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【シン】出会ってしまったら【ミーア】

3名無しさんDESTINY:2007/11/08(木) 05:21:18
PHASE01―邂逅―
#01

「………わざわざ済まないね?シン・アスカ君」
「い…いえ、俺…じゃなくて自分に何か?」

 俺はシン・アスカ。今をときめくザフトのエースパイロットだ。 ミネルバに配属される事になって、色々と手続きや準備をしている矢先に、プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルに呼び出された。それも、どういう訳か俺一人で来い…と。

 そして、議長の部屋に来るなり俺は議長と、その隣にちょこんと座るラクス・クラインと対面する事となった。

「えーと…ラクス様がミネルバの補給先の基地でライブをするから、そのラクス様の護衛を自分がやれ…という事ですか?」

「あぁ、その通りだ。」

「何故自分なんです?自分なんかより優秀な人材なんて、腐る程居ますけど…。」

 そう、何故俺にそんな話を振るのか理解出来ない。ラクス・クラインは要人なんてレベルじゃないだろうに…ひょっとしてこれはドッキリなのか?

「レイ、居るんだろ?これは新手のドッキリなんだろ?
 議長やラクス様までグルになってのドッキリとは…」

「シン、とりあえず落ち着きたまえ…。私は、本気で君にこの話をしている。」

「それなら…何故自分なんです?」

「それはだね…ラクスが決めたからだよ。」

「はい?」

 ますます訳が分からん。ラクス様が俺を?何故だ?
 俺の視線に耐え切れなかったのか、さっきまでずっと大人しくしていたラクス様が口を開く。

「えーと…ほ、ほら?あなたが優秀なパイロットだって聞いてたから…」

「優秀なパイロット…ですか?
 それなら、同期のレイ・ザ・バレルの方が遥かに優秀ですよ?」

 そう、俺を優秀だと言うなら、その上のレイはどうなる?
 普通に考えて、護衛にするならレイだろう。ミーハーなルナはもっての他だが…誤射るしな。

「兎に角、これは命令だから受けてもらうよ。シン」

「……横暴ですよ…議長。」

 どうやら、このワカメはどうしても俺に受けさせたいみたいだ。どうにも納得いかないが、受けるしか無さそうだ。


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