日経225先物オプション避難所 (497レス)
上下前次1-新
384: [sage] 08/03(土)07:35 ID:GGK5hC5O(7/7) AAS
8日
○08:01 ◇ 7月英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)住宅価格
○13:30 ☆ インド中銀、金融政策決定会合
○15:00 ◎ 6月独鉱工業生産
○21:00 ◎ 7月メキシコCPI
○21:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数
○23:00 ◇ 6月米卸売売上高
○9日02:00 ◎ 米財務省、30年債入札
○9日04:00 ◎ バーキン米リッチモンド連銀総裁、講演
○9日04:00 ◎ メキシコ中銀、政策金利発表
9日
○10:30 ◎ 7月中国CPI
○10:30 ◎ 7月中国生産者物価指数(PPI)
○15:00 ◎ 7月独CPI改定値
○15:00 ◎ 7月ノルウェーCPI
○16:00 ◇ 6月トルコ鉱工業生産
○16:00 ◇ 7月スイスSECO消費者信頼感指数
○21:00 ◎ 7月ブラジルIBGE消費者物価指数(IPCA)
○21:00 ◇ 6月メキシコ鉱工業生産
○21:30 ☆ 7月カナダ雇用統計
○10日01:00 ☆ 4−6月期ロシア国内総生産(GDP)速報値
○10日01:00 ◎ 7月ロシアCPI
○シンガポール(独立記念日)、南アフリカ(女性の日)、休場
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
385: [sage] 08/04(日)19:15 ID:VxlqEXM6(1/2) AAS
株価指数先物 【週間展望】 ―海外勢のリスク回避姿勢のピークを見極め
今週の日経225先物は、需給状況が悪化するなか、不安定な展開が続きそうだ。先週後半の株安・円高は記録的な動きとなった。日銀は金融政策決定会合で0.25%の利上げを決め、植田和男総裁は会合後の会見で、物価上昇率が想定通りなら、さらに利上げする可能性を否定しなかった。一方で、米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利が据え置かれ、パウエル連邦準備理事会(FRB)議長はFOMC後の会見で、早ければ9月の会合で利下げを議論する可能性があるとの見解を示した。
日米金利差の縮小が見込まれるなか、為替市場では円買い・ドル売りが強まり、円高が加速。海外投資家による日本株の持ち高圧縮を誘った。日経225先物は7月26日に3万7330円まで売られたが、31日には3万9230円までのリバウンドをみせていた。だが、8月1日に1280円安、2日には2030円安と大きく売られ、52週線(3万5700円)水準まで下げてきた。
値幅からは調整一巡が意識されやすいとみられたが、2日の取引終了後のナイトセッションでは一時3万4350円まで売られ、3万4800円で終えている。2日の米国市場では主要な株価指数が下落した。7月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比11万4000人増と、予想(17万5000人増程度)を下回った。6月分は速報値の20万6000人増から17万9000人増に下方修正された。労働市場の悪化によって、景気後退(リセッション)入りが警戒された。
著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイ<BRK>が4-6月期にアップル<AAPL>の保有株式数をほぼ半減させたことがわかったと報じられた。これまでも減少させてきたが、予想以上の削減と捉えられている。また、エヌビディア<NVDA>は次期AI半導体の発売が設計上の不備で遅れる見込みと、関係筋の話として報じられている。相場を牽引してきたAIブームが終了するとの思惑にもつながりやすい。足もとの調整で75日線水準での底堅さをみせていたナスダック指数は、2日の下落で同線を明確に割り込み、26週線水準まで下げてきた。4月半ばの調整では26週線が支持線として機能していたこともあり、これを明確に割り込んでくると、リスク回避姿勢が一段と強まりそうだ。
386: [sage] 08/04(日)19:16 ID:VxlqEXM6(2/2) AAS
日経225先物は期待された支持線を次々と割り込んでおり、押し目狙いのロングが入りにくい。ボリンジャーバンドの-3σまで下げてきたことで売られ過ぎが意識されて、自律反発狙いの短期的なロングは入りやすいとみられる。ただし、バンドは急速に拡大傾向をみせており、バンドに沿った調整が続く可能性もある。2日の東証プライムの売買高は5月31日以来となる29億株超に達し、売買代金は連日で6兆円を超えていた。ポジション圧縮の動きが集中したこともあり、セリング・クライマックスも意識されてこよう。一方で、一段の下げとなると、1月以来の3万3000円水準が射程に入ってくる可能性もあるだろう。
そのため、オプション権利行使価格の3万3000円から52週線が位置する3万6000円と広めのレンジを想定する。52週線を突破してくると、底打ちの期待が高まり、週足の-1σが位置する3万7000円辺りがターゲットになろう。半面、3万3000円を割り込んでくると、1月安値の3万2740円が射程に入りそうだ。
先週末のNT倍率は先物中心限月で14.12倍に上昇した。25日、75日線が位置する14.09倍水準を上回り、200日線が位置する14.18倍まで切り上がる場面もみられた。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の弱い値動きが日経平均型の重荷となったが、東証プライムの値下がり数が連日で9割を超える全面安商状のため、相対的にTOPIX型のマイナスの影響が大きかった。今週はナスダック指数が26週線水準からリバウンドをみせられないと、ややNTショートに振れやすくなる可能性があるだろう。
2日のVIX指数は23.39(前日は18.59)に上昇した。4月19日の直近高値21.36を上抜け、一時29.66まで上昇する場面もみられた。2022年10月以来の水準まで上昇しており、20.00を上回る水準での推移が続くようだと、リスク回避姿勢が強まりやすいとみられる。
7月第4週(7月22日-26日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では2週連続の売り越しであり、売り越し額は1兆5674億円(7月第3週は8110億円の売り越し)だった。なお、現物は5659億円の売り越し(同2459億円の売り越し)と2週連続の売り越しであり、先物は1兆0015億円の売り越し(同5650億円の売り越し)と2週連続の売り越し。個人は現物と先物の合算で7802億円の買い越しで、3週連続の買い越し。信託銀行は現物と先物の合算で3577億円の買い越しとなり、2週連続の買い越しだった。
経済スケジュールでは、5日に日銀金融政策決定会合議事要旨(6月13・14日開催分)、中国7月財新サービス業PMI、米国7月ISM非製造業景気指数、6日に6月全世帯家計調査、米国6月貿易収支、7日に6月景気動向指数、中国7月貿易収支、8日に日銀金融政策決定会合の主な意見(7月30〜31日分)、7月景気ウォッチャー調査、米国新規失業保険申請件数、米国6月卸売在庫、米国6月卸売売上高、9日に中国7月消費者物価指数、中国7月生産者物価指数などが予定されている。
387: [sage] 08/05(月)07:32 ID:/wGWMvaJ(1/16) AAS
5日のイベントスケジュール(時間は日本時間)
<国内>
○08:50 ☆ 6月13−14日分の日銀金融政策決定会合議事要旨
<海外>
○10:45 ◎ 7月Caixin中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI、予想:51.5)
○16:00 ◎ 7月トルコ消費者物価指数(CPI、予想:前月3.45%/前年比62.10%)
○16:50 ◎ 7月仏サービス部門PMI改定値(予想:50.7)
○16:55 ◎ 7月独サービス部門PMI改定値(予想:52.0)
○17:00 ◎ 7月ユーロ圏サービス部門PMI改定値(予想:51.9)
○17:30 ◎ 7月英サービス部門PMI改定値(予想:52.4)
○18:00 ◎ 6月ユーロ圏卸売物価指数(PPI、予想:前月比0.4%/前年比▲3.3%)
○21:30 ◎ グールズビー米シカゴ連銀総裁、CNBC出演
○22:45 ◎ 7月米サービス部門PMI改定値(予想:56.0)
○22:45 ◎ 7月米総?PMI改定値
○23:00 ☆ 7月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数(予想:51.0)
○6日06:00 ◎ デイリー米サンフランシスコ連銀総裁、討議に参加
○カナダ(市民の祝日)、休場
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
388: [sage] 08/05(月)08:04 ID:/wGWMvaJ(2/16) AAS
東京為替見通し=ドル円、株価や金利にらみ神経質な動きが続くか
2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は4日続落。7月米雇用統計が予想より弱い結果となり、米長期金利の低下とともにドル売りが活発化。ダウ平均が大幅に続落したことでリスク回避の動きも合わさり、一時146.42円と2月2日以来半年ぶりの安値を更新した。ユーロドルはドル売りの流れの中で一時1.0927ドルと7月18日以来の高値を更新した。
本日の東京外国為替市場でドル円は、前週末に続いて株価や日米金利動向をにらんで神経質な展開が予想される。前週末は米株が大幅下落したほか、CME225先物は大証日中終値から970円安で引けており、株価が一段と下落する場合はリスク回避的な動きに傾きやすい。また、前週の日米金融政策イベントを通過し、タカ派の日銀に対しハト派の米連邦公開市場委員会(FOMC)となると、絶対的な金利差はあるとはいえ、金融政策の方向性の違いからドル売り・円買いの流れになりやすいだろう。さらには、前週末の弱い雇用統計を受け、足もとのFedWatchでは9月の0.50%利下げを織り込み始めている。
足元の日米株式市場に下げ止まりが感じられないなか、一段と株安が進む場合はドル円相場に下落圧力が掛かる公算である。日経平均については、先月11日に過去最高値となる4万2000円台に上昇後は右肩下がりの展開となっている。高値からの下落幅はすでに6000円超になっており、下げが一服した場合は自律反発が入ることもあり得る点は想定しておきたい。その時は一時的にドル円が買い戻されることも考えられる。
また、日銀・金融政策決定会合議事要旨(6月13・14日分)の公表が予定されている。この時は政策金利の据え置きと国債購入の減額方針を決定したものの、具体的な減額計画の策定は次回7月に持ち越しとなった。6月分ではあるが、どのような話し合いがなされたか気になるところだ。
中国では、7月のCaixinサービス部門購買担当者景気指数(PMI)が発表予定。市場予想は51.5と前月51.2をわずかに上回る見通し。とはいえ、中国経済の減速が懸念されている中とあっては、弱い結果となった場合のほうが影響がありそうだ。発表後の中国株の行方にも確認しておきたい。
そのほか、緊迫化する中東情勢もリスク要因といえる。万一、イランがイスラエルに対し報復攻撃をするようなことがあれば、直後はリスク回避の動きが強まることが予想されるため情勢を注視したい。
389: [sage] 08/05(月)08:12 ID:/wGWMvaJ(3/16) AAS
株価指数先物【寄り前】 52週線割れで、押し目狙いのロングのタイミングを探る
大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 34800 -1120 (-3.11%)
TOPIX先物 2452.5 -90.0 (-3.53%)
シカゴ日経平均先物 34950 -970
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
2日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。7月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比11万4000人増加と、予想(17万5000人増程度)を下回った。この結果を受けて9月利下げ開始の見方が強まった一方で、景気後退(リセッション)入りが警戒された。幅広い銘柄に売りが広がり、NYダウの下落幅は一時900ドルを超えた。S&P500業種別指数は家庭用品・パーソナル用品、食品・飲料・タバコ、ヘルスケア機器・サービスが上昇した一方で、小売、銀行、自動車・同部品が下落。
シカゴ日経平均先物(9月限)清算値は、大阪比970円安の3万4950円だった。日経225先物(9月限)のナイトセッションは日中比150円安の3万5770円で始まり、寄り付き直後に付けた3万5790円を高値に、米国市場の取引開始直前には3万5000円を割り込んだ。米国市場の取引開始後に下へのバイアスが強まり、一時3万4350円まで下落幅を広げた。売り一巡後はやや下落幅を縮め、3万4800円でナイトセッションの取引を終えた。
日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り優勢で始まりそうだ。2日の日中取引で2030円安となり、52週移動平均線(3万5700円)に接近し下げ止まりが期待されたが、ナイトセッションであっさり同線を割り込んできた。週足のボリンジャーバンドの-2σ(3万5220円)を下回っており、-3σが位置する3万3530円水準へのバイアスが強まる展開が警戒されそうである。シグナルとしては売られ過ぎが意識されるものの、バンドは拡大傾向をみせており、バンドの切り下がりに沿ったトレンド形成の可能性があるため、押し目狙いのロングは慎重になりそうだ。
また、海外勢による持ち高圧縮の動きが強まっているとみられるが、先週後半からの記録的な下落によってダブルインバースなどのヘッジ対応のショートも膨らんでいるため、より下へのバイアスが強まりやすい。米国では景気後退懸念が高まってきているほか、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が売上高見通しが予想に届かなかったとして8%超下落するなど、決算が振るわなかった企業の売りが重荷となっている。
著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイ<BRK>が4-6月期にアップル<AAPL>の保有株式数を半減させたことがわかったと報じられた。また、エヌビディア<NVDA>は次期AI半導体の発売が設計上の不備で遅れる見込みだと、関係筋の話として報じられている。1日に予想を下回る決算と人員削減を発表したインテル<INTC>の下落率は26%を超える急落となった。これまで相場を牽引してきたAIブームが終焉を迎えるといった見方が強まるようだと、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への売りが強まる可能性もありそうだ。
ただし、急ピッチの下落に対する売られ過ぎ感のほか、先週後半の東証プライムの売買代金は連日で6兆円を超えていた。ポジション圧縮の動きが集中した形であり、そのピーク感が高まってくることも考えられる。日経225先物は下へのバイアスが強まる展開を警戒しつつ、押し目狙いのロングのタイミングを探ることになるだろう。底堅さを見極め、短期的には52週線水準を意識されそうである。そのため、オプション権利行使価格の3万3750円から
390: [sage] 08/05(月)08:13 ID:/wGWMvaJ(4/16) AAS
3万5750円のレンジを想定する。
先週末のNT倍率は先物中心限月で14.12倍に上昇した。25日、75日線が位置する14.09倍水準を上回り、一時200日線が位置する14.18倍まで切り上がる場面もみられた。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の弱い値動きが日経平均型の重荷となったが、東証プライムの値下がり数が連日で9割を超える全面安商状のため、相対的にTOPIX型のマイナスの影響が大きかった。今週はAI関連などハイテク株の動向が注目されるなか、ナスダック指数が26週線(1万6700ポイント)水準を支持線としたリバウンドをみせられないと、ややNTショートに振れやすくなる可能性がある。
2日のVIX指数は23.39(前日は18.59)に上昇した。4月19日の直近高値21.36を上抜け、一時29.66まで上昇する場面もみられた。2022年10月以来の水準まで上昇しており、20.00を上回る水準で推移が続くと、リスク回避姿勢が高まりやすいとみられる。
391: [sage] 08/05(月)12:03 ID:/wGWMvaJ(5/16) AAS
株価指数先物【昼】 オーバーシュート気味の下げ
日経225先物は11時30分時点、前日比1850円安の3万4070円(-5.15%)前後で推移。寄り付きは3万4250円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万4950円)を大きく下回って始まった。3万4280円を高値に下へのバイアスが強まり、現物の取引開始直後には一時3万3240円まで下落幅を広げる場面もみられた。その後は3万3500円辺りでの底堅さが意識されるなか、3万4000円近辺での推移をみせている。
米国では景気後退懸念が高まるなか、為替市場では円相場が一時1ドル=144円台へと円高基調を強めたことから、ロング解消が進んだ。台湾加権指数は7%超、韓国KOSPI指数が一時5%を超える下落となるなど、世界の株式市場でリスク回避の動きにある。また、グローベックスの主要な株価指数がマイナス圏で推移するほか、ナスダック100先物の下落率は2%を超えており、週明けの米国市場の下落が警戒されている。ただし、一時3万3240円まで急落し、週足のボリンジャーバンドの-3σに到達した後は下げ渋る動きをみせている。スキャルピング中心ながら、オーバーシュート気味の下落に対するリバウンド狙いは入りやすいだろう。
NT倍率は先物中心限月で14.34倍に上昇した。一時14.51倍まで切り上がり、7月11日に付けた戻り高値の14.47倍を突破した。東京エレクトロン <8035.T> [東証P]、ソフトバンクグループ <9984.T> [東証P]、アドバンテスト <6857.T> [東証P]の3社で日経平均株価を約450円押し下げているが、全面安商状のなか、三井住友フィナンシャルグループ <8316.T> [東証P]、第一生命ホールディングス <8750.T> [東証P]が一時ストップ安まで売られており、相対的にTOPIX型のマイナス影響が大きい。
392: [sage] 08/05(月)12:17 ID:/wGWMvaJ(6/16) AAS
【よろずのつぶやき by Wada】近視眼的
先週末の海外市場では、激動の1週間を飾るに相応しい7月米雇用統計となったわけですが、失業率が4.3%まで急激な悪化。市場は一斉に9月FOMCと11月FOMCでの50bpずつの利下げを織込む動きとなりました。米金利が急激な低下に見舞われるなか、本来金利低下で買われるはずの株価も急落。景気後退懸念が台頭するなかでの動きに、為替市場ではドル全面安の様相。ドル円も米金利急低下と日経平均先物の1570円安を横目に146.42円まで売り込まれました。
週明けのアジア市場でも、早朝こそ146.66円まで買戻されたものの、日経平均先物が先週末の安値を下抜けて更に急落するとドル円も先週末安値を下抜けて下落。現物の日経平均が一時2500円を超える暴落となるにつれて144.77円まで売り込まれることになりました。株価が1000円買戻されたこともあり、その後は145.55円まで値を戻すなど、乱高下を続けているといったところです。
いずれにしても、ドル円は週足での一目雲が意識されているわけで、雲上限の145.83円がポイントとなっています。雲下限が140.78円に位置しており、1月2日の安値140.82円とほぼ一致する水準。構造的、または需給関係から鑑みた円安トレンドは変わっておらず、急速な円キャリー解消の最終局面に来ていると認識したいところ。植田日銀総裁のタカ派への突然の転向が、あくまでも政治的圧力の結果だったという仮定のもと、米国での利下げへの織込みも、あくまでも近視眼的な行き過ぎた動きだったのだとすれば、その巻き戻しもかなりのスピード感を伴うはず。市場では週明け早朝から、セリングクライマックス的な動きとなっています。
393: [sage] 08/05(月)19:25 ID:/wGWMvaJ(7/16) AAS
ロンドン為替見通し=リスクセンチメントの強弱に追随、トルコからはCPIの発表
週明けロンドン為替市場でも、欧米の金利動向を眺め、株式市場の動きでリスクセンチメントを確かめながらの取引となるだろう。週明け米株先物が時間外から弱く始まり、大幅続落で始まった日本株は売りが売りを呼ぶパニック相場と一時なった。為替では、円キャリートレード(低金利の円を調達し、より高金利の通貨で運用)の巻き戻しと見られる動きが依然としてみられる。
欧州からの主な経済指標は7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値のみであり、経済データで動意付くことはほぼないだろう。そのため、日本発と言ってもよい株安の流れを欧州市場がどのように受けとめるのかが、本日はより注目されそうだ。日経平均株価は一時3万3200円台まで急落し、7月11日の高値からの下げ幅は9000円超にも達した。下落率にして約21%であり、さすがにやり過ぎ感が出てきてもおかしくない気はする。
欧州金利の動向も気にすべきことではある。ただそれよりも、弱い米雇用統計を受けた米金利の低下基調がどの程度まで続くのかがより材料視されそうだ。現状、CMEのフェドウォッチでは9月0.5%利下げを7割以上織り込んだ。その次の11月米連邦公開市場委員会(FOMC)に対しても、同じ幅の追加利下げ確率が50%を超えてきている。米金融政策と連動しているわけではないものの、欧州中央銀行(ECB)も追加利下げがしやすくなったと考えるかもしれない。
なお、トルコからは7月トルコ消費者物価指数(CPI)が発表される。前回は市場予想を下回ったものの前年比70%を超えた水準だった。今回は、同比62%前後まで減速が見込まれている。シムシェキ財務相が繰り返し述べていた「秋口からのディスインフレの強まり」が現実味を帯びてきそうだ。
リスク回避ムードの強まりが円買いだけでなく、トルコリラ売りにも繋がっており、リラ円は本日も4.30円台で史上最安値を更新した。トルコのインフレが落ち着き、実質金利マイナス幅の縮小傾向が顕著となれば、リラ円の下落が一服するかもしれない。逆に市場の見込みほどCPIが低下していないようだと、最安値の更新が警戒される。
想定レンジ上限
・ユーロドル、3月8日高値1.0981ドル
・リラ円、2日高値4.51円
想定レンジ下限
・ユーロドル、日足一目均衡表・転換線1.0853ドル
・リラ円、節目4円が意識されるレベルか
394: [sage] 08/05(月)19:26 ID:/wGWMvaJ(8/16) AAS
東京マーケットダイジェスト・5日 円急伸、株暴落
(5日15時時点)
ドル円:1ドル=142.61円(前営業日NY終値比▲3.92円)
ユーロ円:1ユーロ=155.61円(▲4.30円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0912ドル(△0.0001ドル)
日経平均株価:31458.42円(前営業日比▲4451.28円)
東証株価指数(TOPIX):2227.15(▲310.45)
債券先物9月物:146.06円(△2.26円)
新発10年物国債利回り:0.760%(▲0.195)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.24600%(横ばい)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
<国内> <発表値> <前回発表値>
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は大幅続落。前週末の日米株安の流れを引き継いで日経平均が売り先行でスタートし、ドル売り・円買いが活発化。日経平均が下げ幅を拡大したほか、ナスダック100先物が3%を超える下げ幅を記録するなど、リスク回避ムードの中で下値を広げる動きとなった。節目の143円を割ると目先のストップロスを巻き込むと、15時過ぎには1月以来となる141.70円まで売り込まれた。
・ユーロ円も急落。ドル円や日経平均の大幅下落が重しとなり売り優勢の展開となる中、154.42円まで下値を広げて昨年12月以来の安値を付けた。
・ユーロドルは方向感定まらず。一時1.0940ドルまで上昇するも、その後はユーロ円の下げに連れて1.0893ドルまで下押すなど、円主体の動きの中で主体性を欠いた。
・日経平均株価は暴落。前週末の日米株価が大幅下落となった流れを引き継いで安く始まると、その後も軟調に推移。後場に入り3万2000円の大台も割り込むと、4700円超と過去最大の下げ幅を記録する場面が見られた。
・債券先物相場は大幅高。前週末の弱い米雇用統計を受けて米金利先安観が急速に強まり、米国債券相場が上昇した影響を受けて高く始まると、146円14銭まで上昇。その後下押す場面が見られるも、日経平均の大幅下落によるリスク回避の動きが追い風となって146円台に再び戻すなど、荒い展開となった。
395: [sage] 08/05(月)19:27 ID:/wGWMvaJ(9/16) AAS
日本株のターゲットを引き下げ〜UBS
UBS証券では、日銀による追加利上げ決定や米国の利下げ見通しなどを踏まえ、グローバルFX戦略チームがドル円レートの予想を2024年末は1ドル=160→145円、25年末は140→130円と、円高ドル安に見直した。日本経済調査チームでは、GDPやCPIの予想を更新。こうした変更を考慮して、日本株の見通しをTOPIXでは、24年末3000→2800p、25年末3200→3000p、日経平均では24年末42000円→39000円、25年末44000円→41000円に修正している。8月1〜2日の急激な株価調整で円高進行の影響は概ね織り込んだとみているものの、今後は好悪材料を見極めながら、慎重な展開になると予想している。
396: [sage] 08/05(月)19:29 ID:/wGWMvaJ(10/16) AAS
【相場の細道】米7月NFP+11.4万人、「サーム・ルール」0.53%
「歴史は繰り返さない、韻を踏む。統計的な規則性は、経済的なルールではない」
(パウエルFRB議長)
2024年7月の米国の失業率は4.3%となり、6月の4.1%から上昇した。就労者数は6.7万人増となり、6月の11.6万人増から減少した。
非農業部門雇用者数は前月比+11.4万人の増加となり、6月は速報値の+20.6万人から+17.9万人へ下方修正(▲2.7万人)され、5月は改定値の+21.8万人から+21.6万人へ下方修正(▲0.2万人)されたことから、合計で2.9万人の下方修正となった。
2021年の非農業部門雇用者数は724.5万人の増加となり、年間ベースで過去最大の伸びを記録し、月平均は60.4万人の増加だった。2022年の月平均は37.7万人の増加、2023年平均は25.1万人の増加、2024年平均は20.3万人の増加となった。
パウエルFRB議長は、7月31日に、インフレ率や労働市場の減速を確認すれば、9月利下げ開始を検討する、と述べていたが、0.50%の利下げには否定的だった。しかし、米7月雇用統計を受けて、フェドウオッチの9月の0.50%の利下げ確率が上昇している。
8月21日に予定されている年次改定の暫定値発表では、昨年同様の下方修正(▲30.6万人)の可能性があり、8月22-24日のジャクソンホール会合での利下げ幅への見解が注目されることになる。
1.家計調査(Household survey):失業率を算出(※6万世帯)
7月の失業率は4.3%となり、6月の4.1%から上昇した。労働参加率(就業者および求職者の合計である労働力人口の生産年齢人口に占める割合)は62.7%となり、6月の62.6%から上昇した。失業率の上昇は、新たな労働者が労働力として参入したというよりも、職を失い離職した人が多かったことがある。一方で、労働市場を退出していた人が復帰しており、参加率の上昇に寄与した。
失業者数は716.3万人となり、6月の681.1万人から35.2万人増加し、2020年2月の570万人を依然として上回ったままとなっている。労働力人口(1億6842.9万人)は、パンデミック(世界的大流行)前の水準(1億6458万人)を約384万人上回っている。
不完全雇用率(フルタイムでの雇用を望みながらもパートタイムの職に就いている労働者を含む広義の失業率(U6)は7.8%となり、3カ月連続の7.4%から上昇した。
・不完全雇用率(U6):7.8%(6月7.4%、5月7.4%、4月7.4%:2020年5月21.1%)
・労働参加率:62.7%(6月62.6%、5月62.5%、4月62.7%:2020年2月:63.4%)
・長期失業者(27週以上):153.5万人(6月151.6万人:2020年2月112.1万人)
・黒人の失業率:6.3%(6月6.3%、5月6.1%、4月5.6%:2020年2月6.0%)
(※黒人の失業率は景気後退(リセッション)が近づく前に先行して上昇する傾向)
2.事業所調査(Establishment survey):非農業部門雇用者数(Non-Farm Payroll)(※12.2万の会社・政府機関)
7月の非農業部門雇用者数は、前月比+11.4万人の増加となり、43カ月連続での雇用拡大となった。平均時給は前月比+0.2%の35.07ドルとなり、6月の+0.3%から低下し、前年同月比は+3.6%となり、6月の+3.8%から低下して、3カ月ぶりの低い伸び率となった。
上昇率3.0-3.5%で米連邦準備理事会(FRB)のインフレ目標2%に一致するとされており、9月の利下げは確実とみられている。
民間部門の総賃金(雇用者数×週平均労働時間×時給)は前月比横ばいにとどまり、前年比は+4.8%となり、2021年3月以来の5%割れとなった。
3. サーム・ルール( Sahm Rule)0.53%
米連邦準備理事
397: [sage] 08/05(月)19:30 ID:/wGWMvaJ(11/16) AAS
会(FRB)の元エコノミストであるクローディア・サーム博士が提唱したもので、失業率の「3ヵ月移動平均」と「過去1年間の最低水準」の差が0.5%以上上昇した場合、1年以内にリセッション入りするとの説であり、過去50年間、7回のリセッションで有効だった。
7月は0.53%へ上昇しており、景気後退入りの「炭鉱のカナリア」が鳴き止んだ。
サーム氏は7月雇用統計発表後に、「米国はリセッションに陥っていないが、良い方向には向かっていない」と述べた。そして、米国人が労働力として復帰して、移民が流入するのに伴い、労働参加率が上昇していることによる失業率への影響を注目すべきだと警鐘を鳴らしている。
398: [sage] 08/05(月)19:31 ID:/wGWMvaJ(12/16) AAS
株価指数先物【引け後】 セリングクライマックスが意識されてくるか注目
大阪9月限
日経225先物 31380 -4540 (-12.63%)
TOPIX先物 2199.5 -343.0 (-13.49%)
日経225先物(9月限)は前日比4540円安の3万1380円で取引を終了。寄り付きは3万4250円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万4950円)を大きく下回って始まった。現物の取引開始直後には一時3万3240円まで下落幅を広げたが、その後は3万3500円〜3万4000円近辺で推移し、前場終盤には3万4340円と寄り付き水準を上回る場面もみられた。ただし、ランチタイムでは3万4000円水準での攻防が続くなか、後場の取引開始後は再び下へのバイアスが強まる展開となった。2度のサーキットブレーカーが発動される波乱のなか、後場終了間際には一時3万0370円まで下落幅を広げた。
米国景気の後退懸念が高まるなか、為替市場では円相場が一時1ドル=142円台へと円高基調が強まった。台湾加権指数、韓国KOSPI指数が8%を超える下落となるなど、世界の株式市場はリスク回避の動きにある。また、グローベックスの主要な株価指数がマイナス圏で推移するほか、ナスダック100先物の下落率は5%を超えていたこともあり、週明けの米国市場の下落が警戒されている。
日経225先物は3万0370円まで売られたことで、ボリンジャーバンドの-3σ(3万1330円)を割り込む場面もみられた。その後は下落幅を縮めており、ナイトセッションでは一時3万3170円まで戻している。
本日は全面安商状のなか、三井住友フィナンシャルグループ <8316.T> [東証P]、第一生命ホールディングス <8750.T> [東証P]など金融セクターでストップ安が目立ったほか、JT <2914.T> [東証P]が一時ストップ安まで売られており、バリュエーションを無視する形で日本株からの資金流出が加速したようである。しばらくは明確な底入れを確認することになるものの、東証プライムの売買高は40億株を超えており、セリングクライマックスが意識されてきそうである。
また、急落局面においてレバレッジ型ETFへの商いが膨らんでおり、ヘッジ対応のショートの動きが強まった。底入れからリバウンド基調が強まる局面においては、ヘッジ対応のロングの動きが加速することになるため、強い上昇となる可能性はある。値動きの荒い展開を警戒しつつも、週足の-2σ水準である3万4200円辺りのリバウンドが意識されそうである。
NT倍率は先物中心限月で14.26倍に上昇した。一時14.69倍まで切り上がり、7月11日に付けた戻り高値の14.47倍を突破し、3月4日に付けた14.84倍に迫った。全面安商状のなかでメガバンクの下げが目立っていたこともあり、相対的にTOPIX型の弱さにつながったようだ。
なお、日経平均型では東京エレクトロン <8035.T> [東証P]がストップ安となり、ファーストリテイリング <9983.T> [東証P]、ソフトバンクグループ <9984.T> [東証P]、アドバンテスト <6857.T> [東証P]の4社で日経平均株価を約1420円押し下げている。さらに本日は日経平均構成銘柄のすべてが下落している状況であり、この点からもセリングクライマックスによる底入れが期待されてきそうだ。
手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が6万7395枚、ソシエテジェネラル証券が5万9704枚、バークレイズ証券が1万6085枚、SBI証券が1万0508枚、野村証券が1万0095枚、モルガンMUFG証券が9114枚、JPモルガン証券が8280枚、ゴールドマン証券が6833枚、サスケハナ・ホンコンが6151枚、ビーオブエー証券が6
399: [sage] 08/05(月)19:32 ID:/wGWMvaJ(13/16) AAS
102枚だった。
TOPIX先物は、ソシエテジェネラル証券が6万5466枚、ABNクリアリン証券が6万4158枚、バークレイズ証券が2万0931枚、JPモルガン証券が1万6377枚、モルガンMUFG証券が1万3284枚、ゴールドマン証券が1万3121枚、ビーオブエー証券が9760枚、みずほ証券が6188枚、BNPパリバ証券が5479枚、サスケハナ・ホンコンが5189枚だった。
400: [sage] 08/05(月)19:33 ID:/wGWMvaJ(14/16) AAS
NY為替見通し=恐怖指数上昇で、ブラックマンデーの可能性に要警戒か
本日のNY為替市場のドル円は、先週末のニューヨーク株式市場での恐怖指数の上昇、ナスダック総合が調整相場入りしたこと、さらに、中東の地政学リスクへの警戒感が高まっていることなどで、ブラックマンデーの可能性に警戒しておきたい。
本日の日経平均株価は、4451円(▲12.4%)下げて、ブラックマンデーの時の下落幅を上回っており、NYダウへの警戒感が高まっている。
ドル円は、7月の米雇用統計のネガティブサプライズを受けて、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」での9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.50%の利下げ開始確率が高まっていることなどで、141円台まで下落している。
ドル円のテクニカル分析では、2023年1月16日の安値127.23円からの中期支持線(※本日は148.49円)を割り込んでいることで、140円を割り込む可能性が高まっている。
また、6月調査の日銀短観での2024年度上半期の想定為替レートが145円付近であることで、145円割れでは、本邦輸出企業からのドル売り圧力が強まり、輸出企業の企業業績への警戒感から日本株の売り圧力が強まる可能性に警戒しておきたい。
本日は、ニューヨーク株式市場の動向に注視しながら、7月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数を見極め、米7月雇用統計に対するグールズビー米シカゴ連銀総裁やデイリー米サンフランシスコ連銀総裁の見解に注目する展開が予想される。
7月米ISM非製造業指数は51.0と予想されており、6月の48.8からの改善が見込まれている。7月米ISM製造業指数は、46.8と発表されており、国内総生産(GDP)に換算した場合、年率▲1.2%となるとのことで、ISM非製造業指数ではネガティブサプライズに警戒しておきたい。
7月の米雇用統計のネガティブサプライズを受けて、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」での9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.50%の利下げ開始確率が70%台まで上昇している。
グールズビー米シカゴ連銀総裁は、7月雇用統計に対して、「米金融当局が1つの統計に過剰反応することはない」と強調し、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)までに多くのデータが得られると付け加えた。
本日CNBCに出演予定のグールズビー米シカゴ連銀総裁からは、同様の見解が予想されるが、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁の見解にも注目しておきたい。
ウォール街からは、緊急FOMCを開催して緊急利下げ(0.25%〜0.50%)を決定する可能性が警戒されている模様。
米連邦準備理事会(FRB)の元エコノミストであるクローディア・サーム博士が提唱した「サーム・ルール」が0.5%以上だった場合、1年以内にリセッション入りするとの説は過去50年間、7回のリセッションで有効だった。7月は0.53%へ上昇しており、景気後退入りの「炭鉱のカナリア」が鳴き止んでいる。
パウエルFRB議長は「歴史は繰り返さない、韻を踏む… 統計的な規則性というのは、経済的なルールではない」と一蹴しているが、グールズビー米シカゴ連銀総裁やデイリー米サンフランシスコ連銀総裁の言及に注目したい。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、146.66円(8/5高値)
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、140.25円(2023/12/28安値)
401: [sage] 08/05(月)20:58 ID:/wGWMvaJ(15/16) AAS
FRBの大幅利下げシグナルで年内の株価持ち直しを予想〜大和
大和証券では、米国の7月雇用統計で就業者増加ペースが鈍化したことなどから、当面は米失業率が上昇すると予想している。催促相場になることで、FRBが大幅利下げをシグナルするまで世界的に株価が弱含む可能性があると指摘しており、その間は内需ディフェンシブセクターのオーバーウエートを推奨している。ただし大和では、2024年秋までにFRBは大幅な利下げをシグナルし、2024年内に株価は持ち直すと予想。その過程では金融とともに、ITシステムや電子部品などのグロース株を推奨したいとコメントしている。
402: [sage] 08/05(月)21:05 ID:/wGWMvaJ(16/16) AAS
NY株見通し−今週は7月ISM非製造業PMIなどの経済指標とキャタピラー、ディズニーなどの決算に注目
今週のNY市場は経済指標と決算発表に注目。先週はダウ平均が2.10%安と5週ぶりに反落し、S&P500が2.06%安、ナスダック総合が3.35%安とともに3週続落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)で9月の利下げの可能性が示されたことが好感されたものの、7月ISM製造業PMIが予想以上に悪化したことに加え、7月雇用統計で非農業部門雇用者数や失業率も予想以上に悪化したことで景気後退(リセッション)懸念が強まった。決算発表ではメタが好決算を発表したものの、予想を下回る売上高や弱い見通しが嫌気されたアマゾンが8%超下落したことや、弱い見通しやレイオフを発表したインテルが26%安と急落したこともセンチメントの悪化につながった。ナスダック総合は史上最高値から10%超下落し、「調整相場」入りとなった。
今週は金融政策の見通しや米国景気の動向を巡り経済指標が引き続き注目されるほか、高水準の発表が続く第2四半期決算にも要注目か。FOMCで9月の利下げ開始が示唆されたことに加え、7月ISM製造業PMIや7月雇用統計が予想以上に悪化したことで利下げ見通しが大きく強まったが、景気減速懸念やリセッション懸念も強まっており、今週発表される7月ISM非製造業PMIや新規失業保険申請件数に要注目となる。決算発表はS&P500採用の約80銘柄が発表予定で、キャタピラー、スーパー・マイクロ・コンピューター、ウォルト・ディズニー、CVSヘルス、イーライ・リリーなどの決算やガイダンスに注目が集まる。
今晩の米経済指標・イベントは7月ISM非製造業PMI、7月S&Pグローバル総合・サービス業PMI確定値など。このほか、グールズビー米シカゴ連銀総裁やデイリー米サンフランシスコ連銀総裁の発言も予定されている。企業決算は寄り前にタイソン・フーズ、引け後にサイモン・プロパティー、CSXなどが発表予定。
403: [sage] 08/06(火)07:26 ID:WQLUrOdA(1/10) AAS
日経平均株価テクニカル分析−今年の上昇を帳消しにする下落幅、長期トレンドライン付近に接近
日経平均株価の下落幅は4451円まで拡大し、歴代最大の下げ幅を記録した。連日の長大陰線で今年の上昇を帳消しにし、昨年10月に二番底を形成した水準に迫る展開となった。
週足では、52週移動平均線(35932円 8/5)を下回り、一目均衡表では雲の下限(32748円 同)を下回る弱気シグナルも点灯した。週間ベースの終値で雲の上限(35189円 同)以上に戻せるかが焦点となる。
月足では、36カ月移動平均線(30954円 同)付近まで下落し、2020年3月安値(16358円)を起点として2023年1月安値(25661円)を通る上昇トレンドライン付近まで下げたことになる。
日足ベースの上値メドは、8/5に形成した長大陰線の中値となる33228円、8/2安値(35880円)、200日移動平均線(36856円 同)、心理的節目の38000円、75日移動平均線(38869円 同)などが考えられる。下値メドは、2023年10/4安値(30487円)や心理的節目の3万円、心理的節目29500円や29000円、2023年3/9高値(28734円)などがある。
404: [sage] 08/06(火)07:27 ID:WQLUrOdA(2/10) AAS
AA省
405: [sage] 08/06(火)07:28 ID:WQLUrOdA(3/10) AAS
ア株式相場が軒並み大幅下落すると、投資家が運用リスクを避ける動きを強め、欧州株全般に売りが広がった。個別ではエーオン(4.81%安)やザランド(4.26%安)、フォルクスワーゲン(3.06%安)などの下げが目立ち、インフィニオン・テクノロジーズ(1.34%高)などを除く36銘柄が下落した。
・欧州債券相場は下落。世界的な株安を背景に相対的に安全な資産とされる独国債には買いが先行したものの、米指標の上振れをきっかけに米国債が下落すると独国債にも売りが波及した。
406: [sage] 08/06(火)07:29 ID:WQLUrOdA(4/10) AAS
5日の主な要人発言(時間は日本時間)
5日08:50 6月13−14日分の日銀金融政策決定会合議事要旨
「データを注視し遅きに失することなく適時に金利引き上げる必要」
「物価上振れの可能性、リスクマネジメントの観点から緩和度合いの更なる調整の検討必要」
「政策変更、消費者物価の明確な反転上昇などデータを確認したタイミングで検討するのが適切」
「当面は現在の金融緩和継続し企業の構造改革を後押しするのが適当」
「為替円安は物価上振れの要因、金融政策運営上十分注視する必要があるとの認識を委員は共有」
5日16:34 鈴木財務相
「株価は市場で決定される」
「株価の下落、強い関心を寄せている」
「今後とも為替相場の動きを注視」
「円の水準は安定的に推移することが望ましい」
「為替相場は、ファンダメンタルズの反映が重要」
「日銀とも連携して、緊張感を持って株式市場の動向を注視する」
5日17:46 林官房長官
「為替市場の動向をしっかりと注視したい」
「為替相場は安定的に推移することが重要」
5日21:39 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「7月の雇用統計は、まだリセッション(景気後退)の可能性を示唆していない」
「FOMCは、9月会合前にさらなるデータを確認できる」
6日00:22 ロペスオブラドール・メキシコ大統領
「メキシコはペソ安に耐えうる十分な準備金を有している」
※時間は日本時間
407: [sage] 08/06(火)07:30 ID:WQLUrOdA(5/10) AAS
6日のイベントスケジュール(時間は日本時間)
<国内>
○08:30 ◇ 6月家計調査(消費支出、予想:前年比▲0.9%)
○08:30 ◇ 6月毎月勤労統計(現金給与総額、予想:前年比2.4%)
<海外>
○08:01 ◇ 7月英小売連合(BRC)小売売上高調査(予想:前年同月比0.2%)
○13:30 ☆ 豪準備銀行(RBA)政策金利発表(予想:4.35%で据え置き)
○14:30 ◎ ブロックRBA総裁、記者会見
○14:45 ◇ 7月スイス失業率(季節調整前、予想:2.3%)
○15:00 ◎ 6月独製造業新規受注(予想:前月比0.5%/前年同月比▲14.2%)
○15:30 ◇ 6月スイス小売売上高
○17:30 ◎ 7月英建設業購買担当者景気指数(PMI、予想:52.8)
○18:00 ◎ 6月ユーロ圏小売売上高(予想:前月比▲0.1%/前年比0.2%)
○21:30 ◇ 6月カナダ貿易収支(予想:18.4億カナダドルの赤字)
○21:30 ◎ 6月米貿易収支(予想:725億ドルの赤字)
○7日02:00 ◎ 米財務省、3年債入札
○7日03:00 ◎ 7月ブラジル貿易収支(予想:77.50億ドルの黒字)
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
408: [sage] 08/06(火)08:04 ID:WQLUrOdA(6/10) AAS
東京為替見通し=ドル円、荒い値動き続くか 豪ドルは豪金融イベントに注目
5日のニューヨーク市場では、ドル円は米指標の上振れや米長期金利の上昇を背景に一時144.89円付近まで買い戻された。もっともその後、米株の大幅安や米金利の伸び悩みを受けて143円半ばまで押し戻された。ユーロドルはNY序盤につけた1.1008ドルを頭に1.0940ドル台まで上値を切り下げた。ユーロ円はアジア市場で154円台まで急落した反動で、158円後半まで切り返す場面があった。
本日の東京為替市場でもドル円は、金利や株式相場の動向を見極めながら荒い値動きが続くか。急落と急騰を繰り返した後なだけに、傷んでいる市場参加者も多いと思われ、流動性は良くないことが想定される。フローに敏感に反応し、昨日同様に値幅を伴う場面も多々ありそうだ。
昨日は日本株の暴落を受けて、東京午後に1月2日以来の安値141.70円を記録。オセアニア時間の高値からだと5円近い下落幅になる。もっともその後、日通しレンジの下値からの61.8%戻しも達成し、一巡後は下押すもNY引け水準は半値144.18円付近だった。一旦は底打ち感が出てきてもおかしくはないか。
米株は大幅安で終えたが、昨日暴落した日経平均の先物は夜間取引でさすがに大きく反発。本日の東京市場でも、上げ幅をみて、昨日は悪化の一方だった相場のリスクセンチメントの改善が期待できるかもしれない。ただし、前営業日比4451円安と過去最大の下げ幅を記録した後で株価の水準自体はまだ低いため、積極的なリスクオンまでには至らないだろう。
ところでCMEのフェドウォッチによれば、9月米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%利下げ織り込み度は8割を超えた。また翌11月会合でも同じ幅の追加利下げを織り込み、0.75%引き下げを見込む向きも増えてきている。日銀の年内追加利上げ観測が高まりつつあるなかで、米金利先安観がこのまま強まるようだと、日米金利差の縮小が意識されてドル円の上値も追いづらくなるかもしれない。
豪ドルも株式市場の動向を見定めながら、日本時間13時30分に豪準備銀行(RBA)が発表する政策金利や、その1時間後に予定されているブロックRBA総裁の記者会見を待つことになる。昨日から本日にかけて開かれた金融政策理事会では、政策金利が現行4.35%で据え置かれるというのが大方の見込み。予想通りであれば、6会合連続での据え置きとなる。
RBAはこれまでタカ派に傾き、次の一手は利上げと見られていた。しかしながら、先週公表された6月豪消費者物価指数(CPI)は前年比3.8%上昇となり、前月から伸び率が低下。4-6月期CPIは前年同期比3.8%上昇と前四半期からから加速した一方、RBAが金融政策を決定するうえで重視しているトリム平均は前期からの鈍化が確認された。これらの結果を受けて、RBAは一旦様子を見るとされている。
注目ポイントは、声明文でタカ派姿勢を維持するのかどうか。前回の声明では「最近のデータはインフレの上振れリスクに対する警戒感を改めて示している」として、利上げを議論したことを明らかにしていた。ここ最近の世界的な株安、豪経済が依然として頼るところが大きい中国の景気減速、米国のリセッション(景気後退)リスクを背景とした金利先安観などへの言及が注視される。
409: [sage] 08/06(火)08:05 ID:WQLUrOdA(7/10) AAS
NYマーケットダイジェスト・5日 株大幅安・円伸び悩み
(5日終値)
ドル・円相場:1ドル=144.18円(前営業日比▲2.35円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=157.90円(▲2.01円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0952ドル(△0.0041ドル)
ダウ工業株30種平均:38703.27ドル(▲1033.99ドル)
ナスダック総合株価指数:16200.08(▲576.08)
10年物米国債利回り:3.79%(横ばい)
WTI原油先物9月限:1バレル=72.94ドル(▲0.58ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=2444.4ドル(▲25.4ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
7月米サービス部門PMI改定値
55.0 56.0
7月米総?PMI改定値
54.3 55.0
7月米ISM非製造業指数
51.4 48.8
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は5日続落。本日の東京市場では米景気後退懸念や日銀の追加利上げ観測の高まりなどを背景に、日経平均が暴落したことを受けてリスク回避の円買いが活発化し一時141.70円と1月2日以来の安値を付けた。
ただ、NY市場に限れば買い戻しが目立つ展開となった。7月米ISM非製造業景況指数が51.4と予想の51.0を上回ったことが分かるとドルを買い戻す動きが広がり、1時30分前には144.89円付近まで下げ幅を縮めた。一時は3.6653%前後と昨年6月以来の低水準を記録した米10年債利回りが上昇に転じたことも相場を下支えした。
もっとも、買い戻しが一巡すると上値が重くなった。ダウ平均が一時1200ドル超下落したほか、米10年債利回りが再び低下に転じたことが相場の重しとなり143.41円付近まで押し戻された。
・ユーロドルは続伸。米景気後退懸念を背景に米長期金利が低下するとユーロ買い・ドル売りが進行。22時前に一時1.1008ドルと1月2日以来の高値を付けた。
ただ、同日高値1.1046ドルがレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米ISM非製造業景況指数の上振れも相場の重しとなり、2時30分過ぎには1.0947ドル付近まで下押しした。
・ユーロ円は7日続落。米景気後退懸念が台頭する中、世界中で株価が大幅に下落し、為替市場ではリスク回避の円買いが勢い付いた。アジア市場では一時154.42円と年初来安値を更新した。
ただ、NY市場に入ると急ピッチで下落した反動が出て買い戻しが進んだ。夜間取引の日経平均先物が急反発したことも相場の支援材料となり、1時30分前に158.76円付近まで持ち直した。もっとも、買い戻しが一巡すると157.05円付近まで押し戻されている。
なお、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比2450円高の3万3830円まで反発する場面があった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に3日続落し、6月14日以来の安値となった。米景気減速懸念が一段と強まる中、投資家心理が急速に悪化し株売りが膨らんだ。アジアや欧州市場も軟調に推移するなど、世界同時株安の様相を呈した。7月米ISM非製造業景況指数が予想を上回ると下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も大幅に3日続落し、5月3日以来の安値で取引を終えた。
・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。米景気後退懸念が高まる中、相対的に安全資産とされる米国債に買いが入った。利回りは一時3.6653%前後と昨年6月以来の低水準を付けた。ただ、7月米ISM非製造業景況指数が予想を上回ったことが分かる
410: [sage] 08/06(火)08:06 ID:WQLUrOdA(8/10) AAS
と売りが優勢となり、値を消した。
・原油先物相場は3日続落。米国のリセッションに対する警戒感が高まり、リスク資産から一時撤退する動きが活発化。株価とともに原油先物も売られ、一時71ドル台半ばまで下落する場面があった。
・金先物相場は続落。米景気悪化懸念から世界的に株価が急落するなか、株価の損失を補填するために金の利益確定売りが広がった。
411: [sage] 08/06(火)08:21 ID:WQLUrOdA(9/10) AAS
株価指数先物【寄り前】 スキャルピング中心ながら押し目狙いのスタンス
大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 33370 +1990 (+6.34%)
TOPIX先物 2373.0 +173.5 (+7.88%)
シカゴ日経平均先物 33190 +1810
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
5日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。前週末発表の7月の雇用統計が予想を下回ったことでリセッション(景気後退)懸念が強まり、週明けの米国市場でもリスク資産を圧縮する動きが広がり、世界的な株価下落が続いた。これまで相場を牽引してきたアップル<AAPL>やアマゾン・ドット・コム<AMZN>、マイクロソフト<MSFT>が大きく売られ、NYダウの下落幅は1000ドルを超えた。
また、エヌビディア<NVDA>が6%超の下落となったほか、マイクロン・テクノロジー<MU>、アームホールディングス<ARM>など半導体株が弱く、ナスダック指数は支持線として意識されていた26週移動平均線を明確に割り込んだ。S&P500業種別指数はすべてのセクターが下落しており、テクノロジー・ハード・機器、半導体・同製造装置、自動車・同部品、メディア、小売の弱さが目立った。
シカゴ日経平均先物(9月限)清算値は、大阪比1810円高の3万3190円だった。日経225先物(9月限)のナイトセッションは日中比310円高の3万1690円で始まり、一気に3万3170円まで買われた。買い一巡後は3万2100円〜3万2860円辺りで保ち合い、米国市場の取引開始直前には3万1140円と下落に転じる場面もみられた。ただし、米国市場の取引開始後にプラス圏を回復すると中盤にかけて上げ幅を広げ、3万3830円まで買われた。終盤にかけては3万2830円〜3万3500円辺りで推移し、3万3370円でナイトセッションの取引を終えた。
日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い優勢で始まりそうだ。5日の日中取引では4540円安と記録的な下落となったが、ナイトセッションの開始早々、自律反発の動きとなった。日中安値3万0370円から、ナイトセッションで一時3万3830円と11%超のリバウンドをみせており、いったんは目先的なボトム形成が意識されやすいだろう。需給状況が一気に悪化するなかで積極的にロングに傾けてくる動きは期待しづらいが、押し目狙いのスタンスに向かいそうだ。
7月のISM非製造業総合景況指数は51.4となり、活動の拡大と縮小の境目である50を上回った。5日の米国市場での反応はみられなかったが、景気減速の懸念が薄れることが期待される。また、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ開始を前に、緊急利下げの見方も浮上してきたようだ。そのほか、為替市場では昨日の日中に1ドル=141円台に突入していたが、現在は1ドル=144円台と円高が落ち着いている。ただし、明確な底入れには米国のリセッション懸念の後退を見極める必要がある。米経済指標の内容を確認しながらの対応になるため、しばらくはスキャルピング中心となろう。
日経225先物は週足チャートで3万0370円から3万3370円(ナイトセッションを含む)と、3000円幅での長い下ヒゲを残す形状となっている。これをキープする形で推移するようだと、52週線が位置する3万5740円辺りへの戻りが意識されてきそうだ。レバレッジ型ETFの商いが積み上がっていることもあり、リバウンドを強めてくると、ヘッジ対応のロングが強まる展開も期待されてくる。そのため、オプション権利行使価格の3万2000円から3万5000円辺りのレンジを想定する。
昨日のNT倍率は先物中心限月で14.26
412: [sage] 08/06(火)08:22 ID:WQLUrOdA(10/10) AAS
倍に上昇した。一時14.69倍まで切り上がり、3月4日に付けた14.84倍に迫った。全面安商状のなかでメガバンクや商社の下げが目立っていたこともあり、相対的にTOPIX型の弱さにつながったようだ。本日はナスダック指数が26週線を割り込んできたほか、大型テック株の下げが目立つなか、相対的にTOPIX型の優位の展開が意識されよう。
5日のVIX指数は38.57(前日は23.39)に上昇した。一時65.73まで急伸し、2020年3月以来の水準まで切り上がる場面もみられた。リスク回避姿勢に傾きやすいと考えられる一方で、セリングクライマックスが近づいてきたとの見方にもなりそうだ。
413: [sage] 08/06(火)12:55 ID:8D79ggsh(1/9) AAS
株価指数先物【昼】 自律反発とはいえセンチメント改善
日経225先物は11時30分時点、前日比2940円高の3万4320円(+9.36%)前後で推移。寄り付きは3万3900円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万3190円)を大きく上回って始まった。直後にサーキットブレーカーが発動し波乱の展開が警戒されたが、再開後の3万3170円を安値にロングの動きが強まり、中盤にかけて3万4910円まで上げ幅を広げた。買い一巡後は寄り付き水準まで軟化する場面もみられたが、終盤にかけて再びリバウンド基調が強まり、3万4400円〜3万4500円辺りでのレンジ推移となった。
寄り付き直後のサーキットブレーカー発動後の3万3170円を安値に強いリバウンドとなり、週足チャートでは下ヒゲの長さが4000円に拡大してきた。楽観視はできないものの、チャート上では目先的にはボトム意識が高まりそうである。また、自律反発とはいえ、東証プライムの騰落銘柄は値上がり数が9割超を占める全面高商状となるなか、センチメントも改善傾向に向かわせそうだ。なお、週足のボリンジャーバンドの-2σが3万4960円辺りで推移しており、同水準では短期筋の利食いが入りやすいだろう。
NT倍率は先物中心限月で14.10倍に低下した。一時13.65倍まで低下し、昨年10月下旬以来の水準まで下げる場面もみられた。荒い値動きではあるが、前日の急伸からの反動といったところであり、その後はこれまでのレンジであった14.00倍辺りでの推移をみせているため、波乱含みの動きは落ち着いてきた形である。
414: [sage] 08/06(火)12:56 ID:8D79ggsh(2/9) AAS
【よろずのつぶやき by Wada】歴史的セリクラ
昨日の東京市場は歴史的な一日となりました。株式市場では日経平均が史上最大の下げ幅を記録して年初来安値を更新。先物市場ではサーキットブレーカーが発動される事態となりました。日経平均先物では一時30570円までの暴落。
ドル円は、株価の動きにつれるかたちで東京時間一時141.70円まで売り込まれたものの、欧州時間に入ってすぐに141.76円、NY時間に入ってからは141.84円までの下押しにとどまるなど、141円台での底堅さを確認。市場では「東京時間の売り込んだ動きがまさにセリングクライマックスの様相だった」との声も聞かれるなか、7月米ISM非製造業指数が予想を上回る強い数字となると米長期金利の上昇につれて144.89円まで買い上げられることになりました。その後の下押しも143.41円までにとどまると、引けにかけては144.28円まで買戻されてNY市場を終えています。
日経平均先物も33830円まで急激な買戻しとなるなど、まさに、日本株でもセリクラ的動きとなりました。アジア時間に入ってからは、日経平均先物が寄付きからサーキットブレーカーが発動。一時3500円近い暴騰と、史上最大の上げ幅を記録することになっています。ドル円も1円刻みの荒い値動きを繰返していますが、143.63円の安値から一時146.36円まで急伸。144.31円まで下押しした後、再び145.34円まで買戻されるなど、底堅い動きとなっています。
いずれにしても、不必要な極めてパーソナルな理由で実施された神田財務官による円買い介入を発端とした円キャリー解消の動きは、植田日銀総裁のあからさまな政治的圧力を受けての突然のタカ派転向をきっかけに加速度を増したわけですが、結果的には、新NISAを国策として進めているはずの日本国民のリスクテイクを全否定させるような無秩序な市場を作り出してしまったわけで、資産インフレを伴った株高と円安の同時進行というファンダメンタルズに沿った動きを完全に壊してしまったといえます。
日本当局によって作り上げられた無秩序な市場は、再びファンダメンタルズや需給関係といった構造的な方向性に市場自身が自ら正常化させていくしかなく、米系マクロ勢のサマーバケーション明けを待つまでもなく、セリクラを確認した市場は、新たな円キャリーを始めようとしているのかもしれません。それにしても、先ほど、15時から3者会合を行うことが報じられていますが、ドル買い介入を実施するわけにもいかず、日本株を年金など機関投資家に積極的に買わせる相談となりそうな様相です。
415: [sage] 08/06(火)14:19 ID:8D79ggsh(3/9) AAS
ロンドン為替見通し=米景気後退懸念を背景とした欧州通貨の底堅さ続くか注視
ロンドンタイムは、米景気後退懸念を背景とした欧州通貨の底堅さが続くかを見定めることになる。ただ、ユーロドルは上振れ局面ではまだ上値が抑えられがち。昨日も一時1.1008ドルと1月2日以来の1.1ドル台回復を果たしたものの、1.09ドル半ばへ押し戻された。
米株先物の動向をにらみつつ、米景況の行方を推し量る流れが想定されるが、並行して欧州株も買われれば方向感は出にくいだろう。欧州経済指標が方向を探る一助になるかもしれないが、本日発表予定の独製造業新規受注やユーロ圏小売売上高は通常為替の大きな動意につながりにくい。ユーロ圏の景況を把握する材料にとどまりそうだ。
東京タイム昼過ぎの時点でダウ先物は昨日の急落の反動で300ドル高以上の揺り戻しとなっている。このままじり高の戻りが続けば、欧州通貨は対ドルで上値が限定されやすいだろう。
想定レンジ上限
・ユーロドル:8月5日高値1.1008ドル。
想定レンジ下限
・ユーロドル:日足一目均衡表・転換線1.0893ドル。
416: [sage] 08/06(火)19:21 ID:8D79ggsh(4/9) AAS
東京マーケットダイジェスト・6日 円大幅安、株急伸
(6日15時時点)
ドル円:1ドル=145.82円(前営業日NY終値比△1.64円)
ユーロ円:1ユーロ=159.61円(△1.71円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0946ドル(▲0.0006ドル)
日経平均株価:34675.46円(前営業日比△3217.04円)
東証株価指数(TOPIX):2434.21(△207.06)
債券先物9月物:144.90円(▲1.16円)
新発10年物国債利回り:0.885%(△0.130%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.24600%(横ばい)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
<国内>
<発表値> <前回発表値>
6月家計調査(消費支出)
前年同月比 ▲1.4% ▲1.8%
6月毎月勤労統計(現金給与総額)
前年同月比 4.5% 2.0%・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は買い優勢。日経平均株価が大きく上昇したことを手掛かりに、投資家のリスク志向改善を意識した買いが先行した。9時過ぎに146.36円まで上昇した後、144.30円台まで押し戻されるなど、この日も値動きの荒さが目立ったものの、15時にかけて再び146.10円台まで上昇。「日銀・財務省・金融庁が午後3時から三者情報交換会談」との報道も買い材料として意識されたようだ。
・豪ドル円も買い優勢。日本株高を背景にした買いの流れに沿って、9時過ぎに95.51円まで上昇した。その後はドル円と同様に93.90円台まで調整が入ったが、総じて円売り・豪ドル買いの動きが目立った。
なお、豪準備銀行(RBA)はこの日、政策金利を予想通り4.35%で据え置くことを決定した。声明では「インフレ率が持続的にターゲットレンジ内に収まるまでには今暫く時間を要する見通し」「インフレ率が持続可能な形でターゲットレンジに向かって収束していると確信できるまで、金融政策は十分に引き締め的である必要」などの見解が示された。
・ユーロ円も買い優勢。ドル円や他のクロス円と同様に上下に振れる場面はあったものの、一時は160.22円まで上値を伸ばす場面も見られた。
・ユーロドルは小動き。円絡みの取引が中心となったため、相場は1.09ドル台半ばで方向感が出なかった。
・日経平均株価は4営業日ぶりに急反発。前日に4500円近い過去最大の下げ幅を記録した反動で、自律反発狙いの買いが優勢となった。外国為替市場で円買い・ドル売りの動きがいったん収まったことも買い戻しを誘い、指数は一時3400円超高まで上昇。終値ベースでの上げ幅も過去最大となった。
・債券先物相場は4営業日ぶりに大幅反落。前日に急騰した反動が出たほか、日経平均の大幅高を背景にリスク回避の動きが和らいだこともあり、債券売りが優勢となった。
417: [sage] 08/06(火)19:21 ID:8D79ggsh(5/9) AAS
ドル円は慎重に下値を拾うスタンスが有効〜東海東京
東海東京インテリジェンス・ラボでは為替リポートの中で、当面の最大の関心事は、ドル円がどこまで下落するかであるとコメント。日銀の予想外の利上げ決定と米景気後退懸念の台頭が、ドル円の大幅下落を招いた。ドル円は2021年10月以降、110円台から162円近くまで上昇。この半値押しは135円台となる。ただ、東海東京では足元の円高進行は長期円安トレンドの調整局面という大局観で捉えるべきと考えており、135円水準まで調整が進む可能性は低いとみている。米大統領選後の3カ月は株高・ドル高円安が進むケースが圧倒的に多いとのこと。ドル円は140〜143円程度を下値メドに慎重に下値を拾うスタンスが有効と東海東京では考えている。
418: [sage] 08/06(火)19:22 ID:8D79ggsh(6/9) AAS
【相場の細道】8月の円高アノマリー
1.2024年8月のリスクシナリオ
金融市場では、8月は市場参加者がバカンス気分で油断しているせいなのか、金融危機に襲われがちな季節としてトラウマになっている。
今年の8月のリスクは、地政学リスク(ウクライナでの戦争を巡るロシアと欧州の対立激化、中東でのイスラエルとイランの紛争激化)、や日銀の追加利上げ(0.25%)を受けて、世界の資産市場を支えてきた円・キャリートレードが巻き戻されていること、米連邦公開市場委員会(FOMC)による緊急利下げの可能性、などに要警戒となる。
2.「8月の円高」というトラウマ
■ イラクのクウェート侵攻
1990年8月2日、イラクのフセイン政権は、クウェートに侵攻した。1991年1月17日、多国籍軍によるイラク空爆により湾岸戦争が勃発した。
ドル円は、8月2日の高値151.60円から10月の123.70円まで下落した。
■ アジア通貨危機
1997年7月、アジアの新興国諸国で一斉に通貨が暴落し、8月にかけてアジア全体が不況に陥った。ドル円は、5月の高値127.48円から、6月には110.61円まで下落していた。
■ ロシアショック
1998年8月17日、ロシア政府は、対外債務の90日間の支払い停止を宣言した。
ドル円は、8月11日の高値147.64円から9月11日の128円台まで約20円下落した。
■ パリバショック
2007年8月9日、仏銀行最大手のBNPパリバ銀行傘下のミューチュアルファンドが、サブプライムローンの証券化商品の混乱により解約を凍結された。
ドル円は、8月9日の119円台から8月17日の111円台まで下落した。
■米国債格下げ
2011年8月5日、米格付け機関スタンダード&プアーズが、アメリカの長期発行体格付けを『AAA』から『AA+』に格下げした。当時、米国議会は、米国債務上限の引き上げを巡る問題で紛糾しており、デフォルト(債務不履行)のリスクが警戒されていた。
ドル円は、80円前後から10月31日の変動相場制移行後の最安値75.32円まで下落した。
■中国人民元切り下げ
2015年8月11日、中国人民銀行は、中国人民元の対ドル基準値を前日比1.9%切り下げ、その後12日、13日と3日間で約4.7%の中国人民元切り下げを断行した。
ドル円は、125円台から月末の116円に向けて約9円下落した。
■米中貿易・通貨安戦争の勃発
2019年8月1日、トランプ大統領が対中制裁関税第4弾を9月1日から発動する、と表明し、中国商務省は、国営企業に対して米国産農産物の輸入停止を要請し、報復関税措置の発動を表明したことで、米中貿易戦争が再燃した。さらに、中国人民銀行が、ドル・人民元が1ドル=7元以上に上昇することを黙認したことで、人民元安誘導という「為替操作」の思惑が強まり、米財務省は中国を「為替操作国」に認定し、米中通貨安戦争が勃発した。ドル円は109.32円から104.46円まで下落した。
■令和のブラックマンデー
2024年8月5日、日経平均株価は4451.28円(▲12.40%)下落して、1987年10月20日の「ブラックマンデー」の下げ幅3836.48円(▲14.9%)を上回り、「令和のブラックマンデー」となった。NYダウは、1033.99ドル(▲2.60%)下落した。
ドル円は、7月3日に到達した1986年12月以来の高値161.95円から、141.70円まで約20.25円下落した。
419: [sage] 08/06(火)19:24 ID:8D79ggsh(7/9) AAS
株価指数先物【引け後】 値がさ株並みのボラティリティ
大阪9月限
日経225先物 34240 +2860 (+9.11%)
TOPIX先物 2407.5 +208.0 (+9.45%)
日経225先物(9月限)は、前日比2860円高の3万4240円で取引を終了。寄り付きは3万3900円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万3190円)を大きく上回って始まった。直後にサーキットブレーカーが発動し、波乱の展開が警戒されたが、再開後の3万3170円を安値にロングが強まり、前場中盤にかけて3万4910円まで上げ幅を広げた。
買い一巡後は寄り付き水準まで軟化する場面もあったが、前場終盤に再びリバウンドが強まり、3万4400円〜3万4500円辺りでのレンジ推移となった。ランチタイムでこのレンジを上放れると、後場の取引開始直後には3万4830円まで買われた。中盤に3万3400円まで軟化するなど依然として荒い値動きながら、終盤にかけて3万4500円を回復する場面もみられ、押し目狙いのロングが優勢だった。
寄り付き早々のサーキットブレーカー発動後の3万3170円を安値に強いリバウンドとなり、週足チャートでは長い下ヒゲを残す形状である。リセッション(景気後退)懸念が強まる米国の底入れ次第だが、ひとまず東京市場の上昇で世界的な株価下落を止める形にはなった。この流れを欧州市場が引き継ぐことができれば、米国市場でも落ち着きをみせてくる展開が期待されそうだ。
日経225先物はボリンジャーバンドの-3σ割れからのリバウンドにより、-2σを捉えてきた。バンドが拡大傾向にあるなか、ナイトセッションでは3万3570円辺りまで下がってきている。-2σ水準での攻防が続くようだと、-3σとのレンジ推移が意識されやすいため、投資家心理を神経質にさせよう。一方で、-2σを上回ってくると、-1σの3万6280円水準のほか、200日移動平均線が位置する3万6700円辺りがターゲットになりそうだ。
積極的にはポジションを傾けにくい需給状況だが、スキャルピング中心とはいえ、短時間で簡単に1000円幅が出てしまうなど、値がさ株並みのボラティリティであり、トレードチャンスではある。一方向に需給が傾きやすく、仕掛け的なトレードというよりは、短期のトレンドに追随する形での値幅取り狙いになりそうだ。
NT倍率は先物中心限月で14.22倍に低下した。前日には一時14.69倍まで上昇したが、本日は一時13.65倍まで低下し、昨年10月下旬以来の水準まで下げる場面もみられた。その後は14.00倍〜14.20倍水準での推移となった。このレンジを短期的に大きく放れる局面では、その後のレンジ内への収束を想定したNTスプレッドの動きも入ってきそうである。
手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が4万6662枚、ソシエテジェネラル証券が4万0097枚、バークレイズ証券が1万1381枚、JPモルガン証券が1万0786枚、野村証券が1万0511枚、モルガンMUFG証券が8997枚、SBI証券が6987枚、ゴールドマン証券が6900枚、ビーオブエー証券が4692枚、日産証券が3738枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が8万6835枚、ソシエテジェネラル証券が7万9089枚、JPモルガン証券が1万8245枚、バークレイズ証券が1万5318枚、ゴールドマン証券が1万2862枚、モルガンMUFG証券が1万0822枚、ビーオブエー証券が1万0544枚、BNPパリバ証券が6186枚、みずほ証券が5804枚、野村証券が4884枚だった。
420: [sage] 08/06(火)19:25 ID:8D79ggsh(8/9) AAS
NY為替見通し=ニューヨーク株式市場や債券市場の動向を見極める展開か
本日のNY為替市場のドル円は、先週から3営業日で2343ドル下落しているNYダウの動向や債券市場の動向を見極めながら、戻しの目処を探っていく展開が予想される。
また、イランがイスラエルへの報復攻撃を警告していることで、中東の地政学リスクにも警戒しておきたい。
ドル円は、7月3日の高値161.95円から141.70円まで20.25円下落しているが、上値の目処としては、2023年1月の安値127.23円を起点とする中期支持線148.55円付近や日足一目均衡表・転換線148.46円付近が挙げられる。
本日のこれまでの高値146.36円は、フィボナッチ・リトレースメント23.6%戻しの146.48円に対応しており、38.2%戻しでは149.44円付近となる。
ウォール街では、米7月雇用統計や「サーム・ルール」が米国の景気減速、あるいは景気後退を示唆していることで、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.50%の利下げ観測が高まっている。
しかし、その前に緊急FOMCを開催して、緊急利下げの可能性も警戒されつつあり、関連ヘッドラインなどに注目しておきたい。
昨日は、2024年8月限の担保付翌日物調達金利(SOFR)先物が、月内にFRBが少なくとも0.25%の金利引き下げを行う可能性を織り込んでいた。そして、9月限は少なくとも0.50%の利下げの可能性を100%織り込んでいた。
フェデラルファンド(FF)金利先物市場も、8月の0.25%の利下げを織り込んでいた。
米連邦準備理事会(FRB)の元エコノミストであるクローディア・サーム博士が提唱した「サーム・ルール」が0.5%以上だった場合、1年以内にリセッション入りするとの説は過去50年間、7回のリセッションで有効だった。
7月は0.53%へ上昇しており、景気後退入りの「炭鉱のカナリア」が鳴き止んでいる。
今月の重要なイベントは以下の通りとなっており、緊急FOMCの可能性と絡めて注目していきたい。
8/14:7月消費者物価指数(CPI)
8/21:雇用統計の年次改定
8/22-24:ジャクソンホール会合
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、146.66円(8/5高値)
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、141.70円(8/5安値)
421: [sage] 08/06(火)21:20 ID:8D79ggsh(9/9) AAS
NY株見通し−ハイテク株を中心に反発か 決算発表はキャタピラー、ウーバーなど
今晩は反発か。昨日はアジア時間で日経平均が1987年のブラックマンデー以来の急落となるなど世界的にリスク回避が強まったことで、米国株も大幅続落した。日銀の利上げを受けて円キャリートレードが巻き戻されたこともリスク資産の下落につながった。ダウ平均が1033.99ドル安(-2.60%)、S&P500が3.00%安、ナスダック総合が3.43%安とそろって大幅に3日続落し、ダウ平均とS&P500は2022年9月以来の下落率を記録した。投資家の不安心理を示すVIX指数はコロナパンデミック時以来となる65ポイント台まで上昇し、2020年10月以来の高水準となる38.57ポイントで終了した。
今晩はいったん反発か。アジア時間では前日に大きく下落した日経平均が大幅反発しており、過度な警戒感が和らぐことが期待される。昨日発表された7月ISM非製造業PMIが前月分の48.8から51.4に改善し、好不況の分かれ目の50を上回ったことも過度な景気後退(リセッション)懸念の後退につながりそうだ。時間外の米株価先物指数も上昇しており、昨日大きく下落したハイテク株を中心に反発が期待できそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは6月貿易収支など。企業決算は寄り前にキャタピラー、ウーバー・テクノロジーズ、引け後にウィン・リゾーツ、エアビーアンドビー、スーパー・マイクロ・コンピューター、アムジェンなどが発表予定。
422: [sage] 08/07(水)07:19 ID:JztqA6JU(1/24) AAS
7-9月期GDPNow、+2.9%と前回から上方修正 アトランタ連銀
アトランタ連銀が発表した米国の国内総生産(GDP)成長率の現時点予測である7-9月期GDPNowは+2.9%と前回の+2.5%から引き上げられた。
423: [sage] 08/07(水)07:20 ID:JztqA6JU(2/24) AAS
日経平均株価テクニカル分析−長い陽線で強く戻った印象、あすはマド埋めか反落か
日経平均株価は大幅反発。終値ベースの上昇幅は3217円と歴代最大の上げ幅を記録した。前日の長大陰線にはらむ長い陽線を形成し、強く戻った印象である。
RSI(9日)は前日の13.0%→33.7%(8/6)に上昇。再びボトムアウトとなった。5日移動平均線(35854円 8/6)が上値抵抗になりうるが、上方のマド埋めと同時に5日移動平均線を終値で超えられるかが目先の焦点となる。きょうの長い陽線の反動安(より短い陰線)なども想定しておきたい。
前日までの急落を通じて、週足の一目均衡表では雲の下限(32748円 同)を下回っており、週間終値ベースで雲の上限(35189円 同)以上に戻せるかが焦点となる。52週移動平均線(35994円 同)上も回復できれば、一時的に38000円処まで伸びる可能性が高まる。
月足では、36カ月移動平均線(31044円 同)付近から反発、2020年3月安値(16358円)を起点として2023年1月安値(25661円)を通る上昇トレンドライン付近から反発する格好となった。月間終値までこの状況を保てるかが重要で、36カ月移動平均線や上昇トレンドラインを割り込むとネガティブな判断となる。
日足ベースの上値メドは、8/2安値(35880円)、200日移動平均線(36866円 同)、8/1安値(37737円)〜心理的節目の38000円、75日移動平均線(38825円 同)などが考えられる。下値メドは、8/5安値(31156円)、2023年10/4安値(30487円)や心理的節目の3万円、心理的節目29500円や29000円、2023年3/9高値(28734円)などがある。
424: [sage] 08/07(水)07:21 ID:JztqA6JU(3/24) AAS
米3年債入札、最高落札利回り3.810% 米財務省
米財務省によると、3年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが3.810%、応札倍率(カバー)が2.55倍となった。
425: [sage] 08/07(水)07:22 ID:JztqA6JU(4/24) AAS
AA省
426: [sage] 08/07(水)07:23 ID:JztqA6JU(5/24) AAS
NYマーケットダイジェスト・6日 株反発・金利上昇・円底堅い
(6日終値)
ドル・円相場:1ドル=144.34円(前営業日比△0.16円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=157.79円(▲0.11円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0931ドル(▲0.0021ドル)
ダウ工業株30種平均:38997.66ドル(△294.39ドル)
ナスダック総合株価指数:16366.86(△166.78)
10年物米国債利回り:3.89%(△0.10%)
WTI原油先物9月限:1バレル=73.20ドル(△0.26ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=2431.6ドル(▲12.8ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
6月米貿易収支
731億ドルの赤字 750億ドルの赤字・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は6日ぶりに小反発。本日の東京株式市場では前日5日に過去最大の下落幅となった日経平均が大幅に反発し過去最大の上げ幅を記録。投資家の過度なリスク回避姿勢が和らぎ、円売り・ドル買いが出た。東京市場では一時146.36円まで上昇する場面があった。
ただ、NY市場では戻りの鈍さが目立った。ナイト・セッションの日経平均先物が大証終値比1410円安の3万2830円まで下落したことなどが相場の重しになると、一時144.05円付近まで下押しした。米長期金利の指標となる米10年債利回りが3.90%台まで上昇すると、2時前に145.42円付近まで持ち直す場面もあったが、戻りは限定的。引けにかけては144.17円付近まで押し戻された。
・ユーロドルは3日ぶりに反落。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出たほか、6月ユーロ圏小売売上高が予想を下回ったことが相場の重しとなり、20時30分前に一時1.0904ドルと日通し安値を付けた。
ただ、前日の安値1.0893ドルが目先サポートとして働くと下げ渋った。24時前には1.0935ドル付近まで下値を切り上げた。
・ユーロ円は小幅ながら8日続落。ドル円と同様に東京市場では160.22円まで買われたが、NY市場では日経平均先物の大幅下落を受けて一時157.30円と日通し安値を付けた。米国株相場が上昇すると買い戻しが優勢となり、2時前に158.91円付近まで持ち直したものの、買い戻しの勢いは長続きしなかった。取引終了間際には157.58円付近まで押し戻された。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反発。足もとで相場下落が続いたあとだけに短期的な戻りを期待した買いが優勢となった。これまで下げがきつかった半導体関連などハイテク株に買いが集まると、指数は一時740ドル超上昇する場面があった。ただ、米景気減速への懸念から戻りを売りたい向きも多く、引けにかけては急速に伸び悩んだ。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も4日ぶりに反発した。
・米国債券相場で長期ゾーンは下落。本日の日米株価指数がひとまず反発したことで、投資家のリスク回避姿勢が後退。相対的に安全資産とされる米国債に売りが出た。
・原油先物相場は反発。日経平均株価をはじめ、米国株も大きく反発したことで投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、リスク資産を買い戻す動きが出た。
・金先物相場は3日続落。米長期金利が上昇したことで金利がつかない金の魅力低下から売りが優勢となった。
427: [sage] 08/07(水)07:24 ID:JztqA6JU(6/24) AAS
6日の主な要人発言(時間は日本時間)
6日06:16 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁
「労働市場は比較的堅調」
「経済はここ数カ月減速している」
「今後の会合で利下げにオープン」
「次の雇用統計の内容を注視」
「FRBは雇用最大化と物価安定の目標達成のため何でもする」
「政策金利は調整が必要、次期と規模はデータ次第」
6日10:18 鈴木財務相
「日銀の政策転換が金利・財政・経済に与える影響、注意深く見てゆく必要がある」
「実質賃金のプラス転換は『着実に改善している姿』」
「賃金・投資面で日本経済に明るい兆し、前向きな動きを後押しし力強い成長につなげる」
「現状を冷静に判断するとともに日銀とも連携しつつ、経済財政運営に万全を期す」
6日11:02 岸田首相
「日銀と連携して経済財政運営を進める」
6日11:18 林官房長官
「為替市場の動向をしっかり注視」
「(実質賃金27カ月ぶりプラスで)賃上げの明るい動きが明確になってきた」
6日13:33 オーストラリア準備銀行(RBA)声明
「基調的インフレ率は依然として過度に高水準にある」
「インフレ率が持続的にターゲットレンジ内に収まるまでには今暫く時間を要する見通し」
「データはインフレ率の上振れリスクに対する警戒の必要性を裏付けており、理事会はいかなる選択肢も排除せず」
「インフレ率が持続可能な形でターゲットレンジに向かって収束していると確信できるまで、金融政策は十分に引き締め的である必要」
「経済見通しは不透明」
「最近のデータはインフレを目標に戻すプロセスが遅く、困難を極めていることを示している」
「サービス部門におけるインフレの持続は、インフレに上振れリスクがあることを示唆」
「中国経済の見通しは軟化しており、商品価格に反映」
6日14:40 ブロックRBA総裁
「理事会では利上げを検討した」
「政策金利の水準は、CPIと雇用のバランスという意味で適切」
「インフレの進展はここ1年遅い」
「インフレの軌道修正が必要」
「金利はより長く高止まりする必要があるかもしれない」
「利下げは当面の議題ではない」
「今後6カ月で利下げとの市場の見方、理事会と一致せず」
「市場の期待は少し先走りすぎている」
6日15:42 三村財務官
「(三者会合)経済金融市場の動向を緊張感持って見極めていくことで一致」
「政府と日銀との間で緊密に連携を確認」
「日本経済は緩やかに回復していく見通しに変わりはない」
「為替相場の動向、しっかり注視していくことに尽きる」
7日03:59 ホワイトハウス
「経済チームは現在の状況を継続的に監視していく」
「経済にはある程度の変動が見られたが、経済全体としては回復力がある」
※時間は日本時間
428: [sage] 08/07(水)07:26 ID:JztqA6JU(7/24) AAS
7日のイベントスケジュール(時間は日本時間)
<国内>
○08:50 ◇ 7月外貨準備高
○10:30 ◎ 内田日銀副総裁、金融経済懇談会で会見
○14:00 ◇ 6月景気動向指数速報値(予想:先行108.8/一致113.8)
<海外>
○07:45 ◎ 4−6月期ニュージーランド(NZ)失業率(予想:4.7%)
◎ 就業者数増減(予想:前期比▲0.2%/前年比横ばい)
○未定 ◎ 7月中国貿易収支(予想:990.0億ドルの黒字)
○15:00 ◎ 6月独鉱工業生産(予想:前月比1.0%/前年同月比▲4.2%)
○15:00 ◇ 6月独貿易収支(予想:235億ユーロの黒字)
○15:45 ◇ 6月仏貿易収支
○15:45 ◇ 6月仏経常収支
○20:00 ◇ MBA住宅ローン申請指数
○23:00 ◇ 7月カナダIvey購買部協会景気指数
○23:30 ◇ EIA週間在庫統計
○8日02:00 ◎ 米財務省、10年債入札
○8日04:00 ◇ 6月米消費者信用残高(予想:100.0億ドル)
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
429: [sage] 08/07(水)08:06 ID:JztqA6JU(8/24) AAS
株価指数先物【寄り前】 過度なリスク回避姿勢は和らぐ
大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 33400 -840 (-2.45%)
TOPIX先物 2356.0 -51.5 (-2.13%)
シカゴ日経平均先物 33605 -635
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
6日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。6日の東京市場で日経平均株価が10%を超える上昇をみせたほか、欧州市場でドイツDAX指数、英FTSE100指数が小幅ながら反発し、米国市場でも自律反発の買いが優勢となった。エヌビディア<NVDA>が3.7%超上昇し下げのきつかったハイテク株を牽引したほか、アマゾン・ドット・コム<AMZN>やマイクロソフト<MSFT>など大型テック株も買われた。
米国のリセッション(景気後退)懸念が世界の株式市場を揺るがしているが、為替市場では急激な円高・ドル安が一服しており、持ち高の過剰な圧縮は一巡したとの見方につながった。S&P500業種別指数はテクノロジー・ハード・機器、食品・飲料・タバコの2セクターが小幅に下落した一方で、運輸、不動産、半導体・同製造装置、消費者サービス、各種金融の強さが目立った。
シカゴ日経平均先物(9月限)清算値は、大阪比635円安の3万3605円だった。日経225先物(9月限)のナイトセッションは日中比290円安の3万3950円で始まり、直後に付けた3万4100円を高値にロング解消の展開となり、3万2830円まで売られた。売り一巡後は3万3000円〜3万3600円辺りで保ち合いを継続。米国市場の取引開始後にレンジを上放れ、3万4000円を回復する場面もみられたが買いは続かず、終盤にかけて下げ幅を広げ、3万3400円でナイトセッションの取引を終えた。
日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り優勢で始まりそうだ。6日の日中取引で自律反発が強まり、2860円高と記録的な上昇となったこともあり、ロングの解消が入りやすいところだろう。ただし、連鎖的な世界株安がいったん止まったこともあり、売り一巡後は底堅さを見極めつつ、押し目狙いのロング対応に向かいそうである。
日経225先物は下向きで推移するボリンジャーバンドの-2σ(3万3600円)辺りが心理的な抵抗線として意識されやすい。-3σ(3万0890円)とのレンジ推移だが、自律反発とはいえ米国株が反発したことで、下へのバイアスが強まる展開は落ち着きそうである。そのため、まずは3万3000円固めを見極めることになりそうだ。下値の堅さがみられてくるようだと、-2σ突破から節目の3万5000円処をターゲットとしたスキャルピング中心のロングに向かいやすいだろう。
そのため、オプション権利行使価格の3万3000円から3万5000円のレンジを想定する。週足のボリンジャーバンドでは-2σが3万4590円辺りで推移しており、これを捉えてくると、ボトム形成の意識が高まりやすいと考えられる。
昨日のNT倍率は先物中心限月で14.22倍に低下した。5日には一時14.69倍まで上昇したが、昨日は13.65倍まで低下し、昨年10月下旬以来の水準まで下げる場面もみられた。その後は14.00倍〜14.20倍水準での推移となった。本日は米ハイテク株が買われた流れにより、NTロングに振れやすいとみられるが、大きく放れる局面ではその後のレンジ内への収束を想定した動きがありそうだ。
6日のVIX指数は27.71(前日は38.57)に上昇した。終盤に一時24.02まで切り下がる場面もみられた。依然として20.00を上回ってはいるものの、過度なリスク回避姿勢は和らぐ形であり、押し目でのロングに向かわせやすいだろう。
430: [sage] 08/07(水)08:08 ID:JztqA6JU(9/24) AAS
東京為替見通し=ナンピンのドルロング切れず、想定為替レート接近でドル円は上値重いか
昨日の海外市場でのドル円は、ナイト・セッションの日経平均先物が大証終値比1410円安の3万2830円まで一時下落したことなどが相場の重しになると、一時144.05円付近まで下押しした。米10年債利回りが3.90%台まで上昇すると、145.42円付近まで持ち直す場面もあったが、戻りは限定的。ユーロドルは1.09ドル前半で小幅な値動きだった。
本日の東京市場でも引き続き荒い値動きが予想されるが、ドル安・円高の中期的なトレンドは変わらないか。
今回のドル円の売りトレンドを決定づけたのが、7月31日の日銀政策決定会合での政策金利引き上げと国債買い入れの減額、及び植田日銀総裁のタカ派発言がきっかけだった。そして、その後は米雇用統計の悪化、株式市場の暴落などもあり、更にドル売り圧力が高まった。クロス円の値動きを見ても分かるようにドル売りトレンドだけではなく、円買いトレンドが強い。この流れが変わらないとする要因は複数あるが、市場がドルロングを切れていない点、本邦の想定為替レートに近づいている点、日米中央銀行の方向性の違いなどの3点があげられる。
ドルの上値を抑える1つ目の要因は、先月31日の日銀の結果発表前から緩やかながらドル円が弱含む中で、市場参加者はドル買い・円売りトレンドを信じ、ドルのロングポジションを抱えたままでいたことが挙げられる。31日の決定会合直後は151.64円まで下落すると「オーバーシュート」「売られすぎ」の声が出始め、ドルが下がるたびに根拠のない「売られすぎ」の声が増え、5日には141.70円まで下げ幅を拡大した。
そもそも、「オーバーシュート」や「売られすぎ」の声が多く出るのは、31日の日銀政策決定会合や米雇用統計後のドル売り相場への反転についていけなかった市場参加者の声を代弁している。大幅なドル安の反動は、昨日6日には、上述の151.64円と141.70円の半値に当たる146.67円に迫る146.36円まで戻したことで、買い戻し水準的にある程度達成したとも言えるかもしれない。依然として短期的なポジションを持っている市場参加者はナンピンを繰り返していることで、売り逃げきれていないこともあり、ドル円は当面は上値が重くなると予想される。
ドル円の上値を抑える2つ目の要因として、本邦実需勢の想定為替レートに近づき、ドル売り圧力が高まることだ。7月1日に日銀短観で発表された全規模・全産業が想定する2024年度の為替レートはドル円が144.77円、ユーロ円が155.40円だった。また、大規模・製造業はドル円が142.68円、ユーロ円が153.73円となっている。それぞれ3月時点の調査よりも大幅に円安に設定レートを変更し、僅か1カ月超ですでに想定為替レートに近い水準まで円高が進んでしまっている。今回の円高相場で多くの企業の為替予約が後手となってしまったこともあり、想定為替レートに近いことで手堅く円買いに動くことになりそうだ。
3点目としては、日銀がタカ派に傾いたのとは逆に、米国の利下げ圧力が高まっていること。一部では度重なる政府与党からの圧力に屈したことによる7月の利上げとの声もあるが、植田日銀総裁は株価の乱高下について閉会中審査の出席も求められている。しかし、今更方針を戻すことは考えにくく、日銀のタカ派姿勢が崩れるのは考えづらい。
一方で米国の利下げ期待は高まっている。CMEのフェドウォッチによれば、9月米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%利下げ織り込み度は昨日の85%から71.5%まで低下したとはいえ、1週間前の1割台からの
431: [sage] 08/07(水)08:09 ID:JztqA6JU(10/24) AAS
大幅上昇は変わらず。今後の米経済指標の結果次第では、0.50%の利下げ圧力は強まりそうだ。このような日米の金融政策の方向性の違いが、ドルの頭を抑えることになるだろう。
また、昨晩の日経平均先物が下落していることや、中東情勢がさらに悪化していることなど、様々なドル円の売り要因もあることも見落とすことはできないだろう。
なお、本日は本邦の7月外貨準備高が発表され、先月の為替介入の実績を把握することが出来る。午後には6月の景気一致及び先行指数・速報値も発表される。しかしながら、円安相場からすでに転換しているため、介入実績に対しての市場の反応は限られるだろう。6月の景気指数については、今回の株の乱高下などが組み入れられておらず、市場の反応は限定されるか。
ほか、早朝発表されたニュージーランドの雇用指数以外には中国の貿易収支が発表されるが、市場の焦点は引き続き株式市場などの動向が中心となりそうだ。
432: [sage] 08/07(水)11:53 ID:JztqA6JU(11/24) AAS
【よろずのつぶやき by Wada】後始末
本日の海外市場も含めたメインイベントであった内田日銀副総裁の講演と会見。10時30分から日銀としての本意が報じられると、ドル円は一気に147.48円まで本日安値からは3円を超える急騰。日経平均も900円を超える下落から始まったわけですが、一時1200円近い急上昇へと転換していきました。
昨日の3者会合が発表になった時点で、その本源的重要性を理解していた市場参加者からすれば「必然的な結果」となっているとも言え、昨日の会合の時点で、本日寄付きから日経平均に持ち込まれた不自然な本邦機関投資家からと思われる大量の買いも、現在の日銀内でのキーパーソンとして知られる内田副総裁の発言もまた、容易に想像が出来たといったところ。
世界中の金融市場の混乱を引き起こした日本当局としては、自らの責任において壊れた市場を鎮静化させる必要があったわけで、ましてや、市場が今回の日銀の利上げを問題視しているわけではなく、あくまでも、政治的圧力の影響からか、植田日銀総裁が極めて深刻な市場とのコミュニケーションエラーの状態となっていることへの修正が必至だったのは言うまでもありません。
内田副総裁の発言は、先週の日銀会合前までの市場が認識していた日銀の基本姿勢を改めて表明していますが、いずれにしても、今回の騒動の後始末が始まっているといったところです。
433: [sage] 08/07(水)12:09 ID:JztqA6JU(12/24) AAS
株価指数先物【昼】 5日の急落局面で残した大陰線を埋める
日経225先物は11時30分時点、前日比1100円高の3万5340円(+3.21%)前後で推移。寄り付きは3万3430円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万3605円)を下回り、売り先行で始まった。ただし、直後に付けた3万3220円を安値にロングの勢いが強まり、中盤にかけてプラス圏を回復。買い一巡後は3万4000円〜3万4500円辺りでの保ち合いとなったが、終盤にかけてレンジを大きく上放れ、一時3万5850円まで上げ幅を広げた。
日経225先物は売り一巡後にリバウンドを強めており、5日の急落局面で残したチャート上の大陰線を埋めてきた。週足チャートでは3万5780円辺りで推移している52週移動平均線を上回る場面もみられた。日銀の内田真一副総裁は講演で、「金融資本市場が不安定な状況で利上げをすることはない」と述べたと伝わったことが材料視されたようだ。為替市場では円相場が一時1ドル=147円台と円安に振れるなか、先物市場ではロングの動きが強まった。なお、日経225先物は52週線までのリバウンドにより、自律反発の流れとしては達成感が意識されてきそうであり、同線突破を見極めたいところであろう。
NT倍率は先物中心限月で14.10倍に低下した。14.19倍を付ける場面もみられたが、同水準で推移している200日線に上値を抑えられた。その後は内田副総裁の発言を受けてTOPIX型のインデックス買いが目立つなか、一時13.99倍に低下した。14.00倍〜14.20倍辺りでのレンジ推移が続いており、スプレッド狙いのトレードは限られそうだ。
434: [sage] 08/07(水)20:46 ID:JztqA6JU(13/24) AAS
ロンドン為替見通し=ユーロドル、方向感模索の動きが続くか
本日のロンドン市場では、ユーロドルは前日に引き続き米長期金利のほか、欧米株価の動向を通して方向感を模索する展開が見込まれる。
5日にユーロドルは一時1.10ドル台に乗せたが、先週末に発表された弱い米雇用統計をきっかけとして米景気減速が懸念され、米長期金利の低下とともにドルが売られたものによる。ただ、その後はドル、ユーロともに手掛かり材料難のなかで、主に1.09ドル台前半でのもみ合いが続いた。
本日午前の東京市場では、時間外の米10年債利回りが一時3.91%に上昇したことでユーロドルは小緩んだが、内田日銀副総裁のハト派的発言を受けて安く始まった日経平均が大幅に反発してユーロ円が大きく上昇した事もあり、昨日安値1.0904ドルを前に下げ渋る動きとなった。
本日は独で鉱工業生産や貿易収支が、仏では貿易収支や経常収支がそれぞれ発表されるものの、通常は為替相場の大きな動意につながりにくい。今週この後はユーロ圏のみならず米国でも目玉となりそうな経済イベントが見当たらないこともあり、ユーロドルは積極的には売買しづらい空気が漂う中で、株価や米長期金利をながめつつ方向感を模索する展開が見込まれる。
テクニカル面では、ユーロドルは足もとでこう着を強める中、まずは昨日のレンジ(1.0904ドル-1.0963ドル)を上下どちらにブレイクするか注目したい。上抜けた場合は5日高値1.1008ドルに向けた一段高が、下抜けた場合は日足・一目均衡表の基準線1.0872ドルに向けた続落も考えられる。
想定レンジ上限
ユーロドル:6日高値1.0963ドル、超えると5日高値1.1008ドル。
想定レンジ下限
ユーロドル:6日安値1.0904ドル、割ると日足・一目均衡表の基準線1.0872ドル。
435: [sage] 08/07(水)20:47 ID:JztqA6JU(14/24) AAS
AA省
436: [sage] 08/07(水)20:48 ID:JztqA6JU(15/24) AAS
日経平均の年末株価のメドを4万円に引き下げ〜大和
大和証券では、従来、日経平均の2024年末のメドを45000円としていたが、円高進行などを考慮して下方修正している。想定PERを24年の予想PER平均値である16.5倍に引き下げた。メーンシナリオでは、緩やかに米景気見通しが持ち直し、国内企業ファンダメンタルズも保たれると想定。24年内のドル円想定は140円〜150円としており、中央値である145円想定時のEPSと予想PER16.5倍により、年内40000円、25年3月末を41000円と変更している。下値メドは、FRBが大幅利下げを行いドル円が130円になるリスクシナリオを想定。ドル円130円想定時の予想EPSと予想PER13倍から下値メドを29000円としており、年内のレンジは29000円〜40000円を想定している。
437: [sage] 08/07(水)20:49 ID:JztqA6JU(16/24) AAS
【市場の目】トルコリラは再びジリ安に、その背景にある材料を考える
第一生命経済研究所経済調査部主席エコノミスト・西?M徹氏
トルコリラは再びジリ安に、その背景にある材料を考える
市場環境悪化と投資妙味の乏しさに加え、中東情勢を巡るエルドアン大統領の「動き」にも要注意
トルコリラ相場は、昨年の大統領選後の内閣改造を経た正統的な政策運営を受けて調整が続いた流れに変化の兆しが出てきた。さらに、足下ではインフレの頭打ちが確認されるとともに、中銀も直近の定例会合で引き締め姿勢を堅持する考えを示し、主要格付機関も格上げに動くなど対外的な評価は着実に向上している。ただし、国際金融市場では米ドル高が一服しているにも拘らず、足下のリラ相場は再びジリ安の動きを強めて最安値を更新する展開をみせる。中銀の引き締め維持も実質金利は大幅マイナスで推移するなど投資妙味が乏しく、中東情勢を巡る不透明感が高まるなかでのエルドアン大統領の立ち位置がリラ相場の足かせとなっているほか、国際金融市場の混乱もリラ相場の足かせになっているとみられる。当面のリラ相場は市場環境に加えて中銀の忍耐、そして、エルドアン大統領が政策運営や中東情勢を巡ってさらなる「不規則な」発言や対応を抑えられるか否かに掛かっている状況は変わっていないと捉えられる。
438: [sage] 08/07(水)20:52 ID:JztqA6JU(17/24) AAS
当面の米国株は上値の重い展開か〜みずほ
みずほ証券では米国株相場に関して、当面は上値の重い展開になると予想している。米国企業の4-6月期決算発表が一巡して材料不足となる中で、米国景気の減速懸念がさらに強まった場合、S&P500指数の下値メドとしては、7月16日に付けた高値(5667ポイント)から調整局面入りとされるマイナス10%の水準である5100ポイントや、200日移動平均線の5011ポイント(8月5日時点)に近い水準の5000ポイントなどを挙げている。
439: [sage] 08/07(水)20:52 ID:JztqA6JU(18/24) AAS
中国の7月米ドル建て輸出は7%増、市場予想から下振れ
中国の税関総署が7日に発表した2024年7月の米ドル建て貿易統計は、輸出が前年同月比7.0%増となった。市場予想(9.7%増)から下振れし、前月の8.6%増から減速した。半面、輸入は7.2%増となり、市場予想(3.5%増)を上回った。前月は2.3%減だった。貿易黒字は846億5000万米ドルと市場予想の990億米ドルを下回った。
人民元建てでは、輸出が6.5%増、輸入が6.6%増。前月実績はそれぞれ10.7%増、0.6%減だった。貿易黒字は6019億元。
440: [sage] 08/07(水)20:54 ID:JztqA6JU(19/24) AAS
【相場の細道】植田日銀総裁が鳴らす「円キャリートレード」閉幕のベル
「パーティーが盛り上がり始めたら、参加者から不満が出てもパンチボウル(酒が入ったボウル)をさっさと片付けるのがFRBの仕事だ」(マーティン第9代FRB議長)
黒田第31代日銀総裁が主導していた「異次元の量的金融緩和政策」による「円・キャリートレード」は、円の流動性の大量供給により、世界の資産市場を押し上げてきた。
国際決済銀行(BIS)のデータによると、2021年末以降、国境を越えた円の借り入れは7420億ドル増加しており、市場筋の推計では、約5000億ドルが円・キャリートレードという運用されていたらしい。すなわち、ほぼゼロ金利で円を借りて、日本株、欧米株などに投資する円・キャリートレードというパーティーが闌(たけなわ)となり、2024年7月にはNYダウは41221.98ドル、日経平均株価は42426.77円の史上最高値を記録した。
しかし、2024年7月31日、植田第32代日銀総裁はパーティー終了のベルを鳴らした。
日本銀行は、ゼロ金利を導入した以降の25年間で2回利上げしたが、その後の世界的な景気後退により、時期尚早の利上げとの批判を浴びており、トラウマとなっている。
2000年8月の利上げ(ゼロ⇒0.25%)の後は、米国発のITバブルが崩壊した。
2006年7月の利上げ(ゼロ⇒0.25%⇒0.50%)の後は、米国発の住宅バブルが崩壊した。
2024年3月、植田日銀総裁は3回目の利上げ(▲0.10%+0.10%=0-0.10%)を決定し、7月30-31日の日銀金融政策決定会合では、政策金利を0.25%まで引き上げ、中立金利1%に向けた追加利上げを示唆したことで、バブル崩壊の足音が聞こえ始めている。
1.2000年8月11日:速水第28代日銀総裁(反対2名の利上げ):ITバブル崩壊
2000年8月11日の日銀金融政策決定会合で、速水第28代日銀総裁は、政府の議決延期請求を否決して、無担保コール翌日物金利を、ゼロ金利から0.25%へ引き上げた。
速水第28代日銀総裁は「成長率が著しく高まることは期待しがたいと思うが、少なくとも日本経済はデフレ懸念の払拭が展望できる情勢に至ったと判断する」と述べた。
しかし、2001年にITバブルが崩壊したことで、2001年2月にゼロ金利に回帰し、3月には量的金融緩和政策に踏み切った。
植田日銀審議委員は、「まだ大きな水準の需給ギャップが存在している可能性がある」と述べて反対していた。
2.2006年7月14日:福井第29代日銀総裁(全員一致の利上げ):住宅バブル崩壊
2006年7月14日の日銀金融政策決定会合で、福井第29代日銀総裁は、無担保コール翌日物金利を、ゼロ金利から0.25%へ引き上げ、翌年2月には0.50%へ引き上げた。
しかし、2007年にサブプライム危機により、利下げを余儀なくされた。
福井総裁は「超低金利が長く続くリスクということをやはり念頭に置きながら、今後しっかり物を考えていく必要がある」と述べていた。
3.2024年植田第32代日銀総裁
2024年3月19日の日銀金融政策決定会合で、植田第32代日銀総裁は、2024年春闘での賃上げの状況を受けて、マイナス金利を解除し、イールドカーブ・コントロール(YCC、長短金利操作)を撤廃した。そして、「基調的物価上昇率がもう少し上昇すれば短期金利の水準の引き上げにつながる」と述べ、将来の追加利上げの可能性を示唆した。また、「為替相場が経済物価見通しに影響を与えるのであれば、金融政策での対処を検討する」と述べ、円安による輸入物価の上昇「第1の力」への警戒感を示した。
7月31日の日銀金融政策決定会合では、政策金
441: [sage] 08/07(水)20:55 ID:JztqA6JU(20/24) AAS
利(無担保コール翌日物金利)が、これまでの「0-0.1%程度」から、「0.25%程度」に引き上げられた。
そして、植田日銀総裁は記者会見で、「0.25%への利上げでも実体経済への影響は出ない。経済のショック、景気循環で日本経済に下振れが生じた場合、0.25%では対応しづらい。2006年からの前回の利上げ局面のピークである0.5%が壁になるとは認識していない」と述べた。さらに、中立金利の下限である1%を意識した見通しを示したことで、年内に1回(+0.25%=0.50%)、来年は1-2回程度で0.75%から1.00%に向けた利上げの可能性が示唆された。
ドル円は、161.95円の高値(7/3)から141.70円(8/5)まで20.25円(▲12.5%)下落した。
日経平均株価は、42426.77円の高値(7/11)から31156.12円(8/5)まで11270.65円(▲27%)下落した。
8月5日の令和のブラックマンデーでは、世界市場から6.4兆ドルが消えたらしい。
442: [sage] 08/07(水)20:56 ID:JztqA6JU(21/24) AAS
米国ではクレジットカード債務に対する懸念が募る〜SMBC日興
SMBC日興証券では米国経済に関するリポートの中で、クレジットカード債務が2024年1-3月期に前期比年率-4.9%と減少した後、4-6月期に+10.0%と増加したことに注目している。同社経済分析チーム試算による季節調整値では、1-3月期に+13.5%、4-6月期に+5.9%と13四半期連続で増加しているとのこと。SMBC日興では、超過貯蓄の費消を補う格好で、クレジットカード債務は速いペースの増加基調にあると指摘。クレジットカード債務の拡大や延滞増加が、個人消費の圧迫に今後作用する可能性があると考えている。
443: [sage] 08/07(水)20:57 ID:JztqA6JU(22/24) AAS
株価指数先物【引け後】 日銀のハト派発言で52週線を捉える
大阪9月限
日経225先物 35070 +830 (+2.42%)
TOPIX先物 2480.0 +72.5 (+3.01%)
日経225先物(9月限)は前日比830円高の3万5070円で取引を終了。寄り付きは3万3430円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万3605円)を下回り、売り先行で始まった。しかし、直後に付けた3万3220円を安値にロングの勢いが強まり、前場中盤にかけてプラス圏を回復。買い一巡後は3万4000円〜3万4500円辺りで保ち合ったが、前場終盤にレンジを大きく上放れ、一時3万5850円まで上げ幅を広げた。後場は3万5200円〜3万5700円辺りでの推移が続き、中盤にかけて3万5820円まで買われたが、前場に付けた高値には届かず、引けにかけては持ち高調整に伴うロングの解消により3万5000円水準に上げ幅を縮めた。
日経225先物は売り一巡後にリバウンドを強め、5日の急落局面で残したチャート上の大陰線を埋めてきた。ただし、週足チャートでは3万5780円辺りで推移する52週移動平均線を上回る場面もみられたものの明確に突破することはできず、同線が心理的な上値抵抗として意識された形である。もっとも、終盤は持ち高調整に伴うロング解消の動きが優勢だったことからも、スキャルピング中心の売買であったことが窺える。
本日は日銀の内田真一副総裁が講演で、「金融資本市場が不安定な状況で利上げをすることはない」と述べたと伝わったことをきっかけに、リスク選好の展開となった。円相場が一時1ドル=147円台と円安に振れるなか、先物市場ではロングが強まった。なお、日経225先物は52週線までのリバウンドによって、自律反発としては達成感が意識されそうだ。また、週足のボリンジャーバンドの-2σが3万5300円辺りで推移しており、こちらも抵抗線になりやすい。
一方で、週足の-2σおよび52週線をクリアしてくる局面では、-1σの3万6990円、中心値(13週)の3万8630円処が射程に入ってこよう。国内で追加利上げへの警戒が和らぎ、米国市場が落ち着きを取り戻してくると、ロング優勢の展開となる可能性がある。
NT倍率は先物中心限月で14.14倍に低下した。14.19倍を付ける場面もみられたが、同水準で推移している200日線に上値を抑えられた。その後は内田副総裁の発言を受けて、TOPIX型のインデックス買いが目立つなか、一時13.99倍に低下した。14.00倍〜14.20倍辺りのレンジ推移が続いており、スプレッド狙いのトレードは限られそうだ。
手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が3万9787枚、ソシエテジェネラル証券が3万3168枚、バークレイズ証券が7740枚、SBI証券が5966枚、JPモルガン証券が4829枚、モルガンMUFG証券が4737枚、サスケハナ・ホンコンが4251枚、ゴールドマン証券が3412枚、野村証券が3373枚、ビーオブエー証券が2943枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が6万6353枚、ソシエテジェネラル証券が5万5986枚、ゴールドマン証券が1万2321枚、バークレイズ証券が1万0842枚、モルガンMUFG証券が9629枚、JPモルガン証券が7868枚、みずほ証券が5308枚、ビーオブエー証券が4917枚、サスケハナ・ホンコンが4776枚、シティグループ証券が4328枚だった。
444: [sage] 08/07(水)20:59 ID:JztqA6JU(23/24) AAS
NY為替見通し=ニューヨーク株式市場や10年債入札に要注目か
本日のNY為替市場のドル円は、NYダウや債券市場の動向を見極めながら、パウエルFRB議長が9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ開始を示唆した後の米国10年債入札を見極める展開が予想される。
日経平均株価の日足は、5日に過去最大の下落幅(▲4451円:▲12.4%)という大陰線に対して、6日は過去最大の上昇幅(+3217円:+10.23%)という大陽線により、底打ちを示唆する「陰の陽孕み」が示現し、7日も続伸している。懸念材料は、8月2日と5日の間に空いた「窓」が埋められていないことになる。
NYダウの日足も5日と6日で「陰の陽孕み」(2day reversal)が示現していたことで、日経平均株価と同様の反転が見込まれる。
リスクシナリオは、中東情勢の緊迫化、すなわち、イランによるイスラエルに対する報復攻撃、中東の地政学リスクの高まりとなる。
NY勢による内田日銀副総裁の発言への反応にも注目しておきたい。
ハト派的な見解としては、「金融資本市場が不安定な状況で利上げをすることはない」。
タカ派的な見解としては、「植田総裁と自分との考えの違いはない。経済や物価が見通しに沿って展開していくのであれば、それに応じて金融緩和の度合いを調整していくことが適切」。
パウエルFRB議長が9月FOMCでの利下げ開始を示唆し、米7月雇用統計が労働市場の悪化を示唆したことで、5日のニューヨーク債券市場では2年債の利回りが10年債を下回り、2022年7月以来の「逆イールド」現象が一時的に解消された。
逆イールドの解消は、過去4回のリセッション直前に起きており、利下げの論拠が明確に示されたことになる。
米連邦準備理事会(FRB)の元エコノミストであるクローディア・サーム博士が提唱した「サーム・ルール」が0.5%以上だった場合、1年以内にリセッション入りするとの説は過去50年間の7回のリセッションを完璧に予告していた。7月は0.53%へ上昇しており、景気後退入りの「炭鉱のカナリア」が鳴き止んでいる。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、148.46円(日足一目均衡表・転換線)
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、144.29円(8/7安値)
445: [sage] 08/07(水)21:07 ID:JztqA6JU(24/24) AAS
NY株見通し−引き続き堅調か 決算発表はディズニー、CVSヘルスなど
今晩は引き続き堅調か。昨日は過度な米景気後退懸念が和らいだことや、日本株が大幅反発したことが安心感につながり主要3指数がそろって4営業日ぶりに反発した。前日までの3営業日で2139ドル下落したダウ平均が294.39ドル高(+0.76%)と反発し、S&P500とナスダック総合もそれぞれ1.04%高、1.03%高となった。業種別では不動産を筆頭にS&P500の全11セクターが上昇し、前日に一時65ポイント台まで上昇したVIX指数は27.71ポイントに低下した。引け後の動きでは決算が嫌気されたスーパー・マイクロ・コンピューターとエアビーアンドビーが時間外でそれぞれ13%安、16%安と急落した。
今晩は引き続き堅調か。アジア時間で日銀の内田副総裁が「金融資本市場が不安定な状況で利上げをすることはない」と述べたことを好感し、日経平均が1000円以上上昇し、ドル円も147円台後半まで上昇している。先週の日銀の利上げを受けて強まった円キャリートレードの巻き戻しの動きが一服することが期待され、米国株にも安心感が広がることが期待される。ナスダック先物はプレ・マーケットで1%以上上昇しており、ハイテク株を中心に続伸が期待できそうだ。
今晩の米経済指標・イベントはMBA住宅ローン申請指数、6月消費者信用残高、米10年債入札など。企業決算は寄り前にウォルト・ディズニー、ラルフ・ローレン、CVSヘルス、引け後にオキシデンタル・ペトロリアム、ワーナー・ブロスなどが発表予定。
446: [sage] 08/08(木)07:31 ID:PTTjlwVM(1/12) AAS
日経平均株価テクニカル分析−不安定さ残るも連続陽線で35000円を回復
日経平均株価は続伸。寄り付きからの売りが一巡した後は徐々に下げ幅を縮小し、プラス圏に浮上した後には上げ幅が1000円を超える場面があった。相変わらず不安定な動きが続いているが、連続陽線で35000円台を回復して終えた。
RSI(9日)は前日の33.7%→39.2%(8/7)に上昇。7/31の水準を上回り、ダブルボトムのようなパターンとなった。5日移動平均線(35051円 8/7)を上回る場面が続いたが、終値ベースでは同線付近まで押し戻される格好となった。ただ、5日の長大陰線、6日の陽線の中心付近から切り返した点はポジティブに評価できよう。上方のマド埋めと5日移動平均線を終値で超えられるかが目先の焦点となる。
週足の一目均衡表では週初に雲の下限(32748円 同)を下回ったが、前日からのリバウンドで雲の上限(35189円 同)に近い水準まで回復した。ある意味、いったん頭打ちが意識される水準でもあるが、週間終値ベースで雲の上限以上に戻せるかが焦点となる。52週移動平均線(36002円 同)上も回復できれば、一時的に38000円処まで伸びる可能性が高まる。
日足ベースの上値メドは、200日移動平均線(36880円 同)、8/1安値(37737円)〜心理的節目の38000円、75日移動平均線(38785円 同)などが考えられる。下値メドは、8/5安値(31156円)、2023年10/4安値(30487円)や心理的節目の3万円、心理的節目29500円や29000円などがある。
447: [sage] 08/08(木)07:32 ID:PTTjlwVM(2/12) AAS
米10年債入札、最高落札利回り3.960% 米財務省
米財務省によると、10年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが3.960%、応札倍率(カバー)が2.32倍となった。
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