[過去ログ]
【国際】先端技術で「中国が米国をリード」 豪研究所、民主主義国の結束促す [すらいむ★] (14レス)
上
下
前
次
1-
新
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
14
: 2023/04/07(金)02:42
ID:xqhclQ8v(1)
AA×
>>11
外部リンク:bookmeter.com
外部リンク:www.msz.co.jp
[240|
320
|
480
|
600
|
100%
|
GIF
|
べ
|
レス栞
|
レス消
]
14: [sage] 2023/04/07(金) 02:42:03.66 ID:xqhclQ8v >>11 全体主義の暴力の大鍋の中で人間性は変化するのだろうか、他のものになったりするのだろうか。 人間は自由でありたいという本然の希求を失うことがあるのだろうか。 これに対する答えに、人間の運命と全体主義国家の運命とがかかっている。 人間性そのものが変化するというのならば、それは国家による独裁の全面的、永久的勝利を約束する。 自由に対する人間の希求に変わりはないというのならば、それは全体主義国家に対する判決となる。 ワルシャワ・ゲットーの偉大な蜂起、トレブリンカとソビボールの蜂起。 ヒトラーにより隷属させられた数十の国において燃え上がった広範なパルチザン運動。 スターリン後の一九五三年のベルリンでの蜂起と一九五六年のハンガリーでの蜂起。 スターリンの死後に見られたシベリアと極東のラーゲリを席捲した蜂起。 同じ時に起きたポーランドでのサボタージュ。思想の自由の弾圧に反対して 多くの都市で起きた学生の抗議行動。多くの工場におけるストライキ。 こうしたすべてが、人間本来の自由に対する希求が根絶やしにはされないことを示した。 自由に対する希求は鎮圧された。しかし、存在し続けている。 奴隷状態に貶められた人間は、運命によって奴隷となったのであって、 その本性によってなったのではないのである! 自由に対する人間の自然な希求は根強く、弾圧はできるが、根絶はできない。 全体主義は暴力を手放すことができない。 暴力を手放せば、全体主義は死ぬのである。 直接的あるいは偽装されたかたちで永遠に続く絶えざる圧倒的暴力が全体主義の基礎である。 人間は自らの意志で自由を放棄することはない。 この結論のなかにこそ、われわれの時代の光、未来の光がある。 人生と運命 1 ワシーリー・グロスマン著 齋藤紘一訳 (みすず書房刊)P314-315より https://bookmeter.com/books/4524089 人生と運命 1 書評 https://www.msz.co.jp/book/author/ka/15991/ ワシーリー・グロスマン 1905-1964。ウクライナ・ベルディーチェフのユダヤ人家庭に生まれる。 モスクワ大学で化学を専攻。炭鉱で化学技師として働いたのち、小説を発表。 独ソ戦中は従軍記者として前線から兵士に肉薄した記事を書いて全土に名を馳せる。 43年、生まれ故郷の町で起きた独軍占領下のユダヤ人大虐殺により母を失う。 44年、トレブリンカ絶滅収容所を取材、ホロコーストの実態を世界で最初に報道する。 次第にナチとソ連の全体主義体制が本質において大差ないとの認識に達し、 50年代後半から大作『人生と運命』を執筆、60年に完成。 「雪どけ」期に刊行をめざすが、KGBの家宅捜索を受けて原稿は没収、「今後2-300年、発表は不可」と宣告される。 「外国でもよいから出版してほしい」と遺言し、死去。 80年、友人が秘匿していた原稿の写しがマイクロフィルムに収められて国外に持ち出され、 スイスで出版された(仏訳83年、英訳86年、ソ連国内では88年)。 http://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1677845561/14
全体主義の暴力の大鍋の中で人間性は変化するのだろうか他のものになったりするのだろうか 人間は自由でありたいという本然の希求を失うことがあるのだろうか これに対する答えに人間の運命と全体主義国家の運命とがかかっている 人間性そのものが変化するというのならばそれは国家による独裁の全面的永久的勝利を約束する 自由に対する人間の希求に変わりはないというのならばそれは全体主義国家に対する判決となる ワルシャワゲットーの偉大な蜂起トレブリンカとソビボールの蜂起 ヒトラーにより隷属させられた数十の国において燃え上がった広範なパルチザン運動 スターリン後の一九五三年のベルリンでの蜂起と一九五六年のハンガリーでの蜂起 スターリンの死後に見られたシベリアと極東のラーゲリを席捲した蜂起 同じ時に起きたポーランドでのサボタージュ思想の自由の弾圧に反対して 多くの都市で起きた学生の抗議行動多くの工場におけるストライキ こうしたすべてが人間本来の自由に対する希求が根絶やしにはされないことを示した 自由に対する希求は鎮圧されたしかし存在し続けている 奴隷状態にめられた人間は運命によって奴隷となったのであって その本性によってなったのではないのである! 自由に対する人間の自然な希求は根強く弾圧はできるが根絶はできない 全体主義は暴力を手放すことができない 暴力を手放せば全体主義は死ぬのである 直接的あるいは偽装されたかたちで永遠に続く絶えざる圧倒的暴力が全体主義の基礎である 人間は自らの意志で自由を放棄することはない この結論のなかにこそわれわれの時代の光未来の光がある 人生と運命 ワシーリーグロスマン著 藤紘一訳 みすず書房刊より 人生と運命 書評 ワシーリーグロスマン ウクライナベルディーチェフのユダヤ人家庭に生まれる モスクワ大学で化学を専攻炭鉱で化学技師として働いたのち小説を発表 独ソ戦中は従軍記者として前線から兵士に肉薄した記事を書いて全土に名を馳せる 年生まれ故郷の町で起きた独軍占領下のユダヤ人大虐殺により母を失う 年トレブリンカ絶滅収容所を取材ホロコーストの実態を世界で最初に報道する 次第にナチとソ連の全体主義体制が本質において大差ないとの認識に達し 年代後半から大作人生と運命を執筆年に完成 雪どけ期に刊行をめざすがの家宅捜索を受けて原稿は没収今後年発表は不可と宣告される 外国でもよいから出版してほしいと遺言し死去 年友人が秘匿していた原稿の写しがマイクロフィルムに収められて国外に持ち出され スイスで出版された仏訳年英訳年ソ連国内では年
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
ぬこの手
ぬこTOP
0.289s*