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闇闘技場

290 ◆YIjJPGep4w:2016/03/15(火) 00:47:17 ID:v/2fhwTQ
>>289
羅刹拳の極意を十全に発揮できる今のクーミに足場の変化などは全く意味が無かった。
すさまじい加速でローパー大帝の触手を交わし、そしてそのままゴブリンの懐へと入り込むクーミ。
ゴブリンはクーミを見据えて焦りの表情を浮かべている様にも見えるが、だが魔法の詠唱は止めていない。

だが、クーミの蹴りの方が早い筈だ。
駆けつけた勢いのままそのままその身体を蹴り抜き……

空を切った蹴りの軌道にクーミは目を疑うこととなる。
詠唱をしていたはずのゴブリンが急速に空中後方へと飛びあがったではないか。
まるでワイヤーアクションの様に予備動作の無い不自然な跳躍……それは……

「おーっと!クーミ選手惜しい!今のは惜しかったですよ!!ですが、この2人のコンビネーションの前には中々攻撃をあてることは困難なはずです!見てくださいコレが2人のコンビネーションです!」

実況の越えに釣られる用にゴブリンの姿を追えば……何と、ローパー大帝の触手によりゴブリンが宙高くへと持ち上げられているではないか、その高さは流石のクーミであっても跳躍で届く距離ではない。

そして、詠唱を続けていたゴブリンの杖の先から放たれたのは……
それはクーミには少し予想外のことだったかも知れない。
何も放たれていないのだ。
杖の先に集まった魔力はどこかに霧散したかの様に闘技場のかしこへと消えていく。

これは一体……と、クーミが思った瞬間!!
クーミの乳房が急に激しい脈打つ。

ドクンッ

内側で何かがジュワリと溶けた様な感触……
それはすぐに……何もしていないというのにクーミの乳首から溢れ始めた。
布テープの白いシミができ始める、それが何かなど考えるまでもないだろう。
何か対処を急がなければ、このまま布テープが濡れてしまえば剥がれてしまう事は必須だろう。

「おーっとクーミ選手!攻撃を受けてしまいました!大丈夫でしょうか!?一体何をされたのでしょうか!何やら胸元が淡く光った様にも見えましたが…まぁその内分かるでしょう!さぁローパー大抵選手が動き初めています!頑張ってください!」

そしてそんなクーミへとローパー大帝の触手が再び伸ばされる!
それは当然、胸を狙っている様だが……
そして、ゴブリンも休むことなく別の魔法発動に入った様だ。
急いで何とかしなければ…


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