【774の真夜中連載小説】 (15レス)
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14: 774 [] あからさまに疲れた顔をしている。 洗面所の鏡に写る自分を見て、わた坊は深く溜息を吐いた。 『昨日は50センチしか登れなかった』 頂上は遥か遠く高く、絶望的な道程だった。 「あ、わた~ 何溜息ついてんの?」 突然、横から声を掛けられたわた坊は腰を抜かしかけた。 「光さん! ここは女子トイレですよ! 光さんは入っちゃ駄目なんです!」 ああ、そうなの? と言いながら悪びれる様子も無く光が侵入してきた。 「それで? 何をお悩み?」 わた坊は違う意味で溜息を吐いた。 光は女子職員の間では非認知性認知性「ひにんちせいにんちしょう」と呼ばれている。 その光がわた坊の左手首をぐいと掴んだ。 「ギャッ」っと叫んだわた坊にはお構い無しに掌を撫でさする。 「な、なにを…」 「柔らかい手だな」 「は、はい…?」 「でも指先だけ少し硬質化している」 「……」 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/10365/1412170716/14
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