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12: 裁判員裁判 2009/08/13(木)19:31 AAS
2件目裁判、裁判員ら「眠れないほど考えた」
裁判員
 「これだけ考えたというのは人生の中でなかった」「眠れなくなるほど考えた」――。

 全国2件目の裁判員裁判となった殺人未遂事件に12日、さいたま地裁で懲役4年6月の実刑判決が言い渡された。3日間にわたる審理や評議の重責を果たした8人の裁判員と補充裁判員は、一様に疲労感をにじませながらも、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 判決言い渡しから約50分後の午後3時57分、裁判員経験者たち8人は、選任手続きが行われた候補者室で記者会見に臨んだ。さいたま地裁は、裁判員1人と補充裁判員3人(うち2人は11日で解任)について、本人の同意を得て初めて氏名を公表。また、5人は写真撮影や追加取材にも応じた。

 記者会見に臨んだ8人は3日間の感想を聞かれ、開口一番に「疲れた」「大変だった」。30代の会社員菊地健治さんは「(これまで)ニュースを見て、被害者や犯人のことを考えたことはなかったが、今回は少し眠れなくなるほど考えた」と高揚した表情。

 40代の自営業男性(3番)は「(日程が)4日間だったら倒れたかもしれない」と言い、30代の男性(2番)は「すごいことをしているという感覚だった」。補充裁判員を務めた颯佐(さっさ)道彦さん(53)は「これだけ考えたのは人生の中でなかった。家に帰っても考え続けていた」と振り返った。

 一方で、「貴重な経験だった」という積極的評価も。無職の男性(67)(4番)は、「この年になっても、なるほどと思うことが多く勉強になった」と話し、男性会社員(35)(1番)は「裁判や法律に興味を持った。経験したことを周囲の人に伝えていければ」と語った。

 ただ、証拠調べで検察側がプラスチックケースに入れた凶器の出刃包丁を裁判員に回したことについては、「すぐ横に回してしまった」「血が付いてちょっと気味が悪いと思った」と話す人も。評議について、8人とも「意見を言いやすい雰囲気だった」と感じた。しかし、進行が早いと感じた人もおり、40代男性(5番)は「メモをとっている間に、次にいってしまい、評議室で何回か質問した」と話した。

 【おことわり】 裁判員法は、裁判中は裁判員らの氏名や住所などの個人情報を公にすることを禁じていますが、判決後は本人の同意があれば公にできます。読売新聞は、判決後の記者会見などで裁判員経験者が同意した場合、原則的に実名で報道します。

(2009年8月13日00時40分 読売新聞)
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