蝶が舞う時… ―絆― (351レス)
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345: 燐 2012/01/13(金)13:59 ID:zaqd37c5e53.zaq.ne.jp(1/7) AAS
それから憐の棺は火葬場に運ばれた。
憐の親戚の人達が次々と火葬場に足を運んでいく。
私はそれに紛れて火葬場に向かう。
私は必死に涙を堪えて火葬場に向かった。
火葬場は葬式場の隣にあり、私は玄関から静かに入った。
省16
346: 燐 2012/01/13(金)14:22 ID:zaqd37c5e53.zaq.ne.jp(2/7) AAS
「そうだな。」
誠は笑顔で返す。
私と誠は笑顔で憐が居る所に向かった。
憐の所に向かうと、ちょうど棺が窯みたいな所で焼かれる所だった。
親戚の人達が2、3人集まっていた。
省10
347: 燐 2012/01/13(金)14:58 ID:zaqd37c5e53.zaq.ne.jp(3/7) AAS
それから30分後。
窯の蓋は開いて、白い骨だけになった憐が居た。
「夜那ちゃん。この袋に骨を詰めて?夜那ちゃんと誠でやった方が憐君も喜ぶと思うの…。」
誠のお母さんに言われ私は泣きながらお骨用の袋に手で骨を入れる。
ポタポタと大粒の涙を零しながらお骨を袋に入れる。
省13
348: 燐 2012/01/13(金)16:05 ID:zaqd37c5e53.zaq.ne.jp(4/7) AAS
「憐…。」
私は無意識に憐の名前を呼んだ。
憐はもう居ない。
私…何やってんのかな?
きっと誠が居なかったら今頃私も死んでたな…。
省17
349: 燐 2012/01/13(金)16:27 ID:zaqd37c5e53.zaq.ne.jp(5/7) AAS
「2人とも帰るわよ!」
誠のお母さんに呼ばれ、私は誠の手を握って駆け寄る。
「夜那ちゃんは何時まで経っても真面目ね。それに比べて誠は…。」
誠のお母さんは呆れた表情をする。
「悪かったな。不束者で。」
省13
350: 燐 2012/01/13(金)16:57 ID:zaqd37c5e53.zaq.ne.jp(6/7) AAS
「冗談ならもっとマシなのにしてよ…。」
私は怪訝な顔で呟く。
でもそれでもいいと思った。
いつもの誠だなぁ…って思った瞬間だった。
憐…。
省18
351: 燐 2012/01/13(金)21:14 ID:zaqd37c5e53.zaq.ne.jp(7/7) AAS
第2期は完結と言うか・・・第3期に続いてます。
第3期は・・・たぶん泣けます。
残酷なシーンが一部含んでいるんで・・・。
きっと私自身も書くのが辛すぎて一時期休むかもしれませんが・・。
最後までお楽しみください(-_-;)
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