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【シン】出会ってしまったら【ミーア】
14
:
名無しさんDESTINY
:2007/11/11(日) 20:49:51
>>13
#5
「結局連れてかれたな…。」
マンションの最上階…それも、窓から下を見ると街並みが模型みたいに見える程高い。
内装は、やたらめったらピンクの物ばっかりだ。テレビ、テーブル、スリッパから食器類までだ。お世辞にも良い趣味だとは言えないな。
というか、ミーアは何処に行ったんだ?さっき「ちょっと待ってて♪」なんて言ってたけど…
「それにしても…何か落ち着かない部屋だな…。」
確かに、一人でこんな広い部屋っていうのもな…。
ソファーに腰掛け、携帯を取り出す。ディスプレイに映し出されたのはマユ。
「……マユ………」
「誰?その娘?」
「うおわぁぁぁぁっ!?い、いきなり後ろから現れるな!!」
キョトンとした表情のミーアが、ディスプレイを見つめている。手には食器を持っている。
「だって、さっきから呼んでるのに返事が無いんだもの。
それで、誰なのよ♪恋人って事は無さそうだけど♪」
「……俺の…妹だよ…。二年前に死んだ…。」
そう、俺の妹マユは…二年前のオノゴロ島での戦いに巻き込まれて死んだ。父さんや母さんと共に…。
「あ…ごめん…。」
「いや、気にしないでくれ。ミーアは別に悪くないよ。
それで、さっきから良い匂いがするんだけど?」
「シンはまだご飯食べてなかったでしょ?だから、ちょっと作って来たの♪」
嬉しそうにピンクの食器を並べていく。
その中には、料理がこれでもかという程盛られている。
量多いな…。
「俺よりもミーアは大丈夫なのか?明日早いって…」
「あ、別に仕事とかじゃなくて買い物行きたかっただけだから♪」
なんだ、心配して損したよ。
とりあえず、俺はミーアの料理をたいらげる事にした。
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