【シン】出会ってしまったら【ミーア】 (277レス)
【シン】出会ってしまったら【ミーア】 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/1777/1194458136/
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1: 名無しさんDESTINY [] 【シン】出会ってしまったら【ミーア】スレの避難所です。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/1777/1194458136/1
2: 名無しさんDESTINY [] 即落ち回避 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/1777/1194458136/2
3: 名無しさんDESTINY [sage] PHASE01―邂逅― #01 「………わざわざ済まないね?シン・アスカ君」 「い…いえ、俺…じゃなくて自分に何か?」 俺はシン・アスカ。今をときめくザフトのエースパイロットだ。 ミネルバに配属される事になって、色々と手続きや準備をしている矢先に、プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルに呼び出された。それも、どういう訳か俺一人で来い…と。 そして、議長の部屋に来るなり俺は議長と、その隣にちょこんと座るラクス・クラインと対面する事となった。 「えーと…ラクス様がミネルバの補給先の基地でライブをするから、そのラクス様の護衛を自分がやれ…という事ですか?」 「あぁ、その通りだ。」 「何故自分なんです?自分なんかより優秀な人材なんて、腐る程居ますけど…。」 そう、何故俺にそんな話を振るのか理解出来ない。ラクス・クラインは要人なんてレベルじゃないだろうに…ひょっとしてこれはドッキリなのか? 「レイ、居るんだろ?これは新手のドッキリなんだろ? 議長やラクス様までグルになってのドッキリとは…」 「シン、とりあえず落ち着きたまえ…。私は、本気で君にこの話をしている。」 「それなら…何故自分なんです?」 「それはだね…ラクスが決めたからだよ。」 「はい?」 ますます訳が分からん。ラクス様が俺を?何故だ? 俺の視線に耐え切れなかったのか、さっきまでずっと大人しくしていたラクス様が口を開く。 「えーと…ほ、ほら?あなたが優秀なパイロットだって聞いてたから…」 「優秀なパイロット…ですか? それなら、同期のレイ・ザ・バレルの方が遥かに優秀ですよ?」 そう、俺を優秀だと言うなら、その上のレイはどうなる? 普通に考えて、護衛にするならレイだろう。ミーハーなルナはもっての他だが…誤射るしな。 「兎に角、これは命令だから受けてもらうよ。シン」 「……横暴ですよ…議長。」 どうやら、このワカメはどうしても俺に受けさせたいみたいだ。どうにも納得いかないが、受けるしか無さそうだ。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/1777/1194458136/3
4: 名無しさんDESTINY [sage] >>3 #2 「分かりました。命令とあらば…」 「そうか…。引き受けてくれるか……」 いや、アンタが半ば強制で引き受けさせたんじゃないか!! なんてツッコミを入れる訳にも…いかないよな、やっぱ。 ふとラクス様に視線を移すと、「ホッ」と胸を撫で下ろしている。 「さて、話もまとまったところで…だ。君には、もう一つ伝えておかねばならない事が有ってね?」 「……?伝えなければならない事?なんです?それ。」 「彼女は“ラクス・クラインではない”んだよ。」 …………はい? 「議……議長…!!!?」 突然のカミングアウトに、流石のラクス様(?)も度肝を抜かれた様だ。 わたわたと取り繕うとした様だが、流石に諦めたらしく、溜め息混じりに肩を落とす。 「議長…どういう事ですか?ラクス様じゃないって…」 「彼女の名はミーア・キャンベル…二年前のヤキン・ドゥーエ戦を境に突然姿を消したラクス・クラインの替え玉として、私が仕立てた。」 「何故です?議長程の力が有れば、人一人…それも、ラクス・クラインを捜す事…。」 「………しかし見つからない。この二年間の間だ。 故に、私は彼女を…と、こういう訳だよ。全く…我ながら小賢しい事を…。 兎に角、ラクスが見つかる迄の間だ。頼むよ、シン・アスカ君?」 自嘲気味に笑い、議長はそれだけ言うと立ち上がった。 「ハッ!!了解しました。」 俺も一足遅れ立ち上がり、敬礼した。 「さて、後は若い者同士つもる話も有るだろう。」 「お見合いじゃないんですから………。」 議長って、何か話してると疲れる人だな…。 とりあえず、俺とラクス様…いや、ミーア様?は、議長の部屋を後にした。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/1777/1194458136/4
5: 名無しさんDESTINY [] GJ! のっけからミーアをカミングアウトするというのも面白いですね。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/1777/1194458136/5
6: 名無しさんDESTINY [] スレが立てられない。2chで新スレ立てるなら誰かお願い。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/1777/1194458136/6
7: 名無しさんDESTINY [] クソ http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/1777/1194458136/7
8: 名無しさんDESTINY [] いきなり埋め荒らしにスレ潰されて職人・住人の離散が起きているのかな。 スレの住人で見てる人いたらレスしてくれ。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/1777/1194458136/8
9: 名無しさんDESTINY [sage] 避難所あるの知らなかった http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/1777/1194458136/9
10: 名無しさんDESTINY [sage] >>4 #3 俺とラクス様(?)は、長い廊下を歩いている。もう夜中を過ぎている為か、人通りは全くない。 話長過ぎだよ議長。 「あー………緊張したぁー…」 「あら、あなたも?」 ラクス様…いや、ミーア様?どっちで呼べば良いんだ? 「あ、はい…ラクス様もですか?」 そう言うと、彼女(今のところはこれで行こう!!)は笑いながら、 「二人きりの時はミーアって呼んで。それと、“様”は別にいらないわよ。 なーんか堅っ苦しくて、あんまりいい気しないのよね。」 「わかりまし―――」 そう答えようとすると、急に不機嫌そうに頬を膨らませ、 「もう、敬語も禁止。」 唇を尖らせてそれだけ言うと、俺の先を歩き始めた。 なんて言うか……よく分からない娘だな…。コロコロ表情変わるし…。 「はいはい、わかったよ。ミーア…これで良いのか?」 そう言うと、此方に振り向き 「そう、それで良いの♪ よろしくね。シン。」 そう言うと、手を差し述べて来る。握手か? それに、また笑顔に戻ってる…。俺より歳上…だよな?笑うと、まだあどけない顔だけど。 まぁ…とりあえず、 「あぁ、此方こそ。」 ミーアと握手を交わすと、 「そういえば…もう、こんな時間なのに大丈夫なのか?」 「……ああぁぁぁ!!!? 明日早いんだった…。」 「おいおい…まぁ、送ってくよ。 家は何処だ?」 議長…こんな迂濶な娘がラクス・クラインの代理で大丈夫なんでしょうか? 俺は、激しく不安です。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/1777/1194458136/10
11: 名無しさんDESTINY [sage] >>5 ありがとうございますm(__)m ただ単に、正体隠しておくのが面d(ry >>6 俺は無理っぽいです。 >>8 一応住人です。 埋められちゃいましたねorz >>9 ヨコソデス http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/1777/1194458136/11
12: 名無しさんDESTINY [0] GJです http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/1777/1194458136/12
13: 名無しさんDESTINY [sage] >>10 #4 二人で暗い夜道を歩いている。電灯が有るから真っ暗という訳でもないが、それでも薄暗い。 因みにミーアは、帽子とサングラスとマスクという滅茶苦茶怪しい装備に、ロングコートを羽織っている。 頼むから誰も通るんじゃないぞ? 「私の家…?」 「あぁ、ミーアの家だよ。何処に在るんだ?」 それを聞くと、表情が見る見る曇っていく。一体、どうしたっていうんだ? 「どうしたんだよ?」 「あそこには…帰りたくない」 「いや、何でだよ?自分の家だろう?」 「泊・め・て♪」 「な!?…なに馬鹿な事言ってるんだよ!!駄目に決まってるだろ!!!!」 ニヤニヤと、非常に嫌な笑顔を浮かべ 「あれ?シンは何を想像してたの♪」 「う…うるさいな。ほら、家は何処だよ。」 「こ〇ん星♪」 「生まれて初めて女の子に手を挙げそうになったぞ?」 「もう…分かったわよ。」 あくまで嫌そうに答え、トボトボと歩き出す。 暫くすると、ラスボスでも棲んでそうな馬鹿でかい建物にたどり着いた。 「でっか……何だコレ?」 「此処が私の家よ…。独りで住むには大き過ぎるわ。」 何処か哀しそうに、建物(マンション)を見上げ。 急に何か思い付いたかの様に俺の手を引っ張る。 「ちょ…!?…ミーア…何のつもりだよ!!!?」 「シンの家に泊まっちゃ駄目なら、シンが私の家に泊まっちゃえば良いじゃない♪」 「待てぇぇぇぇ!!その理論は間違ってるから!!年頃の女の子が、野郎なんかを泊めちゃ駄目だから!!!!」 しかし、その細い腕からは想像もつかない程のパワーで俺を引っ張って行くミーア。 女の子に…腕力で負けた俺は一体………orz http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/1777/1194458136/13
14: 名無しさんDESTINY [sage] >>13 #5 「結局連れてかれたな…。」 マンションの最上階…それも、窓から下を見ると街並みが模型みたいに見える程高い。 内装は、やたらめったらピンクの物ばっかりだ。テレビ、テーブル、スリッパから食器類までだ。お世辞にも良い趣味だとは言えないな。 というか、ミーアは何処に行ったんだ?さっき「ちょっと待ってて♪」なんて言ってたけど… 「それにしても…何か落ち着かない部屋だな…。」 確かに、一人でこんな広い部屋っていうのもな…。 ソファーに腰掛け、携帯を取り出す。ディスプレイに映し出されたのはマユ。 「……マユ………」 「誰?その娘?」 「うおわぁぁぁぁっ!?い、いきなり後ろから現れるな!!」 キョトンとした表情のミーアが、ディスプレイを見つめている。手には食器を持っている。 「だって、さっきから呼んでるのに返事が無いんだもの。 それで、誰なのよ♪恋人って事は無さそうだけど♪」 「……俺の…妹だよ…。二年前に死んだ…。」 そう、俺の妹マユは…二年前のオノゴロ島での戦いに巻き込まれて死んだ。父さんや母さんと共に…。 「あ…ごめん…。」 「いや、気にしないでくれ。ミーアは別に悪くないよ。 それで、さっきから良い匂いがするんだけど?」 「シンはまだご飯食べてなかったでしょ?だから、ちょっと作って来たの♪」 嬉しそうにピンクの食器を並べていく。 その中には、料理がこれでもかという程盛られている。 量多いな…。 「俺よりもミーアは大丈夫なのか?明日早いって…」 「あ、別に仕事とかじゃなくて買い物行きたかっただけだから♪」 なんだ、心配して損したよ。 とりあえず、俺はミーアの料理をたいらげる事にした。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/1777/1194458136/14
15: 名無しさんDESTINY [sage] >>14 #6 翌日、結局俺はミーアの家のソファーで寝た。ソファーでなんて、寝るもんじゃないな。 身体のあちこちが痛む…。 ともあれ、俺は今日も軍に行かなきゃならない訳で、いつまでも居る訳にはいかない。 そんな訳で、今ミネルバの中に居る。ついでに眠い。 「シン…どうした?顔色が余り良くない様だが?」 「なぁに?まーたシンは夜更かししてたの?懲りないわね」 「大丈夫か?」と気遣ってくれるレイに、ルナの小言。いつも通りの日常…。まるで、昨日の事が夢みたいだ。 「違うっての…。そうだな、さしずめ嵐にでも遭ったんだよ。昨日の俺は。」 二人は顔を見合わせ、頭に疑問符を浮かべている。 「何だか知らんが大変だったな…シン。とりあえず、俺はこれから議長の元に行くが…お前はどうする?」 「少し休ませてくれ…本当に疲れたんだ。」 「そうか…まぁ、しっかり休めよ?ミネルバが出航したら、休む暇など無いからな。」 「そうよ、シン。自己管理くらいしっかりしなさいよ。」 お前に言われたくねぇよ!! しかし、今の俺には言い返す気力すら無い…。 二人が退室した後、俺はブリッジに向かった。 「よう、メイリン。ついでにアーサー」 「僕はついでか…orz」 「どうしたの?シン。何か顔色悪いけど…。」 「実は……――――」 その瞬間、轟音が鳴り響く。 そして、黒煙が立ち上ぼる。場所は六番ハンガー。 「っ……!?何だ!!!?」 「ろ…六番ハンガーの方で、新型…カオス、アビス、ガイアが強奪されたみたいです!!!!」 「何だって!!!?くそっ…メイリン!!インパルスは出せるか!!」 「は…はい!!」 コアスプレンダーに乗り込み、OSを起動させる。 「コアスプレンダー!!シン・アスカ…行きます!!!!」 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/1777/1194458136/15
16: 名無しさんDESTINY [sage] >>15 #7 コアスプレンダー、チェストフライヤー、レッグフライヤー、ソードシルエットが合体し、装甲が紅に染まる…。背負った対艦刀を引き抜き、舞い降りる。 俺のMS、インパルス。 『くっ…!?新型がもう一機居やがっただと!!!?』 『話と違うじゃねぇかよ!?ネオの奴……!!』 しまったな…ちょっと目を引き過ぎたなこりゃ…とてもじゃないが、新型を三体同時に相手をするのは無理だ。 それに、俺の後ろには片腕のザクウォーリアが居る。中に乗っているのは誰だか分からないが、見捨てる事は出来ない。 兎に角、状況は不利だ。ソードシルエットの装備は元々、対MS用の装備でないし、何より俺はインパルスに乗ってからの日は浅い…本来の性能を発揮するなんて、とてもじゃないが難しい。 しかし、敵も考える暇はくれない様だ。ガイアが四足獣型に変形し、俺に一目散に飛び掛かって来る………!! 『はああぁぁぁぁぁあ!!!!』 「くそっ…!!また戦争がしたいのかよ!!!!アンタ達はッ!!!!」 エクスカリバーで真横に薙払う様に一閃を放つが、此方の得物の振りが大きすぎたのか、易々と避けられる。しかし、相手との距離を離す事には成功した。 すかさずフラッシュエッジで追撃を狙い、投げつける。だが、これも若干かすめただけで、体制を崩すには至らない。 「ハッ…!!いきなりピンチかよ…くそったれ…!!!!」 こうして、インパルスでの初の実戦を迎える事になった。 PHASE01―fin http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/1777/1194458136/16
17: 名無しさんDESTINY [sage] とりあえず、これでPHASE01は終わりです やっぱり自分には、文章力がまだまだ必要ですねⅢorz 何か、シンや他みんなのキャラが違う気も…もしおかしな点が有った場合は、御手柔らかにお願いしますm(__)m http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/1777/1194458136/17
18: 名無しさんDESTINY [] age http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/1777/1194458136/18
19: 名無しさんDESTINY [sage] >>16 PHASE02―強奪― 相変わらずガイアが俺の周りを飛び回る。薙払いたいのはやまやまだが、エクスカリバーが直撃させるのはまず無理だ。 仕方なくビームライフルを引き抜き、三射放つ。すると、運良く脚をかすむる。 『くうっ……!?』 「そこだッ!!!!!!」 バランスを崩したガイアに、エネルギー切れのビームライフルを投げつける。 そして、次に目に入ったのはカオス。アビスはザクウォーリアが引き付けてくれているから、まだ安心出来る。 『調子に乗るなよ!!新型!!!!』 カオスの脚に着いたビームクローに、左肩のアーマーを跳ね飛ばされる。 「………っ…ぐっ!?やられる訳にはいかないんだよ!!!!」 エクスカリバーをもう一本引き抜き、思いっきり投げ付けた。目眩ましにはなるだろ。 そして、この状況でどうやって三機を相手にしようか…それを考えた時、急に三機の様子がおかしくなった。 「なんだ…?…まさか!?」 一気に飛翔し、視界から消えようとしている。つまり、逃げる気だ。 「逃がすかよ!!メイリン、チェストフライヤー。それと、フォースシルエットだ!!!!」 『は、はい!!チェストフライヤー、フォースシルエット…射出します!!』 ダメージを受けた上半身と、ソードシルエットを破棄して、新たな上半身…そして、フォースシルエットを装着する。 フォースシルエットは高機動凡用型の装備で、ソードの様に高い格闘能力こそ無いが、それを補う機動力は有る。それに、飛行能力…これが一番大きい。 俺が飛び経とうとすると、ザクウォーリアも着いて来ようとしていたが、この状況だと足手まとい以外の何でも無い。 「アンタはそこに居ろ!!奴等は俺が追い掛ける!!!!」 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/1777/1194458136/19
20: 名無しさんDESTINY [sage] 避難所見つけた・・・ 新作書いてる人GJです! http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/1777/1194458136/20
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