【安価・コンマ】スリーパーの♀ポケハーレム道【ポケモン】 (81レス)
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77: ◆G2aNwiKou2 [saga] 2022/12/24(土)10:03 ID:LUNCbH0N0(5/8) AAS
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ラルトス「やっぱり、おじさんって強いですね……♡」
スリーパー「ま、まあ……」
道中、テリトリーを侵されたと感じたポケモンが何匹か襲い掛かってきた。
特に相性も悪くないタイプだったため難なくサイコカッターで撃退できたのだが、それからなんかラルトスの目線がより熱くなった。
嬉しいのだが、すこし恥ずかしい。
別に、大したことでも何でもないんだが……
そう言えばラルトスと出会う前と比べて、若かったあの頃の力が戻って来ているのを感じる。
バトルを重ねた事で技のキレも取り戻し、身体を巡るサイコパワーの流れも格段に爽やかになった。
やはり、力は使わなければなまる物なのだなと実感した。
スリーパー「ここら辺良さそうだね」
そんな事をしている内に、私たちは少し開けた場所にたどり着いた。
ポケモンもあまりいなさそうだし、特訓にはちょうど良さそうだ。
ラルトス「えっと……何をしますか?」
ラルトスが手を離して、キョロキョロと辺りを見回す。
スリーパー「まずは技の確認をしよう。この小石を、注射器にやったように浮かせてみて」
そう言いながら、私は飛んできた注射器を逸らしたあの技を確認するために、ラルトスの手前に向けて小さな石を投げた。
ラルトス「わ! よいしょっ!」
ラルトスがぎゅっと目をつぶって両手を前に出すと、小石はふわりと宙に停止した。
ラルトス「で、できました!」
スリーパー「うん、いいよいいよ。これが『ねんりき』だ」
ラルトスは嬉しそうにしながら、ふわふわと小石を動かす。
ラルトス「この技は……相手に物を投げてぶつけるんですか?」
スリーパー「そういう使い方も無い事は無い。実際、注射器を避けられたんだしね。でも、相手に直接かけた方が良いよ。その方がダメージが入るし、混乱状態になる事もあるんだ」
脳がサイコパワーに当てられて、三半規管が狂う。
それが、ねんりきで混乱になる事がある仕組みだ。
ラルトス「なるほど」
スリーパー「でも、まだまだだね。もう少し力の使い方に慣れた方が良い。ちょっとずつ、持ち上げる石を大きくしていこうか」
ラルトス「はい!」
こういう技を繰り返すのは、エスパーポケモンのサイコパワーの基礎を築くのにもってこいだ。
幼いエスパーポケモンは親から習って徐々に力を付けていくのだが、おそらくラルトスはその前に親から引き離されてしまったのだろう。
それから人間の時間にして1時間ほどかけて、ラルトスは1キロぐらいの石なら持ち上げられるようになっていた。
ラルトス「ふぅん……! はぁ、はぁ、はぁ……やりましたぁ……♡」
スリーパー「頑張ったねラルトス。この『ねんりき』なら、相手に十分のダメージを与えられるはずだよ」
順調だが、ラルトスの息が上がっている。
初めてサイコパワーを沢山使ったから、疲れたのだろう。
私は大きめの葉っぱの風呂敷を開けた。
スリーパー「きのみを食べて休憩にしようか」
ラルトス「はい!」
私たちは洞窟の壁にもたれかかって、きのみをシャクシャクと食べて体力を回復させる。
10分ぐらいのんびりしてから、私は再び特訓を始める事にした。
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