[過去ログ] 安価でシークレットゲーム8 (625レス)
上下前次1-新
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
208 ◆WNrWKtkPz. [saga] 2014/10/07(火) 22:03:22.62 ID:kPkCY+4u0(4/7)
【10:20】
御剣たちの存在を伝えると、姫萩は迷いながらも付いてくると返事をした。
俺たちは御剣たちがいる戦闘禁止エリアを目指して来た道を引き返していた。
俺と麗佳はたまに会話をするものの、姫萩は遠慮がちに後ろからついてくるだけであった。
「――姫萩さんは、どう思う?」
「え、えっと……そのすみません。聞いていませんでした」
不意に俺が姫萩に会話を振るものの、姫萩は心ここにあらずという感じであった。
(俺のPDAが9だから、不安なのだろうか……?)
出会って間もないのだから、少なくとも俺のことを信用することはできないだろう。
ここは……
1.姫萩のほうへいって話しをして打ち解けよう
2.いや、どのみち信用を得るのは難しいのだから姫萩のことは放っておこう
3.その他
>>209
>>210
>>211
※>>211のコンマ下二桁によって安価を決定
00〜33 >>209
34〜66 >>210
67〜99 >>211
209 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/07(火) 22:04:50.94 ID:jyTwiEdGo(3/3)
2
210 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/07(火) 22:06:23.68 ID:hD1Lsd+Y0(2/4)
3 麗華さんに姫萩と打ち解けてもらう
211 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/07(火) 22:08:00.98 ID:aY4J+96Ko(4/4)
↑
212 ◆WNrWKtkPz. [saga] 2014/10/07(火) 22:25:57.89 ID:kPkCY+4u0(5/7)
「……麗佳」
そう呼びながら姫萩のほうへ少し視線を送ると、麗佳は俺の意図を汲みとった。
(ありがとう、麗佳……)
麗佳が後ろに行ってしばらくすると少しずつ会話が聞こえてきた。
(――俺は何をやっているんだ?)
ふと、そんな疑問が思い浮かびあがる。
このゲームに裏ワザなど存在するはずがない、と分かっているはずだ。
だというのに、俺の動きはそれを盲目的に探している。
思考と行動の矛盾に俺の頭の中はパンクしそうだった――
「――彰!」
背後から聞こえた麗佳の声で、俺は元の世界に引き戻される。
頭上から柵のようなものが降ってきているのが、スローモーションで見えた。
俺は咄嗟に……
1.前へ飛び込んだ
2.後ろに振り返って飛び込んだ
3.動かなかった
4.その他
>>213
>>214
>>215
※>>215のコンマ下二桁によって安価を決定
00〜33 >>213
34〜66 >>214
67〜99 >>215
213 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/07(火) 22:27:47.49 ID:dBl2IIhr0(1)
2
214 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/07(火) 22:27:59.88 ID:/hVt4Czm0(2/2)
2
215 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/07(火) 22:30:48.62 ID:hD1Lsd+Y0(3/4)
2
216 ◆WNrWKtkPz. [saga] 2014/10/07(火) 22:44:23.12 ID:kPkCY+4u0(6/7)
俺は咄嗟に後ろに振り返って麗佳たちのほうへ飛び込む――
(しまッ――!!)
飛び込んだのはいいものの、振り返ることに力と時間を使った分、足りなかった――
「――ぐああああぁぁぁぁぁッッ!?」
「彰――ッ!!」
床と平行になっていた俺の身体は強く叩きつけられる。
右足に嫌な音が走ると同時に尋常ではない痛覚が全身に走る――
「ぁ……くっ……!」
冷えた鉄柵に挟まれた右足を俺は気合で引き抜く。
「彰! あきらぁっ!!」
麗佳の頬に涙が伝うのを見て、俺はなんとか笑って見せた。
「だ、大丈夫……だ――痛ッ!?」
俺はなんとか立ち上がろうとするものの、右足が上手くいうことを聞いてくれなかった。
「無闇に動かないで!!」
麗佳の膝に頭が乗ると同時に、俺は少しずつ冷静さを取り戻す――
(ひびか、打撲だな――)
飛びそうな意識を保つために俺は歯を食いしばり続けていた――
217 ◆WNrWKtkPz. [saga] 2014/10/07(火) 22:45:21.11 ID:kPkCY+4u0(7/7)
今日はここまでです。
何か質問・意見があればどうぞ。
218 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/07(火) 22:56:56.58 ID:hD1Lsd+Y0(4/4)
乙
やっぱり負傷するか、この選択は……それでも離れるよりはマシな展開になる、と思いたい
219 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 09:22:33.65 ID:874T/eh10(1/8)
兵庫県立三つ葉中学校三年一組クラス名簿
男子一番:愛川 礼二(あいかわ・れいじ)
男子二番:伊谷 恭四郎(いたに・きょうしろう)
男子三番:宇都宮 真人(うつのみや・まこと)
男子四番:九条 翼(くじょう・つばさ)
男子五番:千賀 尚人(ちが・なおと)
男子六番:長谷川 雄大(はせがわ・ゆうだい)
男子七番:目黒 周平(めぐろ・しゅうへい)
男子八番:八木沼 透(やぎぬま・とおる)
男子九番:月見里 直樹(やまなし・なおき)
男子十番:和藤 忠志(わとう・ただし)
女子一番:綾宮 花音(あやみや・かのん)
女子二番:柿本 早苗(かきもと・さなえ)
女子三番:木南 果歩(きなみ・かほ)
女子四番:白鳥 あすか(しらとり・あすか)
女子五番:津田 深雪(つだ・みゆき)
女子六番:詰草 麗華(つめくさ・れいか)
女子七番:西島 文乃(にしじま・ふみの)
女子八番:広瀬 ほたる(ひろせ・ほたる)
女子九番:牧野 瑠璃(まきの・るり)
女子十番:水無月 翔子(みなぐち・しょうこ)
220 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 09:23:28.51 ID:874T/eh10(2/8)
千葉県宮野町立宮野中学校三年C組 名簿
担任 高田 美幸 ( たかだ ・ みゆき )
担当教官 佐藤 祐介 ( さとう ・ ゆうすけ )
副教官 芦沢 邦之 ( あしざわ ・ くにゆき)
男子一番 明日真 淳平 ( あすま ・ じゅんぺい )
男子二番 沖永 友晴 ( おきなが ・ ともはる )
男子三番 神田 修一 ( かんだ ・ しゅういち )
男子四番 北田 稔 ( きただ ・ みのる )
男子五番 木村 雄人 ( きむら ・ ゆうと )
男子六番 栗林 勇治 ( くりばやし ・ ゆうじ )
男子七番 小嶋 周二 ( こじま ・ しゅうじ )
男子八番 桜井 純 ( さくらい ・ じゅん )
男子九番 沢田 輝 ( さわだ ・ あきら )
男子十番 椎名 悠樹 ( しいな ・ ゆうき )
男子十一番 世田 友宏 ( せた ・ ともひろ )
男子十二番 仙波 充 ( せんば ・ みつる )
男子十三番 高都 利紀 ( たかぎ ・ としのり )
男子十四番 橘 直紀 ( たちばな ・ なおき )
男子十五番 土森 秀久 ( ともり ・ ひでひさ )
男子十六番 中矢 公 ( なかや ・ ただし )
男子十七番 橋本 隆人 ( はしもと ・ たかと )
男子十八番 林田 徹 ( はやしだ ・ とおる )
男子十九番 広森 功二 ( ひろもり ・ こうじ )
男子二十番 松井 竜則 ( まつい ・ たつのり )
男子二十一番 武藤 隆平 (むとう ・ りゅうへい )
女子一番 秋森 志乃 ( あきもり ・ しの )
女子二番 安達 陽菜 ( あだち ・ ひな )
女子三番 出水 波穂 ( いずみ ・ なみほ )
女子四番 一色 香子 ( いっしき ・ きょうこ )
女子五番 入江 優江 ( いりえ ・ ゆうこ )
女子六番 宇野 麻美 ( うの ・ あさみ )
女子七番 菊池 恵子 ( きくち ・ けいこ )
女子八番 栗城 まい子 ( くりき ・ まいこ )
女子九番 佐伯 美奈子 ( さえき ・ みなこ )
女子十番 坂本 百合枝 ( さかもと ・ ゆりえ )
女子十一番 井原 希美 ( しょうばら ・ のぞみ )
女子十二番 出水 真樹 ( でっしょ ・ まき )
女子十三番 寺島 千夏 ( てらじま ・ ちなつ )
女子十四番 稲見 佐由理 ( なみ ・ さゆり )
女子十五番 南城 梨花 ( なんじょう ・ りか )
女子十六番 長谷川 晃貴 ( はせがわ ・ あき )
女子十七番 春木 夕美 ( はるき ・ ゆみ )
女子十八番 蒔村 智未 ( まきむら ・ ともみ )
女子十九番 武藤 楓 ( むとう ・ かえで )
女子二十番 結城 未絵 (ゆうき ・ みえ)
女子二十一番 滝河 舞子 ( ろうが ・ まいこ )
221 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 09:32:07.60 ID:874T/eh10(3/8)
地面を蹴り、跳躍し――――真っ直ぐ、千春めがけて飛び掛ることができていた。
「フン――――」
そんな郁夫を嘲笑うかのように鼻を鳴らし、千春は顔を上げていた。
しかし、その表情はすぐに、驚愕の色に染まっていく。
「――――っらあ!!」
――――郁夫の靴の底が、千春の鼻っ柱に命中する。
千春の、身長170センチを越える長身が宙に浮き、鼻からは血しぶきが舞った。
吹っ飛ばされた千春の目は驚愕に見開かれていて、それ以外の感情を失ってしまったかのようだった。
やがて――――郁夫が着地に成功するのとほぼ同時に、千春は無様に墜落し、そのまま何回か地面を転がっていった。
全身黒い土に塗れ、顔は墜落後の回転によって鼻から撒き散らされた自分の血によって真っ赤に汚れ――――ようやくその勢いが止まったときには、郁夫は後ろに跳び、千春から十分な距離を取っていた。
222 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 17:50:54.57 ID:874T/eh10(4/8)
主人公格の9人と、3-Aの生徒のみ紹介。それ以外はぱっぱと殺られちゃいますw
3-A出席名簿
担任 松岡 圭介
1。鈴宮 光太郎 10、足尾 安
2、南原 葛子 11。志原 公康
3、鳥取 茂信 12、羽成 康隆
4、克己 信夫 13、井生 護
5、市原 佐奈 14。周防 一
6。手塚 晴治 15、紅 朱子
7、玖王坂 加奈子 16、緑原 ミミ
8、石田 孝則 17、香坂 椎名
9、幸田 亜子 18。リリーナ・アテナル
19、葉佐 薫 28、理田 快晴
20。高天原 魅澪 29。時 帝理
21。水無 明日香 30、卦凍 嵩
22、一坂 望 31、登坂 透
23、王子 貴美雄 32。胡桃田 葵
24、芦原 重孝 33、近江 宗近
25、邑生 道夫 34、下田 久美
26、周防 莉美 35、江田 敦子
27、時原 輝彦 36、飯田 萌
、じゃなくて。になってるのが主人公格です。
見辛いです。すみません;
223 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 17:52:14.57 ID:874T/eh10(5/8)
「殺し合いハウス・セカンド」の絵師、CV、音楽担当、脚本担当などを50音順で紹介しています。
名前 担当 pixiv、koebu、ニココミュなどへのリンク
あずきかいと CV:和泉明澄 koebuへのリンク
AyK CV:伊集院綾斗
能力図鑑 nothing
いお CV:森羅崎飯雄 koebuへのリンク
イト 絵師:桐生京我 pixivへのリンク
イヒだり桃源郷 音楽 ニコマイページへのリンク
FBヘのリンク
かいりん 絵師:和泉明澄 pixivへのリンク
要屋 絵師:伊集院綾斗 pixivへのリンク
クロエ CV:園咲くろえ koebuへのリンク
HPへのリンク
くろひ 企画脚本
動画制作 ニコマイページへのリンク
ニココミュニティへのリンク
ツイッターへのリンク
けい 絵師:背景
(個室、廊下、扉、ホール、
ホール脇、エントランス二階) pixivへのリンク
(´・ω・)啓太(・ω・`) CV:桐生京我 koebuへのリンク
ここのえ蓬 絵師:柚木優芽
園咲くろえ pixivへのリンク
紺 CV:夏見嶋蒼 koebuへのリンク
ソラ 絵師:千石玲奈 pixivへのリンク
トリトハジメ 絵師:神崎晃
ディーラー pixivへのリンク
ねんぴ 絵師:森羅崎飯雄 pixivへのリンク
ヒライ。 絵師:背景(洋館外観、エントランス、ロビー) pixivへのリンク
拾丸 絵師:蘭光愛莉 pixivへのリンク
福原愛栞 CV:蘭光愛莉 HPへのリンク
PECO CV:千石玲奈 HPへのリンク
makumaxu 絵師:櫻井楼嗣 pixivへのリンク
無臭大佐 CV:神崎晃 ニココミュニティへのリンク
やーまんZ CV:福永大和 koebuへのリンク
コニコミュへのリンク
柚萌 CV:柚木優芽 ニココミュニティへのリンク
koebuへのリンク
四ツ谷 絵師:夏見嶋蒼 pixivへのリンク
ROSY CV:櫻井楼嗣 koebuへのリンク
224 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 19:49:02.82 ID:874T/eh10(6/8)
1番 飯坂冬治
所属部 サッカー部
支給武器 発炎筒(2本)
被害者 なし
加害者 岩泉正樹(3番)
死因 全身被弾による出血死
死亡日時及び場所 11月23日午前9時46分、E=5にて
現在の状況 午前8時半頃に池の畔に座っている所を結城彼方
(13番)に発見される。その後、二人で休憩しながら
同じサッカー部仲間を探す事にする。
移動を開始しようとした時に岩泉正樹(3番)の襲撃
に遭う。正樹の事を彼方に任せたものの戻ってきた正
樹に撃たれる。
その後、遅れて来た彼方に抱きかかえられ息を引き
取る。
補足説明 成績、スポーツと一通り出来きるHR委員。人から嫌
われないように話掛けられても一通りの相手をしてい
る。スポーツ系の話に精通している。
将来の夢は獣医で現在大学に進むために勉強に励んでいた。
225 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 19:50:18.57 ID:874T/eh10(7/8)
4番 大宮幸一
所属部 水泳部
支給武器 スマイソン4in
被害者 なし
加害者 岩泉正樹(3番)
死因 全身被弾後、右即頭部に被弾
死亡日時及び場所 11月22日午後4時16分、H=3にて
現在の状況 H=3にて尾行していた岩泉正樹(3番)に発見され殺
害される。
補足説明 パンク風に立てた髪。遅刻やサボりの常習犯でねちっこ
い性格。クラスからは嫌われているが本人は全く自覚し
ていない。出会い系サイトに夢中になっていおり毎日メー
ルで遊ぶ日々を過ごしていた。
226 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 19:51:09.36 ID:874T/eh10(8/8)
8番 古河満弘
所属部 アイスホッケー部
支給武器 鉄球(1個)
被害者 なし
加害者 添田尋(9番)
死因 ボーガンの矢を額に被弾
死亡日時及び場所 11月23日午前6時32分、E=4にて
現在の状況 E=4を散策中に東郷絵梨奈(31番)が山から下りてくる
のを見かけるがその後すぐに絵梨奈の後を追いかけて
いた添田尋(9番)を発見する。
早速、仲間にしようと声を掛けたが尋の質問に絵梨奈は
南に歩いて行ったと答えた後、用無しとしてボーガンで射
殺される。
補足説明 顎鬚がトレードマークで外見は不良に見えるが実際は
クラスのムードメーカー的存在。教師には嫌われている
が逆に生徒とは仲良く接していおり怖がられることがあ
まりない。
227 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/09(木) 19:27:54.58 ID:ebMqedJH0(1)
大印手虎
加納江砂
川原愛
島光琳
坪井教次
天馬越路
戸柄氏仙都
南葉千香
縫土飲一
野代久留
早川正義
左名田反都
日真矢支那
藤田天子
船方佳代
不夜城灯花
蛍池北斗
本願五月
松賀大洋
村雨新葉
門司甲斐
渡辺貴子
228 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 06:47:14.39 ID:awQmt6GJ0(1/4)
バスターレッドとして戦う1人の戦士がいた。 その名は東 響(あずまひびき)である。普段は都内の有名大学に通う大学生である。頭脳明晰・容姿端麗で、スポーツをやらせても、なんでもソツなくこなしてしまう。
黒髪の短髪で、細身ながらもよく鍛え上げられた肉体を持つ。どんな人にも優しく接する。非の打ち所のない完璧人間である。そんな彼に恋をする女子も多い。
響に密かに恋を抱く男子もいるとか・・・・。
<とある平日の大学での昼休み中>
「キャアーーーーーーーーーーーーーー!!」突然、女子学生の悲鳴が聞こえた。
「何だ、今の悲鳴はっ!」響は悲鳴が聞こえた広場へと駆けつけた。
「きゃはははっ! 若いイケメンのエナジーを吸い取るわよ!」広場の中央にいるのは、8本の腕をもつ蜘蛛のような姿をした女の怪人である。イケメンの学生に抱きつき、エナジーを吸い取っている。
「貴様っ!何をしている!」響は蜘蛛女を睨みつけながら問いかける。
「あら、あなたは誰かしら?ものすごくイケメンじゃない♪ 私の好みよ・」
蜘蛛女は学生のエナジーを吸い取ると、響に近づいていく。
「てめえは俺がぶっ倒してやるぜ!」
響は周りに人がいなくなったことを確認すると、ベルトのバックルに手をかけ、バスターレッドに変身する。
「いけ、バスターチェンジ!」
響の体が眩しく光ると、一瞬にして全身が赤いピチピチとしたコスチュームに包まれる。響きの鍛え上げられた体、膨らみをもつ股間、プリッとしたお尻が強調される。
「おや、あなたはバスターレッドだったのね。まさかイケメンヒーローのエナジーを吸い取れるなんて夢にも思っていなかったわ♪」
蜘蛛女は興奮しながらバスターレッドに近づく。
「てめえ、何を言ってるんだ。ふざけやがって!」
レッドは蜘蛛女に攻撃を仕掛ける。
「ふんっ!こんな攻撃、ちょろいわね。」蜘蛛女はレッドの攻撃を軽く避ける。
「なら今度は私が行くわよ!」蜘蛛女は蜘蛛の糸を発射する。
「こんなの目を瞑りながらでも避けるられるぜ!」レッドは蜘蛛の糸をささっと避ける。
「お前なんかさっさとぶっ倒すぜ!」レッドは素早い動きで蜘蛛女の懐に近づくと、蜘蛛女の腹に強烈なパンチをかます。
「きゃーーーーーーーーーーーーー」蜘蛛女はレッドの一撃をモロにくらい、悲鳴をあげながら後ろに吹っ飛「たわいのない敵だったな。」レッドは敵の生死を確認するために、仰向けに倒れこむ蜘蛛女に近づく。精子を確認しようとしたとき・・・・
「甘いわね。」蜘蛛女はドスの効いた低い声で呟くと、隙のあるレッドめがけて粘着性のあるクモの巣を発射する。
229 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 06:48:28.99 ID:awQmt6GJ0(2/4)
「ぐおっ! な、なんだこれは・・・・・・」突然のクモの巣攻撃を見切ることができず、クモの巣をモロに浴びてしまう。
「引っかかったわね。一瞬の油断が命取りになるのよ。それにしてもさっきのパンチは痛かったわね。お返し「がはっ!」クモの巣がまとわりつき、自由に身動きできずにいたレッドは、蜘蛛女の一撃を食らってしまう。
「いい感触ね。なかなか鍛えられてるじゃない♪」蜘蛛女は身動きの取れないレッドの腹を何度も殴りつける。
「ぐおぉっ! ぐはっ! げほっ! ごほっ! うぅ・・・・・・・」レッドは身動きの取れないまま何度も殴られてしまう。ただ、殴られた衝撃でクモの巣の拘束が弱まり、レッドは動けるようになった。
「さっきまでの威勢はどうしたのかしら?」蜘蛛女は不気味な笑みを浮かべながらレッドに問いかける。
「く、くそ・・・・・でもこれで動けるようになったぜ!」レッドは動けるようになり、なんとか蜘蛛女の後ろを取ろうとする。だが、何度も殴られたことにより、今までよりも素早い動きができていなかった。
「さっきより動きが鈍いわよ!」蜘蛛女はレッドよりも俊敏に動き、レッドの背後に回り、8本の腕でレッドの体を拘束した。
「ぐおおっ! て、てめえ・・・離しやがれ!」レッドは蜘蛛女に拘束されるも、まだ強気な態度をとっている。
「離すわけないじゃない。こうやって拘束されても強気でいるなんて、さすがヒーローね。いたぶりがいがあるわね♪」蜘蛛女は8本の腕に力を込めて、レッドの体をおもいきり締め付ける。
「ぐ、ぐああああああああああ!!!」蜘蛛女の強烈な締め付けに思わず大声で呻いてしまう。
「いい呻き声ね♪ もっと聞きたいわ!」蜘蛛女はさらに締め付ける。
「ぐああああああああああああああ!!!!!」レッドはなすすべなく締め付けられ、呻き声をあげることしかできない。
「これでさっきのお返しは出来たわ。でもこのまま解放するのもつまらないわよね。痛めつけるだけじゃかわいそうだから、お姉さんが気持ちいいことをしてあげるわね!」蜘蛛女はザラザラとした舌でレッドの首筋を舐め上げた。
「うあっ! てめえ・・・・何をする・・・」蜘蛛女の予想外の攻撃に変な声を出してしまう。
「結構可愛い声も出すんじゃない。もっと気持ちよくしてあげるわ。」蜘蛛女は首筋を舐めながらレッドの上半身を弄る。
「うわあっ!やめろ・・・・こんなところを触るな!」レッドは敏感なところを触られ、思わず喘ぎ声を出してしまう。ヒーロースーツは体にフィットしていて、さらにパワーを最大限に発揮するために少しの刺激にも敏感に反応するために、体を少し触られただけでも感じてしまう。
230 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 07:11:59.79 ID:awQmt6GJ0(3/4)
腕を振り、何度も何度も地面を踏み叩きながら抗議の声を上げるゆきぽの声を遮るようにして、もう一度トゥキックを見舞った。
「ぽゃっ!?ぽぇぇ―――!?」
顔面に突き刺さったつま先がゆきぽの全身を吹き飛ばす。鼻血でも出たのか、赤い鮮血が尾を引いている。
そう言うとプロデューサーはちひゃーの顔面を床にガンガンと叩きつけた。
ちひゃー「ぐっ!!?ぐぅ!?ぐっ!!ぐぅぅぅぅ!」
ちひゃーは鼻血を流しながらグスグスと泣いている。
肘がシンデレゆきぽの顔にきれいに入ります。
「ぼぅ」鼻血がでました。
突然、ベッドが勢いよく内側に折り畳まれ、あふぅは間に挟み込まれてしまいました。
まるでバネ式の捕獲器に引っかかったネズミのようです。
あふぅ「ナァ、ノォォォォォォオオ!!」
挟まれて身動きできず、あふぅは泣き叫びました。圧死とまではいきませんでしたが、
顔面からもろに衝撃を受けたせいか、大量の鼻血が溢れ出ています。
231 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 18:34:52.00 ID:awQmt6GJ0(4/4)
あるときマリオが目を覚ますとそこは廃墟と化したビルだった
しかしそのビルは迷路のように複雑なビルだった
さらにビルの中には見知らぬ人が13人・・・
マリオを含め14人が脱出を図るためともに行動を開始するがそのビルに住み着いている謎の住人が妨害
そして一人ずつ死者が発見される・・・果たして彼らは脱出できるのか!?そして妨害をしてくる謎の住人の目的とは!?
出演
マリオ
安住創平
叶野舞花
里中ゆずる
大葉雪乃
波越潤一
滝恭太郎
戸塚雅彦
森山咲
八神斗夢
野々村七海
本田百合絵
真下千里
和久悦二
232 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/13(月) 07:18:48.66 ID:b+ScTc2A0(1/2)
涙ながらに訴えてくる鷹城雪美(女子九番)を前に、上野原咲良(女子二番)はどうするべきなのかわからなくなった。
まず、雪美とはそこまで親しい間柄ではない。
雪美はクラスの中でも大人しい女子のグループに属し、クラスの中心で盛り上がる城ヶ崎麗(男子十番)といつも行動を共にしている咲良には滅多に近付いてこない。
学校行事での様子から見て、雪美は目立って騒ぐことがあまり好きではないのだろうな、という印象を持っていた。
用事があれば普通に会話をするが、取り立てて用事のない時には関わることが滅多にない、それが雪美と咲良の距離だった。
そんな咲良に、どうして雪美は助けを求めるのか。
そして、雪美は先程自分たちに襲い掛かってきた松栄錬(男子九番)と湯浅季莉(女子二十番)と同じ班だったはずだ。
それに、忘れもしないプログラム開始直後の銃声――雪美たちの班と麗たちの班以外がまだ教室にいたことから、あの銃声に雪美たちが関わっている可能性は非常に高く、それは雪美たちが麗たちを襲った可能性も高いことを示している。
麗はプログラムに乗らないことを宣言していたし、同じ班の木戸健太(男子六番)・朝比奈紗羅(女子一番)・鳴神もみじ(女子十二番)が麗の意思に背くこともクラスメイトを自ら傷付けようとすることもとても考えられない。
戦う意思のない麗たちをおそらく襲っておきながら、今どうして泣いて助けを請うているのか。
「ふざけるなよ、鷹城」
隣から低く唸るようなベースボイスが聞こえ、咲良は顔をそちらに向けた。
真壁瑠衣斗(男子十六番)がいつになく鋭い目で雪美を見据え、手に携えていたボウガンを雪美に向けていた。
池ノ坊奨(男子四番)も小さな目を見開いて瑠衣斗を見ていた。
「瑠衣斗くん…っ」
よくわからないけれど助けを求めているクラスメイトに対して武器を向けるだなんて信じられず、咲良は瑠衣斗の袖を掴んだが、瑠衣斗に振り払われた。
233 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/13(月) 07:19:59.00 ID:b+ScTc2A0(2/2)
女子1番/相葉瑞姫(あいば・みずき)
部活動軽音楽部
身長/血液型157cm/A型
愛称/杜若みいぽん、みーちゃん/ギャル娘
支給武器草刈り鎌
被害者1(大塚伊吹)
加害者大塚伊吹
出身小学校千代田区立大江戸小学校
交友関係大塚伊吹
(ギャルグループ)
新藤誠
中川竜蔵
正岡丈
山崎大河
(不良グループ)
折上志鶴
風間英二
久我英治
(お調子者トリオ)
荒川颯太
新留燈
早稲田貞治
備考
どこに居ても目立つ黄色いカーディガン。丁寧に巻かれた金髪にウサギの耳のようなリボンがついたカチューシャをしている。
目立つのが大好きなギャル。度の過ぎた寂しがりやで、溺愛してもらわなければ気が済まない。
どこに居ても分かるほど声が大きく、やかましい。口と頭は悪いが、実は素直で人懐こく、そんなに悪い子ではなかったりするので、幅広く友達も多い。
勉強は苦手で、試験の際はいつも早稲田貞治に助けられている。
明るくいじめなどもしないので、新留燈など消極派グループとも仲がいい。
ミーハーだが恋には一途で、一年の頃から中川竜蔵にアタックを続けている。
現在状況
本校舎
1-D教室。プログラムルール説明中、担当教官に反抗。結果 自分の代わりに吉川裕子が殺され、酷くショックを受けている。
3階物理室前。折上志鶴、北内冬子と行動中。大塚伊吹を見つけて自殺を食い止め、合流。誰かが向かってきた為、物理準備室に身を潜める。
隠れた準備室で、 早稲田貞治が「殺人クラブ」を結成した事を聞いてしまう。殺されると思い準備室に立てこもるが、風間英二に鍵を破壊されドアを開けられててしまう。
2-C教室に逃げ込むが、極限状態から仲間割れに。大塚伊吹と争い、相討ちになり死亡する。
234 ◆WNrWKtkPz. [saga] 2014/10/15(水) 21:45:07.13 ID:7/2J9n9V0(1/3)
【10:40】
俺は近くの部屋で麗佳に治療をしてもらった。
この建物にある止血剤と痛み止めの効果は凄かった。
治療後しばらくたった今では痛みはかなり軽減されているのだ。
しかし、痛みが無くなったぶんそれだけ感覚も麻痺しており、非常に歩きづらかった。
「よし……戦闘禁止エリアに行こう」
俺は右足を引きずりながら、どうにか2人のもとへ歩み寄る。
「彰、まだ駄目よ! 安静にしないと余計に怪我が悪化するわ!!」
麗佳は俺を再びベッドに戻そうと両肩を掴む。
「時間を掛け過ぎると御剣たちがいなくなるかもしれないんだ。それに、そこへ行けば安心して休むことができるだろ?」
「それは、そうだけど……」
麗佳の言っている通り、この状態で動くというのは推称されない行動だろう。
しかし、姫萩の解除条件を達成するには御剣たちと会わせる必要があって――
(――どうして、他人にここまでする必要があるのだろう)
ふと、そんな思いが心によぎる。
冷静に考えてみれば、俺の解除条件を満たすためには姫萩を殺害しなければならない。
そうだというのに、俺は姫萩の解除条件を満たそうとしているのはおかしくないだろうか。
ルール5にはゲーム開始から1日が経過すると侵入禁止エリアが1階から上に広がっていく。
そうなると、このまま姫萩が解除条件を満たし、侵入禁止エリアとなる場所へ逃げられれば――
(何やってるんだ、俺――)
「彰、大丈夫?」
脳内で会議をしていたためか、麗佳には俺が放心していたように見えたらしい。
「……もう少し、休むよ。姫萩さんも、いいかな?」
「はい……私も狭霧さんには無理をしてほしくないですし」
俺は姫萩の了承を得るとベッドに再び寝ころび、いま一度現状について考える――
俺が今後取るべき行動は――
1.無いであろう裏ワザを信じて、このまま姫萩に協力する
2.麗佳と協力して姫萩を殺害する
3.隙を見て姫萩を殺害する
4.その他
>>235
>>236
>>237
※>>237のコンマ下二桁によって安価を決定
00〜33 >>235
34〜66 >>236
67〜99 >>237
235 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/15(水) 21:45:54.09 ID:D6AtHutQ0(1)
1
236 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/15(水) 21:48:19.72 ID:HiVoYMJ30(1/3)
4 積極的に裏技を探していく
237 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga] 2014/10/15(水) 21:58:42.63 ID:6qO6VxGqo(1)
1
238 ◆WNrWKtkPz. [saga] 2014/10/15(水) 22:09:58.50 ID:7/2J9n9V0(2/3)
(結局、俺が正規の方法で条件を満たすには……麗佳を――)
たとえここで姫萩を殺したところで、俺の条件から麗佳が外れると言うことはないのだ。
そうなると俺には裏ワザを見つけるという手段しか残されていない。
(探そう。何か……きっと何かあるはずだ――)
盲信的、お花畑、そう言われてもおかしくない思考回路だがどうしようもないのだ。
俺はこのあと……
1.右足が少しでも良くなるように寝る
2.起きて麗佳と話す
3.起きて姫萩と話す
4.目を瞑りながらも起きておく
5.その他
>>239
>>240
>>241
※>>241のコンマ下二桁によって安価を決定
00〜33 >>239
34〜66 >>240
67〜99 >>241
239 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/15(水) 22:16:40.94 ID:HiVoYMJ30(2/3)
4
240 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 22:18:33.53 ID:3QUqNBnCo(1)
2
241 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 22:47:10.90 ID:JGZTV90to(1)
2
242 ◆WNrWKtkPz. [saga] 2014/10/15(水) 23:21:09.84 ID:7/2J9n9V0(3/3)
【10:50】
姫萩が休憩を取るために隣の部屋に行ったため、俺は麗佳と2人きりになっていた。
椅子に座る麗佳は心配そうな顔をして俺を見ていた。
「痛みは結構引いたから大丈夫だ。移動中は……足を引っ張るかもしれないな、ははは」
「……バカ」
なかなか上手いことを言ったつもりなのだが、麗佳は思いつめたような顔をしていた。
「あのとき俺たちが罠で分断されるよりはマシだろ? もし分断されていたら合流するのにかなり時間が掛かってたはずだから」
鉄柵が降りてきた場所は長く一本道が続いており、迂回するとなるとかなり遠回りをしなければならなかった。
俺が知らないときに麗佳が……と考えると、怪我をしてでも後ろに飛び込んで良かっただろう。
「そうね……ありがとう、彰」
麗佳は優しく俺の頭を撫でてくれた。
その優しさに触れるたびに、彼女を失いたくないという気持ちが大きくなる。
「今後はどうする? 御剣たちと別れてから2時間近くが経過しているが」
彼らがずっと俺たちのことを待っている保証はない。
また、罠で道が閉ざされていることから戦闘禁止エリアまで行くのに結構な時間を必要とする。
加えて俺は右足を怪我しており、移動速度は遅くなってしまう。
いまの状況は非常に悪いと言っても過言ではないだろう。
「それもなんだけど、1つ聞いてもらいたいことがあるわ」
「なんだ?」
「姫萩さんのことよ。彼女について彰はどう考えている?」
「そうだな……」
俺の見解は……
1.俺の解除条件を知って付いてきており、彼女の解除条件も平和的であるため信頼できる
2.素性が分からないので信頼はできない
3.特に何も考えていない
4.その他
>>243
>>244
>>245
※>>245のコンマ下二桁によって安価を決定
00〜33 >>243
34〜66 >>244
67〜99 >>245
243 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/15(水) 23:50:12.66 ID:HiVoYMJ30(3/3)
1
244 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 23:52:09.00 ID:J2vKD3EAO携(1)
2
245 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/16(木) 00:04:20.97 ID:HeLaU68WO携(1)
1
246 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 17:29:11.71 ID:g/SolRaY0(1/10)
殺し合いハウス
殺し合いハウスとは、くろひによるライアーゲーム・フルボイス動画シリーズである。
概要
うp主のくろひによるオリジナル作品。洋館で行われる大金をかけたデスゲームに参加したプレイヤー達の頭脳戦が繰り広げられている。登場人物にはすべて声が当てられているフルボイス動画となっている。
現在第1シリーズの『殺し合いハウス』(完結)のほか、第3シリーズの『殺し合いハウス:セカンド』が投稿されている。
ルール
日程
ゲームの参加者は10名。ゲーム開催期間は10日間。1日目はルール説明、10日目は結果発表のため実質8日間となる。
2〜9日目の12時から18時の間は「マーダータイム」となり、賞金獲得のための殺しを起こすことができる。なおここで言う殺しはゲームとしての殺害扱いではなく、実際に相手の命を奪う行為である。
武器・能力
1日目にプレイヤーは拳銃・ナイフ・能力の書かれた紙・ナンバープレートの4つが入った封筒をもらう。封筒は各プレイヤーの席の前にあらかじめ用意されている。
動画中では言われていないが当然弾薬も十分な数支給されているものと思われる。
ナンバープレート・能力の書かれた紙は各プレイヤーともランダムに割り当てられたものになっている。
ナンバープレートは1〜10のいずれかの番号になっていて、渡されたものがそのプレイヤーの番号となり、能力は紙に書かれたものが自分の能力となる。
能力も10種類存在する。効果は名前からすぐ連想できるものからわかりにくいもの、果ては常識では起こりえないものまであるが、この館では実際にその能力の効果が起きてしまう。
能力の内容(自分の能力名・効果・発動条件)は名前以外全プレイヤーに公開されておらず、自分に割り当てられた能力しか詳細がわからない。
全能力は以下の通り。便宜上番号が振られているだけであり、プレイヤーの番号と対応しているわけではない。
1.絶対服従 2.仲間化 3.能力拝借 4.能力無効化 5.鍵師
6.番号把握 7.能力把握 8.拳銃携帯可能 9.ナイフ携帯可能 10.復活可能
マーダータイム・賞金獲得
マーダータイムに参加するプレイヤーは開催時間(12時から18時)までにロビーに集まる。
マーダータイム中のみ他プレイヤーの殺しが可能になる。この時間のみ武器を部屋に持ち出すことができ、マーダータイム外で使えなくなっている能力も使用可能になる。
マーダータイム中の殺しに使えるのは配布した武器や能力のみ。自分が持ち込んだ武器などは殺しに使用できない。
その日のマーダータイムの前に、ターゲットの番号を自分の部屋にあるノートパソコンで指定する。
指定した番号と殺したターゲットに割り当てられた番号が一致していれば、賞金として1億円獲得。さらにターゲットが賞金を持っていればその賞金をすべて自分のものにすることができる。
番号を指定していなくても、殺した相手が自分を狙っていた(自分の番号を指定していた)場合も「反撃」として賞金を得られる。
指定した番号の相手を[ピーーー]ことができないと翌日のターゲット指定権が無くなり、賞金も半減する。
マーダータイム終了時にロビーで殺しの結果発表(殺した・殺されたプレイヤー・賞金額)が行われ、それと同時にペナルティの発表も行われる。
ペナルティ・破棄
以下の行為を行うとペナルティを受ける。
マーダータイム以外での殺し。
マーダータイム以外で武器を自分の部屋から持ち出す。
ターゲット以外を[ピーーー]。
洋館の外に出る。
ペナルティになると3日間能力が使えず、ターゲット指定権が無くなり反撃も適用されない。
以下の行為を行うと破棄となる。
配布された武器以外での殺し。
ペナルティを4回受ける。
247 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 17:30:28.81 ID:g/SolRaY0(2/10)
結果発表
10日目まで生き残ったプレイヤーには、それまでの獲得賞金を受け取ることができる。当然獲得賞金0円のプレイヤーには何ももらえない。
その他
ゲーム開催中にプレイヤーの泊まる部屋は完全防音になっており、扉のロックは各自別々のパスワードが用いられている。また、扉も頑丈なものになっており壊す事はできない。
部屋のノートパソコンにはブラウザやスカイプがインストールされており、使用することができる。 流石に洋館の外部との連絡は無理だと思われる。
能力の中にはノートパソコンで情報を見ることができるものもある。
夕食は館のマスターが用意してくれる。要望があれば自分の部屋に持っていってもらうことも可能。朝食は不明。
賞金の出所は不明。少なくともプレイヤーの命を1億円とすれば(殺し失敗の賞金半減や破棄を除けば)ゼロサムゲームとなっている。
▲
セカンドからのルール変更点
▼
ディーラー(福永大和)を含め11人と明記。
能力が一部入れ替えられている。
4.能力無効化 8.拳銃携帯可能 9.ナイフ携帯可能
11.武器携帯可能 12.能力付与 13.ペナルティ無効化
殺害失敗時の賞金半減が無くなった。
配布された武器・能力以外での殺しが破棄からペナルティに変更された。
洋館の外に出ることがペナルティから破棄に変更された。
復活可能のみペナルティ中も機能することが明言された。
ペナルティになったプレイヤーが武器を失っている場合、ペナルティ3日目終了後に再配布されることが明言された。
ノートパソコンで狙われた人数がわからなくなった。
ペナルティになったプレイヤーの発表は行われなくなった。
武器・能力・ナンバープレートの配布はプレイヤーが泊まる各部屋に置かれるようになった。外見からはどの部屋にどの能力があるかは不明。
248 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 17:37:17.85 ID:g/SolRaY0(3/10)
ハウスシリーズ登場人物
天海千恵(殺し合いハウス、殺し合いハウス:セカンド)
気弱な性格。
両親が蒸発したために、莫大な借金を背負い、殺し合いハウスに参加する。
しかし、所詮は女子高生。
ほぼ何も出来ず、伊集院綾斗に銃殺される。
しかし、全プレイヤーが死亡したため、生き返る。
秋山みなね(殺し合いハウス、騙し合いハウス、盗み合いハウス)
兄を探すため、ハウスゲームに参加し続ける女性。
ドライな性格だが、天海姉妹に助言したりするなど、人間的な面も見せる。
殺し合いハウスでは、汐音妃乃に殺害されるも、全プレイヤーが死亡したため、生き返る。
騙し合いハウスでは、天海千理に助言したり、彼女を助け、尚且つ自身も賞金を得る。
249 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 17:46:41.27 ID:g/SolRaY0(4/10)
神崎晃(殺し合いハウス、殺し合いハウスセカンド)
天海と同年代の男。
穏やかそうに見えて、腹黒い一面もある。
実は、汐音妃乃の弟。
殺し合いハウスでは、桐生を後一歩まで追い詰めるも、彼の反撃で命を落とす。
しかし、その後全プレイヤーが死亡したため生き返る。
殺し合いハウスセカンドでは、姉の脅威になると判断し、夏見嶋と共に、桐生を狙う。
しかし、夏見嶋が裏切り、同様した隙を付かれ、桐生に射殺される。
桐生京我(殺し合いハウス、殺し合いハウスセカンド、盗み合いハウス)
命を奪い合う、ハウスゲームを楽しんでる男。
他人の命を何とも思わず、ただ、快楽の為に[ピーーー]。
殺し合いハウスでは、神崎晃の攻撃により、致命傷を受け、最後に柚木を射殺し、力尽きる。
しかし、全プレイヤーが死亡したため生き返る。
殺し合いハウスセカンドでは、神崎と夏見嶋蒼に命を狙われるが、能力を使い、神崎を射殺。 しかし、夏見嶋に射殺される。
が、復活可能を拝借し、何とか生き延びる。
250 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 17:52:41.00 ID:g/SolRaY0(5/10)
仙道玄矢(殺し合いハウス)
緘黙な性格。
殺し合いハウスでは、伊集院を狙うが、失敗。 その後、桐生の能力により、殺害される。
しかし、全プレイヤーが死亡したため生き返る。
伊集院綾斗(殺し合いハウス、殺し合いハウスセカンド)
小学生。 しかし、結構な自信がある。
殺し合いハウスでは、秋山を狙うが返り討ちにあい、死亡。
しかし、全プレイヤーが死亡したため生き返る。
殺し合いハウスセカンドでは、仙石に真っ先に殺害される。
251 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 18:02:50.31 ID:g/SolRaY0(6/10)
汐音妃乃(殺し合いハウス、騙し合いハウス、盗み合いハウス)
ピアニスト。
自分以外の全員を見下してる。
神崎晃の姉。
殺し合いハウスでは秋山を殺害するも、柚木に気付かず、射殺される。
しかし、全プレイヤーが死亡したため生き返る。
騙し合いハウスでは、冬雛を仲間に引き入れ、多額の賞金を獲得する。
ゲーム終了後、晃を自分と同じ苗字にするため、改名手続きを済ませるが、彼が汐音晃になることは無かった……。
柚木優芽(殺し合いハウス、殺し合いハウスセカンド)
女子中学生。
純粋そうに見えるが、その裏ではサイコパス。
幼い頃に両親に殺されそうになり、両親を殺した。
ハウスゲームを楽しんでる数少ないプレイヤー。
殺し合いハウスでは、油断したため、桐生に射殺される。
しかし、全プレイヤーが死亡したため生き返る。
殺し合いハウスセカンドでは、蘭光と組む。
しかし、終盤で一触即発の空気になりかけたが、引き分けに終わり、生き延びる。
252 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 18:09:29.12 ID:g/SolRaY0(7/10)
赤木柊一(殺し合いハウス、盗み合いハウス)
気弱そうなサラリーマン。
しかし、本当は刑事。
殺し合いハウスでは、桐生によって殺害されるが復活可能だったため終盤まで生き延びる。
しかし柚木に刺し殺される。
その後、全プレイヤーが死亡したため、生き返る。
福永大和(殺し合いハウス、騙し合いハウス、殺し合いハウス:セカンド、盗み合いハウス)
漁夫の利を狙う人物。
殺し合いハウスではマスターと偽り、終盤まで生き延びるも、油断したため、赤木に殺される。
その後は正式にディーラーとなり、ハウスゲームのディーラーを務める。
253 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 18:13:36.80 ID:g/SolRaY0(8/10)
天海千理(騙し合いハウス、殺し合いハウス:セカンド)
天海千恵の妹。
姉より腹黒く、したたかな性格。
騙し合いハウスでは、終盤で腹黒い本性を見せるが、詰めが甘く、ピンチになる。
しかし、秋山の助言により、賞金を得ることが出来た。
絹畑シュウ(騙し合いハウス)
温厚な性格の青年。
騙し合いハウスでは、天海千理を信じたが、裏切られる。
破棄され、死亡した。
254 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 18:19:44.06 ID:g/SolRaY0(9/10)
東瑛太(騙し合いハウス)
陽気な性格。
音楽会社を立ち上げるため、資金集めの為にハウスゲームに参加した。
騙し合いハウスでは天海の計画に参加するが、大勢のプレイヤーに裏切られる。
破棄され、死亡。
根野怪女(騙し合いハウス)
根暗な女子高生。
学校では名前のせいで虐められ、家では両親に虐待を受けていた。
両親に脅され、ハウスゲームに参加される。
騙し合いハウスでは天海の計画に参加するが、大勢のプレイヤーに裏切られる。
破棄され、死亡。
255 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 20:30:24.84 ID:g/SolRaY0(10/10)
蘭光愛莉(騙し合いハウス、殺し合いハウス:セカンド)
蘭光グループの令嬢。
結構な自信家。
騙し合いハウスでは一番、多額の賞金を得る。
殺し合いハウスセカンドでは柚木と組む。
終盤で、彼女と一触即発の空気になりかけるが、引き分けに終わり、生き延びる。
冬雛萌希(騙し合いハウス、盗み合いハウス)
ほぼ無口で、必要最低限の事しか喋らない。
騙し合いハウスでは、途中で汐音と組み、多額の賞金を得る
256 </b> ◇WNrWKtkPz.<b> [saga] 2014/10/20(月) 14:50:02.58 ID:lIv21y0c0(1)
「姫萩さんは俺のPDAが9だと知りながら付いてきてくれているし、彼女の解除条件は平和的だから信頼と思う」
出会って間もなく、最悪な解除条件を持つ相手と行動してくれているのだから、少なくとも危険ではないだろう。
それに、俺と麗佳の関係を考えればそうそう簡単に殺人に走るとは考えられないだろう。
それを理解した上で姫萩は同行してくれているに違いない。
「彰から見ればそう映るのね」
「……なにか姫萩さんに疑うところがあるのか?」
「そうね。確信は無いけれど、彼女は信頼できないわ」
麗佳はきっぱりと言い放つ。
「彰が9だと分かった時点で、同行するにしても機会を見て逃げ出すはずよ」
「でも、俺は正規の方法で行こうとは考えていない。麗佳がいる限り、俺は殺人をすることはないんだぞ?」
「違うの。私は彰が危険かじゃなくて、姫萩さんが危険かどうかについて考えているのよ」
「どういうことだ……?」
姫萩のPDAは7で平和的なものであり、殺人と関わるようなものは一切ないはずだ。
「前に死体を発見したときのこと、覚えてる?」
「あぁ……確かナイフが刺さっていて、不気味な顔をしてた」
「彰はあの死体に対して何をした?」
「何をって……一応持ち物を探ったが?」
「そう、彰はPDAがあるかどうかを確認したけど見つからなかった……。もし、PDAがあったとしたら彰はどうする?」
そう言われて俺はようやく麗佳が言いたいことを理解した。
もしPDAがあったとすれば、それを自分のPDAということにするだろう。
平和的なものならば、たとえ9の俺であったとしても危害を加えない人物として偽ることができるのだ。
「なら、姫萩さん見せたのは他プレイヤーのPDAだというのか? ……それはあまりにも推測の域を超えているんじゃないか?」
「そうね。だから、確信は無いと言ったのよ。でも、彰のPDAが9と知りながら、彰が怪我をして足止めを食らいながら、御剣たちが戦闘禁止エリアにいる情報を持ちながら……と、今までのことを考えると彼女が私たちと一緒にいるメリットがないのよ」
強いて言うならば敵が現れたときに数で有利になるという点だろうか。
俺は麗佳の言ったことを……
1.信じる
2.信じない
3.なんとも言えない
4.その他
>>257
>>258
>>259
※>>259のコンマ下二桁によって安価を決定
00〜33 >>257
34〜66 >>258
67〜99 >>259
257 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/20(月) 17:42:12.14 ID:yS7f0f+20(1)
1 恋人なら当然
258 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 17:44:56.17 ID:gwgRbGfAO携(1)
1
259 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [Sage] 2014/10/20(月) 17:46:47.53 ID:dyjhMDTR0(1)
1
260 ◆WNrWKtkPz. [saga] 2014/10/21(火) 18:42:40.37 ID:NWJenY+D0(1/12)
「確かに麗佳の言うとおりかもしれないな」
俺は麗佳の言ったことを信じることにした。
「ありがとう。でも、いきなり態度を変えたら駄目よ?」
「そのへんは上手くするよ」
あの姫萩が血相を変えるは想像できないが、用心しておくべきだろう。
俺たちはこのあと……どうする?
1.戦闘禁止エリアを目指す
2.御剣たちのことは諦めて3階を目指す
3.姫萩にPDAについて鎌をかけてみる
4.その他
>>261
>>262
>>263
※>>263のコンマ下二桁によって安価を決定
00〜33 >>261
34〜66 >>262
67〜99 >>263
261 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 18:56:38.95 ID:w9MMqGODO携(1)
3
262 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 19:02:36.65 ID:03RiNO6zo(1/5)
1
263 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/21(火) 19:06:55.54 ID:7Sf5iYeN0(1/7)
3
264 ◆WNrWKtkPz. [saga] 2014/10/21(火) 19:29:28.97 ID:NWJenY+D0(2/12)
【11:30】
俺たちは戦闘禁止エリアを目指して進んでいた。
足の調子もかなり良くなっており、歩く分にはあまり支障をきたしていない。
麗佳の話もあって姫萩への警戒心が高まったものの、特に変わった様子は見られなかった。
「御剣たちは待っててくれているだろうか……」
「あいつらのことだから心配して探しに回っている、という可能性もあるわね」
入れ違いになることは避けたいが、時間がかなり経過している分その可能性は高い。
「もし居なかったらごめんな、姫萩さん……」
「いえ……まだ時間は十分にありますし、それに狭霧さんが謝ることじゃないです」
「ありがとう。目的地まであと30分くらいか」
麗佳と姫萩は俺の歩く速度に合わせてくれている。
その不甲斐なさで申し訳なるのだが、仕方がないだろう。
「彰、無理はしないでね?」
「あぁ、大丈夫だ――」
俺たちはこのあと……
コンマ判定1個下
00〜30 特に何事も無く戦闘禁止エリアに着く
31〜60 武器を見つける
61〜90 葉月たちと出会う
91〜99 御剣たちと出会う
265 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 19:44:09.94 ID:03RiNO6zo(2/5)
さて
266 ◆WNrWKtkPz. [saga] 2014/10/21(火) 20:11:11.42 ID:NWJenY+D0(3/12)
【11:45】
俺たちは道中で御剣と陸島に出会い、情報を交換し合った。
綺堂とは罠で分断されたらしく、合流しようとしているらしい。
「……酷い怪我ね。ちゃんと治療したいから、近くの部屋に行きましょう」
陸島が俺の右足の具合を見てくれたが、どうやら初心者のやり方ではだめだったらしい。
俺は陸島に成されるがままベッドに寝かせられ、再治療されることとなった。
「手間をかけてしまってすみません」
「良いのよ、別に。そんなことよりも狭霧君たちが無事で良かったわ」
陸島は手際よく包帯を巻きながら、明るい笑顔を見せてくる。
薄暗いこのゲームの空間を照らす太陽のような、そんな明るさだった。
「はい、おしまい! さっきよりは動きやすいはずよ」
「ありがとうございます。確かに、包帯と足が程良く密着していて歩きやすくなっています」
包帯の巻き方一つでここまで変わるのか、それともプラシーボ効果なのか……分からないが、動きやすくなったのだから良いだろう。
『――姫萩さん、待って!』
外から御剣の叫び声が聞こえた。
俺と陸島はすぐさま扉を開けて状況を確認する――
「どうしたの!?」
「姫萩さんが1人で行動しようとしているのを、御剣が止めています」
麗佳が腕を組みながら冷静に言う。
「わ、私には構わないでください……!」
「皆で行動するべきだ! 1人だなんて危ないだろ?」
「2人とも落ち着いて。……何があったの?」
どうしてこうなったのかは分からないが、姫萩は1人になりたいということは理解できた。
俺はこの状況で……
1.御剣とともに姫萩を説得する
2.御剣の邪魔をする
3.何もせず見届ける
4.その他
>>267
>>268
>>269
※>>269のコンマ下二桁によって安価を決定
00〜33 >>267
34〜66 >>268
67〜99 >>269
267 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/21(火) 20:13:45.86 ID:7Sf5iYeN0(2/7)
1
268 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/21(火) 20:51:36.19 ID:SI2wj7kI0(1/4)
ここは1かな。
269 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 21:01:21.58 ID:03RiNO6zo(3/5)
1
270 ◆WNrWKtkPz. [saga] 2014/10/21(火) 21:10:37.57 ID:NWJenY+D0(4/12)
「姫萩さん、いきなりどうしたんだ? 訳を話してくれないか?」
俺は御剣に加勢することにした。
理由はどうであれここで抜けるというのはあまりにもおかしすぎるのだ。
「もう、御剣さんたちと会うことが出来たので目的は果たせました。だから、あとは1人でなんとかします……ありがとうございました」
「このゲームで1人になるというのが、どういうことかわかっているのか……?」
「分かってます。狭霧さんと会うまでは1人でなんとかやってきたので、大丈夫です!」
「大丈夫なわけ無いだろ! 姫萩さん、もう一度考え直すんだ!」
御剣の横槍で姫萩が更に一歩後ろに下がった。
(このままでは姫萩が去ってしまう……)
俺は……
1.姫萩に2人で話そう、と前にでる
2.御剣に黙れと言い前にでる
3.どうしようもないので御剣に任せる
4.その他
>>271
>>272
>>273
※>>273のコンマ下二桁によって安価を決定
00〜33 >>271
34〜66 >>272
67〜99 >>273
271 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/21(火) 21:17:44.65 ID:7Sf5iYeN0(3/7)
1
272 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/21(火) 21:23:43.22 ID:SI2wj7kI0(2/4)
3
273 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 21:26:02.58 ID:03RiNO6zo(4/5)
3
274 ◆WNrWKtkPz. [saga] 2014/10/21(火) 21:41:18.68 ID:NWJenY+D0(5/12)
(もう、駄目か……)
姫萩を止めることが無理だと判断した俺は御剣に任せることにした。
「姫萩さん、ゆっくり話せばきっと分かり合えるはずさ」
「こ、来ないでください!」
御剣がゆっくりと近づいていくが、姫萩は怯えた表情をしている。
これ以上は脅迫に近い形となるため、俺は御剣を止めに掛かろうと彼の肩を掴もうとするが――
「――来ないでッ!」
姫萩の叫び声で全員の動きが止まる――
いや、正確には彼女の手にあるモノが原因となっていた――
「姫萩さん、落ち着きなさい」
陸島の真剣な声が後ろから聞こえる。
姫萩は手を震わせながらも、しっかりとソレを握りこちらへ向けていた。
「わ、私は……私は悪く、ありません――ッ!!」
「やめなさ――」
もはや聞く耳を持っていなかったのか、姫萩はトリガーに指をかけた――
爆音が廊下に響き渡り、金属音がむなしく響き渡る――
放たれた銃弾は……
コンマ判定1個下
00〜60 御剣に命中していた
61〜99 俺に命中していた
275 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 21:42:51.51 ID:7Sf5iYeN0(4/7)
えい
276 ◆WNrWKtkPz. [saga] 2014/10/21(火) 21:51:26.42 ID:NWJenY+D0(6/12)
「ぐっ――!!」
俺のすぐ隣にいた御剣が床に倒れた。
「御剣君!!」
陸島が駆け寄ろうとしたものの、姫萩が銃口を向けたためその場に立ち止まった。
「私は……悪く、ない。1人にしてって、言ったのに――」
姫萩の眼球が小刻みに動いていることから、正気ではことは確かである。
「御剣……大丈夫か!?」
俺は小声で倒れている御剣に声をかけた。
銃弾は御剣のどこに当たっていた?
コンマ判定1個下
00〜10 頭部
11〜40 胸部
41〜70 腹部
71〜99 脚部
277 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/21(火) 21:52:36.03 ID:NQ2imUMJO携(1)
あ
278 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 21:53:03.26 ID:03RiNO6zo(5/5)
やっちまったなサクミン
279 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/21(火) 21:57:32.40 ID:7Sf5iYeN0(5/7)
とうとう一人殺してしまったな
280 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 22:07:30.33 ID:T44qmE6vo(1/3)
安全牌がお亡くなりになってしまうとは
281 ◆WNrWKtkPz. [saga] 2014/10/21(火) 22:11:36.75 ID:NWJenY+D0(7/12)
「おい……御剣……!」
反応すらない御剣を見て俺は尋常ではない汗をかいていた。
よく見ると頭部から血溜まりができているのが見え、理解した――
(嘘だろ――)
御剣は頭部に銃弾を受け、即死した――
隣にいた人物が突然死亡したという現実を、俺はなかなか受け止められないでいた。
いま隣にいる死体が、これが本当のゲーム――現実だと、そう語りかけてくる――
「あ、あはは……ハハ――」
姫萩の狂った声で俺は現実に引き戻された。
後ろに視線を向けると、麗佳が大きく目を見開いて固まっていた。
(麗佳……逃げろ!!)
必死に視線と表情で麗佳に語りかけると、悟ったのか少しずつ後ろに下がっていた。
「前に進め、でしたよね……。やっと、踏み出せましたよ――」
姫萩は狂いながらも銃口をこちらに向けたままである。
少しでも俺が動けば再びトリガーが引かれるのは間違いないだろう。
(どうする……どうすればいいんだ――)
陸島はすぐにでも動ける体勢を取っているが、距離的にトリガーを引かせずに止めるのは難しいだろう。
麗佳は恐らく銃口が引かれた瞬間に逃げる準備が出来ているだろう。
(俺の手持ちはナイフのみだ――)
俺と姫萩の距離はおおそよ5メートル。
一気に詰め寄れば彼女を止めることがことができるかもしれない――
俺は……
1.決死の覚悟で姫萩に特攻し、ナイフで殺しに行く
2.決死の覚悟で姫萩に特攻し、拘束する
3.姫萩に動きがあるまで待つ
4.一か八かで逃げ出す
5.その他
>>282
>>283
>>284
※>>284のコンマ下二桁によって安価を決定
00〜33 >>282
34〜66 >>283
67〜99 >>284
282 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 22:22:40.39 ID:4dTksRyCo(1/2)
3
283 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/21(火) 22:23:18.10 ID:nuUuj9/l0(1)
3
284 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/21(火) 22:23:54.89 ID:L6WGJtOi0(1/4)
3
285 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 22:25:39.44 ID:T44qmE6vo(2/3)
これが初殺人だとしたらPDF7は真っぽいし、なんとか狂気を取り払えないものか‥
5 御剣の様子を確かめるふりをしながら死体を盾にする
286 ◆WNrWKtkPz. [saga] 2014/10/21(火) 22:35:59.08 ID:NWJenY+D0(8/12)
(待て、冷静になれ……)
俺はいまにも動こうとした体を止めて姫萩のほうをよく見た。
姫萩はこちらに銃を構えているが、一向に撃ってくる気配はない。
そしてあの狂った様子から自分の世界に入りきってしまっているに違いない。
となると、変に刺激を与えれば反射的に撃ってくるはずだ――
(説得か、逃走か……)
いまの姫萩を説得するのは難しいが、言葉によってはこの場を去ってくれるかもしれない。
もしくは、ゆっくりと下がって一気に逃走するという選択肢もある。
銃弾が外れるという可能性もあるが、この場に麗佳もいるため迂闊な行動を取ることはできないだろう。
(さて、どうするか――)
俺は……
1.説得する(要記載:説得する言葉)
2.ゆっくりと後ろに下がり、距離を取る
3.その他
>>287
>>288
>>289
※>>289のコンマ下二桁によって安価を決定
00〜33 >>287
34〜66 >>288
67〜99 >>289
287 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 22:43:49.81 ID:wo/0kJME0(1)
2
288 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 22:44:47.89 ID:4dTksRyCo(2/2)
2
289 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/21(火) 22:48:10.36 ID:L6WGJtOi0(2/4)
2
290 ◆WNrWKtkPz. [saga] 2014/10/21(火) 23:04:59.58 ID:NWJenY+D0(9/12)
(落ち着け……ゆっくりだ、ゆっくり――)
俺は姫萩に悟られないよう後ろに下がり始める。
確かに下がっているはずなのに、距離は全く空いてないように感じる。
「――狭霧さんのPDAは9ですよね?」
突如姫萩にかけられた言葉に俺は足がもつれそうになる。
「あ、あぁ……そうだよ」
もはや自分のPDAが陸島に聞かれてもどうでも良かった。
それほどに目の前にいる姫萩の存在が大きかった。
「私もその対象に入っているって、ことですよね?」
「……そうだ。でも、俺は他の方法を探そうと思っている。そう伝えたはずだよ」
重すぎるプレッシャーに膝が強張り始める。
頭をフル回転させて、姫萩に刺激を与えない言葉をなんとか絞り出すのがいまの限界だ。
「本当は、私を殺そうって考えてたんじゃないんですか?」
「それはない……。そうなるためには麗佳を殺さないといけないからな――」
何度か心が揺らいでいたが、これが本心である。
俺にはやはり麗佳を殺すことはできないのだ――
「そうですか……。それじゃあ、矢幡さんが死んだら、どうするんですか――」
「――ッ!!」
その発言で、麗佳が撃たれるであろうということを俺は即座に理解した。
この瞬間俺は……
1.銃弾が麗佳から外れることを祈り、姫萩を殺しにかかる
2.銃弾が麗佳から外れることを祈り、姫萩を拘束する
3.麗佳がいる方向に移動して盾になる
4.やめろ、と叫ぶ
5.その他
>>291
>>292
>>293
※>>293のコンマ下二桁によって安価を決定
00〜33 >>291
34〜66 >>292
67〜99 >>293
291 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/21(火) 23:24:30.80 ID:L6WGJtOi0(3/4)
1 さすがにヘッドショット連発はない……よな?
292 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 23:25:20.39 ID:chFm8p6So(1)
3
293 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 23:28:29.11 ID:T44qmE6vo(3/3)
5.陸島が姫萩を確保することを信じ、姫萩が彰の方を撃つように挑発して仕向ける
彰はジグザグに姫萩の方に走りこむことによって姫萩の確保ではなく銃弾の回避を優先する
294 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/21(火) 23:29:25.81 ID:SI2wj7kI0(3/4)
2
295 ◆WNrWKtkPz. [saga] 2014/10/21(火) 23:36:09.99 ID:NWJenY+D0(10/12)
「うおおぉぉ――ッ!」
俺は麗佳に銃弾が外れることを祈り、そのまま姫萩に特攻した――
図太い爆音が再び耳に入る――
銃弾は……どこに当たった?
00〜05 頭部
06〜15 胸部
16〜30 腹部
31〜50 脚部
51〜99 外れる
296 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/21(火) 23:36:38.99 ID:7Sf5iYeN0(6/7)
えいお
297 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/21(火) 23:39:19.75 ID:L6WGJtOi0(4/4)
>>296
あぶねぇ!けどGJっ!!
298 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/21(火) 23:46:06.66 ID:SI2wj7kI0(4/4)
あぶねぇww
299 ◆WNrWKtkPz. [saga] 2014/10/21(火) 23:53:43.86 ID:NWJenY+D0(11/12)
「――ッ!?」
銃弾が俺の頬を掠った。
どうやら姫萩は麗佳ではなく端から俺を狙うつもりだったようだ――
ただ、いまはそんなことを考えている暇はない。
俺は無我夢中で取り出したナイフを姫萩に突き刺した。
「ぁ……うぁ――」
「あああぁぁぁ!」
胸部を刺された姫萩は、拳銃を落とす。
極度に興奮状態の俺は、強く――深く突き刺した。
「狭霧君、やめなさい!!」
「ウアアアァァ!!」
殺すか殺されるか――
そんな世界に迷い込んだ俺に冷静さは無かった。
ただ、本能で生きたいと――そのために目の前の敵を殺すんだと――
「――ッ!!」
姫萩の手が俺の肩を強く掴んでいた。
怒りと悲しみの眼差しが、しっかりとこちらを視ていた――
「ウソツキ」
それが、姫萩の最期の言葉だった――
300 ◆WNrWKtkPz. [saga] 2014/10/21(火) 23:54:22.63 ID:NWJenY+D0(12/12)
今日はここまでです。
質問・要望・感想などあればどうぞ。
それでは。
301 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/21(火) 23:56:43.96 ID:7Sf5iYeN0(7/7)
まあしょうがないね、貴方の基準だと恋人の麗佳が最優先だし貴方の目の前で恋人殺そうとしたのが悪い
302 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/22(水) 00:05:41.67 ID:JfmTBTjNo(1)
乙
怖えーよサクミン
303 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/22(水) 00:06:06.31 ID:Qo6iZvnI0(1)
乙〜
後々危ういのが残るより、安全策
状況的にも信頼を失いはせんだろう
304 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/22(水) 12:26:54.08 ID:PRlOt+Zlo(1)
さすがサクミン。ギャルゲー世界の住人はこれだから怖い。
305 ◆WNrWKtkPz. [saga] 2014/10/27(月) 19:59:14.67 ID:6uNkr/f60(1/8)
――――
――
俺は恵まれた環境で育った。
喧嘩をすることもなく明るい家庭だ、と自信を持って自慢できるくらいだ。
現在も両親ともに健在で、今年10歳になる弟もいる。
たまに不真面目なときがある俺を責めることもなく、自由にさせてくれている。
そんな両親を悲しませないよう、俺は悪事を働くことはしなかった。
心に余裕がある俺はたまに人助けをして、人に感謝され、そして家族を喜ばせた。
弟には俺がヒーローに見えるらしい。
『俺もお兄ちゃんみたいになりたい!』
きっと弟は良い子に育つだろう。
こんな輝かしい家族に泥を塗るわけにはいかないだろう――
『ウソツキ』
――やめろ。
俺の目の前にあった楽園が一転して地獄へと変わる。
血まみれになった少女が、ゆっくりとこちらに近づいてくる。
――やめろ。
一歩ずつ着実にその少女は近付いてきている。
『ウソツキ』
やめてくれ――――
――――
――
「……っ!? ハァ、ハァ……」
俺は息苦しさで勢いよく起き上がった。
「ハァ……ゆめ、か――」
一気に脳が覚醒し始め、今まで何が起きたのかということを思い出させる。
「俺は――ッ!!」
殺した。
姫萩咲実をこの手で確かに殺したんだ。
罪悪感と恐怖で震えだした身体を止めることはできなかった。
「――痛ッ!?」
無意識に動き出そうとした身体が、痛覚によって遮られた。
どうやら右足の状態が更に悪化してしまったらしい。
あの時は火事場の馬鹿力で動いていただけのようだ。
306 ◆WNrWKtkPz. [saga] 2014/10/27(月) 20:08:15.29 ID:6uNkr/f60(2/8)
「彰!?」
耳に入った声に、俺は大きく体を跳ねさせた。
麗佳が瞳を潤ませながらこちらに駆け寄ってきた。
「れい、か…………」
彼女の顔を見た瞬間に、俺の心はぐちゃぐちゃになった。
「彰、大丈夫よ。ここは戦闘禁止エリアだから、ゆっくり休んで」
優しく麗佳に抱き寄せられ、頭を撫でられる。
――やめろ
「ここまで陸島さんと運ぶの、苦労したんだから。感謝しなさいよね、全く……」
――やめてくれ
『ウソツキ』
(――――ッ!?)
現実か幻想か――
抑えきれない感情が、今にも口から飛び出そうとしている。
俺は……
1.何とか抑え込んで平常を保つ
2.全てを吐き出す
3.麗佳の胸を揉む
4.その他
>>307
>>308
>>309
※>>309のコンマ下二桁によって安価を決定
00〜33 >>307
34〜66 >>308
67〜99 >>309
307 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/27(月) 20:08:42.47 ID:lEt5/dbLo(1/3)
2
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
あと 318 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル
ぬこの手 ぬこTOP 0.306s*