連載中スレの楽屋裏避難所 (951レス)
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920: 黒い粗筋 1/4 2013/04/13(土)15:15 ID:F/eWIpAk(1/4) AAS
<ACT,52 黒き十字架再び…の巻(前編)>
深夜、廃教会で野宿する雪藤 ……だったが、突如何かに驚き目を覚ました?!
『ジュ…ジュディ…! お前一体何のつもりだ〜〜〜!?』
なんといつの間にか雪藤のすぐ隣にジュディが寝ているではないか!
「だって一人で寝るの寒いんだもん! ね、添い寝して!」
『バ バカ! 何考えてんだよお前は!』
「だって〜! 二人いるんだもん、暖めあって寝る方がいいじゃない」
冗談じゃないと愚痴をこぼし、雪藤は自分から離れた。
「男と女が一緒に寝る事がどういう事かわかってんのか、まったく…」
「ケチ! ただ添い寝するだけなのに… 雪藤なんか地獄へ落ちればいいんだ…」
そう文句言うと、そのままジュディは寝てしまった。
翌朝、雪藤の姿を探すジュディ。自分を残してどこへ行ってしまったのか?
ふと、ジュディはそばに落ちてあった新聞を拾って読み始める。
<電気店経営者屋上から飛び込む! 自殺か他殺か!? 意識不明のまま重体!>
――何かを感じたジュディは、その店へ尋ねてみる事にした。
―マルイシ電気店―
「眼鏡をかけた青白い男…? さあ、知らないな…」
店員に聞いてみるが誰も知らないと言う …が、通りかかった専務が知っていた。
「雪藤くんじゃないのかね?
彼なら今日からここで働いてもらう事になりましたよ、バイトとしてね…
裏の倉庫で荷物の整理をしてもらってるけど… お嬢さん、彼のガールフレンドか何か…?」
ジュディはうなずくと、専務に案内されていった。
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