返した。一時4.03%台に低下していた時間外の米10年債利回りが4.05%台まで上昇したことや、日経平均が下げ渋ったことが追い風となったか。
・ユーロ円は切り返し。ドル円の下げや、日経平均の大幅下落が重しとなり、3月以来となる160.89円まで下落。その後はドル円が切り返したこともあり162.40円台に上昇したが、買いの勢いが一服すると上値を切り下げた。
・ユーロドルは小動き。円主体の動きとなったこともあり、1.0820ドル台を中心として方向感を模索する展開となった。
・日経平均株価は大幅反落。前日の日銀による利上げのほか、植田日銀総裁の会見内容がタカ派的であった事を背景として、円高が進行した流れが嫌気された。寄り付きから安く始まると、下げ幅は一時1300円超となった。もっとも、後場に入ると下げたところでは押し買いが出たこともあり、下げ渋る動きとなった。
・債券先物相場は伸び悩み。前日の日銀の利上げや日銀総裁会見が重しなって142円70銭まで下押す場面が見られるも、その後は本邦株安を背景としたリスク回避の動きもあり143円台に切り返し。もっとも、143円台では上値が重く、その後は伸び悩んだ。
351: [sage] 08/01(木)16:04 ID:wkLJ7IMS(17/23) AAS
日銀は想定通り利上げを実施、年内50bp到達も〜SMBC日興
SMBC日興証券では、7月31日の日銀の約5bp→25bpへの利上げ決定に関して、グローバル金融調査チームでは従来から7月の25bpへの利上げをメーンシナリオとしており、想定通りの結果と捉えている。同チームでは、年度内に50bpへの利上げ、基調物価上昇率と期待物価上昇率が下振れしなければ年内に50bpに達すると予想してきた。3月19日の利上げから4カ月強で20bpの利上げをしたことから、年内に50bpに達する可能性が一段高まったと考えている。展望レポートを見直す10月31日会合であれば3カ月、12月19日会合であれば5カ月弱で25bpの利上げになると指摘している。
352: [sage] 08/01(木)19:31 ID:wkLJ7IMS(18/23) AAS
中国、「人を核心とする新型都市化」5年計画を公表
中国の国務院(内閣に相当)は7月31日、「人を核心とする新型都市化戦略を深く実施する5カ年行動計画」を公表した。各地方の事情に応じた背策で都市化の質と水準を引き上げることで内需を掘り起こし、中国式現代化を強力に推し進め、しっかり支えるとした。
行動計画は4項目の「重大行動」と19項目の「重点任務・関連政策措置」で構成されている。要点は次の通り。
1、都市に移り住んだ農民を市民化させる新たな措置を実施:戸籍制度の改革をさらに深化、定住地における基本的な公共サービスを提供する制度を改善、農業から移転した人が都市で安定した職を得られるよう促進、移住者の子女が移り住んだ先で教育を受ける権利を保障、農業から移転した人に対する住宅保障制度の多様化、農業から移転した人に対する社会保障適用範囲の拡大の6つを任務とする。
2、潜在的な地区都市化水準を引き上げる措置を実施:特色を持ち優位にある産業クラスターの育成、産業パークの整備と拡張の促進、産業発展のための人材支援の強化、都市の総合的な収容力の強化の4つを任務とする。複数地区にまたがる新たな産業配置を促す仕組みを改善し、土地の経済的かつ集中的な利用を強化する。
3、現代化都市圏を育成する措置を実施:都市間の通勤効率の向上、産業の分業・協業の強化、市場一体化構築の加速、公共サービスの共同構築と共有の促進の4つを任務とする。
4、都市再開発と安全性・強靱(きょうじん)性を高める措置を実施:都市の老朽化した区域の改修促進、保障性住宅など「3大工程」の建設加速、都市治水の強化、都市ライフライン保安工事の実施、グリーンスマート都市の建設推進の5つを任務とする。
353: [sage] 08/01(木)19:32 ID:wkLJ7IMS(19/23) AAS
7月FOMCはハト派的な現状維持〜みずほ
みずほ証券では7月のFOMCに関して、声明文には明確な変化が示されたと指摘している。景気は「雇用は減速し、失業率は上昇した」との認識で、前回6月の声明文における表現の「引き続き雇用は強く、失業率は低い」とからの変化が顕著となった。みずほでは、パウエルFRB議長の記者会見の中でも政策スタンスの変化が明らかであったと指摘しており、FRBは物価目標の達成が既に視野に入っていると捉えている。今回のハト派的な現状維持を受けて、金融市場は米金利低下・ドル安・株高で反応した。FF先物は年内に残されたFOMC全ての会合で利下げとなる「2024年内に3回の利下げ」を一層強く織り込んでいると、みずほではコメントしている。
354: [sage] 08/01(木)19:33 ID:wkLJ7IMS(20/23) AAS
株価指数先物【引け後】日米金利差縮小を見込んだヘッジ対応のショート優勢
大阪9月限
日経225先物 37950 -1280 (-3.26%)
TOPIX先物 2696.5 -100.5 (-3.59%)
日経225先物(9月限)は前日比1280円安の3万7950円で取引を終了。寄り付きは3万8730円と、シカゴ先物の清算値(3万8655円)にサヤ寄せする形から、売り優勢で始まった。直後に付けた3万8760円を高値に下へのバイアスが強まり、前場中盤にかけて一時3万7730円まで下落幅を広げる場面もみられた。その後は前場終盤にかけてショートカバーも入り、下げ渋る動きとなったが、後場は概ね3万7960円〜3万8170円辺りでの保ち合いが続いた。
日経225先物は、結局のところ前日のリバウンド部分を帳消しにする形となった。米国では米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が9月の利下げを示唆した一方で、日銀の植田和男総裁は見通しが実現すればさらなる利上げもありうるとの見解を示しており、為替市場では日米金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りが強まった。前場中盤に1ドル=148円台まで円高に振れるなか、日経225先物へはショートの動きが強まったとみられる。
日米金利差縮小に伴う持ち高調整の売りにより、東証プライムの値下がり数は全体の9割超を占めた。全面安商状であるが、そのなかで上方修正を発表したアドバンテスト <6857.T> [東証P]が終日強含みで推移しており、日経平均株価を1社で200円超押し上げていた。前日には東京エレクトロン <8035.T> [東証P]が200円超押し上げる展開だったこともあり、指数インパクトの大きい値がさ株の影響を受けやすい状況である。ただ、アドバンテストが全面安のなかでも強い値動きが続いたことは、決算を手掛かりとした短期的な売買というよりは、実需の買いとみられるため、地合いはそれほど悪くないように映る。
米国では大型テック株の決算が本格化しており、1日の米国市場ではメタプラットフォームズ<META>の時間外での上昇の影響がみられるだろう。また、アップル<AAPL>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>の決算が予定されている。為替にらみの展開が続くと考えられるものの、大型テック株の良好な決算が続くようだと、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への押し目狙いに向かわせそうだ。
日経225先物は3万8000円辺りでの底堅さが意識されたが、ボリンジャーバンドの-2σは下向きで推移しており、3万7230円辺りまで切り下がってきた。円相場が一段の円高に振れてくるようだと、下向きで推移する-2σに沿った調整をみせてくる可能性は意識しておきたいところであろう。また、3万8570円辺りに位置する-1σが抵抗線となりそうだが、3万8000円水準での攻防が長期化してくるようだと、抵抗線が切り下がることになる。ターゲットについても、200日移動平均線が位置する3万6700円辺りとした見方も出てくるだろう。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.07倍に上昇した。全面安商状のなか、アドバンテストが1社で日経平均株価を200円超支えており、日経平均型優位となった。一時14.12倍まで上昇しており、25日、75日線が位置する14.09倍辺りを捉えた。米大型テック株の決算を受けた値がさハイテク株の動向によって、両線を明確に上放れてくるようだと、NTロングでのスプレッドを狙った動きが入ってくる可能性がありそうだ。
手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が4万1317枚、ソシエテジェネラル証券が2万7775枚、サスケハナ・ホンコンが1万1998枚、バークレイズ証券が5215枚、JPモル
355: [sage] 08/01(木)19:34 ID:wkLJ7IMS(21/23) AAS
ガン証券が4517枚、モルガンMUFG証券が4049枚、SBI証券が3904枚、野村証券が3000枚、ビーオブエー証券が1877枚、シティグループ証券が1697枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が6万2041枚、ソシエテジェネラル証券が3万6726枚、サスケハナ・ホンコンが9106枚、モルガンMUFG証券が8120枚、JPモルガン証券が8035枚、バークレイズ証券が7334枚、ビーオブエー証券が7088枚、野村証券が5860枚、ゴールドマン証券が4600枚、BNPパリバ証券が4104枚だった。
356: [sage] 08/01(木)19:36 ID:wkLJ7IMS(22/23) AAS
NY為替見通し=日銀利下げやFOMC余波による戻りの鈍さ続くか注視
NYタイムは、昨日の日銀利下げやハト派な内容と受け止められた米連邦公開市場委員会(FOMC)の余波によるドル円の戻りの鈍さが続くか注視する局面か。
FOMCは雇用の伸び鈍化に配慮した部分があったため、週末に7月米雇用統計を控えるなか、昨日の弱めだった7月ADP全米雇用報告に続き本日発表となる4−6月期米非農業部門労働生産性・速報や同単位労働コスト・速報値、前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数などの強弱を受けた振れに要注目となる。
本日の労働関連指標は前回比で強弱が交錯していたり、明確な方向感を示唆したりするような事前予想内容ではないが、予想比での強弱に反応することが想定できる。そのほか米株寄り付き後発表の7月米供給管理協会(ISM)製造業景気指数は景況指標としてだけでなく、内訳の支払い価格や雇用指数など個別の項目がマーケットに与える影響にも注意したい。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、昨日NY午後の戻り151.26円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、本日東京タイム昼頃の押し目149.07円。
357: [sage] 08/01(木)21:26 ID:wkLJ7IMS(23/23) AAS
NY株見通し−引き続き堅調か 決算発表は引け後にアップル、アマゾンなど
今晩は堅調か。昨日はアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)の好決算を受けてエヌビディアなどの半導体株が軒並み高となる中、注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)で9月利下げ開始が示唆されたことで主要3指数がそろって上昇した。ダウ平均は一時455ドル高まで上昇し、99.46ドル高(+0.24%)と2日続伸して終了。S&P500は1.58%高と反発し、ハイテク株主体のナスダック総合は2.64%高と大幅反発した。半導体株はAMDが4.36%高となったほか、前日に7.04%安となったエヌビディアが12.81%高と急反発し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は7.01%高となった。引け後の動きでは第2四半期の売上高と利益が予想を上回ったメタ・プラットフォームズが時間外で7.17%高となった。
今晩は引き続き堅調か。FOMCで9月利下げ開始が示唆されたことが引き続き支援となることが期待される中、アドバンスト・マイクロ・デバイセズの好決算をきっかけに半導体株やAI関連株が反発に転じたことや、メタが予想を上回る決算を発表したことでハイテク株を中心に堅調な展開が期待できそうだ。FOMCを通過し、今後は金曜日に発表される米7月雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均賃金)に注目が集まるが、今晩も新規失業保険申請件数や7月ISM製造業PMIなどの経済指標が発表されるほか、決算発表ではS&P500採用の55銘柄が発表予定で、決算やガイダンスにも要注目となる。
今晩の米経済指標・イベントは新規失業保険申請件数、7月ISM製造業PMIのほか、7月チャレンジャー企業人員削減数、4‐6月期単位労働コスト速報値、7月S&Pグローバル製造業PMI確定値、6月建設支出など。企業決算は寄り前にモデルナ、バイオジェン、コノコ・フィリップスエア・プロダクツ&ケミカルズ、引け後にアップル、アマゾン、インテル、バーテックス・ファーマシューティカルズなどが発表予定。
358: [sage] 08/02(金)15:34 ID:NS2bhDUM(1/20) AAS
欧州マーケットダイジェスト・1日 株安・金利低下・円底堅い
(1日終値:2日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=149.73円(1日15時時点比▲0.01円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=161.58円(▲0.54円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0791ドル(▲0.0035ドル)
FTSE100種総合株価指数:8283.36(前営業日比▲84.62)
ドイツ株式指数(DAX):18083.05(▲425.60)
10年物英国債利回り:3.882%(▲0.088%)
10年物独国債利回り:2.244%(▲0.060%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
7月英ネーションワイド住宅価格
(前月比) 0.3% 0.2%
7月仏製造業PMI改定値
44.0 44.1
7月独製造業PMI改定値
43.2 42.6
7月ユーロ圏製造業PMI改定値
45.8 45.6
7月英製造業PMI改定値
52.1 51.8
6月ユーロ圏失業率
6.5% 6.4%
英中銀(BOE)、政策金利
5.00%に引き下げ 5.25%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
359: [sage] 08/02(金)15:36 ID:NS2bhDUM(2/20) AAS
(各市場の動き)
・ドル円は戻りが鈍かった。アジア時間に一時148.51円と3月15日以来の安値を付けた反動で、海外勢が参入したあとは買い戻しが進んだ。22時過ぎには一時150.89円と日通し高値を更新した。
ただ、買い戻しが一巡すると再び上値が重くなった。7月米ISM製造業景況指数が46.8と予想の48.8を下回り、6月米建設支出が前月比0.3%減と予想の0.2%増に反して減少したことが分かると円買い・ドル売りが進行。米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時3.9627%前後と2月2日以来およそ半年ぶりの低水準を記録したことも相場の重しとなり、一時149.65円付近まで下押しした。
・ユーロドルは下落。ポンドドルの下落につれたユーロ売り・ドル買いが先行したほか、欧州株相場の下落を背景にリスク・オフのユーロ売り・ドル買いが出た。19時前には一時1.0778ドルと7月3日以来の安値を付けた。低調な米経済指標が相次ぐとユーロ買い・ドル売りが入り、一時1.0818ドル付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。ダウ平均が一時680ドル超下落するなど、米国株相場も軟調に推移したためリスク・オフのユーロ売り・ドル買いが出やすかった。
・ユーロ円は頭が重かった。アジア時間に一時160.89円と3月12日以来の安値まで下落した反動で買い戻しが先行。22時過ぎに一時162.89円と日通し高値を付けた。ただ、買い戻しが一巡すると次第に弱含んだ。米国株や日経平均先物の大幅下落に伴うリスク回避の円買い・ユーロ売りも入り、3時過ぎには161.40円付近まで下押しした。
なお、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比1530円安の3万6420円まで急落した。
・ポンドドルは不安定な値動き。英中銀(BOE)の金融政策公表を前に、利下げを期待した向きが先回りする形でポンド売りを進めると、19時前に一時1.2755ドルまで値を下げた。
ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。BOEはこの日、4年5カ月ぶりの利下げに踏み切ったものの、金融政策委員会(MPC)内で票が割れたうえ、ベイリー総裁が「今後は慎重に動く」との考えを示したためポンドを買い戻す動きが広がった。低調な米経済指標が相次いだことも相場の支援材料となり、23時過ぎには1.2840ドル付近まで持ち直した。
もっとも、欧米株価の下落に伴うリスク・オフのドル買いが優勢になると1.2736ドルと7月3日以来約1カ月ぶりの安値を付けた。
・ロンドン株式相場は反落。続伸して始まったものの、引けにかけては売りが強まり下げに転じた。BOEはこの日、0.25%の利下げを実施したものの、MPC内で票が割れたうえ、ベイリー総裁が「今後は慎重に動く」との考えを示したため株売りが広がった。米国株相場の下落も相場の重しとなった。
・フランクフルト株式相場は3日ぶりに大幅反落。日本株の急落や米国株の下落を受けて独株にも売りが波及した。個別ではDHLグループ(6.28%安)やコメルツ銀行(5.40%安)、エアバス(4.39%安)などの下げが目立ち、ザランド(3.08%高)などを除く35銘柄が下落した。
・欧州債券相場は上昇。株安を受けた。
360: [sage] 08/02(金)15:37 ID:NS2bhDUM(3/20) AAS
NYマーケットダイジェスト・1日 株急落・金利低下・円高
(1日終値)
ドル・円相場:1ドル=149.36円(前営業日比▲0.62円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=161.18円(▲1.18円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0791ドル(▲0.0035ドル)
ダウ工業株30種平均:40347.97ドル(▲494.82ドル)
ナスダック総合株価指数:17194.14(▲405.26)
10年物米国債利回り:3.97%(▲0.06%)
WTI原油先物9月限:1バレル=76.31ドル(▲1.60ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=2480.8ドル(△7.8ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
前週分の米新規失業保険申請件数
24.9万件 23.5万件・改
7月米製造業PMI改定値
49.6 49.5
6月米建設支出
(前月比) ▲0.3% ▲0.4%・改
7月米ISM製造業景気指数
46.8 48.5
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
361: [sage] 08/02(金)15:38 ID:NS2bhDUM(4/20) AAS
(各市場の動き)
・ドル円は3日続落。アジア時間に一時148.51円と3月15日以来の安値を付けた反動で買い戻しが先行。22時過ぎに一時150.89円と日通し高値を付けた。
ただ、買い戻しが一巡すると再び弱含んだ。7月米ISM製造業景況指数が46.8と予想の48.8を下回り、6月米建設支出が前月比0.3%減と予想の0.2%増に反して減少したことを受けて円買い・ドル売りが優勢になった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時3.9627%前後と2月2日以来およそ半年ぶりの低水準を記録したことも相場の重しとなり、取引終了間際には149.29円付近まで下押しした。
・ユーロドルは反落。ポンドドルの下落にユーロ売り・ドル買いが出たほか、欧州株相場の下落を背景にリスク・オフのユーロ売り・ドル買いが出ると、欧州時間に一時1.0778ドルと7月3日以来の安値を付けた。
NY時間に入り、低調な米経済指標が相次ぐと一時1.0818ドル付近まで買い戻される場面もあったが、戻りは鈍かった。欧州株相場に加えて、米国株相場も軟調に推移したためリスク・オフのユーロ売り・ドル買いが出やすい地合いとなった。
なお、欧州を代表する株価指数のひとつユーロ・ストックス50指数は2%超下落したほか、ダウ平均は一時740ドル超下落した。
・ユーロ円は5日続落。アジア時間に一時160.89円と3月12日以来の安値まで下落した反動で買い戻しが先行。22時過ぎに一時162.89円と日通し高値を付けた。ただ、買い戻しが一巡すると次第に上値が重くなった。米国株相場や日経平均先物の大幅下落に伴うリスク回避の円買い・ユーロ売りが入り、取引終了間際には161.10円付近まで押し戻された。
なお、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比1530円安の3万6420円まで急落した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落。米利下げ観測を背景に買いが先行したものの、そのあとは明日2日の7月米雇用統計を控えた利益確定目的の売りに押された。低調な米経済指標が相次ぎ、米景気の先行きに警戒感が広がったことも売りを誘った。指数は一時740ドル超下げる場面があった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は大幅に反落。エヌビディアが下げた一方、決算内容が好感されたメタプラットフォームズが上げた。
・米国債券相場で長期ゾーンは6日続伸。低調な米経済指標が相次ぎ、米景気の先行きに警戒感が広がると買いが優勢となった。中東情勢の緊迫化を背景に安全資産とされる米国債に買いが集まった面もある。利回りは一時3.9627%前後と2月2日以来およそ半年ぶりの低水準を付けた。
・原油先物相場は反落。7月米ISM製造業景況指数が予想より弱い結果となったことを受け、景気鈍化に伴うエネルギー需要への懸念が高まった。なお、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟産油国でつくるOPECプラスはこの日、閣僚級会合で現行の生産方針を据え置くことを決めた。
・金先物相場は3日続伸し、過去最高値を更新した。米長期金利の低下を受けて金利を生まない資産である金に買いが入った。中東情勢の緊迫化による安全資産としての金需要も意識され、一時は2500ドル台に乗せる場面もあった。
362: [sage] 08/02(金)15:40 ID:NS2bhDUM(5/20) AAS
1日の主な要人発言(時間は日本時間)
1日20:04 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
「5.00%への利下げ、賛成5名、据え置き支持4名で決定」
「利下げ支持の委員、絶妙なバランスで判断」
「1年内のCPI見通し2.4%(従来2.6%)」
「2年内のCPI見通し1.7%(従来1.9%)」
「3年内のCPI見通し1.5%(従来1.6%)」
「2024年第2四半期GDP見通し0.7%(従来+0.5%)」
「2024年第3四半期GDP見通し0.4%」
「2024年第4四半期GDP見通し0.2%」
「2024年GDP見通し1.25%(従来+0.5%)」
「2025年GDP見通し1%(従来+1%)」
「2026年GDP見通し1.25%(従来+1.25%)」
「インフレリスクは上向きへ傾斜」
「インフレは今年10−12月には2.7%に上昇へ」
「インフレ、その後低下へ」
「9月会合では、向こう12カ月の量的引き締め目標を採決へ」
「2024年末金利見通し4.9%(従来4.8%)」
「2025年末金利見通し4.1%(従来4.3%)」
「2026年末金利見通し3.7%(従来3.8%)」
1日20:07 ベイリー英中銀(BOE)総裁
「急過ぎや過剰な利下げには慎重」
「現時点の利下げに十分なほどインフレ圧力は緩和」
2日01:23
「BOEが今後の会合で継続的に利下げを行うとの見方には注意を促したい」
※時間は日本時間
363: [sage] 08/02(金)15:41 ID:NS2bhDUM(6/20) AAS
2日のイベントスケジュール(時間は日本時間)
<国内>
○08:50 ◇ 7月マネタリーベース
<海外>
○10:30 ◎ 4−6月期豪卸売物価指数(PPI)
○15:30 ◎ 7月スイス消費者物価指数(CPI、予想:前月比▲0.2%)
○15:45 ◇ 6月仏鉱工業生産(予想:前月比1.0%)
○16:30 ◇ 7月スイス製造業購買担当者景気指数(PMI、予想:43.8)
○20:15 ◎ ピル英中銀MPC委員兼チーフエコノミスト、講演
○21:00 ◇ 6月メキシコ失業率(季節調整前、予想:2.60%)
○21:30 ☆ 7月米雇用統計(予想:非農業部門雇用者数変化17.5万人/失業率4.1%/平均時給、前月比0.3%/前年比3.7%)
○23:00 ◎ 6月米製造業新規受注(予想:前月比▲2.9%)
○3日01:00 ◎ バーキン米リッチモンド連銀総裁、イベントに参加
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
364: [sage] 08/02(金)15:42 ID:NS2bhDUM(7/20) AAS
東京為替見通し=ドル円、米7月雇用統計への警戒感や株価下落で上値が重い展開か
1日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、150.89円まで上昇した後、低調な7月米ISM製造業景況指数や6月米建設支出を受けて、米10年債利回りが一時3.9627%まで低下したことなどで、149.29円付近まで下押しした。ユーロドルは、欧州時間にポンドドルの下落や軟調な欧州株相場の動きを受けて1.0778ドルまで弱含んだ後、米10年債利回りの低下で1.0818ドル付近まで買い戻された。ユーロ円は162.89円から161.10円付近まで下落した。
本日の東京外国為替市場のドル円は、今夜発表される米7月雇用統計への警戒感や3.9%台に低下している米10年債利回り、そして主要な株価指数の下落などから上値が重い展開が予想される。
欧米の株式市場の下落を受けて、ナイト・セッションの日経平均先物は一時大証終値比1530円安の3万6420円まで下落しており、本日の東京株式市場も大幅下落が想定されるため、円買い圧力が高まることになる。
植田日銀総裁は利上げサイクル入りを打ち出したが、パウエルFRB議長は9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ開始の可能性を示唆し、欧州中央銀行(ECB)とイングランド銀行(BOE)は利下げに踏み切っている。
日本と欧米英の金融政策の方向性の違い、デカップリング(decoupling)が鮮明となりつつあり、円を買い戻す動きが強まりつつある。
先日のFOMCでは、8会合連続での政策金利据え置きが決定されたものの、声明文でのリスクが、これまでの「インフレリスクのみ(highly attentive to inflation risks)」から「2大責務の両面のリスクに留意する(attentive to the risks to both sides of its dual mandate)」に変更された。そして、パウエルFRB議長が9月FOMCでの利下げ開始の可能性を示唆したことで、ドル売り・円買いに拍車がかかっている。
FOMC声明は、2022年3月の利上げ開始以来、2大責務(雇用の最大化maximum employmentと物価の安定stable prices)のうち、「物価の安定」に重点を置き、「高い水準のインフレ(elevated inflation)」の抑制を打ち出してきた。
しかし、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視しているPCEデフレーターの6月分が前年比+2.5%まで鈍化し、インフレ目標2%に接近してきたため、今回の声明文では、「2大責務の両面のリスクに留意する」との文言に変更された。
すなわち、米国7月の失業率が6月や5月のように4%台に乗せていた場合、9月のFOMCでの利下げ開始の可能性、そして年内3回の利下げの可能性が高まることになるのかもしれない。
米7月の雇用統計の予想は、失業率は4.1%で6月と変わらず、非農業部門雇用者数は前月比+17.5万人で、6月の同比+20.6万人からの増加幅の減少が見込まれている。
さらに、NFPの年次基準改定の暫定値が発表されることで、昨年のように下方修正(▲30.6万人)される可能性には警戒しておきたい。
米7月の雇用統計の先行指標となる7月ADP全米雇用報告は、前月比+12.2万人で6月の同比+15.5万人から減少、7月ISM製造業雇用指数は43.4で6月の49.3から低下しており、7月雇用統計への警戒感を強めている。
10時30分に発表される4−6月期豪卸売物価指数(PPI)では、先日発表されたコアCPIのようなネガティブサプライズに警戒しておきたい。
365: [sage] 08/02(金)15:43 ID:NS2bhDUM(8/20) AAS
株価指数先物【寄り前】 日米金利差縮小で先回り的なショートに向かわせる
大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 36710 -1240 (-3.26%)
TOPIX先物 2622.0 -74.5 (-2.76%)
シカゴ日経平均先物 36845 -1105
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
1日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。7月のISM製造業景況総合指数は46.8となり、前月(48.5)から低下し、予想(48.8程度)を下回った。米新規失業保険申請件数は前週比1万4000件増の24万9000件となり、予想(23万6000件程度)を上回るなか、労働市場の減速による米景気懸念につながった。
前日に米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が9月の利下げ開始を示唆したことが下支えとなる場面もみられたが、景気敏感株を中心に売りが広がった。また、この日発表の経済指標を受けて年内3回の利下げを織り込む動きが強まり、米長期金利は約半年ぶりに4%を割り込んだ。S&P500業種別指数は家庭用品・パーソナル用品、公益事業、不動産が上昇した一方で、半導体・同製造装置、自動車・同部品、銀行が下落。
シカゴ日経平均先物(9月限)清算値は、大阪比1105円安の3万6845円だった。日経225先物(9月限)のナイトセッションは日中比40円安の3万7910円で始まり、寄り付き直後に付けた3万7950円を高値にショート優勢のなかで3万7350円まで下落。その後はショートカバーが入り、米国市場の取引開始直前には3万7950円と日中比変わらずの水準まで戻す場面もみられた。ただし、米国市場の取引開始後に下へのバイアスが強まり、一時3万6420円まで下落幅を広げた。終盤にかけてやや下落幅を縮め、3万6710円でナイトセッションの取引を終えた。
日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り優勢で始まることになりそうだ。昨日は日中取引で1280円安となったが、ナイトセッションで1240円安と下へのバイアスが強まっており、需給状況は悪化。一気に200日移動平均線(3万6690円)水準まで下げてきたことからヘッジ対応のショートが入りやすく、押し目狙いのロングを慎重にさせそうだ。
ボリンジャーバンドでは-2σ(3万7020円)を割り込み、やや売られ過ぎが意識されてくる可能性はある。ただし、バンドは拡大傾向をみせていることから、3万5600円辺りまで下がってきた-3σ辺りが射程に入ってきた。また、週足の-2σ(3万6580円)まで下げてきており、52週線の3万5720円、-3σの3万5400円辺りが意識されてくるだろう。
なお、決算発表が本格化するなか、アップル<APPL>は1株利益が予想を上回ったとして、時間外取引で小幅に上昇しているが、アマゾン・ドット・コム<AMZN>は売上高が予想を下回ったことから5%超の下落で推移している。指数インパクトの大きい値がさハイテク株には重荷となりそうだ。
米国では年内3回の利下げを予想する動きが強まってきたことから、為替市場では日米金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りが強まっている。日米金利差を狙ったポジションを圧縮する動きが加速するなか、為替動向にらみの相場展開になりそうだ。1ドル=150円を下回っている水準では輸出企業の業績下振れへの警戒にもつながってくることから、先物主導で先回り的なショートに向かわせる動きが警戒されやすいだろう。
日経225先物は200日線水準での攻防が見込まれ、売り一巡後は押し目狙いのロングも入りやすいところではある。ただし、オーバーウイークでポジションを持ち越す動きは考えづらく、引けにかけての一段安の可能性
366: [sage] 08/02(金)15:45 ID:NS2bhDUM(9/20) AAS
には注意しておきたい。
昨日のNT倍率は先物中心限月で14.07倍に上昇した。全面安商状のなか、アドバンテスト <6857.T> [東証P]が1社で日経平均株価を200円超支えており、日経平均型優位となった。一時14.12倍まで上昇しており、25日、75日線が位置する14.09倍辺りを捉えた。本日は低下が見込まれるが、全面安商状のなかでは、大きく低下する動きにもなりにくいだろう。引き続きスプレッド狙いの動きは限られそうだ。
1日のVIX指数は18.59(前日は16.36)に上昇した。一時19.48まで切り上がる場面もみられており、20.00を上回ってくるようだと慎重姿勢に向かわせやすいと考えられる。4月19日に付けた21.36に迫るなか、積極的なロングを手控えさせよう。
367: [sage] 08/02(金)15:46 ID:NS2bhDUM(10/20) AAS
株価指数先物【昼】 3万6000円割れが迫り短期的なロングを意識
日経225先物は11時30分時点、前日比1750円安の3万6200円(-4.61%)前後で推移。寄り付きは3万6660円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万6845円)を下回って始まると、直後に付けた3万6670円を高値に下へのバイアスが強まり、中盤にかけて一時3万6110円まで下落幅を広げる場面もみられた。その後は3万6600円近辺まで下げ幅を縮めるものの、終盤にかけては再び日中の安値水準まで下げてきている。
米国では経済指標の発表を受けて労働市場の減速懸念が高まり、米長期金利が約半年ぶりに4%を下回るなか、年内3回の利下げ観測が浮上。日米金利差縮小を見込み円高が進行するなか、東京市場においては日米金利差を狙って積み上がっていたポジションを圧縮する動きが加速しており、先物での先回り的なショートに向かわせているようだ。日経225先物は200日移動平均線水準から始まったが、同線を支持線としたリバウンドとはならなかった。下へのバイアスが強まるなか、13週線(3万5700円)が射程に入ってきている。3万6000円割れが迫る状況で、いったんは短期的なリバウンド狙いのロングは入りやすいだろう。ただし、オーバーウイークのポジションを取りに行く動きは考えづらく、引けにかけての荒い値動きには注意しておきたい。
NT倍率は先物中心限月で14.08倍に上昇した。一時25日、75日線が位置する14.09倍水準を上回り、200日線が位置する14.18倍まで切り上がる場面もみられた。東京エレクトロン <8035.T> [東証P]、アドバンテスト <6857.T> [東証P]、ソフトバンクグループ <9984.T> [東証P]の3社で日経平均株価を600円超押し下げているが、本日も全面安商状のため、若干ながらTOPIX型のマイナスの影響が大きい。
368: [sage] 08/02(金)15:47 ID:NS2bhDUM(11/20) AAS
【よろずのつぶやき by Wada】大きな代償
2024/08/02 12:14
東京の大手証券の一部デスクは早朝からパニック状態。海外勢からの円キャリー解消に伴う日経平均先物の売りが殺到すると、日経平均は一時2000円を超える暴落となりました。下落幅としてはブラックマンデーに次ぐ状況となっているわけで、明らかにセリングクライマックス的な動きを迎えています。
植田日銀総裁の突然の転向は、市場では政府与党の圧力に屈したことが引き起こす「政策エラー」との認識が強く、一部からは「植田ショック」、もとい「植木ショック」との言葉も聞こえてきているなか、7月の不可解な円買い介入をきっかけに引き起こされた海外投資家による円キャリートレード巻き戻しの動きは、新NISAを国策として進めるなかでの株価暴落といった大きな代償を払わされる副作用を伴って最終局面を迎えているのかもしれません。
「円安が日本経済に悪」という、実際のファンダメンタルズに背いた方針を無理やり貫き通そうとした結果、HF勢のひんしゅくを買う結果となったといったところ。サマーバケーションを終えた海外のマクロ勢が、改めて方向性を持った円キャリーを始めるのかどうか。今後も慎重に見極めていくことになりそうです。
いずれにしても、ドル円については昨日のアジア市場で既に下値を確認したようなかたち。欧州時間はショートカバーが中心となりました。NY時間に入ってからは弱い米指標や株価の急落を受けたリスクオフの動きとなったものの、下押しも中途半端なものに終わっています。
本日は早朝から、日経平均先物が暴落しているのを横目に米系短期勢が売り仕掛けたわけですが、149.00円と148.88円、更には148.95円と149.00円割れを3回試して、ビッドの厚さを確認。仲値にかけて本邦実需の買いが断続的に観測されると149.77円まで買戻されています。明らかに下方硬直性を感じる相場展開。目先は昨日高値の150.89円や200日MAの151.59円付近が戻りの目処として意識されています。
369: [sage] 08/02(金)15:49 ID:NS2bhDUM(12/20) AAS
【相場の細道】パウエルFRB議長、9月FOMCでの利下げ示唆
「Fed Could Cut Rates ‘As Soon As’ September Meeting」(パウエルFRB議長)
1.7月米連邦公開市場委員会(FOMC)
7月30-31日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、8会合連続でFF金利誘導目標レンジ(5.25-50%)の据え置きが決定された。
FOMCは、2022年3月の利上げ開始以来、2大責務(「雇用の最大化」maximum employmentと「物価の安定」stable prices)のうち、「物価の安定」に特段の重点(highly attentive to inflation risks)を置いてきた。しかし、今回の声明文では、「2大責務の両面のリスクに留意する」(attentive to the risks to both sides of its dual mandate)との文言に変更された。当局者は、2大責務を達成する上でのリスクは、よりバランスが取れてきていると考えるようになったことが示されている。
すなわち、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視しているPCEデフレーターの6月分は前年比+2.5%まで鈍化しており、インフレ目標2%に迫っている。一方で、失業率は5月が4.0%、6月が4.1%とやや上昇傾向にある。
当局者は、労働市場に対する判断を引き下げ、「雇用の伸びは緩やかになり、失業率は上昇したが低いままだ」と指摘している。
インフレについては、「この1年で緩和したが、依然として幾分高い水準(remains some elevated)にある」と記し、インフレ率が持続的に2%に向かっているとの「確信を強める」まで、政策金利の引き下げは適切ではない、との文言は維持した。
2.ハト派的なパウエルFRB議長
パウエルFRB議長は、「問題となるのは、データの全体像や変化する見通し、リスクバランスがインフレに対する確信の強まり、そして堅調な労働市場の維持と整合するかどうかだ」と指摘した。そして、「そのテストが満たされれば、早ければ次回9月の会合で政策金利の引き下げが選択肢となり得る」、「経済の展開の仕方次第で、年内の利下げがゼロにも複数回にもなるというシナリオは想像し得る」と述べた。
労働市場が冷え込むにつれてインフレが予想外に加速するリスクは低下したが、労働市場の下振れリスクは「現在、現実のものとなっている」と述べた。
また、0.50%の利下げの可能性や政治的な圧力に関しては否定した。
3.今後の日程
・8月22-24日:ジャクソンホール会合「金融政策の有効性と伝達の再評価」
・9月17-18日:FOMC・・・0.25%の利下げ見通し(5.00-25%)
・11月5日:米国大統領選挙
・11月6-7日:FOMC・・・0.25%の利下げ見通し(4.75-5.00%)
・12月17-18日:FOMC・・・0.25%の利下げ見通し(4.50-75%)
370: [sage] 08/02(金)15:50 ID:NS2bhDUM(13/20) AAS
ロンドン為替見通し=リスク回避が先行か、スイスCPIや英中銀高官の講演にも注目
本日のロンドン為替市場では、先日に大幅に悪化したリスクセンチメントが状況を見定めながらの取引か。スイスフランはスイスのインフレ指標、ポンドは英中銀チーフエコノミストの講演も注目される。
昨日の独DAXが2.3%の下落率を記録するなど、主要な欧州株価指数は軟調なまま終えた。米株も売り優勢で終えたうえに、アマゾンやインテルなどが引け後に発表した決算を受けて急落するなど目先は弱気な材料が目立つ。欧州午後に7月米雇用統計を控えていることもあり、どこかで一旦は落ち着くのだろうが、まずはリスク回避を意識した動きが先行することになりそうだ。
序盤にはスイス7月消費者物価指数(CPI)が発表予定。前月比が前回の横ばいから0.2%低下が予想されている。CPI前年比も1%前半が大方の見通しだ。スイス中銀の次回金融政策決定会合は9月26日とまだ先ではあるものの、前月比のマイナス度合い次第では、一気に追加利下げ観測が強まるだろう。このところリスク回避の動きを背景に強含んでいたスイスフランの戻り幅を気にかけておきたい。
日本時間20時過ぎには英中銀のチーフエコノミストでもあるピルMPC委員が講演予定。英中銀は昨日4年5カ月ぶりの利下げ決定を公表した。ただし9名のMPC委員のなかで、ベイリー総裁の利下げ提案に賛成したのは総裁含めて5名のみ。ピル氏は据え置き維持を主張した4名のなかの1人であり、どのような考えで利下げに反対したのかが注目される。
想定レンジ上限
・ユーロドル、7月31日高値1.0849ドル
・ユーロスイスフラン、1日高値0.9515フラン
・ユーロポンド、90日移動平均線0.8504ポンド
想定レンジ下限
・ユーロドル、7月2日安値1.0710ドル
・ユーロスイスフラン、2月7日安値0.9351フラン
・ユーロポンド、日足一目均衡表・基準線0.8441ポンド
371: [sage] 08/02(金)15:52 ID:NS2bhDUM(14/20) AAS
東京マーケットダイジェスト・2日 円底堅い・日経平均36年10カ月ぶりの下げ幅
(2日15時時点)
ドル円:1ドル=148.91円(前営業日NY終値比▲0.45円)
ユーロ円:1ユーロ=160.88円(▲0.30円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0804ドル(△0.0013ドル)
日経平均株価:35909.70円(前営業日比▲2216.63円)
東証株価指数(TOPIX):2537.60(▲166.09)
債券先物9月物:143.80円(△0.84円)
新発10年物国債利回り:0.955%(▲0.075%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.24600%(横ばい)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
<発表値> <前回発表値>
7月マネタリーベース
前年同月比 1.0% 0.6%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。日米株価指数先物の下落を背景に売りが先行し148.88円まで下げた後は本邦実需勢の買いなどを支えに149.77円まで反発した。ただ、日経平均株価が引けにかけて下げ幅を拡大するとリスク回避の売りが再開。15時過ぎには148.81円まで下押しした。
・ユーロ円も頭が重い。総じてドル円と同様に株価に振らされる動きとなり、160.65円まで売りが先行した後161.59円まで切り返したが、再び安値圏まで押し戻されている。
・ユーロドルは小高い。ドル円の下落や米長期金利の低下に伴ってユーロ買い・ドル売りが散見され、一時1.0809ドルまで値を上げた。
・日経平均株価は大幅に続落。下げ幅はブラックマンデー翌日の1987年10月20日以来、およそ36年10カ月ぶりの大きさとなった。前日の米国株が大幅安となった影響を受けた。植田日銀総裁が突如タカ派路線に切り替えたことが引き続き市場の混乱を招いている。
・債券先物相場は続伸。日経平均の大幅下落を背景とするリスク回避の動きが上昇を後押し、終始堅調に推移した。一時143.82円まで上げ幅を拡大した。
372: [sage] 08/02(金)19:29 ID:NS2bhDUM(15/20) AAS
日本株、「日銀ショック」で当面は上値の重い展開か〜東海東京
東海東京インテリジェンス・ラボでは、7月の日銀会合はタカ派的な内容が目立ったと指摘。ECBやFRBをはじめとする世界の中央銀行が「利下げサイクル」に入ることがほぼ確実視されている中、逆に「利上げサイクル」を進める日本の株式を買う積極的な理由をつけるのは難しいと考えている。今回の決定は日本株市場にとって厳しいものであると言わざるを得ないとコメント。相対的には、利ザヤ改善への期待から金融株、国内景気への影響を懸念してディフェンシブ銘柄が選好されやすくなるとみている。一方、財務基盤が弱く借り入れの多い業種や銘柄は、利払い増加への懸念から売られやすくなると考えている。
373: [sage] 08/02(金)19:30 ID:NS2bhDUM(16/20) AAS
日銀の次回利上げは10月か〜BNPパリバ
BNPパリバ証券では、今回の日銀会合を受けたリポートの中で、次回の利上げのタイミングについて、展望リポートが公表される10月に政策金利を0.5%まで引き上げると予想している。今春闘の賃上げに伴い人件費が増加しており、10月の価格改定時期には、特にサービス価格の引き上げが予想される。10月会合では、そのことが9月調査短観などのソフトデータや10月都区部CPIなどのハードデータ、ヒアリングなどから確認できる。これらが起こり得ることは既に日銀は基本シナリオに織り込んでいるとみられるが、展望リポート作成時にそれを確認し、粛々と利上げが決定されるとBNPパリバでは考えている。
374: [sage] 08/02(金)19:32 ID:NS2bhDUM(17/20) AAS
【市場の目】BOEも利下げを開始 追加利下げは慎重に判断
第一生命経済研究所経済調査部主席エコノミスト・田中理氏
BOEも利下げを開始 追加利下げは慎重に判断
イングランド銀行(BOE)は8月のMPCで約4年半振りとなる利下げを決定。決定は5対4の僅差、今回利下げに転向した委員の一部は「利下げ/据え置き」が際どい判断だったことを認めている。最近の物価上振れが一過性の要因によるものか、物価や賃金を取り巻く構造変化の可能性も見極めが必要。同時に発表された金融政策レポートでのインフレ率の最頻値見通しは、年2〜3回の利下げを織り込む市場金利を前提とした場合、2026年4〜6月期に2%の物価目標を下回り、1.5%程度に収斂すると予想する。追加利下げを見送った場合の景気の腰折れや中期的な物価の下振れリスクにそこまでの切迫感はなく、追加利下げを急ぐ様子はみられない。当面は四半期に1回の金融政策レポートの発表月に合わせて、追加利下げの是非を判断する意向とみられる。
375: [sage] 08/02(金)19:33 ID:NS2bhDUM(18/20) AAS
株価指数先物【引け後】 52週線水準での底固めを見極めたい
大阪9月限
日経225先物 35920 -2030 (-5.34%)
TOPIX先物 2542.5 -154.0 (-5.71%)
日経225先物(9月限)は前日比2030円安の3万5920円で取引を終了。寄り付きは3万6660円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万6845円)を下回って始まり、直後に付けた3万6670円を高値に下へのバイアスが強まり、前場中盤に一時3万6110円まで下落幅を広げた。その後は3万6600円近辺まで下げ幅を縮めたものの、前場終盤には再び日中の安値水準まで下げた。節目の3万6000円に接近してきたこともあり、押し目を狙った打診的なロングが意識され、後場は3万6200円〜3万6400円辺りで保ち合いを継続。だが、取引終了間際にレンジを下放れると、節目の3万6000円を割り込み、一時3万5800円まで下落幅を広げた。
米国では経済指標の発表を受けて労働市場の減速懸念が高まり、米長期金利が約半年ぶりに4%を下回るなか、年内3回の利下げ観測が浮上。日米金利差縮小を見込んで円高が進行、東京市場では日米金利差を狙ってこれまで積み上げてきたポジションを圧縮する動きが加速しており、先物での先回り的なショートに向かわせたようだ。連日の大幅な下落により、ダブルインバースなどのヘッジ対応のショートの動きも強まったのだろう。
今週の日経225先物は、13週移動平均線(3万8880円)突破をみせた後は、52週線(3万5700円)水準まで下落した。52週線までの調整によって、いったんはボトムを意識したスタンスとなろう。東証プライムの騰落銘柄は値下がり数が連日で9割を超える全面安商状で、売買高は5月31日以来の29億株超に膨れた。ピーク感が意識されてくる可能性もあり、押し目狙いのロングのタイミングを探る動きが出てきそうだ。
グローベックスの主要な米株先物は弱い動きをみせており、NYダウ先物は260ドル安、ナスダック100は340ポイント安で推移している。欧州市場も下落して推移するなか、世界同時株安が警戒されてくる。日経225先物のボリンジャーバンドは拡大傾向にあり、-3σは3万4530円辺りまで下がっている。52週線水準での攻防を想定しつつ、同線を明確に下放れてくる局面では、もう一段の下落が警戒されよう。
NT倍率は先物中心限月で14.12倍に上昇した。25日、75日線が位置する14.09倍水準を上回り、一時200日線が位置する14.18倍まで切り上がる場面もみられた。東京エレクトロン <8035.T> [東証P]、アドバンテスト <6857.T> [東証P]、ソフトバンクグループ <9984.T> [東証P]の3社で日経平均株価を630円超押し下げているが、東証プライムの値下がり数が9割を超える全面安商状のため、TOPIX型のマイナスの影響が大きい。
手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が5万2460枚、ソシエテジェネラル証券が2万9855枚、サスケハナ・ホンコンが1万3478枚、JPモルガン証券が8269枚、バークレイズ証券が6079枚、野村証券が5470枚、SBI証券が4904枚、モルガンMUFG証券が4356枚、ゴールドマン証券が3146枚、みずほ証券が1915枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が5万9739枚、ソシエテジェネラル証券が3万5503枚、バークレイズ証券が1万0615枚、JPモルガン証券が1万0019枚、ゴールドマン証券が7644枚、モルガンMUFG証券が7555枚、サスケハナ・ホンコンが6912枚、ビーオブエー証券が5107枚、BNPパリバ証券が4781枚、みずほ証券が4515枚だった。
376: [sage] 08/02(金)19:49 ID:NS2bhDUM(19/20) AAS
NY為替見通し=米雇用統計発表、非農業部門雇用者数だけでなく失業率の強弱にも留意
NYタイムは、注目度の高い経済指標である7月米雇用統計が発表となる。今週発表の雇用関連指標はここまで総じて弱めで、本日も非農業部門雇用者数の伸び鈍化が予想されている。
先日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でも雇用の伸びの鈍化への言及があった後だけに、市場も雇用関連指標の弱まりに神経質になっており、足もとのドルの重さにも作用している。まずは非農業部門雇用者数の予想比での強弱に反応することになるとみるが、失業率の結果が後から効いてくるパターンもあるため留意したい。
雇用統計を確認後、午前1時からイベントに参加するバーキン米リッチモンド連銀総裁は今年のFOMC金融政策決定の投票メンバーであるため、同総裁から雇用統計の結果と金融政策の行方に関して何らかの示唆があるかどうかにも注意したい。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、東京タイム午前につけた本日ここまでの高値149.77円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、3月14日安値147.44円。
377: [sage] 08/02(金)21:02 ID:NS2bhDUM(20/20) AAS
NY株見通し−ハイテク株を中心に軟調か 7月雇用統計に注目
今晩は米7月雇用統計に注目。昨日は7月ISM製造業PMIが予想以上に悪化し、新規失業保険申請件数も予想以上に増加したことで景気後退(リセッション)懸念が強まった。ダウ平均は494.82ドル安(-1.21%)と3日ぶりに反落し、S&P500は1.37%安と反落し、ナスダック総合も2.30%安とともに反落した。景気敏感株が多い小型株指数のラッセル2000は3.03%安と主要3指数を上回る大幅下落となった。引け後の動きでは予想を上回る決算を発表したアップルが小幅に上昇した一方、アマゾン・ドット・コムは売上高が予想を下回ったほか、弱い見通しが嫌気され6%超下落。弱い見通しやレイオフを発表したインテルは20%近い急落となった。
今晩はインテルやアマゾンの下落を受けてハイテク株を中心に軟調な展開が予想されるが、寄り前に発表される米7月雇用統計が焦点となりそうだ。これまでは弱めの雇用統計が利下げ期待につながり株高要因となったが、昨日の7月ISM製造業PMIの下振れなどを受けてリセッション懸念が強まっており、今晩の7月雇用統計も弱い結果となれば、リセッション懸念が一段と強まることが警戒される。7月雇用統計の市場予想は、非農業部門雇用者数(NFP)が17.5万人増(前月分:20.6万人増)、失業率が4.1%(同:4.1%)、平均賃金が前月比+0.3%(同:+0.3%)、前年比+3.7%(同:+3.9%)。
今晩の米経済指標・イベントは7月雇用統計のほか6月耐久財受注改定値、7月製造業新規受注など。企業決算は寄り前にシェブロン、エクソン・モービル、リンデ、ライオンデルバゼルなどが発表予定。
378: [sage] 08/03(土)07:30 ID:GGK5hC5O(1/7) AAS
欧州マーケットダイジェスト・2日 株安・金利低下・ドル安・円高
(2日終値:3日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=146.83円(2日15時時点比▲2.08円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=160.21円(▲0.67円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0911ドル(△0.0107ドル)
FTSE100種総合株価指数:8174.71(前営業日比▲108.65)
ドイツ株式指数(DAX):17661.22(▲421.83)
10年物英国債利回り:3.828%(▲0.054%)
10年物独国債利回り:2.174%(▲0.070%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
7月スイス消費者物価指数(CPI)
(前月比) ▲0.2% 0.0%
6月仏鉱工業生産
(前月比) 0.8% ▲2.2%・改
7月スイス製造業PMI
43.5 43.9
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は急落。7月米雇用統計の発表を控えてしばらくは149.00円を挟んだもみ合いの展開が続いていたが、指標結果が伝わると大幅に下落した。米労働省が発表した7月米雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比11.4万人増と予想の17.5万人増を下回り、失業率が4.3%と予想の4.1%よりも弱い結果となった。また、平均時給も前月比0.2%/前年比3.6%と予想の前月比0.3%/前年比3.7%を下回った。米景気の先行き不安が高まると、米長期金利の低下とともに全般ドル売りが広がった。
その後発表の6月米製造業新規受注が予想を下回ったことも相場の重しとなり、0時30分前には一時146.42円と2月2日以来半年ぶりの安値を更新した。ダウ平均が一時1000ドル近く下落し、ナイト・セッションの日経平均先物が1570円下げるなど、株価の大幅下落に伴うリスク回避の円買いも目立った。
・ユーロドルは堅調。低調な米経済指標が相次ぐと米景気の減速懸念が強まり、米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時3.7866%前後と昨年12月以来の低水準を記録。全般ドル売りが優勢になると、24時前に一時1.0927ドルと7月18日以来の高値を更新した。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時103.13と3月14日以来の低水準を付けた。
・ユーロ円は弱含み。米雇用統計の下振れをきっかけにドル円が急落するとユーロ円にも売りが先行。世界的な株安を背景にリスク・オフの円買い・ユーロ売りも入り、21時30分過ぎに一時159.71円と2月8日以来およそ半年ぶりの安値を付けた。
ただ、そのあとはドル円の下落につれた売りが出た半面、ユーロドルの上昇につれた買いが入ったため、相場はもみ合いに転じた。
・ロンドン株式相場は続落。前日の米国株や本日のアジア株相場など、主要株価指数が軒並み安となったことを受けて投資家心理が悪化。リスク回避の売りが優勢となった。HSBCやバークレイズなど金融セクターが売られたほか、ハルマやセイジ・グループなど情報技術セクターが値下がりした。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなども軟調だった。
・フランクフルト株式相場は大幅続落。米景気懸念を背景に前日の米国株相場が下落したほか、本日の日本や中国などアジアの主要株価指数も売られると、投資家がリスク回避姿勢を強めた。個別ではRWE(7.85%安)やシーメンス・エナジー(7.46%安)、ザランド(5.97%安)などの下げが目立った。
なお、フランスの株価指数は1.61%安、イタリアは2.55%安、スペインは1.67%安となった。
・欧州債券相場は上昇。株安を受けた。
379: [sage] 08/03(土)07:31 ID:GGK5hC5O(2/7) AAS
AA省
380: [sage] 08/03(土)07:32 ID:GGK5hC5O(3/7) AAS
前後と昨年12月以来の低水準を付けた。
・原油先物相場は大幅続落。7月米雇用統計が予想より弱い結果となり、米景気鈍化に伴うエネルギー需要への懸念が一段と高まった。一時は72ドル台まで下落し、6月5日以来の水準まで値を下げる場面もあった。
・金先物相場は4日ぶりに反落。米金利の低下などを手掛かりにした買いが入り、再び2500ドル台に乗せる場面があったものの、次第に上値が重くなった。前日に過去最高値を更新していたこともあり、週末を前に利益確定や持ち高調整目的の売りが観測された。
381: [sage] 08/03(土)07:33 ID:GGK5hC5O(4/7) AAS
2日の主な要人発言(時間は日本時間)
2日10:57 鈴木財務相
「為替市場の動向、しっかり注視していきたい」
「為替はファンダメンタルズ反映し、安定的に推移することが重要」
「緊張感もって株式市場の動向注視」
「株価の日々の動きについて要因などを申し上げるのは難しい」
「(日銀利上げに関して)政府として財政余力を生み出す努力が重要」
「政府・日銀の共同声明、総合的に考えて今の状況であえて見直さなければならないという状況でない」
「市場との対話をしっかりやり、国債管理政策をやっていきたい」
「一番懸念しているのは輸入物価への影響、円安是正なら下がってくると期待」
2日10:58 林官房長官
「引き続き緊張感をもって株式市場の動向を注視」
「為替はファンダメンタルズ反映し安定推移が重要、引き続き市場の動向しっかり注視したい」
2日20:58 ピル英中銀金融政策委員会(MPC)委員兼チーフエコノミスト
「英国のインフレ期待に焦点を当てている」
「インフレに関して仕事が終わったと言うのは時期尚早」
「インフレに関してはまだ少し道のりがある」
「インフレが減速したと言うのは少し早計」
「少なくともしばらくの間は、引き締め的な政策を維持する必要」
グールズビー米シカゴ連銀総裁
「単月の数値に過剰反応したくはない」
「次回の会合までに多くの情報を得るつもり」
「利下げ幅は状況によって決定されるだろう」
※時間は日本時間
382: [sage] 08/03(土)07:33 ID:GGK5hC5O(5/7) AAS
来週の国内イベントスケジュール
5日
○08:50 ☆ 6月13−14日分の日銀金融政策決定会合議事要旨
6日
○08:30 ◇ 6月家計調査(消費支出)
○08:30 ◇ 6月毎月勤労統計(現金給与総額)
7日
○08:50 ◇ 7月外貨準備高
○14:00 ◇ 6月景気動向指数速報値
8日
○08:50 ◎ 6月国際収支速報
○08:50 ◇ 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
○08:50 ◇ 日銀金融政策決定会合における主な意見(7月30−31日分)
○14:00 ◇ 7月景気ウオッチャー調査
9日
○08:50 ◇ 7月マネーストックM2
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
383: [sage] 08/03(土)07:34 ID:GGK5hC5O(6/7) AAS
来週の海外イベントスケジュール
5日
○10:45 ◎ 7月Caixin中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)
○16:00 ◎ 7月トルコ消費者物価指数(CPI)
○16:50 ◎ 7月仏サービス部門PMI改定値
○16:55 ◎ 7月独サービス部門PMI改定値
○17:00 ◎ 7月ユーロ圏サービス部門PMI改定値
○17:30 ◎ 7月英サービス部門PMI改定値
○18:00 ◎ 6月ユーロ圏卸売物価指数(PPI)
○21:30 ◎ グールズビー米シカゴ連銀総裁、講演
○22:45 ◎ 7月米サービス部門PMI改定値
○22:45 ◎ 7月米総?PMI改定値
○23:00 ☆ 7月米ISM非製造業指数
○6日06:00 ◎ デイリー米サンフランシスコ連銀総裁、討議に参加
○カナダ(市民の祝日)、休場
6日
○08:01 ◇ 7月英小売連合(BRC)小売売上高調査
○13:30 ☆ 豪準備銀行(RBA)政策金利発表
○14:30 ◎ ブロックRBA総裁、記者会見
○14:45 ◇ 7月スイス失業率(季節調整前)
○15:00 ◎ 6月独製造業新規受注
○17:30 ◎ 7月英建設業PMI
○18:00 ◎ 6月ユーロ圏小売売上高
○21:30 ◇ 6月カナダ貿易収支
○21:30 ◎ 6月米貿易収支
○7日02:00 ◎ 米財務省、3年債入札
○7日03:00 ◎ 7月ブラジル貿易収支
7日
○07:45 ◎ 4−6月期ニュージーランド(NZ)失業率/就業者数増減
○未定 ◎ 7月中国貿易収支
○15:00 ◇ 6月独貿易収支
○15:45 ◇ 6月仏貿易収支
○15:45 ◇ 6月仏経常収支
○20:00 ◇ MBA住宅ローン申請指数
○23:00 ◇ 7月カナダIvey購買部協会景気指数
○23:30 ◇ EIA週間在庫統計
○8日02:00 ◎ 米財務省、10年債入札
○8日04:00 ◇ 6月米消費者信用残高
384: [sage] 08/03(土)07:35 ID:GGK5hC5O(7/7) AAS
8日
○08:01 ◇ 7月英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)住宅価格
○13:30 ☆ インド中銀、金融政策決定会合
○15:00 ◎ 6月独鉱工業生産
○21:00 ◎ 7月メキシコCPI
○21:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数
○23:00 ◇ 6月米卸売売上高
○9日02:00 ◎ 米財務省、30年債入札
○9日04:00 ◎ バーキン米リッチモンド連銀総裁、講演
○9日04:00 ◎ メキシコ中銀、政策金利発表
9日
○10:30 ◎ 7月中国CPI
○10:30 ◎ 7月中国生産者物価指数(PPI)
○15:00 ◎ 7月独CPI改定値
○15:00 ◎ 7月ノルウェーCPI
○16:00 ◇ 6月トルコ鉱工業生産
○16:00 ◇ 7月スイスSECO消費者信頼感指数
○21:00 ◎ 7月ブラジルIBGE消費者物価指数(IPCA)
○21:00 ◇ 6月メキシコ鉱工業生産
○21:30 ☆ 7月カナダ雇用統計
○10日01:00 ☆ 4−6月期ロシア国内総生産(GDP)速報値
○10日01:00 ◎ 7月ロシアCPI
○シンガポール(独立記念日)、南アフリカ(女性の日)、休場
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
385: [sage] 08/04(日)19:15 ID:VxlqEXM6(1/2) AAS
株価指数先物 【週間展望】 ―海外勢のリスク回避姿勢のピークを見極め
今週の日経225先物は、需給状況が悪化するなか、不安定な展開が続きそうだ。先週後半の株安・円高は記録的な動きとなった。日銀は金融政策決定会合で0.25%の利上げを決め、植田和男総裁は会合後の会見で、物価上昇率が想定通りなら、さらに利上げする可能性を否定しなかった。一方で、米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利が据え置かれ、パウエル連邦準備理事会(FRB)議長はFOMC後の会見で、早ければ9月の会合で利下げを議論する可能性があるとの見解を示した。
日米金利差の縮小が見込まれるなか、為替市場では円買い・ドル売りが強まり、円高が加速。海外投資家による日本株の持ち高圧縮を誘った。日経225先物は7月26日に3万7330円まで売られたが、31日には3万9230円までのリバウンドをみせていた。だが、8月1日に1280円安、2日には2030円安と大きく売られ、52週線(3万5700円)水準まで下げてきた。
値幅からは調整一巡が意識されやすいとみられたが、2日の取引終了後のナイトセッションでは一時3万4350円まで売られ、3万4800円で終えている。2日の米国市場では主要な株価指数が下落した。7月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比11万4000人増と、予想(17万5000人増程度)を下回った。6月分は速報値の20万6000人増から17万9000人増に下方修正された。労働市場の悪化によって、景気後退(リセッション)入りが警戒された。
著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイ<BRK>が4-6月期にアップル<AAPL>の保有株式数をほぼ半減させたことがわかったと報じられた。これまでも減少させてきたが、予想以上の削減と捉えられている。また、エヌビディア<NVDA>は次期AI半導体の発売が設計上の不備で遅れる見込みと、関係筋の話として報じられている。相場を牽引してきたAIブームが終了するとの思惑にもつながりやすい。足もとの調整で75日線水準での底堅さをみせていたナスダック指数は、2日の下落で同線を明確に割り込み、26週線水準まで下げてきた。4月半ばの調整では26週線が支持線として機能していたこともあり、これを明確に割り込んでくると、リスク回避姿勢が一段と強まりそうだ。
386: [sage] 08/04(日)19:16 ID:VxlqEXM6(2/2) AAS
日経225先物は期待された支持線を次々と割り込んでおり、押し目狙いのロングが入りにくい。ボリンジャーバンドの-3σまで下げてきたことで売られ過ぎが意識されて、自律反発狙いの短期的なロングは入りやすいとみられる。ただし、バンドは急速に拡大傾向をみせており、バンドに沿った調整が続く可能性もある。2日の東証プライムの売買高は5月31日以来となる29億株超に達し、売買代金は連日で6兆円を超えていた。ポジション圧縮の動きが集中したこともあり、セリング・クライマックスも意識されてこよう。一方で、一段の下げとなると、1月以来の3万3000円水準が射程に入ってくる可能性もあるだろう。
そのため、オプション権利行使価格の3万3000円から52週線が位置する3万6000円と広めのレンジを想定する。52週線を突破してくると、底打ちの期待が高まり、週足の-1σが位置する3万7000円辺りがターゲットになろう。半面、3万3000円を割り込んでくると、1月安値の3万2740円が射程に入りそうだ。
先週末のNT倍率は先物中心限月で14.12倍に上昇した。25日、75日線が位置する14.09倍水準を上回り、200日線が位置する14.18倍まで切り上がる場面もみられた。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の弱い値動きが日経平均型の重荷となったが、東証プライムの値下がり数が連日で9割を超える全面安商状のため、相対的にTOPIX型のマイナスの影響が大きかった。今週はナスダック指数が26週線水準からリバウンドをみせられないと、ややNTショートに振れやすくなる可能性があるだろう。
2日のVIX指数は23.39(前日は18.59)に上昇した。4月19日の直近高値21.36を上抜け、一時29.66まで上昇する場面もみられた。2022年10月以来の水準まで上昇しており、20.00を上回る水準での推移が続くようだと、リスク回避姿勢が強まりやすいとみられる。
7月第4週(7月22日-26日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では2週連続の売り越しであり、売り越し額は1兆5674億円(7月第3週は8110億円の売り越し)だった。なお、現物は5659億円の売り越し(同2459億円の売り越し)と2週連続の売り越しであり、先物は1兆0015億円の売り越し(同5650億円の売り越し)と2週連続の売り越し。個人は現物と先物の合算で7802億円の買い越しで、3週連続の買い越し。信託銀行は現物と先物の合算で3577億円の買い越しとなり、2週連続の買い越しだった。
経済スケジュールでは、5日に日銀金融政策決定会合議事要旨(6月13・14日開催分)、中国7月財新サービス業PMI、米国7月ISM非製造業景気指数、6日に6月全世帯家計調査、米国6月貿易収支、7日に6月景気動向指数、中国7月貿易収支、8日に日銀金融政策決定会合の主な意見(7月30〜31日分)、7月景気ウォッチャー調査、米国新規失業保険申請件数、米国6月卸売在庫、米国6月卸売売上高、9日に中国7月消費者物価指数、中国7月生産者物価指数などが予定されている。
387: [sage] 08/05(月)07:32 ID:/wGWMvaJ(1/16) AAS
5日のイベントスケジュール(時間は日本時間)
<国内>
○08:50 ☆ 6月13−14日分の日銀金融政策決定会合議事要旨
<海外>
○10:45 ◎ 7月Caixin中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI、予想:51.5)
○16:00 ◎ 7月トルコ消費者物価指数(CPI、予想:前月3.45%/前年比62.10%)
○16:50 ◎ 7月仏サービス部門PMI改定値(予想:50.7)
○16:55 ◎ 7月独サービス部門PMI改定値(予想:52.0)
○17:00 ◎ 7月ユーロ圏サービス部門PMI改定値(予想:51.9)
○17:30 ◎ 7月英サービス部門PMI改定値(予想:52.4)
○18:00 ◎ 6月ユーロ圏卸売物価指数(PPI、予想:前月比0.4%/前年比▲3.3%)
○21:30 ◎ グールズビー米シカゴ連銀総裁、CNBC出演
○22:45 ◎ 7月米サービス部門PMI改定値(予想:56.0)
○22:45 ◎ 7月米総?PMI改定値
○23:00 ☆ 7月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数(予想:51.0)
○6日06:00 ◎ デイリー米サンフランシスコ連銀総裁、討議に参加
○カナダ(市民の祝日)、休場
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
388: [sage] 08/05(月)08:04 ID:/wGWMvaJ(2/16) AAS
東京為替見通し=ドル円、株価や金利にらみ神経質な動きが続くか
2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は4日続落。7月米雇用統計が予想より弱い結果となり、米長期金利の低下とともにドル売りが活発化。ダウ平均が大幅に続落したことでリスク回避の動きも合わさり、一時146.42円と2月2日以来半年ぶりの安値を更新した。ユーロドルはドル売りの流れの中で一時1.0927ドルと7月18日以来の高値を更新した。
本日の東京外国為替市場でドル円は、前週末に続いて株価や日米金利動向をにらんで神経質な展開が予想される。前週末は米株が大幅下落したほか、CME225先物は大証日中終値から970円安で引けており、株価が一段と下落する場合はリスク回避的な動きに傾きやすい。また、前週の日米金融政策イベントを通過し、タカ派の日銀に対しハト派の米連邦公開市場委員会(FOMC)となると、絶対的な金利差はあるとはいえ、金融政策の方向性の違いからドル売り・円買いの流れになりやすいだろう。さらには、前週末の弱い雇用統計を受け、足もとのFedWatchでは9月の0.50%利下げを織り込み始めている。
足元の日米株式市場に下げ止まりが感じられないなか、一段と株安が進む場合はドル円相場に下落圧力が掛かる公算である。日経平均については、先月11日に過去最高値となる4万2000円台に上昇後は右肩下がりの展開となっている。高値からの下落幅はすでに6000円超になっており、下げが一服した場合は自律反発が入ることもあり得る点は想定しておきたい。その時は一時的にドル円が買い戻されることも考えられる。
また、日銀・金融政策決定会合議事要旨(6月13・14日分)の公表が予定されている。この時は政策金利の据え置きと国債購入の減額方針を決定したものの、具体的な減額計画の策定は次回7月に持ち越しとなった。6月分ではあるが、どのような話し合いがなされたか気になるところだ。
中国では、7月のCaixinサービス部門購買担当者景気指数(PMI)が発表予定。市場予想は51.5と前月51.2をわずかに上回る見通し。とはいえ、中国経済の減速が懸念されている中とあっては、弱い結果となった場合のほうが影響がありそうだ。発表後の中国株の行方にも確認しておきたい。
そのほか、緊迫化する中東情勢もリスク要因といえる。万一、イランがイスラエルに対し報復攻撃をするようなことがあれば、直後はリスク回避の動きが強まることが予想されるため情勢を注視したい。
389: [sage] 08/05(月)08:12 ID:/wGWMvaJ(3/16) AAS
株価指数先物【寄り前】 52週線割れで、押し目狙いのロングのタイミングを探る
大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 34800 -1120 (-3.11%)
TOPIX先物 2452.5 -90.0 (-3.53%)
シカゴ日経平均先物 34950 -970
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
2日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。7月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比11万4000人増加と、予想(17万5000人増程度)を下回った。この結果を受けて9月利下げ開始の見方が強まった一方で、景気後退(リセッション)入りが警戒された。幅広い銘柄に売りが広がり、NYダウの下落幅は一時900ドルを超えた。S&P500業種別指数は家庭用品・パーソナル用品、食品・飲料・タバコ、ヘルスケア機器・サービスが上昇した一方で、小売、銀行、自動車・同部品が下落。
シカゴ日経平均先物(9月限)清算値は、大阪比970円安の3万4950円だった。日経225先物(9月限)のナイトセッションは日中比150円安の3万5770円で始まり、寄り付き直後に付けた3万5790円を高値に、米国市場の取引開始直前には3万5000円を割り込んだ。米国市場の取引開始後に下へのバイアスが強まり、一時3万4350円まで下落幅を広げた。売り一巡後はやや下落幅を縮め、3万4800円でナイトセッションの取引を終えた。
日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り優勢で始まりそうだ。2日の日中取引で2030円安となり、52週移動平均線(3万5700円)に接近し下げ止まりが期待されたが、ナイトセッションであっさり同線を割り込んできた。週足のボリンジャーバンドの-2σ(3万5220円)を下回っており、-3σが位置する3万3530円水準へのバイアスが強まる展開が警戒されそうである。シグナルとしては売られ過ぎが意識されるものの、バンドは拡大傾向をみせており、バンドの切り下がりに沿ったトレンド形成の可能性があるため、押し目狙いのロングは慎重になりそうだ。
また、海外勢による持ち高圧縮の動きが強まっているとみられるが、先週後半からの記録的な下落によってダブルインバースなどのヘッジ対応のショートも膨らんでいるため、より下へのバイアスが強まりやすい。米国では景気後退懸念が高まってきているほか、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が売上高見通しが予想に届かなかったとして8%超下落するなど、決算が振るわなかった企業の売りが重荷となっている。
著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイ<BRK>が4-6月期にアップル<AAPL>の保有株式数を半減させたことがわかったと報じられた。また、エヌビディア<NVDA>は次期AI半導体の発売が設計上の不備で遅れる見込みだと、関係筋の話として報じられている。1日に予想を下回る決算と人員削減を発表したインテル<INTC>の下落率は26%を超える急落となった。これまで相場を牽引してきたAIブームが終焉を迎えるといった見方が強まるようだと、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への売りが強まる可能性もありそうだ。
ただし、急ピッチの下落に対する売られ過ぎ感のほか、先週後半の東証プライムの売買代金は連日で6兆円を超えていた。ポジション圧縮の動きが集中した形であり、そのピーク感が高まってくることも考えられる。日経225先物は下へのバイアスが強まる展開を警戒しつつ、押し目狙いのロングのタイミングを探ることになるだろう。底堅さを見極め、短期的には52週線水準を意識されそうである。そのため、オプション権利行使価格の3万3750円から
390: [sage] 08/05(月)08:13 ID:/wGWMvaJ(4/16) AAS
3万5750円のレンジを想定する。
先週末のNT倍率は先物中心限月で14.12倍に上昇した。25日、75日線が位置する14.09倍水準を上回り、一時200日線が位置する14.18倍まで切り上がる場面もみられた。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の弱い値動きが日経平均型の重荷となったが、東証プライムの値下がり数が連日で9割を超える全面安商状のため、相対的にTOPIX型のマイナスの影響が大きかった。今週はAI関連などハイテク株の動向が注目されるなか、ナスダック指数が26週線(1万6700ポイント)水準を支持線としたリバウンドをみせられないと、ややNTショートに振れやすくなる可能性がある。
2日のVIX指数は23.39(前日は18.59)に上昇した。4月19日の直近高値21.36を上抜け、一時29.66まで上昇する場面もみられた。2022年10月以来の水準まで上昇しており、20.00を上回る水準で推移が続くと、リスク回避姿勢が高まりやすいとみられる。
391: [sage] 08/05(月)12:03 ID:/wGWMvaJ(5/16) AAS
株価指数先物【昼】 オーバーシュート気味の下げ
日経225先物は11時30分時点、前日比1850円安の3万4070円(-5.15%)前後で推移。寄り付きは3万4250円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万4950円)を大きく下回って始まった。3万4280円を高値に下へのバイアスが強まり、現物の取引開始直後には一時3万3240円まで下落幅を広げる場面もみられた。その後は3万3500円辺りでの底堅さが意識されるなか、3万4000円近辺での推移をみせている。
米国では景気後退懸念が高まるなか、為替市場では円相場が一時1ドル=144円台へと円高基調を強めたことから、ロング解消が進んだ。台湾加権指数は7%超、韓国KOSPI指数が一時5%を超える下落となるなど、世界の株式市場でリスク回避の動きにある。また、グローベックスの主要な株価指数がマイナス圏で推移するほか、ナスダック100先物の下落率は2%を超えており、週明けの米国市場の下落が警戒されている。ただし、一時3万3240円まで急落し、週足のボリンジャーバンドの-3σに到達した後は下げ渋る動きをみせている。スキャルピング中心ながら、オーバーシュート気味の下落に対するリバウンド狙いは入りやすいだろう。
NT倍率は先物中心限月で14.34倍に上昇した。一時14.51倍まで切り上がり、7月11日に付けた戻り高値の14.47倍を突破した。東京エレクトロン <8035.T> [東証P]、ソフトバンクグループ <9984.T> [東証P]、アドバンテスト <6857.T> [東証P]の3社で日経平均株価を約450円押し下げているが、全面安商状のなか、三井住友フィナンシャルグループ <8316.T> [東証P]、第一生命ホールディングス <8750.T> [東証P]が一時ストップ安まで売られており、相対的にTOPIX型のマイナス影響が大きい。
392: [sage] 08/05(月)12:17 ID:/wGWMvaJ(6/16) AAS
【よろずのつぶやき by Wada】近視眼的
先週末の海外市場では、激動の1週間を飾るに相応しい7月米雇用統計となったわけですが、失業率が4.3%まで急激な悪化。市場は一斉に9月FOMCと11月FOMCでの50bpずつの利下げを織込む動きとなりました。米金利が急激な低下に見舞われるなか、本来金利低下で買われるはずの株価も急落。景気後退懸念が台頭するなかでの動きに、為替市場ではドル全面安の様相。ドル円も米金利急低下と日経平均先物の1570円安を横目に146.42円まで売り込まれました。
週明けのアジア市場でも、早朝こそ146.66円まで買戻されたものの、日経平均先物が先週末の安値を下抜けて更に急落するとドル円も先週末安値を下抜けて下落。現物の日経平均が一時2500円を超える暴落となるにつれて144.77円まで売り込まれることになりました。株価が1000円買戻されたこともあり、その後は145.55円まで値を戻すなど、乱高下を続けているといったところです。
いずれにしても、ドル円は週足での一目雲が意識されているわけで、雲上限の145.83円がポイントとなっています。雲下限が140.78円に位置しており、1月2日の安値140.82円とほぼ一致する水準。構造的、または需給関係から鑑みた円安トレンドは変わっておらず、急速な円キャリー解消の最終局面に来ていると認識したいところ。植田日銀総裁のタカ派への突然の転向が、あくまでも政治的圧力の結果だったという仮定のもと、米国での利下げへの織込みも、あくまでも近視眼的な行き過ぎた動きだったのだとすれば、その巻き戻しもかなりのスピード感を伴うはず。市場では週明け早朝から、セリングクライマックス的な動きとなっています。
393: [sage] 08/05(月)19:25 ID:/wGWMvaJ(7/16) AAS
ロンドン為替見通し=リスクセンチメントの強弱に追随、トルコからはCPIの発表
週明けロンドン為替市場でも、欧米の金利動向を眺め、株式市場の動きでリスクセンチメントを確かめながらの取引となるだろう。週明け米株先物が時間外から弱く始まり、大幅続落で始まった日本株は売りが売りを呼ぶパニック相場と一時なった。為替では、円キャリートレード(低金利の円を調達し、より高金利の通貨で運用)の巻き戻しと見られる動きが依然としてみられる。
欧州からの主な経済指標は7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値のみであり、経済データで動意付くことはほぼないだろう。そのため、日本発と言ってもよい株安の流れを欧州市場がどのように受けとめるのかが、本日はより注目されそうだ。日経平均株価は一時3万3200円台まで急落し、7月11日の高値からの下げ幅は9000円超にも達した。下落率にして約21%であり、さすがにやり過ぎ感が出てきてもおかしくない気はする。
欧州金利の動向も気にすべきことではある。ただそれよりも、弱い米雇用統計を受けた米金利の低下基調がどの程度まで続くのかがより材料視されそうだ。現状、CMEのフェドウォッチでは9月0.5%利下げを7割以上織り込んだ。その次の11月米連邦公開市場委員会(FOMC)に対しても、同じ幅の追加利下げ確率が50%を超えてきている。米金融政策と連動しているわけではないものの、欧州中央銀行(ECB)も追加利下げがしやすくなったと考えるかもしれない。
なお、トルコからは7月トルコ消費者物価指数(CPI)が発表される。前回は市場予想を下回ったものの前年比70%を超えた水準だった。今回は、同比62%前後まで減速が見込まれている。シムシェキ財務相が繰り返し述べていた「秋口からのディスインフレの強まり」が現実味を帯びてきそうだ。
リスク回避ムードの強まりが円買いだけでなく、トルコリラ売りにも繋がっており、リラ円は本日も4.30円台で史上最安値を更新した。トルコのインフレが落ち着き、実質金利マイナス幅の縮小傾向が顕著となれば、リラ円の下落が一服するかもしれない。逆に市場の見込みほどCPIが低下していないようだと、最安値の更新が警戒される。
想定レンジ上限
・ユーロドル、3月8日高値1.0981ドル
・リラ円、2日高値4.51円
想定レンジ下限
・ユーロドル、日足一目均衡表・転換線1.0853ドル
・リラ円、節目4円が意識されるレベルか
394: [sage] 08/05(月)19:26 ID:/wGWMvaJ(8/16) AAS
東京マーケットダイジェスト・5日 円急伸、株暴落
(5日15時時点)
ドル円:1ドル=142.61円(前営業日NY終値比▲3.92円)
ユーロ円:1ユーロ=155.61円(▲4.30円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0912ドル(△0.0001ドル)
日経平均株価:31458.42円(前営業日比▲4451.28円)
東証株価指数(TOPIX):2227.15(▲310.45)
債券先物9月物:146.06円(△2.26円)
新発10年物国債利回り:0.760%(▲0.195)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.24600%(横ばい)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
<国内> <発表値> <前回発表値>
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は大幅続落。前週末の日米株安の流れを引き継いで日経平均が売り先行でスタートし、ドル売り・円買いが活発化。日経平均が下げ幅を拡大したほか、ナスダック100先物が3%を超える下げ幅を記録するなど、リスク回避ムードの中で下値を広げる動きとなった。節目の143円を割ると目先のストップロスを巻き込むと、15時過ぎには1月以来となる141.70円まで売り込まれた。
・ユーロ円も急落。ドル円や日経平均の大幅下落が重しとなり売り優勢の展開となる中、154.42円まで下値を広げて昨年12月以来の安値を付けた。
・ユーロドルは方向感定まらず。一時1.0940ドルまで上昇するも、その後はユーロ円の下げに連れて1.0893ドルまで下押すなど、円主体の動きの中で主体性を欠いた。
・日経平均株価は暴落。前週末の日米株価が大幅下落となった流れを引き継いで安く始まると、その後も軟調に推移。後場に入り3万2000円の大台も割り込むと、4700円超と過去最大の下げ幅を記録する場面が見られた。
・債券先物相場は大幅高。前週末の弱い米雇用統計を受けて米金利先安観が急速に強まり、米国債券相場が上昇した影響を受けて高く始まると、146円14銭まで上昇。その後下押す場面が見られるも、日経平均の大幅下落によるリスク回避の動きが追い風となって146円台に再び戻すなど、荒い展開となった。
395: [sage] 08/05(月)19:27 ID:/wGWMvaJ(9/16) AAS
日本株のターゲットを引き下げ〜UBS
UBS証券では、日銀による追加利上げ決定や米国の利下げ見通しなどを踏まえ、グローバルFX戦略チームがドル円レートの予想を2024年末は1ドル=160→145円、25年末は140→130円と、円高ドル安に見直した。日本経済調査チームでは、GDPやCPIの予想を更新。こうした変更を考慮して、日本株の見通しをTOPIXでは、24年末3000→2800p、25年末3200→3000p、日経平均では24年末42000円→39000円、25年末44000円→41000円に修正している。8月1〜2日の急激な株価調整で円高進行の影響は概ね織り込んだとみているものの、今後は好悪材料を見極めながら、慎重な展開になると予想している。
396: [sage] 08/05(月)19:29 ID:/wGWMvaJ(10/16) AAS
【相場の細道】米7月NFP+11.4万人、「サーム・ルール」0.53%
「歴史は繰り返さない、韻を踏む。統計的な規則性は、経済的なルールではない」
(パウエルFRB議長)
2024年7月の米国の失業率は4.3%となり、6月の4.1%から上昇した。就労者数は6.7万人増となり、6月の11.6万人増から減少した。
非農業部門雇用者数は前月比+11.4万人の増加となり、6月は速報値の+20.6万人から+17.9万人へ下方修正(▲2.7万人)され、5月は改定値の+21.8万人から+21.6万人へ下方修正(▲0.2万人)されたことから、合計で2.9万人の下方修正となった。
2021年の非農業部門雇用者数は724.5万人の増加となり、年間ベースで過去最大の伸びを記録し、月平均は60.4万人の増加だった。2022年の月平均は37.7万人の増加、2023年平均は25.1万人の増加、2024年平均は20.3万人の増加となった。
パウエルFRB議長は、7月31日に、インフレ率や労働市場の減速を確認すれば、9月利下げ開始を検討する、と述べていたが、0.50%の利下げには否定的だった。しかし、米7月雇用統計を受けて、フェドウオッチの9月の0.50%の利下げ確率が上昇している。
8月21日に予定されている年次改定の暫定値発表では、昨年同様の下方修正(▲30.6万人)の可能性があり、8月22-24日のジャクソンホール会合での利下げ幅への見解が注目されることになる。
1.家計調査(Household survey):失業率を算出(※6万世帯)
7月の失業率は4.3%となり、6月の4.1%から上昇した。労働参加率(就業者および求職者の合計である労働力人口の生産年齢人口に占める割合)は62.7%となり、6月の62.6%から上昇した。失業率の上昇は、新たな労働者が労働力として参入したというよりも、職を失い離職した人が多かったことがある。一方で、労働市場を退出していた人が復帰しており、参加率の上昇に寄与した。
失業者数は716.3万人となり、6月の681.1万人から35.2万人増加し、2020年2月の570万人を依然として上回ったままとなっている。労働力人口(1億6842.9万人)は、パンデミック(世界的大流行)前の水準(1億6458万人)を約384万人上回っている。
不完全雇用率(フルタイムでの雇用を望みながらもパートタイムの職に就いている労働者を含む広義の失業率(U6)は7.8%となり、3カ月連続の7.4%から上昇した。
・不完全雇用率(U6):7.8%(6月7.4%、5月7.4%、4月7.4%:2020年5月21.1%)
・労働参加率:62.7%(6月62.6%、5月62.5%、4月62.7%:2020年2月:63.4%)
・長期失業者(27週以上):153.5万人(6月151.6万人:2020年2月112.1万人)
・黒人の失業率:6.3%(6月6.3%、5月6.1%、4月5.6%:2020年2月6.0%)
(※黒人の失業率は景気後退(リセッション)が近づく前に先行して上昇する傾向)
2.事業所調査(Establishment survey):非農業部門雇用者数(Non-Farm Payroll)(※12.2万の会社・政府機関)
7月の非農業部門雇用者数は、前月比+11.4万人の増加となり、43カ月連続での雇用拡大となった。平均時給は前月比+0.2%の35.07ドルとなり、6月の+0.3%から低下し、前年同月比は+3.6%となり、6月の+3.8%から低下して、3カ月ぶりの低い伸び率となった。
上昇率3.0-3.5%で米連邦準備理事会(FRB)のインフレ目標2%に一致するとされており、9月の利下げは確実とみられている。
民間部門の総賃金(雇用者数×週平均労働時間×時給)は前月比横ばいにとどまり、前年比は+4.8%となり、2021年3月以来の5%割れとなった。
3. サーム・ルール( Sahm Rule)0.53%
米連邦準備理事
397: [sage] 08/05(月)19:30 ID:/wGWMvaJ(11/16) AAS
会(FRB)の元エコノミストであるクローディア・サーム博士が提唱したもので、失業率の「3ヵ月移動平均」と「過去1年間の最低水準」の差が0.5%以上上昇した場合、1年以内にリセッション入りするとの説であり、過去50年間、7回のリセッションで有効だった。
7月は0.53%へ上昇しており、景気後退入りの「炭鉱のカナリア」が鳴き止んだ。
サーム氏は7月雇用統計発表後に、「米国はリセッションに陥っていないが、良い方向には向かっていない」と述べた。そして、米国人が労働力として復帰して、移民が流入するのに伴い、労働参加率が上昇していることによる失業率への影響を注目すべきだと警鐘を鳴らしている。
398: [sage] 08/05(月)19:31 ID:/wGWMvaJ(12/16) AAS
株価指数先物【引け後】 セリングクライマックスが意識されてくるか注目
大阪9月限
日経225先物 31380 -4540 (-12.63%)
TOPIX先物 2199.5 -343.0 (-13.49%)
日経225先物(9月限)は前日比4540円安の3万1380円で取引を終了。寄り付きは3万4250円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万4950円)を大きく下回って始まった。現物の取引開始直後には一時3万3240円まで下落幅を広げたが、その後は3万3500円〜3万4000円近辺で推移し、前場終盤には3万4340円と寄り付き水準を上回る場面もみられた。ただし、ランチタイムでは3万4000円水準での攻防が続くなか、後場の取引開始後は再び下へのバイアスが強まる展開となった。2度のサーキットブレーカーが発動される波乱のなか、後場終了間際には一時3万0370円まで下落幅を広げた。
米国景気の後退懸念が高まるなか、為替市場では円相場が一時1ドル=142円台へと円高基調が強まった。台湾加権指数、韓国KOSPI指数が8%を超える下落となるなど、世界の株式市場はリスク回避の動きにある。また、グローベックスの主要な株価指数がマイナス圏で推移するほか、ナスダック100先物の下落率は5%を超えていたこともあり、週明けの米国市場の下落が警戒されている。
日経225先物は3万0370円まで売られたことで、ボリンジャーバンドの-3σ(3万1330円)を割り込む場面もみられた。その後は下落幅を縮めており、ナイトセッションでは一時3万3170円まで戻している。
本日は全面安商状のなか、三井住友フィナンシャルグループ <8316.T> [東証P]、第一生命ホールディングス <8750.T> [東証P]など金融セクターでストップ安が目立ったほか、JT <2914.T> [東証P]が一時ストップ安まで売られており、バリュエーションを無視する形で日本株からの資金流出が加速したようである。しばらくは明確な底入れを確認することになるものの、東証プライムの売買高は40億株を超えており、セリングクライマックスが意識されてきそうである。
また、急落局面においてレバレッジ型ETFへの商いが膨らんでおり、ヘッジ対応のショートの動きが強まった。底入れからリバウンド基調が強まる局面においては、ヘッジ対応のロングの動きが加速することになるため、強い上昇となる可能性はある。値動きの荒い展開を警戒しつつも、週足の-2σ水準である3万4200円辺りのリバウンドが意識されそうである。
NT倍率は先物中心限月で14.26倍に上昇した。一時14.69倍まで切り上がり、7月11日に付けた戻り高値の14.47倍を突破し、3月4日に付けた14.84倍に迫った。全面安商状のなかでメガバンクの下げが目立っていたこともあり、相対的にTOPIX型の弱さにつながったようだ。
なお、日経平均型では東京エレクトロン <8035.T> [東証P]がストップ安となり、ファーストリテイリング <9983.T> [東証P]、ソフトバンクグループ <9984.T> [東証P]、アドバンテスト <6857.T> [東証P]の4社で日経平均株価を約1420円押し下げている。さらに本日は日経平均構成銘柄のすべてが下落している状況であり、この点からもセリングクライマックスによる底入れが期待されてきそうだ。
手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が6万7395枚、ソシエテジェネラル証券が5万9704枚、バークレイズ証券が1万6085枚、SBI証券が1万0508枚、野村証券が1万0095枚、モルガンMUFG証券が9114枚、JPモルガン証券が8280枚、ゴールドマン証券が6833枚、サスケハナ・ホンコンが6151枚、ビーオブエー証券が6
399: [sage] 08/05(月)19:32 ID:/wGWMvaJ(13/16) AAS
102枚だった。
TOPIX先物は、ソシエテジェネラル証券が6万5466枚、ABNクリアリン証券が6万4158枚、バークレイズ証券が2万0931枚、JPモルガン証券が1万6377枚、モルガンMUFG証券が1万3284枚、ゴールドマン証券が1万3121枚、ビーオブエー証券が9760枚、みずほ証券が6188枚、BNPパリバ証券が5479枚、サスケハナ・ホンコンが5189枚だった。
400: [sage] 08/05(月)19:33 ID:/wGWMvaJ(14/16) AAS
NY為替見通し=恐怖指数上昇で、ブラックマンデーの可能性に要警戒か
本日のNY為替市場のドル円は、先週末のニューヨーク株式市場での恐怖指数の上昇、ナスダック総合が調整相場入りしたこと、さらに、中東の地政学リスクへの警戒感が高まっていることなどで、ブラックマンデーの可能性に警戒しておきたい。
本日の日経平均株価は、4451円(▲12.4%)下げて、ブラックマンデーの時の下落幅を上回っており、NYダウへの警戒感が高まっている。
ドル円は、7月の米雇用統計のネガティブサプライズを受けて、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」での9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.50%の利下げ開始確率が高まっていることなどで、141円台まで下落している。
ドル円のテクニカル分析では、2023年1月16日の安値127.23円からの中期支持線(※本日は148.49円)を割り込んでいることで、140円を割り込む可能性が高まっている。
また、6月調査の日銀短観での2024年度上半期の想定為替レートが145円付近であることで、145円割れでは、本邦輸出企業からのドル売り圧力が強まり、輸出企業の企業業績への警戒感から日本株の売り圧力が強まる可能性に警戒しておきたい。
本日は、ニューヨーク株式市場の動向に注視しながら、7月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数を見極め、米7月雇用統計に対するグールズビー米シカゴ連銀総裁やデイリー米サンフランシスコ連銀総裁の見解に注目する展開が予想される。
7月米ISM非製造業指数は51.0と予想されており、6月の48.8からの改善が見込まれている。7月米ISM製造業指数は、46.8と発表されており、国内総生産(GDP)に換算した場合、年率▲1.2%となるとのことで、ISM非製造業指数ではネガティブサプライズに警戒しておきたい。
7月の米雇用統計のネガティブサプライズを受けて、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」での9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.50%の利下げ開始確率が70%台まで上昇している。
グールズビー米シカゴ連銀総裁は、7月雇用統計に対して、「米金融当局が1つの統計に過剰反応することはない」と強調し、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)までに多くのデータが得られると付け加えた。
本日CNBCに出演予定のグールズビー米シカゴ連銀総裁からは、同様の見解が予想されるが、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁の見解にも注目しておきたい。
ウォール街からは、緊急FOMCを開催して緊急利下げ(0.25%〜0.50%)を決定する可能性が警戒されている模様。
米連邦準備理事会(FRB)の元エコノミストであるクローディア・サーム博士が提唱した「サーム・ルール」が0.5%以上だった場合、1年以内にリセッション入りするとの説は過去50年間、7回のリセッションで有効だった。7月は0.53%へ上昇しており、景気後退入りの「炭鉱のカナリア」が鳴き止んでいる。
パウエルFRB議長は「歴史は繰り返さない、韻を踏む… 統計的な規則性というのは、経済的なルールではない」と一蹴しているが、グールズビー米シカゴ連銀総裁やデイリー米サンフランシスコ連銀総裁の言及に注目したい。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、146.66円(8/5高値)
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、140.25円(2023/12/28安値)
401: [sage] 08/05(月)20:58 ID:/wGWMvaJ(15/16) AAS
FRBの大幅利下げシグナルで年内の株価持ち直しを予想〜大和
大和証券では、米国の7月雇用統計で就業者増加ペースが鈍化したことなどから、当面は米失業率が上昇すると予想している。催促相場になることで、FRBが大幅利下げをシグナルするまで世界的に株価が弱含む可能性があると指摘しており、その間は内需ディフェンシブセクターのオーバーウエートを推奨している。ただし大和では、2024年秋までにFRBは大幅な利下げをシグナルし、2024年内に株価は持ち直すと予想。その過程では金融とともに、ITシステムや電子部品などのグロース株を推奨したいとコメントしている。
402: [sage] 08/05(月)21:05 ID:/wGWMvaJ(16/16) AAS
NY株見通し−今週は7月ISM非製造業PMIなどの経済指標とキャタピラー、ディズニーなどの決算に注目
今週のNY市場は経済指標と決算発表に注目。先週はダウ平均が2.10%安と5週ぶりに反落し、S&P500が2.06%安、ナスダック総合が3.35%安とともに3週続落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)で9月の利下げの可能性が示されたことが好感されたものの、7月ISM製造業PMIが予想以上に悪化したことに加え、7月雇用統計で非農業部門雇用者数や失業率も予想以上に悪化したことで景気後退(リセッション)懸念が強まった。決算発表ではメタが好決算を発表したものの、予想を下回る売上高や弱い見通しが嫌気されたアマゾンが8%超下落したことや、弱い見通しやレイオフを発表したインテルが26%安と急落したこともセンチメントの悪化につながった。ナスダック総合は史上最高値から10%超下落し、「調整相場」入りとなった。
今週は金融政策の見通しや米国景気の動向を巡り経済指標が引き続き注目されるほか、高水準の発表が続く第2四半期決算にも要注目か。FOMCで9月の利下げ開始が示唆されたことに加え、7月ISM製造業PMIや7月雇用統計が予想以上に悪化したことで利下げ見通しが大きく強まったが、景気減速懸念やリセッション懸念も強まっており、今週発表される7月ISM非製造業PMIや新規失業保険申請件数に要注目となる。決算発表はS&P500採用の約80銘柄が発表予定で、キャタピラー、スーパー・マイクロ・コンピューター、ウォルト・ディズニー、CVSヘルス、イーライ・リリーなどの決算やガイダンスに注目が集まる。
今晩の米経済指標・イベントは7月ISM非製造業PMI、7月S&Pグローバル総合・サービス業PMI確定値など。このほか、グールズビー米シカゴ連銀総裁やデイリー米サンフランシスコ連銀総裁の発言も予定されている。企業決算は寄り前にタイソン・フーズ、引け後にサイモン・プロパティー、CSXなどが発表予定。
403: [sage] 08/06(火)07:26 ID:WQLUrOdA(1/10) AAS
日経平均株価テクニカル分析−今年の上昇を帳消しにする下落幅、長期トレンドライン付近に接近
日経平均株価の下落幅は4451円まで拡大し、歴代最大の下げ幅を記録した。連日の長大陰線で今年の上昇を帳消しにし、昨年10月に二番底を形成した水準に迫る展開となった。
週足では、52週移動平均線(35932円 8/5)を下回り、一目均衡表では雲の下限(32748円 同)を下回る弱気シグナルも点灯した。週間ベースの終値で雲の上限(35189円 同)以上に戻せるかが焦点となる。
月足では、36カ月移動平均線(30954円 同)付近まで下落し、2020年3月安値(16358円)を起点として2023年1月安値(25661円)を通る上昇トレンドライン付近まで下げたことになる。
日足ベースの上値メドは、8/5に形成した長大陰線の中値となる33228円、8/2安値(35880円)、200日移動平均線(36856円 同)、心理的節目の38000円、75日移動平均線(38869円 同)などが考えられる。下値メドは、2023年10/4安値(30487円)や心理的節目の3万円、心理的節目29500円や29000円、2023年3/9高値(28734円)などがある。
404: [sage] 08/06(火)07:27 ID:WQLUrOdA(2/10) AAS
AA省
405: [sage] 08/06(火)07:28 ID:WQLUrOdA(3/10) AAS
ア株式相場が軒並み大幅下落すると、投資家が運用リスクを避ける動きを強め、欧州株全般に売りが広がった。個別ではエーオン(4.81%安)やザランド(4.26%安)、フォルクスワーゲン(3.06%安)などの下げが目立ち、インフィニオン・テクノロジーズ(1.34%高)などを除く36銘柄が下落した。
・欧州債券相場は下落。世界的な株安を背景に相対的に安全な資産とされる独国債には買いが先行したものの、米指標の上振れをきっかけに米国債が下落すると独国債にも売りが波及した。
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