【ブルアカ】キサキとかいう生徒について (11ﾚｽ)
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1: [sage saga] 09/28(土)22:56 ID:zmZjuACE0(1/8) AAS
その子はベッドに横たわっていた。
「ああ、すまぬな…先生。来てくれたか」
身動ぎをして、呻くように声を上げる。
やや掠れたその声は風邪でも引いているかのようで、病気のお見舞いに来ているような気分になった。
「楽にしててね」
先生は優しくそう言うと、来客用の椅子を自分で運んだ。
省18
2: [sage saga] 09/28(土)22:58 ID:zmZjuACE0(2/8) AAS
「近くない？」
「内密の話じゃからの」
「キサキの部屋なら誰にも聞かれることはないんじゃ…」
「誰が聞き耳を立てておるかわからぬからのう…日々の用心を欠かすようであれば門主は務まらぬよ」
「そ、そうなんだね…」
省16
3: [sage saga] 09/28(土)23:00 ID:zmZjuACE0(3/8) AAS
キサキの唇が先生の耳元で動く。
「ああ、あれは気に入ってくれたかの？前に、他校の制服姿で撮って、送ってあげたじゃろ？」
「大事に保存してるけど…」
「くれぐれも他の者にはみられぬように。先生にだけ、じゃからな」
「可愛かったよ」
省17
4: [sage saga] 09/28(土)23:01 ID:zmZjuACE0(4/8) AAS
「…それで、今日私を呼んだ本題なんだけど」
「そうじゃったな。内密の話じゃ…」
キサキはさらに先生の耳にくっつくほどに近づいて、小さな声で言った。
「さみしくなっての…」
「…えっ？」
省19
5: [sage saga] 09/28(土)23:06 ID:zmZjuACE0(5/8) AAS
「…気がのらぬか？どれ」
からかうように言うと、キサキはベッドに膝をついた。
「キサキ…」
「初めてではなかろ？」
先生の膝へ手をかけて、ニヤリと笑みを浮かべると、そのまま顔をそこへうずめる。
省19
6: [sage saga] 09/28(土)23:08 ID:zmZjuACE0(6/8) AAS
「…前も同じようなこと言ってなかった？」
「うむ。そうかもしれんの」
「前と同じように、繰り返すよ」
「そうか」
ごろりと身じろぎをして、先生から視線を外した。
省12
7: [sage saga] 09/28(土)23:09 ID:zmZjuACE0(7/8) AAS
終わり
サ・ソ・イ・受ケ・・・・・・・・
8: [sage saga] 09/28(土)23:10 ID:zmZjuACE0(8/8) AAS
374774
9: 09/29(日)03:23 ID:HjSwsPdjo(1) AAS
おつおつ
10: 10/10(木)20:31 ID:q9387gR90(1) AAS
乙…
もっとブルアカss増えてほしい
11: 11/07(木)01:38 ID:PKNqOcsvo(1) AAS
SS避難所
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