ドロシー「またハニートラップかよ…って、プリンセスに!?」 (698レス)
上
下
前
次
1-
新
696
:
◆b0M46H9tf98h
[sage saga] 06/04(火)01:11
ID:c3x55s1d0(1)
AA×
[240|
320
|
480
|
600
|
100%
|
JPG
|
べ
|
レス栞
|
レス消
]
696: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2024/06/04(火) 01:11:59.76 ID:c3x55s1d0 〜Case・プリンセス×アンジェ×ドロシー「The cocktail of death(死のカクテル)」〜 …ロンドン市内・とあるパブ… L「ご苦労、待っていたぞ」 ドロシー「どうも……じきじきにお目見えとは光栄だな」 L「なにしろ懸案の課題が片付いた訳だからな……どうだ?」レミーマルタンのボトルを指し示す…… ドロシー「ああ、もらおうか」 L「水か氷は?」 ドロシー「いいや、ストレートで」 L「うむ」グラスにとろりとした琥珀色の液体が注がれる…… ドロシー「どうも」 L「……なかなか大変な任務だったようだな。ずいぶん疲れているように見える」 ドロシー「まぁ、色々とな……」 L「そうか。とにかく報告を聞こうか」 ドロシー「ああ」 …数週間前… ドロシー「……暗殺?」 L「うむ。この六ヶ月間に四人消された。我が方のエージェントが二人、協力者が一人……それに共和国との融和を唱えていた王国側の有力者が一人。いずれも公的には「急な発作」ということになっている」 ドロシー「そう何人も相次いで発作を起こすってのはおかしいよな」 L「その通り。こちらとしては王国側による暗殺だと考えている」 ドロシー「まぁそうだろうな……石ころを投げれば王国情報部の工作員に当たるようなご時世だ、おかしくもない」 L「うむ、こちらとしても実行を指示したのがどこかという事については悩んでなどいない……ただ」 ドロシー「ただ、なんだ?」 L「……暗殺の手段が分からんのだ」 ドロシー「へぇ?」 L「エージェントのうちの一人は共和国・王国間で取引を行っている貿易商という触れ込みで王国入りしていたのでな、大使館を通じて遺体はこちらに引き渡されたのだが……検死を行ってみても、これと言った外傷や内傷は見当たらない」 ドロシー「鉛玉を心臓に詰まらせた「発作」じゃないってわけか」 L「いかにも。死因は物理的なものではなく何らかの毒かショックだと思われるが、本人たちも十分注意を払っていたうえ、直前に一人きりになるような事もなかった」 ドロシー「つまり、オーダーメイドの毒を盛られるような機会がなかった」 L「さよう」 ドロシー「ホテルのルームサービスを頼んだり、誰かにもらったキャンディーをうっかりつまんだり……なんていうのもなし?」 L「なしだ」 ドロシー「……じゃあ誰が下手人かも分からない?」 L「うむ。それだけに状況は厳しい……誰が王国の工作員か分からず、かつどうやって暗殺を行っているのかも不明ときてはな」 ドロシー「それで私たちにお鉢が回ってきたというわけか」 L「そうだ。君たちの「植え込み」に関してはこちらも慎重を期してきた……昨日今日で慌てて送り込んだ粗製濫造のエージェントとは訳がちがう。その切り札を使わざるを得ないほどの事態だと思えば、こちらがどういう状態にあるか分かってくれるだろう」 ドロシー「スペードのエースを切らなきゃならないほど切羽詰まっているってことか……今度の任務もずいぶんキツそうだ」 L「君たちに過度の負担を強いていることは私も理解している。とはいえ六ヶ月に四人だ、このままでは王国での活動そのものに支障が生じかねん」 ドロシー「分かった分かった……それじゃあまた追加の「お小遣い」をねだらせてもらっても良いよな?」 L「額にもよるが、無事に解決してくれれば君らの活動予算に色を付けることもやぶさかではない」 ドロシー「よし、決まりだ。 それじゃあさっそく、小遣いついでにもう一杯もらおうかな♪」そう言ってグラスを軽く揺さぶってみせる…… L「いいだろう、そのくらいの価値はある」 ……… … http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1520954906/696
プリンセスアンジェドロシー 死のカクテル ロンドン市内とあるパブ ご苦労待っていたぞ ドロシーどうもじきじきにお目見えとは光栄だな なにしろ懸案の課題が片付いた訳だからなどうだ?レミーマルタンのボトルを指し示す ドロシーああもらおうか 水か氷は? ドロシーいいやストレートで うむグラスにとろりとした色の液体が注がれる ドロシーどうも なかなか大変な任務だったようだなずいぶん疲れているように見える ドロシーまぁ色とな そうかとにかく報告を聞こうか ドロシーああ 数週間前 ドロシー暗殺? うむこの六ヶ月間に四人消された我が方のエージェントが二人協力者が一人それに共和国との融和を唱えていた王国側の有力者が一人いずれも公的には急な発作ということになっている ドロシーそう何人も相次いで発作を起こすってのはおかしいよな その通りこちらとしては王国側による暗殺だと考えている ドロシーまぁそうだろうな石ころを投げれば王国情報部の工作員に当たるようなご時世だおかしくもない うむこちらとしても実行を指示したのがどこかという事については悩んでなどいないただ ドロシーただなんだ? 暗殺の手段が分からんのだ ドロシーへぇ? エージェントのうちの一人は共和国王国間で取引を行っている貿易商という触れ込みで王国入りしていたのでな大使館を通じて遺体はこちらに引き渡されたのだが検死を行ってみてもこれと言った外傷や内傷は見当たらない ドロシー鉛玉を心臓に詰まらせた発作じゃないってわけか いかにも死因は物理的なものではなく何らかの毒かショックだと思われるが本人たちも十分注意を払っていたうえ直前に一人きりになるような事もなかった ドロシーつまりオーダーメイドの毒を盛られるような機会がなかった さよう ドロシーホテルのルームサービスを頼んだり誰かにもらったキャンディーをうっかりつまんだりなんていうのもなし? なしだ ドロシーじゃあ誰が下手人かも分からない? うむそれだけに状況は厳しい誰が王国の工作員か分からずかつどうやって暗殺を行っているのかも不明ときてはな ドロシーそれで私たちにお鉢が回ってきたというわけか そうだ君たちの植え込みに関してはこちらも慎重を期してきた昨日今日で慌てて送り込んだ粗製濫造のエージェントとは訳がちがうその切り札を使わざるを得ないほどの事態だと思えばこちらがどういう状態にあるか分かってくれるだろう ドロシースペードのエースを切らなきゃならないほど切羽詰まっているってことか今度の任務もずいぶんキツそうだ 君たちに過度の負担を強いていることは私も理解しているとはいえ六ヶ月に四人だこのままでは王国での活動そのものに支障が生じかねん ドロシー分かった分かったそれじゃあまた追加のお小遣いをねだらせてもらっても良いよな? 額にもよるが無事に解決してくれれば君らの活動予算に色を付けることもやぶさかではない ドロシーよし決まりだ それじゃあさっそく小遣いついでにもう一杯もらおうかなそう言ってグラスを軽く揺さぶってみせる いいだろうそのくらいの価値はある
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 2 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
ぬこの手
ぬこTOP
0.082s