【ブルアカ】キサキとかいう生徒について (11レス)
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4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga] 2024/09/28(土) 23:01:45.75 ID:zmZjuACE0 「…それで、今日私を呼んだ本題なんだけど」 「そうじゃったな。内密の話じゃ…」 キサキはさらに先生の耳にくっつくほどに近づいて、小さな声で言った。 「さみしくなっての…」 「…えっ?」 「門主という立場は難儀なものじゃのう。先生にはもう、事情がわかると思うが」 「あっ、えっ、まあ…うん」 「先生なら、これまでの会話だけでも察してくれていたやもしれぬな?妾の真意に」 「ん?」 「言葉にすることは簡単じゃが、細心の注意を払わねばならん。人の口を経るごとに、その重みは増していく。ましてや、妾ほどの立場ともなると、一挙手一投足を注目されておる」 「はぁ…」 「なれば、うかうかと弱音一つこぼすこともできぬ。だからといって、誰もおらぬ私室で独り言をこぼしたとて、かえって毒になりかねん」 「はい…」 「大事なことじゃ。そうは思わんか?忙しくて返信が滞りがちな先生?」 「うっ…ごめん」 「冗談じゃ…が、さて、妾の真意を聞いた其方は、何をしてくれるかのう?」 喋るたびに熱い吐息が耳にかかる。 部屋は香薬で満たされていて、体の奥にまで染み渡っていくようだった。キサキが常用している香りだ。 キサキが先生の腕を抱きしめ、華奢で柔らかな体の重みが伝わってきていた。 「先生は妾のことを大事にしてくれるからのう…」 「うん…そうだね…」 「楽しみじゃ」 ベッドがきしむ。 キサキが手をついて、体を乗り出していた。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1727531798/4
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