[過去ログ] 偽街の子供達「ご主人様?」メガほむ「……うん、ご主人様だよ」 (443レス)
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101 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/26(土) 14:16:54.12 ID:SA776abKo(1)
>>99
一人暮らしだから、こじらせやすそうだよなあ……
102 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/04/26(土) 14:31:33.86 ID:2F8lDSRN0(1)
拗らせるって言っても限度と言うものがあるがなww
繰り返しまくって決意を固めるたびに後へ引けなくなったのがクーほむって話だから。
一週目でこれなのはSSなので脚色されてるのか、もしくは何らかの干渉がありそう。
今夜に期待。
103 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/26(土) 14:36:27.01 ID:ss9tYHEf0(1)
SSは面白いのに読者の考察ごっこが寒くてかなわん
104 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/26(土) 14:40:46.17 ID:ixHTFE+go(1)
メガほむさん、口ではそういう役割なんだから仕方ない と納得してる風を装いつつ
レイケツが役割を果たして魔女になったことについては納得してないんだなww
部屋に来たのが美樹さんだったら良かった など、さやかちゃんなら殺しても心があまり痛くないって考えになってるっぽい
105 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/04/26(土) 15:50:25.54 ID:idfXGtS50(1)
乙乙!
コミュ障メガほむの人心掌握術パネェ
マミさんが超都合よく動いてくれたから良かったけど、そのまま魔女になる可能性も見越してたのかな
子供たちは葬列に夢中だから浄化も期待できなさそう
106 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/26(土) 15:51:45.52 ID:Y805p7XXo(1)
納得はしよう
だが、貴様だけは許さん!

事の発端となった人物に対して特別ヘイトが溜まるってのはわからない話ではないと思うけどな
107 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/26(土) 16:17:19.70 ID:/eLQGl1Ro(1)
そうやって感情的になれるなら
その場で契約しちゃいそうなものだけどな
大局を見たかと思えば恨み骨髄なのが矛盾に感じるのかもね
108 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/04/26(土) 23:32:57.55 ID:Zrs22PC70(8/9)

マミ「……そう? できないのなら、どうするのかしら?」

杏子「魔法少女同士がもめ事を一発で解決させる方法なんて、一つしかないんじゃない?」

マミ「……それもそうね。いいわ」スッ

杏子「……」

マミ「悪いけど、いつかの時みたいな手加減はなしよ。本気で殺すつもりで行くから覚悟してね、佐倉さん?」チャキ

杏子「……ふん、上等じゃんかさ。ちょうどいい機会だ。手加減なしのマミとあたし、どっちが強いかはっきりさせようじゃないか」ヒュン

マミ「それじゃあ、お望み通り力づくで通らしてもらうわよ?」

杏子「はっ。ほむらのところに行きたけりゃ、あたしをぶっ倒してからいきな!」

109 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/04/26(土) 23:43:47.64 ID:Zrs22PC70(9/9)

〜結界内部〜


Lotte「……」ザッ ザッ

Lotte「……」ザッ ザッ

此岸の魔女「…………」ズルズル

ワルクチ「……」

オクビョウ「……」

イバリ「……これ、もう何回目だっけ」

ウソツキ「えっと、九回目?」

ミエ「違うよ。十回目」

マヌケ「そうだね。十回目だね」

ヒガミ「十回……」

ヤキモチ「もう十回も……」

ネクラ「……あと何回?」

ガンコ「何回でもやる」

ワガママ「何回でも……」

ノロマ「……」

ナマケ「…………飽きた」

偽街の子供達「…………」
110 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/04/27(日) 00:05:25.61 ID:lVhcAFUZ0(1/7)

ヤキモチ「……なら帰る?」

ガンコ「でも、お祭りまで練習しなきゃ」

ウソツキ「……なんか別にもういい気もしない?」

ミエ「そうだよ。もういいよ」

ワガママ「わたしなんて、いっとう早く泣けるもん」

ヒガミ「じゃあ帰る?」

イバリ「うーん……」

コツコツ

オクビョウ「……あれ?」

マヌケ「誰か来たよ」

ワルクチ「あれって……」

メガほむ「……」テクテク

ネクラ「ご主人様?」

ナマケ「ご主人様だね」

メガほむ「……うん、そうだよ」
111 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/27(日) 00:06:39.02 ID:vlWgugnJ0(1)
スレタイ来たー!(・∀・)
112 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/04/27(日) 00:17:48.37 ID:lVhcAFUZ0(2/7)

ワルクチ「何しに来たの?」

ヒガミ「何かをしに来たの?」

メガほむ「うん。わたしも葬列に参加しに来たの。いいよね?」

ネクラ「いいよ?」

ガンコ「ちょうどいいね」

イバリ「これで最後にしよう」

ウソツキ「これが、最後の葬列」

メガほむ「そうだね。これが最後だね。……ありがとう」

ノロマ「……?」

ミエ「それじゃ、一緒にあそこまで歩こう」

メガほむ「……あの大きなギロチンまで?」

ヤキモチ「そうだよ」

ナマケ「面倒ならやめる?」

メガほむ「ううん。行くよ。ふふっ。……本当に、おおきなギロチン」

マヌケ「そう?」

ワガママ「とにかく行こ!」

メガほむ「……うん」

113 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/27(日) 00:19:14.72 ID:WJsFaCcoo(1/2)
ほのぼのの予感…!
114 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/04/27(日) 00:25:36.39 ID:lVhcAFUZ0(3/7)
Lotte「……」ザッ ザッ

Lotte「……」ザッ ザッ

此岸の魔女「…………」ズルズル

ガンコ「……」テクテク

ナマケ「……」テクテク

メガほむ「……」テクテク

偽街の子供達「……」テクテク

メガほむ「……ね、あなたたち」

ノロマ「?」

マヌケ「どうしたの?」

メガほむ「実はわたしね。ここに来るために、巴さんと美樹さんにひどい事しちゃったの」

ワガママ「そうなの?」

オクビョウ「トモエマミとミキサヤカにひどいこと……」

ヤキモチ「頭をかじるとか?」

ネクラ「キックとか?」

メガほむ「え? いや、その、そういうひどいことじゃなくて……なんていうのかな。二人に対して、こじつけみたいなひどいことを言っちゃったの」

ヒガミ「ふーん」

ミエ「ひどいことを言うって、つまり」

ウソツキ「こいつみたいにってこと?」

ワルクチ「おい、こっち見るな」
115 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/04/27(日) 00:41:32.96 ID:lVhcAFUZ0(4/7)

メガほむ「あはは……うん。いつものその子より、もっともっとひどいことを言ったの」

ミエ「でもあの二人にひどい事って、それ」

マヌケ「わりといつも通りじゃない?」

メガほむ「へ? そ、そんなことないよ? あんなこと言ったの、初めてだもん」

ネクラ「ふーん?」

ヤキモチ「なんでそんなこと言ったの?」

メガほむ「だって、わたし一人じゃ、この結界の場所もわからないんだもん。普通に頼んでも連れてきてもらえるわけないから、ね」

ワガママ「そうだね」

ヤキモチ「二人とも頭が固いしね」

ノロマ「……」ジイー

ガンコ「なぜこっちを見る」

イバリ「そうだね」

ミエ「どっちかというと、あっちだね」

Lotte「……」ザッ ザッ

Lotte「……」ザッ ザッ

ワルクチ「つまり、こいつらとお前ってキャラがかぶ――」

ウソツキ「そんなひどいことを言っちゃだめだよ」

メガほむ「うん。あなたたち、最後くらいわたしの話聞いてくれると嬉しいかなー?」
116 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/04/27(日) 01:11:22.51 ID:lVhcAFUZ0(5/7)

ナマケ「はいはい」

マヌケ「それで?」

メガほむ「うん。それでね。巴さんにひどいこと言って、ここに連れてきてもらえるように誘導したんだ」

オクビョウ「へー」

ヤキモチ「そうなの?」

メガほむ「正義感と責任感が強い美樹さんならともかく、巴さん相手で成功するか自信がなかったんだけど、思った以上にうまくいったんだ」

ネクラ「まあ、トモエマミだったらね」

ワルクチ「そういう時期だしね」

メガほむ「ふふっ。そっか。それでここに入る直前、佐倉さんと美樹さんに追いつかれちゃってね。巴さんに足止めしてもらうにしても、二対一じゃ厳しいだろうなって思って、美樹さんにひどいこと言って責めたてたの」

ミエ「あらら」

ヤキモチ「それは濁るね」

メガほむ「動きがにぶるかなって、それくらいの気持ちだったんだけど、これも予想以上に効いたみたいでね。美樹さん、佐倉さんに気絶させられちゃった」

イバリ「あ、割れなかったんだ」

ウソツキ「なんだ……」

メガほむ「いまもあの二人、戦ってるのかな。巴さんは優しい人だし……佐倉さんも何だかんだで素直になれないだけだから、巴さんにあんまりひどいことできないと思うの」

ワガママ「さあ?」

ガンコ「それはどうだろう」

メガほむ「きっとそうだよ。それで全部終わった後は、鹿目さんがみんなをつなげてくれるよね。だから、わたしがいなくなった後はハッピーエンドだよ――なんてね」

ノロマ「……?」

メガほむ「そんなのね、全部さっき考えた嘘なんだ」

117 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/04/27(日) 01:27:18.13 ID:lVhcAFUZ0(6/7)
ウソツキ「うそ?」

メガほむ「本当はね、ただ巴さんも道ずれにしてやろうって思ってただけなの」

ワガママ「うん」

メガほむ「本当はね、美樹さんのことを恨んでただけなの」

ネクラ「うん」

メガほむ「本当はね。みんなのことなんて全部どうでも良くって、こんな世界めちゃくちゃになっちゃえば、それはそれでいいなって、そう思ってただけなの」

ヒガミ「うん」

メガほむ「それがたまたま全部つながってここにこれたの。……ねえ。あなたたちも魔女になっちゃうんだよね」ジワ

ヤキモチ「うん」

メガほむ「そうだよね。あなたたちはそういう役割で、それはそれで仕方ないって分かってはいるの。でもね」ポロリ

イバリ「うん」

メガほむ「わたし、ぃっく、無理だよ……。あの子一人でも、わけわかんなくなるくらいつらかったのに、あなたたちが一人ずつ魔女になって、ぐすっ、それで巴さんたちに退治されるのを見るなんて、それに耐えろだなんて、無理なの……!」ボロボロ

オクビョウ「うん」

メガほむ「……あのギロチンまで、もうちょっと歩くね」ゴシゴシ

ナマケ「うん」

メガほむ「でも、いいよ。……わたしも、あの子と一緒にいくから」

マヌケ「うん」

Lotte「……」ザッ ザッ

Lotte「……」ザッ ザッ

此岸の魔女「…………」ズルズル

ノロマ「……」テクテク

ウソツキ「……」テクテク

メガほむ「……」テクテク

偽街の子供達「…………」テクテクテクテク

118 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] 2014/04/27(日) 01:27:48.39 ID:lVhcAFUZ0(7/7)
今日はここまで。

明日の夜も続きを投下する。
119 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/27(日) 01:28:19.06 ID:WJsFaCcoo(2/2)
乙ゥ
120 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/27(日) 01:30:03.20 ID:QxSC80j1o(1)

道づれな
121 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/27(日) 01:33:04.47 ID:EkeoaShdo(1)

まぁあわよくば皆殺しくらいは狙ってると思ってた
だって、契約の願いで直接ここにワープする手もあっただろうしな
122 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/27(日) 01:50:46.92 ID:bT3vV78So(1)

元の世界のデビほむよりこのメガほむの方に懐くのも無理ないな
よっぽど魔女としては立派な思考だし
123 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/27(日) 02:28:30.98 ID:BlAMcKy6o(1)
どうだろうね
悪魔の言うことには従うとか書かれる位だから
悪魔>魔女だと思ってたが、そもそも並んでる状況がないからなあ
124 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/27(日) 02:31:25.32 ID:GbFf9+nCo(1)

このSS出たころに限定版特典のマテリアルブック出てなかったんだよな
悪魔には素直に従うってあるけどなんでこいつらこの世界に来たのやら
125 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/27(日) 08:41:06.10 ID:6HEcInvz0(1)
正直、わけが分からなくなってきた
最初の雰囲気のままが良かったな
126 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/27(日) 12:21:50.92 ID:RkTfksD3o(1)
乙です
127 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/04/27(日) 21:35:40.26 ID:RbAbzDmA0(1)
久しぶりに来たらホラーになってた
128 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/04/28(月) 00:46:25.80 ID:pQTYC6BN0(1/8)

〜マミルーム〜


まどか「うん、うん、ごめんねパパ。ちょっと先輩の家にお呼ばれしちゃってて遅くなってるの。もしかしたら泊まるかも――え? ううん。大丈夫だよ。うん。それじゃあ」

ピッ

まどか「ふう、何とかいい訳できた……。心配かけちゃったかな。パパとママには悪い事しちゃったけど……それでも、いま帰るわけにはいかないもんね」

まどか(みんなが帰ってきたら、ほむらちゃんにはまずお帰りなさいって言ってあげよう)

まどか(さやかちゃんには上条君にばらしちゃったことをちゃんと謝らなきゃ)

まどか(それから、マミさんにも杏子ちゃんと友達になったって打ち明けよう)

まどか(みんながケンカしないように、仲良くなれるように頑張ろう。それが、魔法少女じゃないわたしに頑張れることだと思うから。だから――)

まどか「みんなが、ケガもなく無事に帰ってこれますように」

129 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/04/28(月) 00:56:33.45 ID:pQTYC6BN0(2/8)





マミ「……」

杏子「……」

マミ「……残念ながら、わたしの勝ちね、佐倉さん」

杏子「……はっ」

マミ「強がってもダメよ? そんなに縛られちゃ、もう動けないでしょう?」

杏子「それで? あたしを動けなくしてどうすんの。とどめを刺すの?」

マミ「そうね。いまさらやめるわけにはいかないもの。ごめんなさいね、佐倉さん」チャキ

杏子「……アンタが謝ることないさ。だってさ、先に裏切ったのはあたしじゃないか」

マミ「……え?」

杏子「昔のマミにだってあっただろう? あたしを信じてくれたこと。突然手のひらを返して裏切るなんて思ってもみなかっただろう?」

マミ「……」

杏子「あたし、いつも自分のことばっかであんたに甘えてわがまま放題で、きっと何度も傷つけてきたんだと思う。だからあんたがあたしに恨みを抱くのも無理ないし、今のあたしは自業自得なんだろうさ」

マミ「……今更どういうつもり? 命乞い?」

杏子「ううん。ただ謝りたかっただけさ」

マミ「……」

杏子「今日までごめんね、マミさん。気の済むようにやってよ。……いいよ。撃ちなよ」

マミ「…………」



バアンッ――……パリン



130 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/04/28(月) 01:06:18.67 ID:pQTYC6BN0(3/8)

マミ「……待ってて、暁美さ――!」ズクン

マミ(……ぁ。変身が、解け――)

マミ「う……ッ」ドサリ

マミ(動けない……。佐倉さんとの戦いで魔力、使いすぎたのね。ソウルジェム、もう真っ黒だ)

QB「生き残ったのは君のほうか、マミ。仕方ないね。君だけでも無事でなによりだ」

マミ「キュゥ……べえ……」

QB「あの魔女のもとに行く前に魔力が尽きてしまったようだね。そのソウルジェムはもう限界だ」

マミ(……そっか。わたし、魔女になっちゃうんだ)

QB「魔女が孵るまでにはまだ時間がありそうだけど、ここで見届けさせてもらうよ。それもまた僕の役目だからね」

マミ(暁美さん。傍にいてあげられなくてごめんね。……やっぱりわたしって駄目だなぁ。もっと強い意志さえあればなんだってできたはずなのに、肝心なところで迷っちゃうからいつも失敗しちゃう)

QB「マミ。君の絶望は、どんな形をしてるのかな」

マミ(……そっか。こんなわたしだから、いつもひとりぼっちで終わっちゃうんだ)

131 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/04/28(月) 01:26:27.74 ID:pQTYC6BN0(4/8)

――マミ回想――

杏子「うぅ・…また負けたー!」

マミ「ふふっ。まだまだ甘いわね」

杏子「くっそー、マミさんのリボンは卑怯だよ! 本数制限なしの上に自由自在に操れるんでしょう? そんなのよけられるわけないよ!」

マミ「実践の時にもそんな言い訳するつもりなの? 魔女との戦いに卑怯も何もないのよ?」

杏子「うっ」

マミ「それにわたしの魔法が卑怯だっていうなら佐倉さんの幻惑魔法はどうなっちゃうのかしらね?」

杏子「あうぅ……。それならせめて、もう少しくらい手加減してくれてもいいよね? 一度くらい勝ちたいよ……」

マミ「だーめ! 訓練にならないでしょう?」

杏子「けち……」

マミ「……もう。だったら手加減はしないけど、報酬付きの勝負はどう? わたしに勝った時は、かわいい後輩の言うことなんでも聞いてあげちゃうわ」

杏子「!! なにそれ乗った! ホントになんでもだね!?」

マミ「叶えられる範囲だからね。……まあ佐倉さんの場合、今の調子ならわたしなんてすぐに追い抜いちゃうわよ。不得意な治癒魔法をカバーできさえすれば右にでるものはいないくらい成長すると思う」

杏子「そ、そう?」

マミ「そうよ。だから自信もって? こんな優秀な子が友達になってくれてわたしも花が高いんだから」

杏子「……ねえマミさん」

マミ「どうしたの?」

杏子「……その、マミさんはあたしのこといつも友達って言ってくれるけどさ……。あたしにとってのマミさんは友達っていうのとはちょっと違う違うっていうか……」

マミ「どういう……こと?」

杏子「えーっと、変な意味じゃなくてさ。その……ううん。やめとく! さ、行こ!」

マミ「……」

マミ(……そう、なんだ。友達じゃ、ないんだ)

マミ「……そうだよね」

マミ(だって佐倉さんは魔法少女として強くなるためにわたしと一緒にいるんだもの。一人前になったらきっとわたしのもとから去ってしまうんだ)

マミ「それならせめて、少しでも長く傍にいてくれるように、わたしにできる努力はしなくちゃね」

マミ(たとえば誰よりも強くて頼りがいがあって、品が良くてみんな優しくて、絵にかいたような魔法少女のように優雅でいて、それから――)

132 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/04/28(月) 01:50:27.64 ID:pQTYC6BN0(5/8)

ロリマミ『――もうやめよう?』

マミ『……え?』

ロリマミ『無理して頑張らなくてもういいの。どんなに努力したってみんなはマミの頑張りに応えてくれないもの』

マミ(魔法少女になる前の、わたし……?)

ロりマミ『みんなみんな、マミ一人置き去りにしていなくなっちゃう薄情者なんだから』

マミ『……一人、に』

ロりまミ『そうよ。だけどもう大丈夫。ひとりぼっちにならない素敵な方法を見つけてきたよ』

マミ『どんな方法……?』

ろriMaミ『理想の世界をつくればいいの』

マミ『理想の……』

RoriMaみ『理想の友達はマミを絶対に裏切らないよ。佐倉さんみたいに友達じゃないなんて言わないし、美樹さんみたいに恨んだりもしなければ、暁美さんみたいにひどいことを言ったりもしない』

マみ『……』

Roromami『時間を忘れてみんなで楽しくお茶会するの』

まmi『……そっか』

Lorocami『そうだよ。だから、わかるよね?』

Mami『うん」

Candeloro『わたしが魔女になっちゃえば、ずっとみんなの傍に――

133 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] 2014/04/28(月) 01:51:45.64 ID:pQTYC6BN0(6/8)
・独りぼっちにならない素敵な方法画像

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=big&illust_id=37179370
134 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] 2014/04/28(月) 01:54:58.83 ID:pQTYC6BN0(7/8)
――カツン

マミ「……!」

QB「……」

杏子「おはよう。びっくりした?」

マミ「佐倉、さん……」

杏子「なあ、マミ」

マミ「……」

杏子「もう、目は覚めたかい?」

135 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] 2014/04/28(月) 01:55:59.88 ID:pQTYC6BN0(8/8)
今日はここまで。

千石さんのマミロロには愛を感じます。

また明日も続きを投下する。
136 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/28(月) 01:56:23.69 ID:HoROO/C0o(1)

シリアスシーンでの「ロリマミ」にワロタ
137 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/28(月) 02:30:06.79 ID:6MotWckk0(1)
うおおお俺は信じてたよ杏子!!
138 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/28(月) 02:47:39.39 ID:v+iFtONmo(1/2)
TDS的には杏子に死亡フラグが立っちゃってるわけだが
TDSとは、なんというかこう、このシーンの状況が違い過ぎる
そこに賭けたい
あんこちゃんマジ天使!!生きて帰って来いよ!!
139 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/28(月) 02:52:43.80 ID:v+iFtONmo(2/2)
ところでドールズが一気に魔女化したら
超巨大魔女x11が数珠繋ぎでぞろぞろと練り歩くんだろうか
ちょっと見てみたい気がする
140 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/28(月) 03:17:58.86 ID:Fw+evc8So(1)
あんこちゃんは天使じゃなくて聖女だから!聖女だから!!

141 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/28(月) 04:46:29.27 ID:mo/401EQo(1)

142 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/28(月) 05:52:44.81 ID:c+aX/CKTo(1)
乙でした
こっから悪魔がどう絡んでくるのか
143 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/28(月) 09:08:00.08 ID:XASzEmsko(1)
乙です
144 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/04/29(火) 04:34:45.50 ID:Lstbriyl0(1/6)

QB「……君も生きているということは、あの死体は偽物ということだね。幻惑魔法かい?」

杏子「……ふん」

QB「なるほどね。わずかながら能力が戻っていたのか」

杏子「奥の手は最後までとっておくもんだな。おかげであたしは、こうしてあんたを出し抜けたわけだしね」

マミ「……」

杏子「グリーフシードがなくっちゃさすがのマミ先輩もお手上げだな。ま、残念ながらあたしも自分で狩った魔女の分はもう品切れなんだけど、さ」

マミ「…………」

杏子「……何か言い返してくれなきゃこっちの立つ瀬ってもんがないだろ? 怒ってんのかよ……?」

マミ「違うの。わたしにもあったのよ、佐倉さんに謝らなくちゃいけないこと。だから改めて反省会をしない?」

杏子「……はぁ?」

マミ「戦いが終わった後は必ずそうする決まりだったでしょう? お茶をしながらここが良かったとか悪かったとか話し合ったじゃない」

杏子「そりゃ、そうだけどさ……」

マミ「……いいわ。勝手に話すから聞いて欲しいの」

杏子「……」

マミ「わたしはね。ずっとあなたと友達になりたいと思ってたの。あなたにとってのわたしはただの先輩でしかなかったみたいだけど、わたしはそんな立場じゃなくて友達みたいに仲良くなりたかったの」

杏子「……友達、ね」

マミ「うん。だけどわたしには歩み寄る勇気がなくて何も言えなかった。顔z雲いない孤独な魔法少女同士だったのに、結局お互いをつなぎとめるのは戦いや争いでしかなかったのが心残りなの」

杏子「…………」

マミ「あの時のわたしに勇気があればこんな争いもせずに済んだんじゃないかって……反省してる」

145 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/04/29(火) 04:47:31.60 ID:Lstbriyl0(2/6)

マミ「……次は佐倉さんの反省点ね」

杏子「あたしの……?」

マミ「ええ。幻惑魔法でうまいこと騙せたと思ってた? 残念だけど偽物だってわかってたわ」

杏子「は!? なに言って……う、うそつけ!」

マミ「昔のロッソ・ファンタズマのほうがキレがあったわね。もう一度リハビリもかねて特訓してあげましょうか?」

杏子「――ッ。今更あんたにおそわつことなんかねーよ! そいつ抜きにしたって十分アンタと渡り合ってたろ!?」

マミ「そう? あなたより新人の美樹さんだってあれくらいはやつわよ?」

杏子「調子に乗ってんじゃねえよ! あたしはあんたらみたいに他人となれ合うぬるいやつらとは違うんだ! あたしはひとりだって負けねえし、あんただっていつか追い抜かして――」

マミ「どんなに強いものにだって弱点はかならずあるものよ。だからこそわたし達はひとりぼっちじゃダメだったの」

杏子「……っ」

マミ「たとえば佐倉さんにも苦手な魔法はある。逆にその魔法を得意とする子が身近にいたでしょう?」

杏子「それは……」

マミ「そうやって互いの弱さを認め合ってみんなで補い合えば、わたし達にはもっと素敵な未来があったはずなの。足手まといだから一緒にいたらとか、ひとりでカッコよくならなくちゃとか……見せかけの強がりで幸せを逃してはダメよ。――そんな嘘は、悲しいだけだから。……反省会はこれでおしまい」

杏子「……」

マミ「最後にわたしへとどめを刺して、暁美さんを迎えに行ってあげて」
146 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/04/29(火) 04:55:23.96 ID:Lstbriyl0(3/6)
杏子「……は?」

マミ「あの子を助けたいんでしょう? きっと大丈夫。わたしは心が弱くてダメだったけど……あなたなら救ってあげられる」

杏子「何をいってんのさ……」

マミ「あなたはわたしのような公開のないように、お互いを認め合える魔法少女の友達を作るのよ。ケンカなんてしちゃダメ。これからは協力してみんなを守るのよ。この街をあなたたちに任せるから――」

杏子「だから、さっきから何言ってんだよ! あんた一人死ねばすむ話だとかそんなバカなこと考えてないよな? あたしは……そんなの嫌だぞ!?」

マミ「……どうして? わたしはあなたたちを殺そうとしたのよ?」

杏子「だからってマミ一人で責任をかぶる必要なんてな――」

マミ「だって魔女になるなら死ぬしかないじゃない!」

杏子「っ」

マミ「いまさら反省したってソウルジェムの穢れがきえるわけじゃない……。もういいの。お願いだから死なせてよっ。なにも救えないわたしなんて生きている意味がないんだから!」

杏子「そんなことできるわけないじゃんか!」

マミ「なんで……? どうしてなの?」

杏子「だって、救われているやつならここにいるんだよっ」

147 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] 2014/04/29(火) 04:56:06.49 ID:Lstbriyl0(4/6)
今日はここまで。

明日も続きを投下する。
148 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/29(火) 04:58:46.92 ID:G22isAWoo(1)

お休みかと思ってた
長話してるし、そろそろメガほむの首が飛んでるころかな
149 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/29(火) 06:17:28.19 ID:oYo9t8kXO携(1/2)
リアルタイムだったか
しかし長い割に面白いから流石だよな
150 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/29(火) 06:18:57.35 ID:oYo9t8kXO携(2/2)
うわあやっちまった・・・これだから末尾Oは・・・申し訳ない・・・
>>1がんばってください
151 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/29(火) 07:16:04.26 ID:9j6Jfunro(1)
子供たち飽きてきててわろた
152 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/04/29(火) 07:34:41.12 ID:UBrJEqJK0(1)
誤字が今までにないくらい多くてワロタ
153 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/29(火) 07:44:18.63 ID:i8SohMKyo(1)
学芸会の演劇も本番は楽しみだけど練習はだるい
みたいなダレた空気になりつつあってこれは……肩透かしの予感
154 sage 2014/04/29(火) 09:32:11.34 ID:jUgQEnPn0(1)
面白いし毎日投下は嬉しいが、誤字が最近誤字が多すぎるな
155 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/04/29(火) 09:35:39.10 ID:+0u896rO0(1)
>>154お前もな
156 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/29(火) 09:58:01.23 ID:tPQEpv0Fo(1)
乙〜
157 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/29(火) 14:11:24.06 ID:8hb1CxByo(1)
乙です
158 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/29(火) 17:23:15.00 ID:ao6+lvhDo(1)
>>153
メガほむは必死だがドールズは別に本番でもないしという温度差が絶望的だなww
159 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/04/29(火) 23:32:37.35 ID:Lstbriyl0(5/6)

マミ「……え?」

杏子「だってあんたは、あたしにとっての巴マミってやつは最後の……家族なんだ」

マミ「……!」

杏子「もしもあたしがマミと出会っていなかったら、父さんたちが死んだあの時、魔女になってたかもしれないんだ」

マミ「そんな……佐倉さんは、心が強くて――」

杏子「あの時、何もかも失って絶望に飲み込まれそうになった時、あんたのことを思い出した。本当の家族とは違うけど、本当の姉みたいに優しくしてくれた人がいる。だからあらしはひとりぼっちじゃないんだって」

マミ「ぁ……」

杏子「あんたがしてくれたいっぱいの当たり前が、あたしに強さと希望を与えてくれた。……あんたがいままで生きてくれていたこと。それにあたしの命はつなぎとめられたんだ」

マミ「本当、に?」

杏子「この期に及んで嘘なんていわないさ。この街に来たのだって、やり方こそ間違っちまったが、あんたたちの幸せを守りたかっただけなんだ」スッ

マミ「……グリーフシード? さっき、もうないって……」

杏子「これはもらいもんだよ。自分で狩った分じゃないからなんとなく使いそびれてたんだけど、こんなところで役に立つなんてな」シュウウ

マミ(ソウルジェムの穢れが消えた……)
160 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/04/29(火) 23:46:48.27 ID:Lstbriyl0(6/6)

杏子「さて、ソウルジェムの心配はもうないね。あたしは……ほむらのやつを迎えに行ってくる」

マミ「待って……わたしも……!」

杏子「ダメだ、寝てろ。動けないだろう? 足手まといはごめんだよ」

マミ「……だったら約束して」

杏子「ん?」

マミ「家族は互いを心配させたりしないものよ。もう二度と勝手にいなくなったりしないって……約束して」

杏子「……」シュル

マミ(髪をまとめてる、リボンをほどいて……?)

杏子「こいつに誓うよ」スッ

マミ「……これ、は」

マミ(リボンの中にアンクが。これって、確か佐倉さんのおうちのシンボルだったものよね……)

杏子「あげるわけじゃねーからな。大事なもんだから絶対とりに戻ってくる。そいつがあんたのもとにある限り、あたしは絶対死んだりしない」

マミ「……うん、約束よ。帰ったらみんなでケーキをいただきましょうね」

杏子「そうだね。今回はあたしの負けでいいからさ、帰ってきたらまた手合わせをしようよ。それであたしが勝ったら……改めてあんたにお願いしたいことがあるんだ、マミ」

マミ「……ええ、わかったわ」

杏子「それじゃあ、行ってきます」

マミ「うん。……行ってらっしゃい」

161 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/04/30(水) 00:16:12.45 ID:o76DQISl0(1/8)

〜結界内部〜


Lotte「……」スタッ スタッ

Lotte「……」スタッ スタッ

此岸の魔女「…………」ピタリ

メガほむ「……」

イバリ「着いたよ」

ネクラ「着いたね」

ワガママ「ここが最前席だよ」

ワルクチ「よく見えるね」

メガほむ「……そうだね」テクテク

ノロマ「?」

マヌケ「何してるのご主人様?」

メガほむ「……うん。ここに座ろうって思って、そうしてるだけ」ストン

ミエ「そこに座るの?」

ナマケ「そこに?」

オクビョウ「でもそこは……」

メガほむ「…………」

ガンコ「……ギロチンが落ちるところだよ?」
162 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/04/30(水) 00:45:56.90 ID:o76DQISl0(2/8)

メガほむ「うん。それでいいの」

ナマケ「え?」

ウソツキ「いいの?」

ワルクチ「それで?」

ガンコ「本当に?」

メガほむ「うん」

ヤキモチ「でも……」

ミエ「……こんなのなの?」

メガほむ「自身が罰を望んで、罪を下す」

ノロマ「?」

メガほむ「あなたたちがそういったことだもん。だから、いいの。わたしもこの子と一緒に、ね」

ミエ「そっか……」

オクビョウ「なら、いいのかな?」

イバリ「うーん?」

マヌケ「……わかんない」

ヒガミ「わかんないね」

ネクラ「でも、葬列の開くのはご主人様」

ワガママ「そうだけど、こんなにあっさり……あ」

ナマケ「ギロチンが――」

メガほむ「――落ちるね」

偽街の子供達「……――」

メガほむ(――これで、おしまい)



――ガチャン――

163 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/30(水) 00:53:25.99 ID:tMj7MfI2o(1)
うわあああああああ
164 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/04/30(水) 01:09:25.03 ID:o76DQISl0(3/8)

イバリ「……」

ヒガミ「……」

ワガママ「……」

オクビョウ「……」

マヌケ「……」

ガンコ「……」

ネクラ「……」

ヤキモチ「……」

ノロマ「……」

ワルクチ「……」

ミエ「……」

ウソツキ「……」

ナマケ「……」

此岸の魔女「……」

カツン

杏子「……よう」

メガほむ「……佐倉、さん」
165 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/04/30(水) 01:16:18.38 ID:eGlO7DqY0(1)
ちょっとホッとしたな魔女も含めた子供たち
166 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/04/30(水) 01:39:47.52 ID:o76DQISl0(4/8)

イバリ「壊れた」

ヒガミ「壊されたよ」

オクビョウ「サクラキョウコに、ギロチンを壊された」

杏子「ああ。あんまりにも辛気臭いもんだったからさ」

メガほむ「……何しに、来たんですか」

杏子「わかってんだろ」

メガほむ「…………」

杏子「あたしも帰るって約束がある。もう引き下がれないんだ。……お前らは、あたしの邪魔をしないのか」

ノロマ「?」

ナマケ「しないよ」

ヤキモチ「これで終わるなら、それはそれでいいし」

杏子「そうか。ま、あたしにとっちゃ都合がいいからいいさ。ま、あっちのやつらはさすがに放っておいてはくれないよな」

Lotte「……」チャキ

Lotte「……」チャキ

此岸の魔女「…………」

杏子「それじゃ……魔女退治と行きますか」チャキ

メガほむ「……ぁ」
167 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/04/30(水) 01:43:48.51 ID:o76DQISl0(5/8)

メガほむ「や、やめ、て……あれは、あの子で――」

杏子「ほむら。QBのやつがなんと言おうと、あんたのとこの使い魔が魔女になったところなんて、あたしは見ちゃいないんだ。だからあの魔女の元がなにかなんて、わかりはしないのさ」

メガほむ「そんな、そんなわけ……!」

杏子「……」ザシュン

Lotte「……」バチャ

メガほむ「……ぁ」

杏子(ねえ、神様)

ワガママ「……」

オクビョウ「……」

杏子「……」ザシュ

Lotte「……」ベチャ

メガほむ「……ぅぁ」

杏子(世界を救うだとか、みんなの幸せを守るだとか、あたしはそんな神様の真似事をしたかったわけじゃないんだ)

イバリ「……」

ヒガミ「……」

杏子「……」ズシャ

Lotte「……」ベチャン

Lotte「……」バシャン

此岸の魔女「…………」

杏子「……」チャキ

メガほむ「ぅあ……お願い、だから……」

杏子(ただあたしは目の前の家族と友達を救ってやられるような、そんな正義のヒーローみたいなやつになりたかったんだ)

マヌケ「……」

ガンコ「……」

メガほむ「もう、やめて……」

杏子「……っ。…………」ギュン

此岸の魔女「…………」

ネクラ「……」

ヤキモチ「……」

ノロマ「……」

ワルクチ「……」

ミエ「……」

ウソツキ「……」

メガほむ「ぁ」

此岸の魔女「…………」バチャン

168 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/04/30(水) 02:18:39.37 ID:o76DQISl0(6/8)
コロコロ カツン

杏子「……グリーフシード、ちゃんと落としたな」ヒョイ

メガほむ「…………」

杏子(ほむらには悪いけど、ソウルジェムの浄化、しないとな。……あたしは、マミのところに帰らないといけないんだ)シュウウ

杏子「……ふぅ」

杏子(浄化はすんだ。グリーフシードはまだ少し使えるか。……ほむらのほうは――)

メガほむ「――して」

杏子「……え?」

メガほむ「――返して」

杏子「……ほむら。これは、魔法少女のもんだ。あんたが――」

メガほむ「返してッ」

杏子「……ッ」ビクッ

メガほむ「それはっ、それはあの子だったの!」

杏子「っ」

169 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] 2014/04/30(水) 02:19:20.57 ID:o76DQISl0(7/8)

杏子(……聞いて、父さん。あたし、今日も魔女を倒したんだ)

メガほむ「だから返して……!」

杏子「ほむ、ら……」

杏子(……自殺しそうになってた人を、二人も救ったんだ)

メガほむ「返して……あの子を、返してよぉ!」

杏子「……」

杏子(これってさ……)

メガほむ「ねえっ、かえ、ぃっくぅ、返してぇ、っぃく、あの子、を、あの子ぉ、ぅ、ぁあ、うぁあああああん!」

杏子「…………」

杏子(これって……そんなに、悪い事だったのかな……)
170 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] 2014/04/30(水) 02:19:49.28 ID:o76DQISl0(8/8)
今日はここまで。

また明日も続きを投下する。
171 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/30(水) 02:31:47.93 ID:1lB094yPo(1/2)
おつです

めがほむが、契約直前時のあいり(契約後のユウリ様)に、似てるような似てないような状態ですな
ここからどうなるのか。
172 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/30(水) 02:32:39.03 ID:+kqi6vjco(1)

まぁ仕方ないね
ここで此岸を放置したら狂ったメガほむはまた同じことするだろうし
173 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/30(水) 02:32:59.56 ID:O8hupriZo(1)
原作さやかちゃんが憑依したのか
174 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/04/30(水) 02:37:27.52 ID:7ydFvqXd0(1)
デビほむさん、お子さんが一人減りましたぞ(
175 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/30(水) 02:37:58.23 ID:nimY+DT3o(1)

このメガほむもうSANがやばいな
魔女に食われたほうが幸せかも
176 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/30(水) 02:38:02.72 ID:UilJEBX/o(1)
乙です
177 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/30(水) 02:53:53.01 ID:FPoR0Tiwo(1)
命を救うことと人を救うこととは別の次元のお話なのだよあんこちゃん


それはそうとナイーブなあんこちゃんはそそるなぁ
178 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/30(水) 02:56:38.35 ID:pHDYz6Lt0(1)
杏子…
アイちゃんはよ現れてメガほむ救ったげてよお
179 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/30(水) 03:04:35.98 ID:gRadJwUP0(1)
魔法少女は一回絶望すりゃ死ぬけど
契約してない子は何度でも絶望できちゃうんだよなあ
180 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/30(水) 10:59:53.74 ID:immo3DyTo(1/2)


叛逆世界でレイケツ復活してくれ。
181 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/30(水) 11:01:23.85 ID:1zjfRmFno(1)
死ぬよりマシ
182 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/30(水) 11:06:40.07 ID:jBhm8iLQo(1)

困ったねえ
183 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/30(水) 13:22:12.66 ID:GzFa6QFdo(1)
>>180
スッと叛逆世界で復活してたら草不可避
184 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/30(水) 19:24:47.14 ID:1lB094yPo(2/2)
>>183
それはそれで、いいと思わない?
185 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/30(水) 20:38:25.82 ID:+meXPi36o(1)
グリーフシードさえあればデビほむなら記憶も含め再構成できるとかそんな感じやろ…(震え声)
186 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/30(水) 21:30:20.38 ID:fb7PB/mUo(1)

悪ほむ早く……
187 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/04/30(水) 21:50:01.97 ID:sn4yQ1bb0(1)
遅いが乙

メガネ、クール、リボン、ツインテ、喪服、悪魔、此岸、くるみ割り
フリーザさんも驚きの変身回数だとあらためて思うわ
188 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/30(水) 22:15:57.78 ID:RkAeSen3o(1)
進化図
メガほむ→クーほむ
     →リボほむ
     →ツインテほむ

クーほむ→此岸
     →リボほむ
     →ツインテほむ
     →喪服ほむ

リボほむ→メガほむ
     →悪魔

喪服ほむ→くるみ割り
189 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/30(水) 23:39:49.41 ID:immo3DyTo(2/2)
>>188
いや喪服ほむ→くるみ割り以外は何か違うような。
どちらかと言えば

進化図
メガほむ→クーほむ

クーほむ→此岸の魔女
      →リボほむ
      →ツインテほむ
    
リボほむ→偽街メガほむ→喪服ほむ→くるみ割りの魔女→悪魔ほむ
     

190 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/05/01(木) 00:07:25.49 ID:065u1TlE0(1/6)

メガほむ「ぅぅ、ぃぅっく」

杏子「……ほむ――」

マヌケ「ご主人様?」

ヤキモチ「どうして泣いてるの?」

ネクラ「もう葬列は終わってるよ?」

メガほむ「ぐすっ、違う、の……。あなたたちは、そういうもので、ひぃっく、それはわかってて、でも、わたしは、ぁぅ、ぅう」

ノロマ「……?」

ガンコ「どういうこと?」

イバリ「さあ?」

杏子「……」

ウソツキ「あ、わかった。練習だよ」

ヒガミ「ああ、そっか」

ワルクチ「泣く練習だね」

ワガママ「じゃあ、わたし達もやろっか!」

オクビョウ「うん、一緒に泣こう」

メガほむ「ぁぁ、ぅぅぅあ」

ミエ「シクシク」

ナマケ「シクシク」

メガほむ「ぁう、うぁああ、ぅうぇぇっく、ぁぁぅ、ひっく、ぅう、ぅぅぅぅぇええぇぇえん!」

偽街の子供達「シクシクシクシク」

191 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/05/01(木) 00:36:15.68 ID:065u1TlE0(2/6)




〜マミルーム〜


まどか「……みんな、遅いな」

ガチャリ

まどか「!」

まどか(ドアの開く音だ!)

杏子「……ただいま」

マミ「……」

さやか「……」

まどか「杏子ちゃん! ……と、担いでるのは、マミさんとさやかちゃん……?」

杏子「ああ。ちょっと事情があって眠っちまったから抱えてきた」ドサリ

まどか「そ、そうなんだ……あれ? ほむらちゃんは?」

杏子「……あいつは無事だよ。みんなと顔を合わせづらいから、ひとりで帰るってさ」

まどか「そ、そうなんだ……。でもよかった。ほむらちゃんも無事なんだね!」

杏子「……ああ。まどかももう帰りな。こいつらのことはあたしに任せておきなよ。……家族が、心配するだろう?」

まどか「わかった、杏子ちゃん。それじゃ、またね!」

杏子「またな、まどか」

192 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/01(木) 00:41:02.20 ID:5La9Kzjyo(1)
>>189
メガほむは世界の歴史的な第三者視点(契約とか突然魔法少女になったとかのほむら以外からの視点)
クーほむ、リボほむはほむらの主観視点における変化
喪服からくるみ割りは結界内にいるなら主観客観関係なくこの変化
193 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/05/01(木) 00:55:24.52 ID:065u1TlE0(3/6)


194 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/05/01(木) 00:59:17.42 ID:065u1TlE0(4/6)
〜叛逆後の世界〜


まどか「ふぅ。さやかちゃんの家で遊んでたら、ちょっと遅くなっちゃった」

まどか(パパたちを心配させたくないし、早く帰らないと――って、あれ? 向こうから歩いてくる人って……)

まどか「……ほむら、ちゃん?」

デビほむ「……あら。まどか。今晩は。どうしたの、こんな遅い時間を歩き回ってると、悪い悪魔に襲われちゃうわよ?」

まどか「あはは。もう、ほむらちゃんたら。なぁに、そのたとえ」

デビほむ「ふふっ。わたしなりのユーモアよ。それで、どうしたの?」

まどか「さやかちゃんと杏子ちゃんのおうちに遊びに行ってたら少し遅くなっちゃったんだ」

デビほむ「なるほど。友人と仲が良いことはなによりよ」

まどか「えへへ、そうだね。それで、ほむらちゃんこそどうしたの? こんな夜遅くに出歩いてると、お空の上にいる女神様に怒られちゃうよ?」

デビほむ「ふふっ、それは怖いわね。これからは夜歩きは控えるようにするわ」

まどか「あははっ。いまのはほむらちゃんに合わせた冗談だけど……ホントにどうしたの?」

デビほむ「……探し物をしてるのよ」

まどか「探し物?」

デビほむ「わたしね、大切なものをなくしてしまったかもしれないの」

まどか「大切なもの? それって……」

デビほむ「人形よ」

まどか「……え? お人形、さん……?」
195 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/05/01(木) 01:49:22.75 ID:065u1TlE0(5/6)
デビほむ「ええ、人形よ。まあまあ可愛がって、そこそこ世話をしてあげて、それなりに仲が良かった、そんな人形なの」

まどか「そうなんだ。そっかぁ。ほむらちゃんがお人形を持ってるってちょっと意外だけど……それなら探すの手伝おっか?」

デビほむ「ああ、それはいいわ。見つからないのは分かってるの」

まどか「へ?」

デビほむ「見つからないのは分かってるの。……なのに、どうしてかしら。そのうちひょっこり見つかるんじゃないかって、そんな期待をしてるのよ。バカみたいでしょう?」

まどか「そ、そんなことないよ。うんっ。大丈夫だよ。きっと見つかるよ! だって、ほむらちゃんの大切なものなんでしょう?」

デビほむ「……ええ。まあ、大切といえば、そうね。きっと、大切ではあったのよ」

まどか「ならさ、諦めずに探してみようよ。ね!」

デビほむ「……あなたは優しいわね。でもね、まどか。わたしが失くしたものは、結局は人形なの」

まどか「……え?」

デビほむ「なくなって胸が痛んだし悲しい気持ちもあるけれども、しょせんは人形よ。なくなったら少しは不便になるけど、その程度のこと」

まどか「あ……」

デビほむ「なによりわたしはそれを取り戻すために他の全てを投げ捨てることができないの。それより大切なものがあるから、そのために捨てることは、できない、の……」

まどか「そう、なんだ……」

デビほむ「ええ。そうなのよ」

まどか「……」

デビほむ「……ごめんなさいね。こんな遅くに変な話に付き合わせちゃって」

まどか「ううん。迷惑なんかじゃ、ないよ」

デビほむ「そう? それならよかった。もう帰りましょう。わたしも家に帰るわ。……どうせ、見つからない探し物だったもの」

まどか「……うん。ばいばい、ほむらちゃん」

デビほむ「ええ、また明日ね、まどか」

クルッ スタスタ

まどか「……」

まどか(ほむらちゃん、しょせん人形だなんて言ってたけど、そんなのウソだよね……)

まどか「……とっても悲しそうだったよ、ほむらちゃんの表情」

196 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] 2014/05/01(木) 01:50:33.32 ID:065u1TlE0(6/6)
今日はここまで。

明日も続きを投下する。
197 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/01(木) 01:53:44.06 ID:Wb5VpCpMo(1/2)
乙です

めがほむはどうなってしまうのか……

あと、192くんはSS途中に割り込まないように。
198 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/01(木) 01:55:14.44 ID:kjB7+092o(1)
乙です
199 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/01(木) 01:58:23.27 ID:/yvVY5GEo(1)
デビほむ「別次元の自分に使い魔がNTRされていた」
200 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/01(木) 03:16:40.08 ID:zSsuvtqGo(1)

1-
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