日経225先物オプション避難所 (497レス)
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232: [sage] 07/25(木)13:57 ID:lOA0jWkX(15/24) AAS
7月月例経済報告、景気判断を5カ月連続で据え置き

 政府は25日、7月の月例経済報告を公表。景気の基調判断を「このところ足踏みもみられるが、緩やかに回復している」と5カ月連続で据え置いた。個別項目では、公共投資の判断が引き上げられた一方、輸出の判断は引き下げられた。
233: [sage] 07/25(木)13:59 ID:lOA0jWkX(16/24) AAS
ロンドン為替見通し=リスクセンチメントを見極め、円キャリーの解消続くか

 本日のロンドン為替市場では、相場全般のリスクセンチメントを見極めながらの取引となりそうだ。NY株式市場は大きく売られて終え、日本株も大幅安となり、それらの影響を欧州市場がどの程度まで受けるかが注目となる。また、日銀の金融正常化への思惑から円キャリートレード(低金利の円を売って外貨で運用)の解消が今週は大きく進んでいる。日銀会合の関連報道を気にかけながら、同様の動きが続くのか円相場を注視する必要もあるだろう。

 経済指標は欧州前半に7月独Ifo企業景況感指数が発表予定。同指数でユーロが大きく動意付くことは少なくなったものの、レンジを広げる可能性はある。市場予想は88.9と前回を僅かに上回るとされているが、前2回連続で予想比下振れしているため楽観視はできない。昨日発表された7月独製造業PMI速報値が改善見通しに反して悪化したことも、本日のIfoがさえない見込みを高めているか。

 欧州昼頃にはナーゲル独連銀総裁が講演予定。欧州中央銀行(ECB)内からは先日、9月理事会での金利引き下げに向けた地ならしとも見られる発言が伝わった。ユーロ圏のインフレ率が2%台で推移しているため、タカ派として知られるナーゲル氏も追加利下げについて強く否定はできないか。独連銀総裁がどの程度まで緩和に慎重なのかを確かめたい。

 円キャリーの解消については、どの程度まで進んだかを測ることはできないものの、円高が進めば円買い戻しが進むというパターンがもう暫く続くのではないか。ただし、いくら日銀が追加利上げに踏み切ったとしても、「結局それだけの上げ幅?」となる可能性には注意したい。国債購入の減額についても、今後数年間でと期間に幅を取り、減額規模も市場参加者を驚かせる額にならないはずだ。そう考えると、円高のオーバーシュート域をそろそろ探るタイミングに来ているのかもしれない。

想定レンジ上限
・ユーロドル、22日高値1.0903ドル
・ユーロ円、日足一目均衡表・雲の下限166.92円を超えたら90日移動平均線168.42円

想定レンジ下限
・ユーロドル、90日移動平均線1.0787ドル
・ユーロ円、5月3日安値164.02円
234: [sage] 07/25(木)15:46 ID:lOA0jWkX(17/24) AAS
東京マーケットダイジェスト・25日 円高・株大幅安

(25日15時時点)
ドル円:1ドル=152.73円(前営業日NY終値比▲1.16円)
ユーロ円:1ユーロ=165.63円(▲1.18円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0844ドル(△0.0004ドル)
日経平均株価:37869.51円(前営業日比▲1285.34円)
東証株価指数(TOPIX):2709.86(▲83.26)
債券先物9月物:142.74円(▲0.06円)
新発10年物国債利回り:1.065%(▲0.005%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.14900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) <発表値>    <前回発表値>
6月企業向けサービス価格指数
前年同月比       3.0%      2.7%・改
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
        7304億円の処分超  2060億円の処分超・改
対内株式
         490億円の処分超  2278億円の所得超・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は売り優勢。朝方には一時153.97円まで上昇したものの、154円台回復とはならず、一巡後は一転して売りが優勢となった。海外勢を中心に円キャリートレードの解消とみられる動きが活発化。円全面高の展開となり、ドル円は一時152.23円と5月3日以来の安値まで売り込まれた。急ピッチで下げた反動から一巡後は152.90円台まで下げ渋る場面も見られた。

・ユーロ円も売り優勢。来週の日銀金融政策決定会合への警戒感から円が独歩高となった流れに沿った。ユーロ円は165.05円、ポンド円は196.27円、豪ドル円は99.71円まで下げ足を速めた。

・ユーロドルは小動き。円絡みの取引が中心となったため、1.0840ドルを挟んだ狭いレンジ取引となった。

・日経平均株価は7日続落。昨日の米ハイテク株の急落を受けて世界的にリスクオフムードが高まったほか、外国為替市場での円高で輸出関連株を中心にまとまった売りが持ち込まれた。下げ幅は一時1300円超と今年最大の下げ幅となった。

・債券先物相場は7日続落。日銀の早期利上げ観測から売りが先行すると一時142.42円まで下落した。ただ、超長期債に買いが入るとつれ高となり下げ幅を縮めた。
235: [sage] 07/25(木)19:37 ID:lOA0jWkX(18/24) AAS
FRBの利下げで米国株に何が起きるか?〜大和

 大和証券では、FRBが9月のFOMCで利下げに転じる可能性が高まっていることを受けて、利下げ後にどういった反応が見られるかについて考察している。1980年以降に1%以上の利下げが行われた局面(1984年、1989年、2001年、2007年、2019年)における検証では、金利低下の恩恵を受ける公益、景気減速下で選好される生活必需品やヘルスケアのパフォーマンスが良好であったとのこと。大和では、メーンシナリオとしているソフトランディングのケースでは、大型ハイテク株や資本財などにも投資妙味があると考えている。
236: [sage] 07/25(木)19:38 ID:lOA0jWkX(19/24) AAS
中国人民銀、25日もMLFで資金供給 金利は0.2%低下

 中国人民銀行(中央銀行)は25日に公開市場操作(オペ)を行い、金利入札方式で中期貸出制度(MLF)を通じて2000億元を供給した。償還期間は1年。落札金利は2.3%で、今月15日のMLF金利(2.5%)に比べ0.2ポイント低下した。月末の銀行システムの流動性を潤沢な水準に保つことを理由に挙げた。

 これまでの慣例では、人民銀が毎月15日のオペでMLFを通じた資金供給を実施する。MLF金利は人民銀が毎月20日に公表する最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)の算出基準とされている。一方、7月15日のMLF金利が前月比据え置きとなったものの、7月のLPRは1年物、5年物ともに前月から0.1%引き下げられた。

 『中国証券報』によると、専門家は、人民銀が7月15日に加えて25日にもMLFを通じた資金供給を実施したことについて、経済の回復を支えるために潤沢な流動性を確保するとともに、金利入札方式によってMLF金利が市場金利をより反映できるようになったと指摘。MLF金利の「政策金利」としての色合いを薄める狙いがあるとの見方を示した。
237: [sage] 07/25(木)19:39 ID:lOA0jWkX(20/24) AAS
トランプ氏再選シナリオへの備えが必要=SMBC日興

 SMBC日興証券ではマンスリーストラテジーリポートの中で、半導体関連株を取り巻く環境に不透明感が高まっていると指摘している。バイデン政権が日本とオランダに半導体製造装置の対中規制の強化を求めたと伝わったことやトランプ氏の台湾をめぐる発言などから、半導体関連株が大幅下落を余儀なくされた。半導体関連株は、半導体関連株を除く 「電気機器」や「機械」対比で割高感のある状況が継続していることから、引き続き警戒が必要とSMBC日興では考えている。また、11月の大統領選では政権交代の可能性が高まる中、トランプ氏が掲げる貿易政策は世界の貿易量を減らす方向に作用する可能性が高いと指摘。製造業が先行き不透明感などから設備投資などを先送りすることになれば、日本株の上昇を阻む可能性もあるとコメントしている。
238: [sage] 07/25(木)19:41 ID:lOA0jWkX(21/24) AAS
日銀、追加利上げの時期模索で7月論も浮上 日経新聞

 日本経済新聞が報じたところによると、日銀が追加利上げの時期を模索しているという。一部の政策委員は、日銀が7月30、31日に開く金融政策決定会合での追加利上げを支持するとみられる。一方、物価上昇を加味した実質賃金は前年比を下回った状態が続くなか、賃金や消費の動きをもう少し見極めるべきだとの意見も根強いとのこと。
239: [sage] 07/25(木)19:43 ID:lOA0jWkX(22/24) AAS
株価指数先物【引け後】 4月安値の3万6700円が意識されてくる
2024/07/25 18:08

大阪9月限
日経225先物 37730 -1390 (-3.55%)
TOPIX先物 2702.5 -90.5 (-3.24%)

 日経225先物(9月限)は前日比1390円安の3万7730円で取引を終了。寄り付きは3万8260円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万8115円)にサヤ寄せする形で、売りが先行して始まった。売り一巡後に3万8300円まで下げ渋る動きもみられたが、自律反発狙いのロングは限られ、前場中盤に節目の3万8000円を割り込んだ。

 前場終盤に下げ渋りもみせたが、ランチタイムで3万7860円を付けるなど、じりじりと下値を切り下げる展開だった。後場中盤辺りまでは3万8000円処での底堅さが意識されたものの、終盤にかけてロング解消の動きが強まり、一時3万7700円まで下落幅を広げた。

 ハイテク株主導での米国市場の下落に加え、円高が重荷となった。来週開催される日銀の金融政策決定会合で利上げに踏み切る可能性があるとの一部報道が伝わり、日米金利差縮小の思惑から持ち高調整の売りが優勢となった。円相場が1ドル=152円台と2カ月ぶりの円高水準で推移していることも、ヘッジ対応のショートを強めたとみられる。

 主要企業の決算発表が本格化するなかでは、積極的にポジションを傾けてくる動きが限られる一方、海外ファンドとみられる持ち高調整に伴う断続的なインデックス売りに押された格好だろう。日経225先物は節目の3万8000円を割り込み、ボリンジャーバンドの-2σ水準まで下げてきた。値幅としては売り一巡が意識されてくるものの、来週の日米金融会合を通過するまでは押し目狙いのポジションを積み上げる動きは限られよう。

 そのため、様子見姿勢の中で下へのバイアスが強まりやすく、ヘッジ対応のショートに向かわせそうだ。ボリンジャーバンドのバンドは拡大しているが、-2σを明確に下回ってくると、4月安値の3万6700円のほか、-3σと200日移動平均線が位置する3万6500円辺りが射程に入ってこよう。

 NT倍率は先物中心限月で13.96倍に低下した。指数インパクトの大きい値がさハイテク株が下落した影響により、朝方は13.91倍に低下して始まった。ただし、円高が進むなかで輸出関連株なども売られ、その後は直近の保ち合いレンジ内での推移を継続している。

 手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が5万1468枚、ソシエテジェネラル証券が2万8741枚、サスケハナ・ホンコンが1万0881枚、JPモルガン証券が4481枚、SBI証券が3956枚、バークレイズ証券が3236枚、野村証券が3030枚、みずほ証券が2637枚、楽天証券が2588枚、モルガンMUFG証券が2061枚だった。

 TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が3万8801枚、ソシエテジェネラル証券が3万2198枚、JPモルガン証券が8523枚、サスケハナ・ホンコンが7040枚、モルガンMUFG証券が5668枚、バークレイズ証券が5168枚、ゴールドマン証券が3772枚、BNPパリバ証券が3477枚、ビーオブエー証券が3302枚、みずほ証券が2029枚だった。
240: [sage] 07/25(木)19:46 ID:lOA0jWkX(23/24) AAS
NY為替見通し=株安で与党要人の修正発言には警戒、米経済指標にも注目

 今週に入りドル円は、週初の高値157.61円を頭に5円60銭を超えるドル安・円高が進んでいる。この流れはバイデン現大統領が大統領選挙から撤退したことによるトランプトレードの解消と、与党要人の日銀への利上げ圧力発言などが重なったことが主な要因になっている。

 市場は、下落過程でも「絶好の買い場」との論調を繰り返していた識者たちも多くいたことで、ドルロングで捕まっている市場参加者も多くいることが予想され、すぐに円安の流れに戻るのは難しいだろう。ただし、市場流動性が悪化していることもあり、調整のドルの買い戻しが数円程度入っても不思議ではない。

 警戒しなくてはならないのは、日経平均が大幅続落になったことで、与党関係者の利上げ発言の修正などが出た場合か。本日を含め日経平均は7営業日続落している。本日は1285円安で引け4月26日以来3万8000円を下回った。トランプトレードの解消という国外からの株安要因もあるが、本邦の利上げ圧力による金利上昇、円高などが株安を導いた一因であるのも明らかで、与党政治家が不用意で無責任な発言を繰り返してきたことの修正発言には気を付けたい。
 また、23日に日銀が6月の全国消費者物価指数(CPI)を基に算出して発表した基調的なインフレ率では、刈込平均値は2カ月連続して2%を上回ったものの、加重平均値は1.4%、最頻値は1.6%と決してインフレが高進している状況ではない。また、実質賃金のマイナスが過去最長となっているなど、諸手を挙げて日銀が利上げを推し進めるような状況では決してない。日銀が政治的圧力に屈せず、来週の日銀政策決定会合でも利上げに消極的なスタンスになる可能性も拭いされないことも念頭に置いておく必要がありそうだ。

 一方で、ドル円をさらに下押しする可能性があるのは、米国の経済指標の結果が弱くなった場合だ。本日は4−6月期米国内総生産(GDP)や同期の個人消費(PCE)速報値等が発表される。1−3月期GDPは、市場予想を下回ったことで初動はドル売りとなったが、同時に発表されたコアPCEが強かったことでドル買いに転じた。本日もGDPよりもコアPCEへの反応が敏感になると思われる。昨日ダドリー前米NY連銀総裁は「今すぐにでも利下げをするべき」とのコラムを掲載するなど、市場が利下げを促す相場になっていることで、コアPCEが弱い結果になった場合の反応(米金利低下・ドル売り)の方が大きくなりそうだ。
 なお、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」では、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の据え置き確率は93%台となり、先週とほぼ変わりはない。しかし、9月は25ベーシスポイント(bps)の利下げは9割弱まで低下した半面、50bpsの利下げは10%超まで上昇している。

・想定レンジ上限
 ドル円は、これまでの本日高値153.97円から昨日NY時間の戻り高値154.10円が抵抗帯。

・想定レンジ下限
 ドル円は、5月3日安値151.86円。その下は、200日移動平均線151.54円。
241: [sage] 07/25(木)22:28 ID:lOA0jWkX(24/24) AAS
NY株見通し−一旦反発か 決算発表はユニオン・パシフィック、ハネウェルなど

 今晩は一旦反発か。昨日は決算が嫌気されたテスラ、アルファベットが大幅安となり、エヌビディア、メタ・プラットフォームズ、マイクロソフトなどにも売りが波及し、ハイテク株を中心に大幅安となった。ダウ平均が504.22ドル安(-1.25%)の39853.87ドルと10営業日ぶりに40000ドルの大台を割り込み、S&P500とナスダック総合もそれぞれ2.31%安、3.64%安で終了。主要3指数がそろって大幅に2日続落した。S&P500は2022年12月以来の大幅安となり、ナスダック総合も2022年10月以来の大幅安を記録した。

 今晩は一旦反発か。昨日はハイテク株を中心に大幅安となったが、テスラやアルファベットの決算発表をきっかけに割高感が強い銘柄にスピード調整が強まったとの見方もあり、昨日の大幅安を受けて押し目買いの動きも期待できそうだ。7月第2週からスタートした第2四半期決算発表は、これまでにS&P500採用の25%の銘柄が発表を終え、そのうち約8割で調整後一株当たり利益が市場予想を上回った。今晩もユニオン・パシフィック、ハネウェル、サウスウェスト航空、アメリカン航空などS&P500採用の43銘柄が発表予定で、引き続き決算やガイダンスに注目する展開となりそうだ。

 今晩の米経済指標・イベントは4-6月期GDP速報値、新規失業保険申請件数、7月耐久財受注など。企業決算は寄り前にユニオン・パシフィック、ハネウェル・インターナショナル、レイセオン・テクノロジーズ、サウスウェスト航空、アメリカン航空、引け後にデジタル・リアルティ、ベーカー・ヒューズなどが発表予定。
242: [sage] 07/26(金)07:14 ID:7PAtn8vQ(1/12) AAS
【市場の目】フランスの政権発足はパリ五輪後に持ち越し

第一生命経済研究所経済調査部主席エコノミスト・田中理氏

フランスの政権発足はパリ五輪後に持ち越し
マクロン大統領は最大勢力の左派首相を任命せず

 フランスでは議会の最大勢力となった左派連合が首相候補を一本化したが、マクロン大統領は左派連合、与党連合、極右勢力の三勢力ともに勝者ではないと主張。26日に開幕するパリ五輪中の政権発足協議を休戦し、少なくとも8月中旬までは新政権を指名しない方針を明らかにした。パリ五輪後に本格化する政権発足協議では、与党連合が穏健右派や穏健左派を取り込み、政権を続ける可能性が高まっている。極右や極左が主導する政権が誕生する場合と比べて、大幅な財政拡張につながるリスクは後退するが、次期政権下でも国民の反発が強い財政再建は先送りされる公算が大きい。
243: [sage] 07/26(金)07:16 ID:7PAtn8vQ(2/12) AAS
米7年債入札、最高落札利回り4.162% 米財務省

 米財務省によると、7年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが4.162%、応札倍率(カバー)が2.64倍となった。
244: [sage] 07/26(金)07:16 ID:7PAtn8vQ(3/12) AAS
欧州マーケットダイジェスト・25日 株安・金利低下・円高一服

(25日終値:26日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=154.03円(25日15時時点比△1.30円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=167.18円(△1.55円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0854ドル(△0.0010ドル)
FTSE100種総合株価指数:8186.35(前営業日比△32.66)
ドイツ株式指数(DAX):18298.72(▲88.74)
10年物英国債利回り:4.130%(▲0.026%)
10年物独国債利回り:2.417%(▲0.027%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
7月仏企業景況感指数
         94        99
7月独Ifo企業景況感指数
        87.0       88.6

※改は改定値を表す。▲はマイナス。
245: [sage] 07/26(金)07:17 ID:7PAtn8vQ(4/12) AAS
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。日銀による追加利上げ観測を背景に円買い・ドル売りが先行。日本株相場の急落や欧州株相場の下落に伴うリスク・オフの円買いも優勢になると、17時30分前に一時151.94円と5月3日以来の安値を更新した。
 ただ、同日の安値151.86円がサポートとして働くと買い戻しが優勢に。NY時間発表の4−6月期米国内総生産(GDP)速報値が予想を上回ったこともドル買い戻しを促した。
 そのあとはダウ平均が580ドル超上昇したほか、一時は1.7%超下落したナスダック総合が上昇に転じたため、投資家のリスク回避姿勢が後退。円売り・ドル買いが活発化し、1時30分過ぎに一時154.32円と日通し高値を付けた。

・ユーロドルは持ち直した。日本時間夕刻に一時1.0828ドルと日通し安値を付けたものの、前日の安値1.0826ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢となった。NY市場に入り、4−6月期米GDP速報値などが予想を上回ったことが分かると1.0830ドル付近まで下押ししたものの、売りが一巡すると再び強含んだ。ユーロ円の上昇につれたユーロ買い・ドル売りも入り、2時過ぎには1.0870ドルと日通し高値を更新した。

・ユーロ円はドル円と似た動き。日本時間夕刻に一時164.83円と5月6日以来の安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。米国株相場や日経平均先物の上昇を背景に投資家のリスク志向が改善すると円売り・ユーロ買いが加速し、1時30分過ぎに167.59円と日通し高値を付けた。

・ロンドン株式相場は3日ぶりに反発。前日の米株安や25日のアジア株相場の下落を受けて投資家心理が冷え込むと売りが先行した。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢となり終盤持ち直した。ユニリーバやブリティッシュ・アメリカン・タバコなど生活必需品株が買われたほか、セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が値上がりした。

・フランクフルト株式相場は続落。前日の米株安を受けて本日のアジア株相場がほぼ全面安になると、欧州株全般に売りが波及した。ただ、引けにかけては買い戻しが入ると下げ渋った。個別ではインフィニオン・テクノロジーズ(6.47%安)やラインメタル(4.96%安)、シーメンス・エナジー(3.30%安)などの下げが目立った。

・欧州債券相場は上昇。株安を受けた。
246: [sage] 07/26(金)07:18 ID:7PAtn8vQ(5/12) AAS
NYマーケットダイジェスト・25日 株まちまち・金利低下・円失速

(25日終値)
ドル・円相場:1ドル=153.94円(前営業日比△0.05円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=166.95円(△0.14円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0846ドル(△0.0006ドル)
ダウ工業株30種平均:39935.07ドル(△81.20ドル)
ナスダック総合株価指数:17181.73(▲160.68)
10年物米国債利回り:4.24%(▲0.04%)
WTI原油先物9月限:1バレル=78.28ドル(△0.69ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=2353.5ドル(▲62.2ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
4−6月期米国内総生産(GDP)速報値
(前期比年率)  2.8%      1.4%
個人消費速報値
(前期比年率)  2.3%      1.5%
コアPCE速報値
(前期比年率)  2.9%      3.7%
6月米耐久財受注額
(前月比)   ▲6.6%      0.1%
輸送用機器を除く
(前月比)    0.5%     ▲0.1%
前週分の米新規失業保険申請件数
        23.5万件   24.5万件・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。
247: [sage] 07/26(金)07:20 ID:7PAtn8vQ(6/12) AAS
(各市場の動き)
・ドル円は4日ぶりに小反発。日銀による追加利上げ観測が高まる中、日本株相場の急落や欧州株相場の下落に伴うリスク・オフの円買いが優勢になると、欧州序盤に一時151.94円と5月3日以来の安値を更新した。
 ただ、NY市場では買い戻しが目立った。5月3日の安値151.86円がサポートとして働いたほか、4−6月期米国内総生産(GDP)速報値が予想を上回ったことが相場の支援材料となった。ダウ平均が一時580ドル超上昇すると、投資家のリスク回避姿勢が後退し、円売り・ドル買いが加速。1時30分過ぎには154.32円と日通し高値を付けた。もっとも、ダウ平均が80ドル高程度まで急失速するとドル円の上昇も一服した。
 なお、イエレン米財務長官はこの日、「我々は市場が決定する為替レートを信じる」と述べたほか、トランプ前大統領の強いドル批判についてはG7財務相・中央銀行総裁会議のコミットメントを引き合いに「為替レートは市場で決定されるべきだ」との見解を示した。

・ユーロドルは3日ぶりに小反発。4−6月期米GDP速報値などが予想を上回るとユーロ売り・ドル買いが先行。22時30分過ぎに一時1.0830ドル付近まで値を下げた。
 ただ、日本時間夕刻に付けた日通し安値1.0828ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。ユーロ円の上昇につれたユーロ買い・ドル売りも入り、2時過ぎには1.0870ドルと日通し高値を更新した。
 もっとも、米長期金利が低下幅を縮めると再び上値が重くなった。5時30分前には1.0844ドル付近まで上値を切り下げた。

・ユーロ円は5日ぶりに反発。日本時間夕刻に一時164.83円と5月6日以来の安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。ダウ平均や日経平均先物が上昇したタイミングで円売り・ユーロ買いが強まると、一時167.59円と日通し高値を付けた。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発。4−6月期米GDP速報値が予想を上回ると、米景気減速への過度な懸念が後退し買いが優勢となった。指数は一時580ドル超上昇した。ただ、明日発表される6月米個人消費支出(PCE)デフレーターを見極めたいとして引けにかけては急速に伸び悩んだ。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落。エヌビディアやアルファベットなどが売られた。

・米国債券相場で長期ゾーンは反発。世界的な株価の下落で相対的に安全資産とされる米国債には買いが先行したものの、4−6月期米GDP速報値が予想を上回ると一転売りが優勢となり上げ幅を縮めた。

・原油先物相場は続伸。イスラエルとイスラム組織ハマス停戦の思惑もくすぶるなか時間外取引で下落が先行。しかし予想を上回る4−6月期米GDP速報値が景気持ち直しによるエネルギー需要を意識させ、前日比プラス圏へ浮上した。

・金先物相場は3日ぶりに大幅反落。4-6月期米GDP速報値や個人消費、コアPCEの速報値がいずれも市場予想を上回った。経済指標が底堅い結果を示すなか、安全資産とされる金に買いが集まりにくかった。
248: [sage] 07/26(金)07:21 ID:7PAtn8vQ(7/12) AAS
25日の主な要人発言(時間は日本時間)

25日07:37 鈴木財務相
「為替の水準、動きについてはコメント控える」

25日07:41 神田財務官
「(G7会合で)為替について特段の議論は行われなかった」

25日16:05 林官房長官
「為替はファンダメンタルズを反映し、安定推移が重要」
「引き続き緊張感をもって株式市場の動向を注視」

25日20:11 ナーゲル独連銀総裁
「データが今の路線通りなら利下げは可能なはず」
「9月に何が起こるかについて事前に約束できない」
「ECBは会合ごとにアプローチを取っている」
「ユーロ圏の賃金の動向はまだ非常に堅調」
「利下げに関して自動操縦モードではない」

26日00:17 イエレン米財務長官
「我々は市場が決定する為替レートを信じる」
「時間の経過とともにファンダメンタルズは為替レートに反映される」
「(金利によるドル高について)それが仕組みだ」

※時間は日本時間
249: [sage] 07/26(金)07:26 ID:7PAtn8vQ(8/12) AAS
AA省
250: [sage] 07/26(金)08:06 ID:7PAtn8vQ(9/12) AAS
東京為替見通し=ドル円、7月東京都CPIで日銀の追加利上げの可能性を探る展開か

 25日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、予想を上回った4−6月期米国内総生産(GDP)速報値やダウ平均が一時580ドル超上昇したことで、欧州序盤の安値151.94円から154.32円まで反発した。ユーロ円は日本時間夕刻の安値164.83円から167.59円まで反発した。

 本日の東京外国為替市場のドル円は、7月の全国消費者物価指数(CPI)の先行指標となる7月東京都のCPIを見極めて、来週の日銀金融政策決定会合での追加利上げの可能性を探る展開となる。

 ドル円は、来週の日銀金融政策決定会合での追加利上げへの警戒感から、円売り持ちポジションの手仕舞いが進んでおり、7月3日の1986年12月以来の高値161.95円から昨日は151.94円まで10.01円の下落幅を記録していた。

 ドル円の151円台での注目水準は、2023年11月13日の高値151.91円、今年5月2日未明の本邦通貨当局によるドル売り・円買い介入の後に付けた5月3日の安値151.86円、そして200日MAが位置する151.57円付近となる。

 さすがに、日銀金融政策決定会合での利上げへの警戒感だけでは、下抜けるまでには至らずに、フィボナッチ・リトレースメント23.6%戻し付近となる154.32円まで反発した。

 8時30分に発表される7月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合)は、前年比+2.2%と予想されており、6月+2.1%からの伸び率上昇が見込まれている。7月の全国CPIの先行指標となるため、予想通りか予想以上ならば、来週30-31日の日銀金融政策決定会合での、「相応の規模」(植田日銀総裁)の国債買い入れ(現在6兆円:6月約5.6兆円)の減額計画や追加利上げ(現在0.0-10%)観測が高まることで、円買い要因となる。

 なお、昨日発表された6月企業向けサービス価格指数は前年比+3.0%となり、2015年3月以来の上昇率となっていた。

 また、今夜は米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視しているPCEデフレーターの6月分が発表される。前年比+2.5%と伸び率の鈍化が予想されていることで、ドル円の戻りを限定的にしている。6月の米CPIが前月比マイナスに落ち込んでいたため、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)を待たずに来週のFOMCでの利下げ開始を見込むウォール街の一部金融機関も出てきた。

 しかし、昨日発表された米国の第2・四半期の国内総生産(GDP)速報値が年率換算で前期比+2.8%となり、第1・四半期の+1.4%から加速していたため、まだ金利先物市場では来週の利下げ開始の可能性はほぼゼロになっている。

 30−31日の日・米金融政策決定会合でのシナリオは以下の通りとなる。
■日銀金融政策決定会合;国債買い入れ(6兆円)&政策金利(0-0.10%)
1)国債買い入れの減額計画:3兆円
2)国債買い入れの減額計画:4〜5兆円
3)追加利上げ:+0.15%

■米連邦公開市場委員会(FOMC):FF金利誘導目標5.25-50%
4)現状維持(※フェドウオッチ確率約91%)
5)声明文の文言削除:「高いインフレ(elevated inflation)」※9月利下げ示唆
6)利下げ開始:5.00-25%(※フェドウオッチ確率約9%)

 現状のドル円は、1)と3)への警戒感から151円台まで下落してきているため、リスクシナリオは2)、そして4)に留まった場合となる。
251: [sage] 07/26(金)08:07 ID:7PAtn8vQ(10/12) AAS
株価指数先物【寄り前】 自律反発を意識するもセンチメントは悪化

大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 37700 -30 (-0.07%)
TOPIX先物 2700.5 -2.0 (-0.07%) 
シカゴ日経平均先物 37770 +40
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 25日の米国市場は、NYダウが上昇した一方で、 S&P500、ナスダックは下落。4-6月の実質国内総生産(GDP)速報値が予想以上に伸びたことから、米国の景気減速懸念が和らいだ。米経済がソフトランディングできるとの安心感につながり、景気敏感株などが買われた。ただし、ハイテク株の戻りは鈍く、エヌビディア<NVDA>やマイクロン・テクノロジー<MU>、クアルコム<QCOM>は軟調。決算発表が本格化するなか、決算とあわせて発表した見通しが予想を下回ったハネウェル・インターナショナル<HON>は、5%を超える下落となった。S&P500業種別指数はエネルギー、資本財、食品・飲料・タバコが上昇した半面、メディア、消費者サービス、半導体・同製造装置が下落。

 シカゴ日経平均先物(9月限)清算値は、大阪比40円高の3万7770円だった。日経225先物(9月限)のナイトセッションは日中比50円安の3万7680円で始まり、一時3万7330円まで下落幅を広げた。売り一巡後に3万8000円を回復し、その後再び3万7340円まで下げるなど荒い値動きとなった。米国市場の取引開始後は中盤にかけてリバウンドの動きとなり、一時3万8310円まで買われる場面もみられた。ただし、終盤にかけて軟化し、3万7700円でナイトセッションの取引を終えた。

 日経225先物は前日の大幅下落に対する自律反発が意識されやすく、やや買い優勢で始まることになりそうだ。米国ではハイテク株の弱い値動きが目立つものの、4-6月GDPが予想を上回ったことから景気敏感株を中心に買われた。また、前日の大幅下落の一因となった円相場については、1ドル=153円90銭台と円高加速が一服していることもあり、日米金利差縮小に伴う持ち高調整によるインデックス売りも落ち着きそうだ。

 とはいえ、前日の急落によってセンチメントは悪化している。主要企業の決算発表が本格化するなか、リバウンド狙いのロングは強まりづらい。米金融政策当局者が注視する米個人消費支出(PCE)コア価格指数の発表を控えていることも、積極的な売買を手控えさせそうである。そのため、戻りの鈍さが意識されてくるようだと、戻り待ち狙いのショートが入りやすいだろう。

 日経225先物はボリンジャーバンドの-2σ(3万7680円)辺りでの推移であり、バンドが拡大傾向をみせるなか、-2σ水準での上値の重さが警戒されてくるようだと、-3σが位置する200日移動平均線水準の3万6500円辺りが射程に入ってくる。また、週足のボリンジャーバンドでは、4月の急落以降、支持線として機能していた-1σ(3万8030円)を下回ってきている。まずは、週足の-1σ水準を上回ってくるかが注目される。そのため、オプション権利行使価格の3万7500円から3万8000円でのレンジを想定する。

 昨日のNT倍率は先物中心限月で13.96倍に低下した。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の下落の影響から、朝方は13.91倍に低下して始まった。ただし、円高が進む状況で輸出関連株などTOPIX型に売りが広がるなか、その後は直近の保ち合いレンジ内での推移を継続している。本日もハイテク株の弱さが意識されそうだが、14.00倍を挟んだ直近のボトム水準での推移になりそうだ。

 なお、25日のVIX指数は18.46(前日は18.04)に上昇した。一時19.36まで切り上げてきており、
252: [sage] 07/26(金)08:09 ID:7PAtn8vQ(11/12) AAS
方向性としては4月19日に付けた21.36が射程に入ってきている。20.00を超えてくると慎重姿勢が高まりやすいため、注意が必要であろう。
253: [sage] 07/26(金)09:08 ID:7PAtn8vQ(12/12) AAS
MAS、政策バンドの中心値を据え置き

 シンガポール金融通貨庁(MAS)は26日、政策バンドの中心値を据え置いたと発表した。通貨政策バンドの傾斜と変動幅も据え置いた。
254: [sage] 07/26(金)12:04 ID:94cjZmj0(1/9) AAS
【よろずのつぶやき by Wada】花火を合図に

 昨日のドル円は、大阪の大川で天神祭の花火が盛大に打ち上げられている最中、米HFによる最後のポジション調整の売りが持ち込まれると一時151.94円まで下落。ただ、昨日もお伝えした通り、2023年11月13日の高値151.91円や5月3日の安値151.86円、更には200日MAの151.55円といった相場の方向性を変えることにつながるチャート上での極めて重要な節目の手前で下げ止まり、まさに「天神底」を示現。NY時間に入って4−6月期米GDP速報値が予想を大幅に上回る強い数字となったことをきっかけに一時154.32円まで急速に買い上げられることになりました。

 アジア時間に入ってからは、早朝に一時153.40円まで下押す場面もみられましたが、仲値にかけては本邦実需の買いが観測されると154.14円まで上昇。その後は輸出の売りからか再び153.44円まで下押したものの、日経平均がプラス圏を回復するにつれて再び下値を切り上げるなど、このところ続いた、いわゆる円キャリートレードの巻き戻しの動きは鳴りを潜め、通常の需給相場に戻っているといったところです。

 日経平均についても、目先の下値を確認したのかどうかを見極める必要がありますが、少なくとも、本日は、米系HF勢による円キャリー縮小の動きによる売り浴びせをみることなく、「天神底」の相場格言と同様に、大阪米相場から作り上げられた「酒田五法」での「三空叩き込み」による底値確認を指摘する向きも出て来ているわけで、来週のビックイベントに向けた何とも荒々しい、節操のない、海外勢による無秩序な調整相場が終わろうとしています。
255: [sage] 07/26(金)12:13 ID:94cjZmj0(2/9) AAS
株価指数先物【昼】 週足の-1σを終値で回復できるかが注目される

 日経225先物は11時30分時点、前日比310円高の3万8040円(+0.82%)前後で推移。寄り付きは3万7830円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万7770円)にサヤ寄せする形で、やや買いが先行して始まった。買い一巡後は軟化し、一時3万7670円と下落に転じる場面もみられたが、円相場が1ドル=153円台後半で落ち着いた値動きとなるなか、前日の大幅下落に対す自律反発狙いのロングが意識され、終盤にかけて3万8100円まで買われる場面もみられた。

 米国では引き続きハイテク株の弱い値動きが目立つなか、東京市場においても東京エレクトロン <8035.T> [東証P]やアドバンテスト <6857.T> [東証P]などが日経平均型の重荷となっている。一方で、米系証券による格上げが観測されたファーストリテイリング <9983.T> [東証P]が買われており、下支えしている。日経225先物はボリンジャーバンドの-2σ水準での攻防をみせるなか、週足の-1σ(3万8080円)に接近してきた。4月の急落以降は週足の-1σが支持線として機能していたこともあり、終値で同水準を回復してくるかが注目される。

 NT倍率は先物中心限月で13.95倍に低下した。13.98倍で始まり、一時14.03倍を付けたが、その後は13.92倍に低下する場面もあった。もっとも、直近の保ち合いレンジ内での推移であり、スプレッド狙いの動きはみられていない。
256: [sage] 07/26(金)15:05 ID:94cjZmj0(3/9) AAS
【相場の細道】タカ派ECB理事、利下げに前向き

「経済データにネガティブなサプライズがなければ、ECBは利下げできるはず」
(タカ派のナーゲル独連銀総裁)

 2024年7月18日に開催された欧州中央銀行(ECB)理事会で、予想通りにレーン専務理事が提案した中銀預金金利3.75%の据え置きが全会一で決定された。しかし、タカ派的な理事でさえも、今後の経済指標でディスインフレ継続が確認されれば利下げに前向きであることが判明した。域内の物価圧力は依然として高く、インフレ率は来年までECB目標を上回るとして、次の動きについて示唆を与えなかった。

1.欧州中央銀行(ECB)の金融政策正常化(※中銀預金金利)
■2024年7月18日: 3.75%(据え置き)
■2024年6月6日:-0.25%=3.75%(第1次利下げ)
■2024年4月11日:4.00%(据え置き)
■2024年3月7日:4.00%(据え置き)
■2024年1月25日:4.00%(据え置き)
■2023年12月14日:4.00%(据え置き)
■2023年10月26日:4.00%(据え置き)
■2023年9月14日:+0.25%=4.00%(第10次追加利上げ)
■2023年7月27日:+0.25%=3.75%(第9次追加利上げ)
■2023年6月15日:+0.25%=3.50%(第8次追加利上げ)
■2023年5月4日:+0.25%=3.25%(第7次追加利上げ)
■2023年3月16日:+0.50%=3.00%(第6次追加利上げ)
■2023年2月2日:+0.50%=2.50%(第5次追加利上げ)
■2022年12月15日:+0.50%=2.00%(第4次追加利上げ)
■2022年10月27日:+0.75%=1.50%(第3次追加利上げ)
■2022年9月8日:+0.75%=0.75%(第2次追加利上げ)
■2022年7月21日:+0.50%=ゼロ(第1次利上げ)

2.声明文
「インフレ率が中期的に2%の目標に確実に戻り、金融政策の円滑な機能を維持するためにその任務の範囲内ですべての手段を調整する用意がある」
「理事会は特定の金利の道筋について事前に約束はしない」
「インフレ率は来年も目標を上回る水準が続く可能性が高い」
「今後もデータに依存し、会合ごとのアプローチに従って適切な水準と期間を決定」

3.ラガルドECB総裁
・9月理事会:データに依存すること、会合ごとに決定すること、そして金利の道筋をあらかじめ決めないことが決定され、9月にどうするかはワイドオープン(何も決まっていない)
・ディスインフレへの確信:現在進行中のディスインフレプロセスが追加データによって実際に確認されれば、われわれの確信はさらに強まるだろう。
・賃金:最新の調査指標は、賃金の伸びが来年を通して緩やかになることを示唆している。
・インフレは低下する:インフレは来年下半期にかけて目標に向かって低下すると予想される。金融政策が予想以上に需要を抑制したり、世界の他の地域の経済環境が予想外に悪化したりすれば、インフレは下振れする可能性がある。
・成長リスクは下振れ傾向:経済成長に対するリスクは下向きに傾いている。不確実性が高まる中、投資指標は2024年の成長が緩やかであることを示している。ユーロ圏の経済は第2・四半期に成長したが、第1・四半期よりもペースが鈍化する可能性が高い。
257: [sage] 07/26(金)15:07 ID:94cjZmj0(4/9) AAS
ロンドン為替見通し=円相場主導は変わらず、週末控え不安定な動き続くか

 本日のロンドン為替市場も、午後の米インフレ指標の発表までは円相場が主導することになるか。昨日の欧州前半まで強まっていた円キャリートレードの巻き戻しは、NY勢の参入後から一服したように見える。しかしながら東京午前の値動きを見ると、ドル円が154円辺りで伸び悩むと円買いが持ち込まれているようだ。来週の日銀金融政策決定会合を控えて新たな円ショートは作りづらいと思われ、週末ということもあり持ち高調整を中心に不安定な値動きが想定される。

 昨日はユーロ円以外のユーロクロスでも動きが見られた。欧州株安に伴うリスク回避の動きでユーロスイスフランが売られた一方、ユーロポンドは来週の英中銀据え置きを織り込む形で上昇した。ニュージーランド金利先安観やリスクオフで、対ユーロでのNZドル売りが止まらない。ユーロドルが1.08ドル台で方向感を探る展開が続いているが、値幅が出ているユーロクロスで収益チャンスを狙うのも手かもしれない。

 なお欧州午後には、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として重要視しているPCEデフレーターの6月分が発表予定。総合・コアとも前年比2%台で前回からやや鈍化が見込まれている。市場は9月の米利下げをほぼ織り込んでおり、本日はそれを確かめることになるか。

 米国関連では、バイデン大統領の撤退で11月大統領選が新たな展開となりつつある。次期大統領について単純に考えると、トランプ前大統領の再選では貿易や軍事負担など欧州への圧力が高まり、ユーロにとってネガティブ材料。もっともドル高を嫌うトランプ氏なので、ユーロ売り・ドル買い一辺倒というわけでもない。為替が不安定な動きになることだけは確かだろう。正式な候補者決定はまだだが、民主党候補のハリス副大統領が当選となれば、基本は現状と変わらず。ユーロドルは、欧米金利差を眺めながらの取引となりそうだ。

想定レンジ上限
・ユーロドル、22日高値1.0903ドル
・ユーロ円、90日移動平均線168.47円

想定レンジ下限
・ユーロドル、90日移動平均線1.0787ドル
・ユーロ円、ピボット・サポート1の165.32円
258: [sage] 07/26(金)16:28 ID:94cjZmj0(5/9) AAS
AA省
259: [sage] 07/26(金)20:30 ID:94cjZmj0(6/9) AAS
米7月雇用統計では景気後退確定と喧伝される可能性大=大和

 大和証券では、8月2日に発表される米7月雇用統計で景気後退確定と喧伝される可能性が高いとみている。そのため、事前のFOMC(7月30日〜31日)では、何らかのアクションがあると考えている。このことは米国株にはポジティブかもしれないが、景気後退対応の金融緩和措置は円高とともに日本株にはポジティブではない懸念があると大和では指摘。金融引き締め打ち止め感に腐心する日銀の出尽くし感演出の邪魔になりかねないので注意したいとコメントしている。
260: [sage] 07/26(金)20:34 ID:94cjZmj0(7/9) AAS
NY為替見通し=月間で10円の下落で調整は終わりか?米PCEには要注目

 昨日151円台まで下がったドル円は、米国の4−6月期米国内総生産(GDP)や同期の個人消費(PCE)ヘッドライン及びコアの速報値等が総じて強い結果となったこともあり、本日は一時154円台半ばまで回復した。また、本日は政府が率先して円安の流れを作った政策でもある新NISAに絡んだ円売り・外貨買いもドル円を支えている。

 月間を通してみると今月3日の161.95円から昨日の151.94円まで下がり、ほぼ10円のドル安・円高が進んだ。また、これまで財務省で為替政策の指揮をとっていた神田財務官の退任となり、ある程度の為替介入の効果を示せたことでメンツも保たれ、ひとまずの円安の調整が終わったとの見方もある。

 本日は米連邦準備理事会(FRB)が最も重視しているインフレ指標の一つである、6月の個人消費支出(PCE)デフレーターが発表される。購入した商品やサービスに対する自己負担支出のみをカバーしているCPIと違い、直接支払われないその他の支出(雇用主が提供する保険、メディケアなど)もカバーするPCEの方を米連邦準備理事会(FRB)はより注目しているとも言われている。市場ではデフレーターと、食品にエネルギーを除いたコアデフレーターともに、前年比で小幅に低下する予想になっている。結果が予想より上振れるか、下振れるかで素直に米金利が上下し、連れてドル買い・ドル売りに敏感に反応するだろう。

 もっとも、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での据え置き予想が急に変化が生じるとは思えないことで、9月のFOMCに向けてはまだインフレ指標を更に精査する時間もあることで、余程大きく予想と乖離がない限りはトレンドを作るほどの値動きを期待するのは難しいかもしれない。

・想定レンジ上限
 ドル円は、日足一目均衡表・転換線155.40円。

・想定レンジ下限
 ドル円は、これまでの本日安値153.40円。
261: [sage] 07/26(金)20:39 ID:94cjZmj0(8/9) AAS
株価指数先物【引け後】 3万8000円水準を固めてくる動きを見極め

大阪9月限
日経225先物 37690 -40 (-0.10%)
TOPIX先物 2700.5 -2.0 (-0.07%)

 日経225先物(9月限)は前日比40円安の3万7690円で取引を終了。寄り付きは3万7830円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万7770円)にサヤ寄せする形で、やや買いが先行した。買い一巡後に軟化し下落に転じる場面もみられたが、前場終盤にかけて3万8100円まで買われた。その後は3万8000円近辺での膠着が続くなか、後場中盤にレンジを切り下げると、終盤にかけて一時3万7600円まで売られた。

 前日の大幅下落に対する自律反発狙いのロングが意識されて、前場終盤に3万8100円まで買われ、週足のボリンジャーバンドの-1σ水準を巡る攻防となった。だが、後場中盤からの弱い値動きによって-1σを下回って終えた。‐1σ水準が抵抗線として意識されてくるようだと、-2σが位置する3万6980円とのレンジが想定されてくる。

 ただし、グローベックスの主要な米株先物がプラス圏で推移するなか、ナイトセッションで3万8000円を回復している。日足の-2σを上回って推移しており、3万8000円水準を固めてくる動きを見極めたいところだろう。ただし、26日の米国では米金融政策当局者が注視する米個人消費支出(PCE)コア価格指数が発表される。指標の結果を受けて来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が強まる可能性もあり、ナイトセッションでも荒い値動きとなりそうだ。

 3万8000円水準での底堅さがみられてくるようだと、日足の-2σ、週足の-1σが支持線として意識されてくる可能性がある。そうなると、3万8000円をボトムとした26週移動平均線、75日線が位置する3万8800円〜3万9000円水準とのレンジが想定されよう。

 NT倍率は先物中心限月で13.95倍に低下した。13.98倍で始まり、一時14.03倍を付けたが、その後は13.92倍に低下する場面もあった。直近の保ち合いレンジ内での推移であり、スプレッド狙いの動きはみられない。来週の日米金融イベントを通過するまでは、トレンドは出にくいだろう。

 手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が3万6178枚、ソシエテジェネラル証券が2万2688枚、サスケハナ・ホンコンが1万0731枚、野村証券が3973枚、JPモルガン証券が3630枚、バークレイズ証券が3613枚、ゴールドマン証券が2968枚、SBI証券が2864枚、楽天証券が1980枚、モルガンMUFG証券が1703枚だった。

 TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が3万1158枚、ソシエテジェネラル証券が2万6268枚、サスケハナ・ホンコンが6968枚、モルガンMUFG証券が6097枚、バークレイズ証券が5474枚、JPモルガン証券が4998枚、ゴールドマン証券が4449枚、ビーオブエー証券が3163枚、シティグループ証券が1889枚、ドイツ証券が1255枚だった。
262: [sage] 07/26(金)21:08 ID:94cjZmj0(9/9) AAS
NY株見通し−利下げ見通しを巡り6月個人消費支出 (PCE) 価格指数に注目

 今晩はインフレ指標に注目。昨日は景気循環株や小型株が上昇したものの、年初から相場をけん引してきたメガ・キャップには売りが続いた。ダウ平均は584ドル高まで上昇後、終盤に上昇幅を急激に縮小したものの、81.2ドル高(+0.20%)と小幅に反発して終了し、小型株指数のラッセル2000は一時2.75%高まで上昇し、1.26%高で終了した。一方、S&P500とナスダック総合は1%超上昇する場面もあったが、それぞれ0.51%安、0.93%安で終了し、ともに3日続落となった。週初来ではダウ平均が0.87%安、S&P500が1.92%安、ナスダック総合が3.08%高となった一方、ラッセル2000は1.77%高となり、年初来ではダウ平均が5.96%高、S&P500が13.20%高、ナスダック総合が14.46%高となり、ラッセル2000も9.66%高となった。

 今晩は、一部のメガキャップやAI関連株から小型株や景気循環株への資金ローテーションが継続するか否かが注目されるほか、金融政策の見通しを巡り、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注目する6月の個人消費支出 (PCE) 価格指数に注目が集まる。6月PCE 価格指数は、変動の大きい食品、エネルギーを除くコア指数が前月比+0.1%と5月分から横ばいが予想され、前年比では5月分の+2.6%から+2.5%に低下が見込まれている。予想通りの鈍化となれば、足もとで急速に高まった年内3回の利下げ期待が一段と高まることになり、株式市場の追い風となりそうだ。

 今晩の米経済指標・イベントは6月個人所得、同個人消費支出、同個人消費支出 (PCE) 価格指数、7月ミシガン大消費者信頼感指数確報値、同1年先・5年先期待インフレ率確報値など。企業決算は寄り前にチャーター・コミュニケーション、ブリストルマイヤーズ、3Mなどが発表予定。
263: [sage] 07/27(土)07:01 ID:qrsPOrGi(1/8) AAS
【市場の目】シンガポール通貨庁、5回連続の現状維持も先行きは緩和シフトか

第一生命経済研究所経済調査部主席エコノミスト・西?M徹氏

シンガポール通貨庁、5回連続の現状維持も先行きは緩和シフトか
名目実効為替レートの緩やかな上昇を好感、緩和方向にシフトする可能性は高まっている

 26日、シンガポール通貨庁(MAS)は定例会合を開催して金融政策を5会合連続で据え置いている。足下の同国では景気に対する不透明感がくすぶるも、4-6月の実質GDP成長率は前期比年率+1.45%とプラス成長で推移するなど底入れが続いている。また、金融市場での米ドル高にも拘らず、周辺国通貨の下落を受けてシンガポールドルの名目実効為替レートは緩やかに上昇しており、インフレは一段と鈍化するなど落ち着きを取り戻している。こうしたなか、MASは物価見通しを据え置く一方、景気見通しの下限を上方修正するなど、前回会合時点に比べて楽観方向にシフトしている様子がうかがえる。先行きの政策運営について明確な姿勢を示していないものの、緩和方向にシフトする可能性は高まっていると判断できる。
264: [sage] 07/27(土)07:02 ID:qrsPOrGi(2/8) AAS
欧州マーケットダイジェスト・26日 株高・金利低下・円下げ渋り

(26日終値:27日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=153.73円(26日15時時点比△0.11円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=166.96円(△0.18円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0860ドル(△0.0003ドル)
FTSE100種総合株価指数:8285.71(前営業日比△99.36)
ドイツ株式指数(DAX):18417.55(△118.83)
10年物英国債利回り:4.100%(▲0.030%)
10年物独国債利回り:2.407%(▲0.010%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
7月仏消費者信頼感指数
         91       90・改
ロシア中銀、政策金利
     18.00%に引き上げ   16.00%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重かった。欧州株相場の上昇を背景に投資家のリスク回避姿勢が和らぐと円売り・ドル買いが先行。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.26%台まで上昇したことも相場の支援材料となり、20時30分前に154.74円と日通し高値を更新した。
 ただ、NYの取引時間帯に入ると弱含んだ。米10年債利回りが4.18%台まで低下したことで円買い・ドル売りが先行。23時30分前に一時153.15円と日通し安値を付けた。
 なお、米商務省が発表した6月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)は前年比2.5%上昇と市場予想に沿う形で前月の2.6%上昇から鈍化した。市場では「インフレ状況の改善が示され、米連邦準備理事会(FRB)は9月に利下げに着手できる見通しだ」との声が聞かれた。

・ユーロドルは持ち直した。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが先行すると一時1.0842ドルと日通し安値を付けたものの、前日の安値1.0828ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米長期金利が低下に転じたことでユーロ買い・ドル売りが進むと一時1.0868ドルと日通し高値を付けた。ただ、前日の高値1.0870ドルが目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。

・ユーロ円はドル円と似た動き。21時前に一時168.01円と本日高値を付けたものの、買い一巡後は上値が重くなった。30−31日の日銀金融政策決定会合を前に、日銀の政策正常化への思惑が高まる中、円買い・ユーロ売りが入りやすい地合いとなった。23時30分前に一時166.36円と日通し安値を更新した。

・ロンドン株式相場は続伸。時間外の米株価指数先物の上昇を受けて投資家心理が改善すると、英株に買いが入った。コンパス・グループやネクストなど一般消費財サービスが買われたほか、リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が値上がりした。

・フランクフルト株式相場は3日ぶりに反発。時間外の米株価指数先物の上昇を受けて独株にも買いが入った。市場では「前日に下げていた一部銘柄に自律反発狙いの買いが入った」との声が聞かれた。個別ではザルトリウス(6.52%高)やラインメタル(3.80%高)、メルク(2.70%高)などの上げが目立った。

・欧州債券相場は上昇。米債高につれた。
265: [sage] 07/27(土)07:03 ID:qrsPOrGi(3/8) AAS
AA省
266: [sage] 07/27(土)07:04 ID:qrsPOrGi(4/8) AAS
物価指標が落ち着きを示すなか、米10年債利回りが一時4.18%台へ低下するなど米金利が低位で推移したことが支援となった。米連邦準備理事会(FRB)が注視する米PCEコアデフレーターは6月分が前年比+2.6%と、市場予想の+2.5%よりやや強かったものの、5月と同程度の伸び率にとどまった。昨日、強い米GDPを受けた金利上昇で大幅反落となっていた金相場に巻き戻しが入った。
267: [sage] 07/27(土)07:05 ID:qrsPOrGi(5/8) AAS
26日の主な要人発言(時間は日本時間)

26日08:43 神田財務官
「(G20会合で)投機がもたらす過度な為替変動には一層の注意が必要と指摘」
「為替レートの無秩序な動きは経済に悪影響を与えると確認」
「為替合意に沿った適切な対応が必要と発言」

26日16:47 アクチャイ・トルコ中銀副総裁
「利下げサイクルを全く検討していない」
「早すぎる金融緩和は遅すぎる緩和よりも大きなリスク」

27日00:58 シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事
「ECBの利下げペースと程度はデータ次第」
「一部のデータは予測と完全に一致しなかった」
「ECBは硬直的なサービス価格を注視」

※時間は日本時間
268: [sage] 07/27(土)07:06 ID:qrsPOrGi(6/8) AAS
来週の国内イベントスケジュール

30日
○日銀金融政策決定会合(1日目)
○08:30 ◎ 6月完全失業率
○08:30 ◎ 6月有効求人倍率

31日
○08:50 ◇ 6月商業販売統計速報(小売業販売額)
○08:50 ◎ 6月鉱工業生産速報
○未定 ☆ 日銀金融政策決定会合(終了後、決定内容発表)
○未定 ◎ 経済・物価情勢の展望(7月、基本的見解)
○14:00 ◇ 6月新設住宅着工戸数
○14:00 ◇ 7月消費動向調査(消費者態度指数 一般世帯)
○15:30 ☆ 植田和男日銀総裁、定例記者会見
○19:00 ◇ 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)

8月1日
○08:50 ◇ 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)

2日
○08:50 ◇ 7月マネタリーベース

※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
269: [sage] 07/27(土)07:06 ID:qrsPOrGi(7/8) AAS
来週の海外イベントスケジュール

29日
○17:30 ◇ 6月英消費者信用残高
○17:30 ◇ 6月英マネーサプライM4

30日
○10:30 ◎ 6月豪住宅建設許可件数
○14:30 ◇ 6月仏消費支出
○14:30 ◎ 4−6月期仏国内総生産(GDP)速報値
○16:00 ◇ 7月スイスKOF景気先行指数
○17:00 ☆ 4−6月期独GDP速報値
○18:00 ◎ 7月ユーロ圏経済信頼感指数
○18:00 ◎ 7月ユーロ圏消費者信頼感指数(確定値)
○18:00 ☆ 4−6月期ユーロ圏GDP速報値
○21:00 ◎ 7月独消費者物価指数(CPI)速報値
○21:00 ◎ 4−6月期メキシコGDP速報値
○22:00 ◇ 5月米住宅価格指数
○22:00 ◎ 5月米ケース・シラー住宅価格指数
○23:00 ◎ 6月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数
○23:00 ◎ 7月米消費者信頼感指数
○米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目

31日
○07:45 ◎ 6月ニュージーランド(NZ)住宅建設許可件数
○10:00 ◇ 7月ANZ企業信頼感
○10:30 ◎ 7月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)
○10:30 ◎ 6月豪小売売上高
○10:30 ◎ 6月豪CPI
○10:30 ◎ 4−6月期豪CPI
○15:00 ◇ 6月独輸入物価指数
○15:45 ◇ 7月仏CPI速報値
○15:45 ◇ 6月仏卸売物価指数(PPI)
○16:00 ◇ 6月トルコ貿易収支
○16:55 ◎ 7月独雇用統計
○17:30 ◎ 4−6月期香港GDP速報値
○18:00 ☆ 7月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値
○18:00 ☆ 7月ユーロ圏HICPコア速報値
○20:00 ◇ MBA住宅ローン申請指数
○21:00 ◎ 6月南アフリカ貿易収支
○21:15 ☆ 7月ADP全米雇用報告
○21:30 ☆ 5月カナダGDP
○21:30 ☆ 4−6月期米雇用コスト指数
○22:45 ◎ 7月米シカゴ購買部協会景気指数
○23:00 ◎ 6月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)
○23:30 ◇ EIA週間在庫統計
○1日01:00 ◎ 6月ロシア失業率
○1日03:00 ☆ 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
○1日03:30 ☆ パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
○1日06:30 ☆ ブラジル中銀、政策金利発表
270: [sage] 07/27(土)07:28 ID:qrsPOrGi(8/8) AAS
8月1日
○10:30 ◇ 4−6月期豪輸入物価指数
○10:30 ◇ 6月豪貿易収支
○10:45 ◎ 7月Caixin中国製造業PMI
○16:00 ◇ 7月トルコ製造業PMI
○16:50 ◎ 7月仏製造業PMI改定値
○16:55 ◎ 7月独製造業PMI改定値
○17:00 ◎ 7月ユーロ圏製造業PMI改定値
○17:30 ◎ 7月英製造業PMI改定値
○18:00 ◎ 6月ユーロ圏失業率
○20:00 ☆ 英中銀(BOE)、政策金利発表
○20:00 ☆ 英中銀MPC議事要旨
○20:30 ◎ ベイリーBOE総裁、記者会見
○20:30 ◇ 7月米企業の人員削減数(チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス社調べ)
○21:30 ◇ 4−6月期米非農業部門労働生産性・速報値
○21:30 ☆ 4−6月期米単位労働コスト・速報値
○21:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数
○22:45 ◎ 7月米製造業PMI改定値
○23:00 ☆ 7月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数
○23:00 ◇ 6月米建設支出
○24:00 ◇ 7月メキシコ製造業PMI
○スイス(建国記念日)、休場

2日
○10:30 ◎ 4−6月期豪PPI
○15:30 ◎ 7月スイスCPI
○15:45 ◇ 6月仏鉱工業生産
○16:30 ◇ 7月スイス製造業PMI
○20:15 ◎ ピル英中銀MPC委員兼チーフエコノミスト、講演
○21:00 ◇ 6月メキシコ失業率(季節調整前)
○21:30 ☆ 7月米雇用統計
○23:00 ◎ 6月米製造業新規受注

※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
271: [] 07/29(月)07:18 ID:Y6U4ZgGI(1/17) AAS
株価指数先物 【週間展望】 ―日米金融政策と米ハイテク決算に注目

 今週の日経225先物は、日米金融政策の行方と米主要ハイテク企業の決算内容を見極める展開になりそうだ。足もとの日経225先物は1200円安となった7月12日以降、株安に歯止めがかからず、25日には1390円安と大きく売られた。支持線として期待された75日移動平均線を割り込み、週末には一時3万7330円と5月末以来の水準まで下落した。ボリンジャーバンドの-2σを下回る水準まで調整し、売られ過ぎ感が台頭する一方で、-3σと200日線が位置する3万6000円処が意識されやすい。

 26日の米国市場では、主要な株価指数が上昇した。米当局がインフレ指標として注目する6月の米個人消費支出(PCE)コア価格指数は前月比0.2%上昇と小幅な伸びで、予想に一致した。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利を据え置くとの見方が大勢だか、9月にも利下げを開始するとの観測が強まった。

 26日取引終了後の日経225先物ナイトセッションは、日中比510円高の3万8200円で終え、-2σを上回っている。週足の-1σを上回ってきており、3万8000円処での底堅さを見極める流れとなり、レンジとしては週足の-2σが位置する3万7000円から75日線、13週線水準の3万9000円によるレンジが意識されやすい。26日の米国市場が上昇したことで、まずは3万9000円辺りの戻りを試す展開になりそうだ。

 先週は政治家による円安是正発言が相次ぐなか、日銀金融政策決定会合で利上げに踏み切るとの観測が高まり、一時1ドル=152円台と円高が進行した。日米金利差の縮小に伴う持ち高調整が勢いを増し、下へのバイアスが強まる形となった。日銀会合では足もとの株安を受けて政策金利を据え置くと考えられる。日米ともに政策金利は据え置くとみられ、リバランスの動きが期待されやすい。

 ただし、急ピッチの下落によって、センチメントは悪化している。これまで相場を牽引していたハイテク株の底入れを見極める必要もあり、積極的なリバウンド狙いのロングは手控えられよう。そのため、3万9000円接近では戻り待ち狙いのショートが入りやすいほか、同水準を捉えられないと自律反発の域は脱せないだろう。

 日米金融イベント前には買い戻しが入りやすいことに加え、月末のリバランス期待もあり、押し目狙いのロング対応としつつも、3万9000円に接近する局面ではニュートラルになりそうだ。また、週足では先週の下げによって4月半ばの急落局面以降、支持線として機能していた-1σを割り込んだ。ナイトセッションで同水準を回復しているものの、3万8000円を下回ってくると、持ち高調整が強まる可能性も意識しておきたい。

 今週は米国で、アップル<AAPL>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>、インテル<INTC>、ラムリサーチ<LRCX>、クアルコム<QCOM>などハイテク企業の決算発表が予定されている。日米金融イベント待ちで積極的に動きにくいところだが、米ハイテク企業の決算が評価されるようだと、東京市場でも指数インパクトの大きい値がさハイテク株を見直す動きが強まる可能性もある。その場合はややロングが強まることになろう。
272: [] 07/29(月)07:20 ID:Y6U4ZgGI(2/17) AAS
 先週末のNT倍率は先物中心限月で13.95倍に低下した。11日の14.47倍を直近高値に、ハイテク株の売りに対してバリュー株買いのローテーションが強まるなか、18日に14.00倍を下回った。その後は日米金利差縮小に伴う持ち高調整が強まり、TOPIX型のインデックス売りも断続的に入ったため、足もとでは13.90倍〜14.00倍辺りでの推移となった。今週も同水準での推移が続くとみられるが、米ハイテク企業の決算次第ではトレンドが出てくる展開も意識しておきたい。

 26日のVIX指数は16.39(前日は18.46)に低下した。米大型テック株の決算が嫌気されるなか、足もとで上へのトレンドを強めており、25日には一時19.36まで上昇する場面もみられた。FOMCを受けて低下をみせてくる可能性はあるが、方向性としては4月19日に付けた高値21.36辺りが意識されやすい。20.00を上回ってくる局面があるようだと、慎重姿勢に向かいやすいだろう。

 7月第3週(7月16日-19日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では4週ぶりの売り越しであり、売り越し額は8110億円(7月第2週は9786億円の買い越し)だった。なお、現物は2459億円の売り越し(同1288億円の買い越し)と4週ぶりの売り越しであり、先物は5650億円の売り越し(同8497億円の買い越し)と4週ぶりに売り越した。個人は現物と先物の合算で3864億円の買い越しで、2週連続の買い越し。信託銀行は現物と先物の合算で410億円の買い越しとなり、9週ぶりの買い越しだった。

 経済スケジュールでは、30日に6月完全失業率、米国5月S&Pケースシラー住宅価格、米国7月コンファレンスボード消費者信頼感指数、米国6月JOLTS求人件数、31日に6月鉱工業生産、日銀金融政策決定会合(終了後に政策金利を発表)、植田日銀総裁記者会見、中国7月製造業PMI、米国7月ADP雇用統計、FOMC(終了後に政策金利を発表)、8月1日に中国7月財新製造業PMI、イングランド銀行(BOE)政策金利、米国7月ISM製造業景気指数、2日に米国7月雇用統計、米国6月製造業新規受注などが予定されている。
273: [] 07/29(月)07:21 ID:Y6U4ZgGI(3/17) AAS
29日のイベントスケジュール(時間は日本時間)

<国内>
特になし

<海外>
○17:30 ◇ 6月英消費者信用残高(予想:13億ポンド)
○17:30 ◇ 6月英マネーサプライM4

※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
274: [] 07/29(月)08:05 ID:Y6U4ZgGI(4/17) AAS
東京為替見通し=ドル円、30−31日の日・米金融政策決定会合控え動きづらい展開か

 26日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、米10年債利回りが4.26%台まで上昇したこともあり154.74円まで上昇した後、予想通りの6月米PCEデフレーターを受けて10年債利回りが4.18%台まで低下したことで153.15円まで反落した。ユーロ円は168.01円から166.36円まで下落したが、その後は167円台を回復した。ユーロドルは日本時間夕刻の安値1.0842ドルから1.0868ドルまで上昇した。

 本日の東京外国為替市場のドル円は、30-31日の日・米金融政策決定会合を控えて動きづらい展開が予想される。

 ドル円は、日銀金融政策決定会合での追加利上げへの警戒感から、円売り持ちポジションの手仕舞いが進んでおり、7月3日の1986年12月以来の高値161.95円から昨日は151.94円まで10.01円の下落幅を記録した。
 ドル円の151円台での支持線は、2023年11月13日の高値151.91円、今年5月2日未明の本邦通貨当局によるドル売り・円買い介入の後に付けた5月3日の安値151.86円、そして200日MAが位置する151.59円付近となる。

 日銀金融政策決定会合で、国債買い入れの減額計画が3兆円程度となり、0.15%程度の追加利上げが決定された場合、ドル円は150円割れが想定される。
 逆に、追加利上げが見送られた場合、国債買い入れの減額計画の幅(3兆円〜5兆円)次第だが155円方向への上昇が見込まれるものの、8月1日午前3時の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を控えて、上値は限定的だと思われる。

 利上げが見送られるという見通しの背景には、実質賃金の伸びが5月まで26カ月連続で前年比マイナスとなっていること、1-3月期実質国内総生産(GDP)がマイナス圏に沈んでおり、デフレギャップが解消されていないこと、などが挙げられる。

 しかし、政治的圧力が、日銀の利上げへの警戒感を高めている。
 7月17日、河野デジタル相は、円の価値を高め、エネルギーや食料品のコストを引き下げるために「日銀は政策金利を引き上げる必要がある」と発言した。ドル円は155.38円まで下落したが、「日銀に対して利上げを直接求めているわけではない。金利が上がれば円高になるという理論を申し上げただけだ」との釈明を受けて157円台に戻した。

 7月19日、岸田首相は「金融政策の正常化が経済ステージの移行を後押しする。日銀とも経済の大局観を共有しつつ、緊密に連携していく」と述べ、金融政策正常化を要請した、

 7月22日、茂木自民党幹事長は、日銀について「段階的な利上げの検討も含めて金融政策を正常化する方針をもっと明確に打ち出す必要がある」と語り、過度な円安の是正へ分かりやすい情報発信を求め、さらに「日本経済再生で強くて安定した円を作ることが必要」と述べたことで、円高要因になった。
275: [] 07/29(月)08:16 ID:Y6U4ZgGI(5/17) AAS
株価指数先物【寄り前】 買い一巡後は3万8000円辺りでの底固め

大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 38200 +510 (+1.35%)
TOPIX先物 2731.5 +31.0 (+1.14%)
シカゴ日経平均先物 38235 +545
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 26日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。米当局者がインフレ指標として注目する6月の米個人消費支出(PCE)コア価格指数は前月比0.2%上昇と小幅な伸びとなり、予想に一致した。前年同月比では2.6%上昇と前月と同じで、およそ3年ぶりの低い水準が続いている。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利を据え置くとの予想が大勢だか、9月にも利下げを開始するとの観測が強まった。

 決算が評価された3M<MMM>が22%超上昇したほか、マイクロソフト<MSFT>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>、セールスフォース<CRM>などが買われ、NYダウを押し上げた。S&P500業種別指数は耐久消費財・アパレル、保険、資本財、不動産、素材が上昇した一方で、電気通信サービス、自動車・同部品の2セクターが下落。

 シカゴ日経平均先物(9月限)清算値は、大阪比545円高の3万8235円だった。日経225先物(9月限)のナイトセッションは日中比120円高の3万7810円で始まり、直後に付けた3万7780円を安値にリバウンド基調を強め、ほどなくして3万8000円を回復した。米国市場の取引開始後は3万7930円〜3万8200円辺りで推移し、中盤にかけて3万8260円まで買われる場面もみられた。買い一巡後は3万8040円まで軟化したものの、終盤にロング優勢となり、3万8200円でナイトセッションの取引を終えた。

 日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、買い優勢で始まりそうだ。米国ではPCEの結果を受けて利下げ観測が高まり、景気敏感株のほか足もとで調整が目立っていたハイテク株の買い戻しがみられた。エヌビディア<NVDA>も小幅ながら4日ぶりに反発しており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の支援材料になりうそうだ。

 また、日経225先物は26日の日中取引で3万7600円まで売られ、ボリンジャーバンドの-2σ(3万7670円)を下回った。売られ過ぎが意識されてくるなか、ナイトセッションでは+2σを上回って推移し、週足では-1σ(3万8030円)を回復した。4月半ばの急落以降、週足の-1σが支持線として意識されていたこともあり、3万8000円辺りでの底固めの動きになりそうだ。

 足もとでの大幅な下落によってセンチメントは悪化しいる。日米金融政策の行方を見極めたいほか、本格化する決算発表のなかでは、積極的にポジションを積み増す動きは限られるとみられる。買い一巡後は戻り待ち狙いのショートも意識されやすく、3万8000円をボトムとした押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

 オプション権利行使価格の3万8250円を中心とした上下の権利行使価格、3万8000円から3万8500円辺りのレンジを想定する。3万8500円を捉えてくる局面ではショートカバー狙いの動きもありそうだが、-1σが位置する3万8830円辺りで強弱感が対立しやすい。

 先週末のNT倍率は先物中心限月で13.95倍に低下した。足もとでは13.90倍〜14.00倍辺りで推移しているが、今週も同水準での保ち合いになりそうだ。本日は米ハイテク株が買われた流れを受けてNT倍率は上昇する可能性はあるものの、明確なトレンドは期待しづらいだろう。

 26日のVIX指数は16.39(前日は18.46)に低下した。足もとで上へのトレンドを強めており、25日には一時19.36まで上昇す
276: [] 07/29(月)08:17 ID:Y6U4ZgGI(6/17) AAS
る場面もみられたが、この日はPCEの結果を受けて低下した形である。ただし、方向性としては4月19日に付けた高値21.36辺りが意識されやすく、20.00を上回ってくる局面があるようだと、やや慎重姿勢に傾く可能性がありそうだ。
277: [sage] 07/29(月)12:02 ID:Y6U4ZgGI(7/17) AAS
株価指数先物【昼】 -1σ接近でショートの動きや円高が重荷に

 日経225先物は11時30分時点、前日比700円高の3万8390円(+1.85%)前後で推移。寄り付きは3万8350円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万8235円)を上回り、ギャップアップから始まった。現物の寄り付き時に3万8220円まで上げ幅を縮めたが、その後はロング優勢の動きが強まり、中盤にかけて3万8710円まで買われる場面もみられた。ただし、買い一巡後は軟化し、終盤にかけては寄り付き水準まで上げ幅を縮めている。

 米国では6月の米個人消費支出(PCE)コア価格指数の結果を受けて、9月にも利下げを開始するとの観測が強まった。景気敏感株のほか、足もとで調整をみせていたハイテク株が買われた流れを引き継ぐ形から、東京市場においても指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均株価を牽引した。日経225先物は中盤にかけて上げ幅を広げたが、ボリンジャーバンドの-1σ(3万8880円)に接近してきたことで、戻り待ち狙いのショートも入りやすいところであろう。また、為替市場では円相場が1ドル=153円前半と、再び円高に振れてきたことから、ロング解消の動きも入ったと考えられる。

 NT倍率は先物中心限月で13.96倍に上昇した。13.98倍で始まり、一時14.03倍を付けたが、その後は先週末の終値水準での推移となった。引き続き直近の保ち合いレンジ内での推移であり、スプレッド狙いの動きはみられていない。
278: [sage] 07/29(月)19:39 ID:Y6U4ZgGI(8/17) AAS
【相場の細道】因縁の二人:イエレン米財務長官とトランプ前米大統領

1.(2017年)トランプ第45代米大統領とイエレン第15代FRB議長
 1946年6月14日、トランプ第45代米大統領は、米国ニューヨーク州クイーンズ地区で誕生した。13歳の時、素行不良でニューヨーク・ミリタリー・アカデミー(陸軍幼年学校)に転校させられ、ペンシルバニア大学で経営学士号を取得し、父親が経営していた不動産会社エリザベス・トランプ・アンド・サンに入社した。
 2017年、第45代米国大統領に就任した。
 1946年8月13日、イエレン第15代FRB議長は、米国ニューヨーク州ブルックリン地区で誕生した。ブルックリンのフォート・ハミルトン高校を首席で卒業し、ブラウン大学経済学部を卒業、ハーバード大学経済学部の助教授となった。ノーベル経済学賞者のトービン・エール大学教授の秘蔵っ子として、中央銀行は失業率の低下に貢献できる、という信念を引き継いだ。
 2004年にサンフランシスコ連銀総裁、2014年、初の女性議長として第15代FRB議長に就任した。
 2017年1月、1946年にニューヨーク州の隣接した地域で誕生した二人は、70歳でホワイトハウスで相見えることになる。
 3月、イエレンFRB議長は、トランプ米大統領の要請を無視して追加利上げを継続した。

2. (2024年)トランプ前大統領とイエレン米財務長官
 4月23日、トランプ前大統領は、「ドル高は大惨事(disaster)」と批判した。そして、円安・ドル高の進行により米企業がビジネスを失い、外国での工場建設を余儀なくされると指摘し、こうした為替相場はバイデン大統領が事態を放置している証拠であり、日本や中国などの国々は今や米国をばらばらにする、と批判した。
 7月16日、トランプ氏は、「ドル高は大問題(big currency problem)」と述べた。
 足元の外国為替相場に関し「対ドルでの円安や人民元安がはなはだしい」と指摘して、米国の輸出企業にとって「すさまじい負担だ」との懸念を示した。その上で、米国製自動車の輸入が進まず、対米貿易黒字を抱える日本に対し「不作法だ」と不満を漏らした。

 7月25日、イエレン米財務長官はトランプ前大統領の強いドル批判について問われ、主要7カ国(G7)中央銀行・財務相会合のコミットメントを引き合いに「為替レートは市場で決定されるべき」だとの見解を示した。
 「米国では数年前から、金融引き締め政策が敷かれており、金利が他国より高い水準にある。そのために資金が流入し、ドルが強くなる。強い経済とインフレ抑制政策のためにこうした状況は当然予想されるものだ。システムはこのように機能するべきものだ」と述べた。
 米国も一員であるG7は市場で決定される為替レートにコミットしており、介入は不自然なボラティリティーが起きた例外的な状況においてのみ、パートナー国との協議の上で、まれに行われるべきだ、と指摘した。
 イエレン米財務長官は、仇敵のトランプ前大統領と本邦通貨当局を批判している。
279: [sage] 07/29(月)19:40 ID:Y6U4ZgGI(9/17) AAS
ロンドン為替見通し=スポ末に絡んだフローで上下させられる展開か

 本日のロンドン為替市場では、重要な経済指標や要人講演も予定されておらず、スポット応答日が月末ということに絡んだ実需フローで上下させられることになりそうだ。今週は31日の日米・金融政策公表が最も重要視されており、特に「日銀の金融正常化」に関連した報道には気を付けておきたい。なお、週明け日本株は買いが一気に強まったものの、欧州株は先週末に既に上昇していたため、株高に伴うリスク選好の動きはそれほど期待できないか。

 ロンドン時間の月末フローで目立つことが多い通貨ペアの1つは、ユーロポンドだろう。このところの値動きを振り返ると、今月半ばに約2年ぶりの安値圏となる0.8380ポンド台まで下落した後は下げ渋り、先週末にかけて0.84ポンド半ばまで反発した。今週は8月1日(木)に英中銀が金融政策委員会(MPC)の結果を発表することもあり、いつも以上に値幅を伴った動きとなるかもしれない。

 英MPCについては、一部通信社による直近のエコノミスト調査では0.25%の利下げ予想が優勢。ただし短期金融市場での引き下げ織り込み度は6割にも達していない。6月英消費者物価指数(CPI)でサービス価格指数が高止まりしていたことが、依然としてインフレ警戒感に繋がっているというのが据え置き主張の見方だ。いずれにせよ、MPCメンバーによる投票は僅差になる可能性は高い。

 欧州の地政学リスクの高まりも念頭に入れてはおきたい。ロシアのプーチン大統領は同国海軍記念日にあたる昨日、「米国が長距離ミサイル配備をドイツで実行した場合、ロシアも欧米諸国が射程圏内に入るミサイルを配備する」と警告した。プーチン大統領の発言は、露海軍だけでなく中国やアルジェリア、またインド海軍兵士も参加した式典の演説で出されたものであり、本気度を示しているとも言える。

 また、実現の可能性は低いとされているが、エルドアン・トルコ大統領が28日に発したイスラエルへの介入警告もやや気になるところ。同大統領は2020年に国家分裂状態のリビアに軍事介入したことを例に出し、「イスラエルにも同じことをするだろう」と述べた。自身の支持層でもあるイスラム保守派に寄り添う姿勢を見せるための発言ではあるが、地域情勢の更なる不安定化に繋がってしまうかもしれない。

想定レンジ上限
・ユーロポンド、1日高値0.8499ポンド
・ユーロ円、26日高値168.01円

想定レンジ下限
・ユーロポンド、17日安値0.8383ポンド
・ユーロ円、ピボット・サポート2の165.45円
280: [sage] 07/29(月)19:41 ID:Y6U4ZgGI(10/17) AAS
東京マーケットダイジェスト・29日 円下値堅い・株高

(29日15時時点)
ドル円:1ドル=153.62円(前営業日NY終値比▲0.14円)
ユーロ円:1ユーロ=166.80円(▲0.13円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0860ドル(△0.0004ドル)
日経平均株価:38468.63円(前営業日比△801.22円)
東証株価指数(TOPIX):2759.67(△60.13)
債券先物9月物:143.10円(△0.28円)
新発10年物国債利回り:1.025%(▲0.030%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.15600%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。日経平均先物が上昇して始まったことを背景に早朝から買いが強まり、一時154.35円まで値を上げた。ただ、時間外の米10年債利回りが低下したうえ、本邦輸出企業から東京仲値前にまとまった売りが持ち込まれると失速。先週末安値の153.15円を下抜けて153.02円まで売り込まれた。ただ、153円台をキープすると153円台半ばまで下げ渋るなど、一段安の展開にもならなかった。

・ユーロ円も頭が重い。総じてドル円につれる動きとなり、株高を好感して167.52円まで買いが先行するものの、その後は166.33円まで一転下落した。

・ユーロドルはもみ合い。米長期金利の低下を支えに先週末高値の1.0868ドルを上抜けて1.0870ドルまで上げたが、上値は限られた。東京市場では値幅が19pips程度と狭かった。

・日経平均株価は9営業日ぶりに反発。先週末の米国株が堅調に推移した流れを引き継いで週明けから買いが先行。先週末まで8日続落し、3600円ほど下落していた反動もあり、自律反発的な買いも見られた。

・債券先物相場は続伸。先週末に米インフレの鈍化基調を確認し、週明けも低下幅を広げた米長期金利の動きに追随した。一時143.22円まで上値を伸ばす場面があった。
281: [sage] 07/29(月)19:42 ID:Y6U4ZgGI(11/17) AAS
日経平均は7月が今年の高値になった可能性=みずほ

 みずほ証券のテクニカルリポートでは、日経平均が先週、7月11日に形成した史上最高値42224.02円(終値ベース)からの下落率が10%を超えたことを指摘している。過去のケースからは、10%超下落した場合には高値を更新するのに相当の時間がかかっているとのこと。みずほでは、7月11日が今年の高値になった可能性が高いとコメント。この先も値幅を伴い上下することが予想されるとしており、9月、10月は史上最高値から15%から20%超下落する可能性が高いと考えている。
282: [sage] 07/29(月)19:43 ID:Y6U4ZgGI(12/17) AAS
原油在庫は当面低位水準へ=SMBC日興

 SMBC日興証券では、2023年春以降、OPECプラスによる減産を背景に、世界全体の原油供給が伸び悩んでいると指摘。2024年には経済減速で需要の伸びが鈍化するものの、米国による増産ペース鈍化やOPECプラスによる減産継続で世界全体の供給が抑えられ、原油在庫が27億バレルまで縮小する見通しとのこと。2025年には、サウジアラビアなどの自主減産縮小によって世界全体の供給が増加するものの、非OECD諸国を中心に需要も増加する見通し。SMBC日興では、原油在庫はコロナ禍前の29億バレルには届かず、27億バレル前後でこう着すると予想している。
283: [sage] 07/29(月)19:44 ID:Y6U4ZgGI(13/17) AAS
中国1−6月の工業企業利益は3.5%増=国家統計局

 中国の国家統計局が27日に発表した統計によると、2024年1−6月の工業企業(年間売上高2000万元以上の企業)の税引き前利益は前年同期比3.5%増の3兆5110億3000万元だった。増加率は1−5月の3.4%から0.1ポイント拡大した。

 業種別では、非鉄金属精錬・圧延加工が78.2%増、電力・熱供給が27.2%増、コンピューター・通信・その他の電子設備製造が24.0%増、紡織が19.3%増、農産物加工が19.2%、増自動車製造が10.7%増、石油・天然ガス採掘が7.5%増、汎用設備製造が3.6%増、化学原料・化学製品製造が2.3%増となった。一方、専用設備製造が4.2%減、電気機械・器材製造が8.0%減、石炭採掘・選炭が24.8%減、非金属鉱物製品製造が49.9%減、石油・石炭・その他の燃料加工と鉄金属精錬・圧延加工が赤字転落。

 6月単月の税引き前利益は前年同月比3.6%増だった。
284: [sage] 07/29(月)19:45 ID:Y6U4ZgGI(14/17) AAS
株価指数先物【引け後】 3万8000円から3万9000円のレンジを想定

大阪9月限
日経225先物 38450 +760 (+2.01%)
TOPIX先物 2752.5 +52.0 (+1.92%)

 日経225先物(9月限)は前日比760円高の3万8450円で取引を終了。寄り付きは3万8350円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万8235円)を上回り、ギャップアップから始まった。現物の寄り付き時に付けた3万8220円を日中安値に、その後はロングが強まり、前場中盤にかけて3万8710円まで買われる場面もみられた。買い一巡後は軟化し、前場終盤にかけては3万8350円と寄り付き水準まで上げ幅を縮めたものの、ランチタイムで再びリバウンド基調となり、後場は3万8550円〜3万8650円辺りの高値圏での保ち合いが続いた。ただし、終盤に3万8670円まで買われたが前場の高値は超えられず、引けにかけてはロング解消の動きが優勢となり、3万8450円まで上げ幅を縮めた。

 米国では6月の米個人消費支出(PCE)コア価格指数の結果を受けて、9月にも利下げを開始するとの観測が強まった。景気敏感株のほか、足もとで調整をみせていたハイテク株が買われた流れを引き継ぐ形で、東京市場でも指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均株価を牽引した。日経225先物は前場中盤にかけての上昇でボリンジャーバンドの-1σ(3万8850円)に接近してきたことで、戻り待ち狙いのショートも入りやすいところであろう。また、為替市場では円相場が1ドル=153円前半と、再び円高に振れてきたことから、日銀の金融政策決定会合を控えて、利上げに対する警戒からロング解消の動きも入ったと考えられる。

 -2σを支持線としたリバウンドで-1σに接近する形となったが、上げ幅は一時1000円を超えており、自律反発の域は脱していないものの、理想的なリバウンドとなった。もっとも、東証プライムの売買高は16億1100万株ほどにとどまっており、商いを伴ったリバウンドをみせてくるまでは、反動安を警戒するスタンスになりそうである。また、米国ではハイテク株の底入れからの反転を見極めることになるが、足もとで調整が続いていた分、予想を上回る内容となれば、見直しによる強い反応が期待されるだろう。

 まずは、日米の金融会合の結果待ちとなるなか、リバランスが強まるかが注目されるところであろう。また、ハイテク株については、今週は大型テック株の決算を控えていることから、決算を受けた株価反応に影響される展開になりそうである。日経225先物はオプション権利行使価格の3万8500円を中心とした上下の権利行使価格3万8000円から3万9000円のレンジを想定。引き続き3万8000円水準での底固めを意識しておきたい。

 NT倍率は先物中心限月で13.96倍(前日は13.95倍)に上昇した。一時14.03倍を付けたが、その後は先週末の終値水準での推移となった。引き続き直近の保ち合いレンジ内での推移であり、スプレッド狙いの動きはみられていない。

 手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が2万5730枚、ソシエテジェネラル証券が1万8733枚、サスケハナ・ホンコンが8330枚、SBI証券が3638枚、バークレイズ証券が3158枚、JPモルガン証券が2859枚、楽天証券が2215枚、野村証券が2198枚、モルガンMUFG証券が2076枚、ゴールドマン証券が1909枚だった。

 TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が2万7516枚、ソシエテジェネラル証券が2万1974枚、サスケハナ・ホンコンが7086枚、バークレイズ証券が5875枚、JPモルガン証券が5424枚、ゴールドマン証券が4648枚、モルガンMUFG証券が3789枚、ビーオブエー証券が3181枚、シテ
285: [sage] 07/29(月)19:46 ID:Y6U4ZgGI(15/17) AAS
ィグループ証券が1838枚、BNPパリバ証券が1066枚だった。
286: [sage] 07/29(月)19:46 ID:Y6U4ZgGI(16/17) AAS
NY為替見通し=ドル円、ボラティリティは高いまま

 週明けのドル円は東京早朝に一時154.35円まで上昇するも円買い圧力は根強く、先週末の安値を下回る153.02円まで弱含み、その後の戻りは153円後半で抑えられている。

 本日のNYタイムでは主な経済指標や、要人発言など注目イベントは予定されていない。ドル円は米長期金利や米株の動向を眺めながら動きとなりそうだが、今週に日米金融政策イベントを控え神経質な動きが続く可能性がある。ドル円は7月3日に約37年半ぶりの高値となる161.95円から先週は一時152円割れと10円ぐらい下落した。値幅の調整も大きく感じるが、これまで円売りが一方通行で積み上がってきたことを考えると過大とも言えないだろう。

 先週のドル円の動きからは、今週の日銀金融政策決定会合での追加利上げへの期待が高まり過ぎたという感じもあるが、7月のドル円の下落はこれまでドル円の上昇局面で何度も見られた短期的な調整とは違うとの声も出ており、ドル円が一段と下方向へ値動きを強める警戒感が残されている。先週のドル円の値動きが大きかったこともあり、徐々に日米金融政策イベント待ちで手控えムードが広がりそうだが、ドル円のボラティリティは高いままで日銀関連の観測報道・関係者発言などによる荒い動きが続く可能性もある。

・想定レンジ上限
 ドル円、本日これまでの高値154.35円や26日の高値154.74円が上値めど。

・想定レンジ下限
 ドル円、本日これまでの安値153.02円や25日安値151.94円が下値めど。
287: [sage] 07/29(月)21:30 ID:Y6U4ZgGI(17/17) AAS
NY株見通し−今週はピークを迎える決算発表や7月雇用統計などの経済指標に注目

 今週のNY市場は決算発表と経済指標に注目。先週はダウ平均が0.75%高と4週続伸し、小型株指数のラッセル2000は3.47%高と大幅に3週続伸した一方、S&P500が0.83%安、ナスダック総合が2.08%安とともに2週続落となった。決算が嫌気されたテスラやアルファベットが大幅安となりハイテク株が軟調に推移した一方、米国経済のソフトランディング期待や米連邦準備理事会(FRB)による年内3回の利下げ見通しを背景に小型株や景気循環株への資金ローテーションが続いた。金曜日に発表された6月個人消費支出 (PCE) 価格指数は前年比+2.5%と5月分の+2.6%から伸びが鈍化し、前月比でも+0.1%と予想と一致した。FRBがインフレ指標として注目するPCE 価格指数の鈍化を受けて利下げ期待が一段と上昇。CMEのフェド・ウォッチ・ツールの年内3回の利下げ確率は1週間前の52%から66%に上昇した。

 今週は発表のピークを迎える第2四半期決算発表や7月雇用統計などの経済指標に注目が集まる。第2四半期決算はS&P500採用の160銘柄以上が発表予定で、火曜日引け後のマイクロソフト、水曜日引け後のメタ、木曜日引け後のアップル、アマゾンなどのメガキャップの発表が予定されるほか、マクドナルド、スターバックス、ボーイング、クアルコム、アムジェン、インテル、シェブロン、エクソン・モービルなど注目企業の発表が続く。経済指標では火曜日に6月JOLTS求人件数、水曜日に7月ADP民間部門雇用者数、木曜日に7月ISM製造業購買担当者景気指数 (PMI)、金曜日に7月雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均賃金)が発表されるほか、水曜日午後には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が公表される。FOMCでは政策金利の据え置きが確実視されているが、市場では9月、11月、12月の3回の利下げ見通しが強まっており、会合後に予定されるパウエルFRB議長の記者会見が注目される。

 今晩の米経済指標・イベントは7月ダラス連銀製造業景況指数。企業決算は寄り前にオン・セミコンダクター、マクドナルド、引け後にF5ネットワークス、ウェルタワーなどが発表予定。
288: [sage] 07/30(火)06:54 ID:LYe1Q6QC(1/8) AAS
AA省
289: [sage] 07/30(火)06:55 ID:LYe1Q6QC(2/8) AAS
NYマーケットダイジェスト・29日 株まちまち・金利低下・ドル買い戻し

(29日終値)
ドル・円相場:1ドル=154.02円(前営業日比△0.26円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=166.67円(▲0.26円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0821ドル(▲0.0035ドル)
ダウ工業株30種平均:40539.93ドル(▲49.41ドル)
ナスダック総合株価指数:17370.20(△12.32)
10年物米国債利回り:4.17%(▲0.02%)
WTI原油先物9月限:1バレル=75.81ドル(▲1.35ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=2377.8ドル(▲3.2ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ユーロドルは3日ぶりに反落。独長期金利の低下などを手掛かりにユーロ売り・ドル買いが先行。一時は4.14%台まで低下した米10年債利回りが4.18%台まで低下幅を縮めると全般ドル買い戻しも優勢となり、23時30分過ぎに一時1.0803ドルと日通し安値を付けた。市場では「前週までに発表されたユーロ圏の景気指標を受け、米国と比べたユーロ圏景気の相対的な弱さが意識されている」との声が聞かれた。
 ただ、一目均衡表基準線が位置する1.0807ドルや雲上限1.0776ドルがサポートとして意識されると1.0826ドル付近まで下げ渋った。

・ドル円は反発。アジア時間に一時153.02円と日通し安値を付けたものの、欧米市場に入ると買い戻しが優勢に。米長期金利が低下幅を縮小したことなどが相場を下支えし、23時前に154.21円付近まで持ち直した。ただ、アジア時間に付けた日通し高値154.35円を上抜けることは出来なかった。
 もっとも、この日は主要な米経済指標の発表がなかったうえ、30−31日の日銀金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて積極的な売買は手控えられた。

・ユーロ円は続落。ただ、NY市場に限れば狭いレンジでのもみ合いに終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに小反落。主要企業の決算やFOMCなど重要イベントを前に様子見ムードが広がると、前週末終値付近でのもみ合いに終始した。市場では「マイクロソフトやメタ、アマゾン・ドット・コム、アップルなどIT大手の四半期決算の内容を見極めたいとの思惑が広がった」との指摘があった。
 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に続伸。

・米国債券相場で長期ゾーンは3日続伸。米連邦準備理事会(FRB)が9月にも利下げを開始するとの見方が相場を下支えしたものの、30−31日のFOMCを前に大きな方向感は出なかった。

・原油先物相場は続落。中東情勢を巡る地政学リスクがやや後退したことを受け、供給不安が和らいだとの見方から売りが出た。

・金先物相場は小反落。週末に中国の金需要減退を示す統計が明らかになり、相場を圧迫した。一方で、米長期金利が低下したことで金利を生まない資産である金の投資妙味を意識した買いが入る場面も見られた。
290: [sage] 07/30(火)06:56 ID:LYe1Q6QC(3/8) AAS
米、7−9月の政府借入予想額7400億ドルに引き下げ

 米財務省が29日発表した7−9月の借り入れ予想額は7400億ドルとなり、従来予想の8470億ドルから引き下げられた。
291: [sage] 07/30(火)06:57 ID:LYe1Q6QC(4/8) AAS
30日のイベントスケジュール(時間は日本時間)

<国内>
○日銀金融政策決定会合(1日目)
○08:30 ◎ 6月完全失業率(予想:2.6%)
○08:30 ◎ 6月有効求人倍率(予想:1.24倍)

<海外>
○10:30 ◎ 6月豪住宅建設許可件数(予想:前月比▲1.5%)
○14:30 ◇ 6月仏消費支出(予想:前月比0.2%)
○14:30 ◎ 4−6月期仏国内総生産(GDP)速報値(予想:前期比0.2%)
○16:00 ◇ 7月スイスKOF景気先行指数(予想:102.4)
○17:00 ☆ 4−6月期独GDP速報値(季節調整済、予想:前期比0.1%/前年同期比横ばい)
○17:00 ☆ 4−6月期独GDP速報値(季節調整前、予想:前年同期比0.3%)
○18:00 ◎ 7月ユーロ圏経済信頼感指数(予想:95.4)
○18:00 ◎ 7月ユーロ圏消費者信頼感指数(確定値、予想:▲13.0)
○18:00 ☆ 4−6月期ユーロ圏GDP速報値(予想:前期比0.2%/前年比0.5%)
○21:00 ◎ 7月独消費者物価指数(CPI)速報値(予想:前月比0.2%/前年比2.2%)
○21:00 ◎ 4−6月期メキシコGDP速報値(予想:前期比0.4%/前年比2.3%)
○22:00 ◇ 5月米住宅価格指数(予想:前月比0.2%)
○22:00 ◎ 5月米ケース・シラー住宅価格指数(予想:前年比6.7%)
○23:00 ◎ 6月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数(予想:800.0万件)
○23:00 ◎ 7月米消費者信頼感指数(予想:99.7)
○米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目

※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
292: [sage] 07/30(火)08:04 ID:LYe1Q6QC(5/8) AAS
東京為替見通し=本日は日・米金融政策決定会合1日目、月末絡みの取引に終始か

 29日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、米長期金利が低下幅を縮小したことなどで、アジア時間の安値153.02円から154.21円付近まで持ち直した。ユーロドルは、米10年債利回りが4.14%台から4.18%台まで低下幅を縮めたことで1.0803ドルまで下落した。

 本日の東京外国為替市場のドル円は、本日から日・米金融政策決定会合が始まり、明日発表される日銀金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を控えて動きづらい展開が予想される中、月末に向けた売り買いをこなしていく展開が予想される。

 日銀がインフレ目標2%の目安として注視しているコア消費者物価指数(CPI)の6月分は前年比+2.6%だったが、明日の日銀金融政策決定会合で、政策金利(0-0.10%)が0.15%引き上げられるサプライズの確率は40%程度となっている。

 米連邦準備理事会(FRB)がインフレ目標2%の目安として注視しているPCEデフレーターの6月分は前年比+2.5%だったが、明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利(5.25-50%)が0.25%引き下げられるサプライズの確率は4%程度となっている。

 本日から開催される日銀金融政策決定会合では、岸田首相やポスト岸田候補の河野デジタル相、茂木自民党幹事長による日銀への金融政策正常化を要請するかのような発言を受けて、国債買い入れの減額計画に加えて、追加利上げの可能性が警戒されている。

 政治日程と絡めれば、自民党総裁選挙は、岸田総裁の任期が満了する9月末の前の10日以内、9月20日から29日までの間に実施される。
 そして、日銀金融政策決定会合は9月19-20日に予定されており、日銀が追加利上げを目論んでいるのならば、9月20日よりも明日7月31日の方が無難なのかもしれない。

 植田日銀総裁は、6月会合後の記者会見で、「先行き、基調的な物価上昇率が見通しに沿って2%に向けて上昇していけば、政策金利を引き上げ、金融緩和度合いを調整していくことになると考えている」と述べていた。

 すなわち、明日、0.15%程度の政策金利引き上げと金融緩和度合いの調整としての国債買い入れの減額計画の同時実施があり得る可能性を示唆していた。
 そして、植田日銀総裁は6月18日の国会での発言を最後に、異例ともいえる沈黙を保っており、市場に疑心暗鬼を生み出す要因となっている。

 ドル円は、利上げと相応の国債買い入れ減額が決定された場合、長期的な攻防の分岐点である200日移動平均線(151.61円)を下抜けて150円を割り込むシナリオが予想される。

 しかし、利上げが見送られた場合、155円を上抜けて上昇することが予想されるものの、FOMC声明を日本時間8月1日の午前3時に控えていることで、上値は限定的だと思われる。
 そして、FOMC声明で、現状の金融政策の維持が決定され、パウエルFRB議長が慎重なスタンスを堅持した場合、今年の本邦通貨当局の円買い介入ゾーンである157円〜161円に向けた上昇が見込まれることになる。
293: [sage] 07/30(火)08:08 ID:LYe1Q6QC(6/8) AAS
株価指数先物【寄り前】 日米金融イベントの結果待ち

大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 38290 -160 (-0.41%)
TOPIX先物 2746.0 -6.5 (-0.23%)
シカゴ日経平均先物 38330 -120
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 29日の米国市場は、NYダウが下落した一方で、 S&P500、ナスダックは上昇。30日〜31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、様子見ムードが広がった。また、今週はマイクロソフト<MSFT>、メタプラットフォームズ<META>、アップル<AAPL>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>、インテル<INTC>、ラムリサーチ<LRCX>、クアルコム<QCOM>などのハイテク企業の決算発表が予定されている。決算内容を見極めたい市場参加者は多く、積極的な売買が手控えられるなか、持ち高調整の売りが出やすかった。S&P500業種別指数は自動車・同部品、消費者サービス、耐久消費財・アパレルが上昇した半面、半導体・同製造装置、銀行、エネルギーが下落。

 シカゴ日経平均先物(9月限)清算値は、大阪比120円安の3万8330円だった。日経225先物(9月限)のナイトセッションは日中比30円安の3万8420円で始まり、その後は緩やかなリバウンドをみせ、一時3万8550円まで買われた。買い一巡後は3万8430円〜3万8550円と日中終値を挟んで保ち合ったが、米国市場の取引開始後にレンジを下放れ、3万8170円まで売られた。売り一巡後はプラス圏を回復する場面もみられたが上値は重く、終盤にかけて3万8350円を挟んだ膠着が続き、3万8290円でナイトセッションの取引を終えた。

 日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り優勢で始まりそうだ。米国同様、国内でも日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとの様子見姿勢が強まりそうだ。FOMCでは金利は据え置かれると予想されており、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、9月の利下げに向けたシグナルを発信するとみられている。日銀会合でも金利が据え置かれるとの市場関係者の予想は7割を超えているようであり、次回10月の利上げ予想が多い。

 また、米国では30日にマイクロソフトの決算発表が予定されており、その後も連日で大型テック株の決算が控える。東京市場に与える影響は大きいとみられ、これら決算を見極めたいところだろう。そのため、日経225先物は3万8000円処での底堅さは意識されるものの、ボリンジャーバンドの-1σが位置する3万8810円を捉えてくる相場展開は考えにくい。昨日のリバウンドで若干ながらロングが積み上がっているとみられ、ポジションをニュートラルに戻すためのロング解消の動きもありそうだ。

 そのほか、ナスダック指数は続伸したが、テスラ<TSLA>が買われた影響が大きい。エヌビディア<NVDA>など半導体株は弱く、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷となる可能性がある。日経225先物はオプション権利行使価格の3万8250円を中心とした上下の権利行使価格3万8000円から3万8750円処のレンジを想定する。日米金融イベント通過後のアク抜けを期待した押し目狙いのロング対応になろう。

 昨日のNT倍率は先物中心限月で13.96倍(前日は13.95倍)に上昇した。一時14.03倍を付けたが、その後は先週末の終値水準での推移となった。引き続き13.90倍〜14.03倍の直近の保ち合いレンジ内での推移であり、スプレッド狙いの動きはみられていない。

 29日のVIX指数は16.60(前日は16.39)に上昇した。FOMCを前に大きな動きはなく、前日の終値を挟んでの推移となった。FOMC通過後に
294: [sage] 07/30(火)08:08 ID:LYe1Q6QC(7/8) AAS
株価指数先物【寄り前】 日米金融イベントの結果待ち

大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 38290 -160 (-0.41%)
TOPIX先物 2746.0 -6.5 (-0.23%)
シカゴ日経平均先物 38330 -120
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 29日の米国市場は、NYダウが下落した一方で、 S&P500、ナスダックは上昇。30日〜31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、様子見ムードが広がった。また、今週はマイクロソフト<MSFT>、メタプラットフォームズ<META>、アップル<AAPL>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>、インテル<INTC>、ラムリサーチ<LRCX>、クアルコム<QCOM>などのハイテク企業の決算発表が予定されている。決算内容を見極めたい市場参加者は多く、積極的な売買が手控えられるなか、持ち高調整の売りが出やすかった。S&P500業種別指数は自動車・同部品、消費者サービス、耐久消費財・アパレルが上昇した半面、半導体・同製造装置、銀行、エネルギーが下落。

 シカゴ日経平均先物(9月限)清算値は、大阪比120円安の3万8330円だった。日経225先物(9月限)のナイトセッションは日中比30円安の3万8420円で始まり、その後は緩やかなリバウンドをみせ、一時3万8550円まで買われた。買い一巡後は3万8430円〜3万8550円と日中終値を挟んで保ち合ったが、米国市場の取引開始後にレンジを下放れ、3万8170円まで売られた。売り一巡後はプラス圏を回復する場面もみられたが上値は重く、終盤にかけて3万8350円を挟んだ膠着が続き、3万8290円でナイトセッションの取引を終えた。

 日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り優勢で始まりそうだ。米国同様、国内でも日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとの様子見姿勢が強まりそうだ。FOMCでは金利は据え置かれると予想されており、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、9月の利下げに向けたシグナルを発信するとみられている。日銀会合でも金利が据え置かれるとの市場関係者の予想は7割を超えているようであり、次回10月の利上げ予想が多い。

 また、米国では30日にマイクロソフトの決算発表が予定されており、その後も連日で大型テック株の決算が控える。東京市場に与える影響は大きいとみられ、これら決算を見極めたいところだろう。そのため、日経225先物は3万8000円処での底堅さは意識されるものの、ボリンジャーバンドの-1σが位置する3万8810円を捉えてくる相場展開は考えにくい。昨日のリバウンドで若干ながらロングが積み上がっているとみられ、ポジションをニュートラルに戻すためのロング解消の動きもありそうだ。

 そのほか、ナスダック指数は続伸したが、テスラ<TSLA>が買われた影響が大きい。エヌビディア<NVDA>など半導体株は弱く、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷となる可能性がある。日経225先物はオプション権利行使価格の3万8250円を中心とした上下の権利行使価格3万8000円から3万8750円処のレンジを想定する。日米金融イベント通過後のアク抜けを期待した押し目狙いのロング対応になろう。

 昨日のNT倍率は先物中心限月で13.96倍(前日は13.95倍)に上昇した。一時14.03倍を付けたが、その後は先週末の終値水準での推移となった。引き続き13.90倍〜14.03倍の直近の保ち合いレンジ内での推移であり、スプレッド狙いの動きはみられていない。

 29日のVIX指数は16.60(前日は16.39)に上昇した。FOMCを前に大きな動きはなく、前日の終値を挟んでの推移となった。FOMC通過後に
295: [sage] 07/30(火)08:09 ID:LYe1Q6QC(8/8) AAS
てす
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