【シン】出会ってしまったら【ミーア】 (277レス)
上下前次1-新
3(1): 2007/11/08(木)05:21 AAS
PHASE01―邂逅―
#01
「………わざわざ済まないね?シン・アスカ君」
「い…いえ、俺…じゃなくて自分に何か?」
俺はシン・アスカ。今をときめくザフトのエースパイロットだ。 ミネルバに配属される事になって、色々と手続きや準備をしている矢先に、プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルに呼び出された。それも、どういう訳か俺一人で来い…と。
そして、議長の部屋に来るなり俺は議長と、その隣にちょこんと座るラクス・クラインと対面する事となった。
「えーと…ラクス様がミネルバの補給先の基地でライブをするから、そのラクス様の護衛を自分がやれ…という事ですか?」
「あぁ、その通りだ。」
「何故自分なんです?自分なんかより優秀な人材なんて、腐る程居ますけど…。」
そう、何故俺にそんな話を振るのか理解出来ない。ラクス・クラインは要人なんてレベルじゃないだろうに…ひょっとしてこれはドッキリなのか?
「レイ、居るんだろ?これは新手のドッキリなんだろ?
議長やラクス様までグルになってのドッキリとは…」
「シン、とりあえず落ち着きたまえ…。私は、本気で君にこの話をしている。」
「それなら…何故自分なんです?」
「それはだね…ラクスが決めたからだよ。」
「はい?」
ますます訳が分からん。ラクス様が俺を?何故だ?
俺の視線に耐え切れなかったのか、さっきまでずっと大人しくしていたラクス様が口を開く。
「えーと…ほ、ほら?あなたが優秀なパイロットだって聞いてたから…」
「優秀なパイロット…ですか?
それなら、同期のレイ・ザ・バレルの方が遥かに優秀ですよ?」
そう、俺を優秀だと言うなら、その上のレイはどうなる?
普通に考えて、護衛にするならレイだろう。ミーハーなルナはもっての他だが…誤射るしな。
「兎に角、これは命令だから受けてもらうよ。シン」
「……横暴ですよ…議長。」
どうやら、このワカメはどうしても俺に受けさせたいみたいだ。どうにも納得いかないが、受けるしか無さそうだ。
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
あと 274 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル
ぬこの手 ぬこTOP 0.019s