Love the square (195レス)
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抽出解除 必死チェッカー(簡易版) レス栞 あぼーん

42: ねここ◆WuiwlRRul. 2012/08/20(月)16:06 ID:EM117-55-68-36.emobile.ad.jp(1/9) AAS
「……こんな部屋あったんですか」
「もちろん、アタシが理事長に頼んで作ってもらったアタシ専用生徒指導室よ」
「美鬼先生って本当名前の通り美人なのに性格が鬼――あ、なんでもないです!」

 呆れたような目線で美鬼先生をみつめた直後、彼女がニヤリと危ない笑みをみせたのに気づきビシッと背筋を伸ばしてしまった。
 みるからに危ない雰囲気をみせる教室をチラリとのぞき、覚悟を決めて入ろうと思った瞬間――

「っ?!」

 制服の袖がぐいっと引っ張られた。
 あわてて振り向くと、そこには泣くのを我慢したような莉乃の姿があって思わず動揺してしまう。

「莉乃、どうして――」
省54
43: ねここ◆WuiwlRRul. 2012/08/20(月)16:07 ID:EM117-55-68-36.emobile.ad.jp(2/9) AAS
>ピーチ

翔と莉乃にも過去にいろいろあったのよ(´ω`)←
44: ねここ◆WuiwlRRul. 2012/08/20(月)17:18 ID:EM117-55-68-36.emobile.ad.jp(3/9) AAS
「翔っ!」

 勢いよく教室のドアを開けた。
 一斉に集まる目線に動揺しながら机に突っ伏せて寝ている翔の襟をつかんで引っ張る。

「う……こ、殺す気か健人!」
「お前がちゃんと話聞かなきゃマジで殺す!」
「え、聞きます聞きます。なになに?」

 静まったのは一瞬。
 俺が翔を引っ張って廊下を通ると少しだけざわめいて、でも俺たちが曲がり角でまがったところでまたみんながざわめきはじめたのがわかった。

「っんだよもー……こんな人気(ひとけ)の少ない場所に連れ込んで! レイプするつもりか!」
省24
45: ねここ◆WuiwlRRul. 2012/08/20(月)17:52 ID:EM117-55-68-36.emobile.ad.jp(4/9) AAS
 放課後まで翔は教室に姿を現さなかった。
 きっと莉乃と仲良く屋上デートでもしてるんだろうと思って俺は奈々に声をかける。

「奈々、帰ろうぜー」
「あれ? 翔はいいの?」
「翔は今莉乃といると思うからさ」
「え、莉乃先輩って……」

 奈々は少し動揺気味に言ってきた。
 俺は素直に頷いたが、正直あまりうれしいことではない。

「莉乃は翔のことが好きなんだよ。でもその翔は奈々が――あ、」
省34
56: ねここ◆WuiwlRRul. 2012/08/23(木)21:01 ID:EM117-55-68-36.emobile.ad.jp(5/9) AAS
>ピーチ

どうだろう←
でもあっさりしすぎてもアレなんだよねー
もっとごちゃごちゃに複雑に絡み合わせたi((
94: ねここ◆WuiwlRRul. 2012/09/03(月)16:25 ID:EM117-55-68-36.emobile.ad.jp(6/9) AAS
>ピーチ

大体ねここの妄想でつくられた高校←
ねここは遊園地行ってまで恋に悩みたくないw
95: ねここ◆WuiwlRRul. 2012/09/03(月)16:37 ID:EM117-55-68-36.emobile.ad.jp(7/9) AAS
「でも莉乃、なんか顔赤くね?」

 健人くんにさらに顔をのぞきこまれ、もっと真っ赤になってしまったような気がする。
 すると健人くんは動揺してわたしの腕を掴みながら言った。

「莉乃やっぱ具合悪いだろ?」

 近くにあったベンチに座ると、翔も焦りながら言った。

「やべえ莉乃! ごめん、ジェットコースター嫌がってたのに乗らせて!」
「ちが、その所為じゃないよっ!」
省35
96: ねここ◆WuiwlRRul. 2012/09/03(月)16:54 ID:EM117-55-68-36.emobile.ad.jp(8/9) AAS
「ただいまー……ってあれ? なんか健人も目元赤くない?」

 奈々ちゃんが健人くんの変化に気づき、背伸びして健人くんの目元に触れた。
 彼女だからとかじゃなくて、これは幼馴染でずっと一緒にいたから余裕でできることなんだと自分に言い聞かせる。
 でも、ずるい。

「莉乃」
「な、なに?」

 翔が真剣な顔でわたしを見つめてきて、思わず動揺してしまった。
 

「ちょっと来て!」
省23
97: ねここ◆WuiwlRRul. 2012/09/03(月)17:18 ID:EM117-55-68-36.emobile.ad.jp(9/9) AAS
「今俺に付き合ってって言われて、莉乃は自身持って頷ける?」

 翔が優しくわたしの頭を撫でてそう聞いた。
 さっきの健人くんの顔が思い浮かび、わたしはふるふると左右に首を振る。

「ごめんね……わたし、やっぱり健人くんが好き」

 あふれる涙を袖でふいて、真っ直ぐ翔を見つめて言った。
 翔はもっと嫌な反応をするかと思っていたら、にこりと笑顔になって言った。

「そっか、それなら応援するわ!」
「え……?」
「でも、いつか絶対俺の彼女にするから覚悟しとけよなー」
省36
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