【安価・コンマ】スリーパーの♀ポケハーレム道【ポケモン】 (81レス)
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63: ◆G2aNwiKou2 [saga] 2022/12/06(火)13:38 ID:bfqX13dU0(4/9) AAS
私がそう言うと、まだ寝ぼけているらしいラルトスがしばらくぼーっと私の方を見た。

ラルトス「めろめろ……あっ」

そして、昨夜の出来事を思い出したらしいラルトス。
自分の唇を触って、顔をクラボの実のように真っ赤にさせる。

ラルトス「……わ、わたし……おじさんに……ちゅ、ちゅーを……?」

スリーパー「……夢、って言ってもバレちゃうだろうから本当の事を言うけど……うん、された」

心を読むラルトスに嘘は通じないと、私は事実を伝えた。
次の瞬間ラルトスは顔を床に突っ込み、叫んだ。

ラルトス「あ゛ーーっ!」

スリーパー「ちょ、おちついてっ!?」

悶えながら、バッサバッサと葉の床を叩くラルトス。

ラルトス「ち、違うんです! おじさんを見ていたら、なんか、へ、変な気持ちになって……抑えきれなくなってぇっ!」

スリーパー「まあ、しょうがない事ではあるよ……私のメロメロが、感染(うつ)ったみたいなんだ」

ラルトス「そもそも……めろめろってなんですかぁ……」

スリーパー「ああ、そこからか……」

私は、メロメロという技と、メロメロという状態異常、そしてラルトスの特性、シンクロについて教えてあげた。

ラルトス「……性別が違う相手に、メロメロになっちゃう、技……な、なるほどぉ……」

ラルトスは、顔を真っ赤にして湯気を上げた。

スリーパー「ああ。だからあれは、メロメロのせいで、ラルトスはなにも気に病む必要は……」

そう言いかけた時、ラルトスが呟いた。

ラルトス「……あのままで……良かったのに……」

スリーパー「……え」

目を潤ませて、ラルトスは私の方を見てくる。

ラルトス「……ぜんぶ……メロメロのせいじゃ……ないんですからね……わ、私は、本当におじさんと……」

スリーパー「……そ、そんなめっそうな事を言うんじゃないよ……」

そんな事言ったら、私だって……
その瞬間、私はしまったと思い思考を遮断した。
しかしもう遅かったらしく、ラルトスはどこか優越感を感じる表情でこちらを見ていた。
ま、マズい、考えを、読まれた。

ラルトス「……おじさんがそう言うなら、私も、今は止めておきます。でもいつか……おじさんのしたい、私の知らない大人なコト、しましょうね……♡」

ちゅ

スリーパー「……うぅっ」

耳元で囁くようにしてから、ラルトスは私の頬にキスをした。
今朝、私はラルトスへの下心を自覚した。
しかし、ラルトスもまた私の頭を覗き、今まで知らなかった事を知ってしまったのだ。
まさか、私の方が押される事になるだなんて、思いもしなかった。
思わぬ冷や汗が頬を伝った。

スリーパー「い、い……いつか、ね……」

ラルトス「はい……♡」

とても可愛い、期待に満ちた顔をしたラルトス。
私はラルトスに読み取られてしまわないように、溢れ出そうとする妄想を抑え込むのでやっとだった。

ラルトス(いつか、おじさんと……♡)

スリーパー(……いつか、ラルトスと……)

そんな思いを交錯させながら、2人は出立の準備をした。
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