[過去ログ] 宗教板避難所3 (414レス)
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(1): atheist 2022/10/03(月)03:34 ID:GpfvsNnz(1) AAS
>>11
少なくともヤラベアムの段階では北イスラエル王国も
ヤハウェ崇拝を推し進めていたわけですね

文献史料としてはヘブライ語聖書くらいしかないにいしても
考古学的資料をつぶさに分析していけば、もっと当時の宗教的実態が見えてくるかもしれませんね
13
(1): 福音伝道 2022/10/03(月)05:56 ID:miFql5l8(1) AAS
>>12
atheistくん、おはようございます。本日の聖句はイザヤ19-20章です。

聖書の描く歴史は公平ではないようです
14
(1): atheist 2022/10/04(火)02:00 ID:fKxQq39G(1) AAS
>>13
19章と20章が連続しているのかどうか分かりませんが、今回はエジプトについての託宣ですね

ただしこの章は以前の章と比べ、史実をユダヤ教的に解釈したものとはなっていないようです
アッシリアが出てくるところからも、時代的には前8世紀だと思いますが、その後エジプトやアッシリアが
ユダヤ教に改宗していくという史実はないことから、ここは捕囚後にイザヤの名で書かれたものではなく
まさにそのまま前8世紀あたりに預言として書かれたものだと思われます

実際にはいつの時代に書かれたものだと推定されているのでしょうか?

また今までは実際に起こった史実の解釈が預言という形で書かれていたように思いますが
なぜエジプトに関してだけ史実を元にして書いたものではなく、未来予言のような形をとったのでしょうか?

それともなにか史実を元にしてはいるものの、それを非常に大げさな形で表現してしまったため
省1
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(1): 福音伝道 2022/10/04(火)06:32 ID:KSvoncP1(1) AAS
>>14
atheistくん、おはようございます。本日の聖句はイザヤ21-22章です

19章 エジプトへの審判 20章エジプトを信頼する愚かしさ
となっています。

四節きびしい主人について、
1.前712年頃のヌビア王シャパカ
2.前,671年のアッシリア王エサルハドン。ナイル川デルタ地帯を占領
32の後継者の.前661年のアッシュール・バーン・アプリ。
4.ほか諸説ありだそうです

アッスリヤの王サルゴンは、サルゴン二世でBC722-705。
省14
16
(1): atheist 2022/10/05(水)03:29 ID:3qL8gYjQ(1) AAS
>>15
大まかにはアッシリアの時代で、アッシリアがエジプトに侵攻したときかそれ以前ということですね
アッシリアやエジプトが「主に仕える」というのは、具体的なそれぞれの国に対する予言というよりも
諸国がいずれヤハウェに服するようになるといった漠然とした予言という感じですかね

さて21-22章ですが、21章は「海の荒野」とドマ、アラビアについての、22章は「幻の谷」についての託宣です

まず海の荒野って何よ?と思いましたが2節のエラム、メディア、要はアケメネス朝ペルシャへの言及で
バビロニアのことだとわかりました

ここは9節の「倒れた、バビロンは倒れた」というセリフがすべてを物語っています

11節からはドマについての預言ですが、これはどこだか分かりません
発音的にはエドムあたりでしょうか
省9
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(1): 福音伝道 2022/10/05(水)06:47 ID:iSE8ZlBh(1/2) AAS
>>16
atheistくん、おはようございます。本日の聖句はイザヤ23-24章です

11節ドマ。フランシスコ会訳注は、小見出しを「エドムニついての預言」としています。
注記には、ドマは様々に解釈される
1.ヘブライ語的には「沈黙」の意味にもなる 沈黙と訳する現代語訳もある
2.しかしバビロンからテマ(14節)に至る荒れ野の道沿いにある北アラビアの一部族と理解するのが適切
セイルは申命記でエサウの子孫の領地とされており、創世記25:30で「エサウ」は「エドム」と呼ばれると
あるので小見出しを「エドム」にした。
宣託の対象となる11-12節はエドム 13-17接アラビアは共にエルサレムとバビロンに挟まれた領域で
両方ともアッシリアによって蹂躙された。
省9
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(1): 福音伝道 2022/10/05(水)06:47 ID:iSE8ZlBh(2/2) AAS
ハーパー注解によると、「幻の谷」だと意味不明なので、古いギリシア語訳は「シオンの谷」と訂正しているそうです
イザヤの幻視の要点は
一時的に開放されたからといって喜ぶな、お前たちは悪しき行いによって滅ぼされるのだということだそうです
具体的にはBC701年にエルサレム包囲から劇的に開放されがBC586には陥落し略奪されるとのこと

つまりBC586のバビロン捕囚を防げない運命の原因をイスラエルの罪のうちにみているということですね

22:15-25のヒゼキヤの宮廷官吏セブナ、エリアキムらは36:3,37;2に基づく偏執的加筆であるとのこと
で、どの個人の行為もバビロン捕囚を防ぐことできなかった例として、個人を出しているとのこと
19
(1): atheist 2022/10/06(木)01:23 ID:1kc9wS0p(1) AAS
>>17-18
とりあえずドマはエドムで、アラビアとともにアッシリアに蹂躙されたため
ここでは一緒に扱われているわけですね

エリアキムは王やそれに比肩する宗教的に重要な人物ではなく
宰相的な地位の人物なんですね

22章の意図としては、結局悔い改めることのなかったイスラエルが神の側の応答として
バビロン捕囚を招いた、という感じでしょうか

さて23-24章ですが、23章はツロについての託宣で、24章はイスラエル及び諸国の終末的預言のようです

ツロはシドンとセットで語られているのでフェニキアの主要都市ティルスのことだと思います
内陸貿易を支配したアラム人と並んで解消貿易を支配したフェニキア人ですから
省11
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(1): 福音伝道 2022/10/06(木)06:36 ID:0WaGmuFp(1) AAS
>>19
atheistくん、おはようございます。本日の聖句はイザヤ25-26章です

ハーパー注解によると、フェニキアは、かつて偉大な海洋貿易商人であったが
落ちぶれて、姦淫を行うようになるというのが17節の論旨で、すべての取引による
利益は、主に捧られ、主に忠実なイスラエルの必要を満たすために使われるようになるとのこと。
フランシスコ会訳注によると70年は、王の理想的な統治期間だそうで
70年の浄化を経て、フェニキアが主に用いられるということだそうです

フランシスコ会訳注によると24-27章は「イザヤの黙示」と従来呼ばれてきたそうです
現在では「カンタータ「詩篇的歌」とよばれたりもするそうです。
テーマ的には13-23章と密接であるが、スタイル・語法・概念の点で第一イザヤより第二イザヤ
省3
21
(1): atheist 2022/10/07(金)03:12 ID:iC6tys38(1) AAS
>>20
なぜフェニキアだけこのように一定期間の浄化後にイスラエルのために用いられるという発想に
なったんでしょうね
かつての宿敵ペリシテ人に地理的にも文化的にも重ねているんでしょうか

「イザヤの黙示」という表現は言い得て妙ですね
わたしは文体や語法については当然原文が読めないので分からないのですが
預言の視野が23章までとは異なって、より普遍的というか異邦人を包含する方向で
書かれているように思ったので、ちょっと第二イザヤっぽいなと思いました

さて25-26章ですが、「イザヤの黙示」の続きということで、ここも終末的な預言が語られています

25章は比較的明るい色調で語られているように思いました
省15
22
(1): 福音伝道 2022/10/07(金)05:50 ID:kC6WUFwM(1/2) AAS
>>21
atheistくん、おはようございます。本日の聖句はイザヤ27-28章です。

「主はとこしえに死を滅ぼし」について、聖書協会共同訳は「死を永遠に?み込んでくださる。」と訳しているが
訳注は、通常「死」「陰府」が擬人化され、その獲物を飲み込むと表現されるので、それを真似て
ここでは主が「死」を飲み込むと言われていると解説し、アラム語訳では「永久に」を「勝利」と読み替え
「死は勝利に飲み込まれる」と訳されると紹介しています。
新約はイザヤから影響を受けていますね

10-12節は「モアブは塵とされる」と小題がついていますね。
なぜ裁かれるのでしょうね。アッシリアの属国となっていたからでしょうか

ハーパー注解は26:19に特に注目しています。
省3
23
(1): 福音伝道 2022/10/07(金)05:55 ID:kC6WUFwM(2/2) AAS
が、後の読者にはユダヤ教やキリスト教の宗教信条の中で
「死者の回復」という概念を考える可能性を残しているとのこと。
24: 2022/10/07(金)19:15 ID:f+C9HUke(1) AAS
えいえいおー!
25
(1): atheist 2022/10/08(土)05:04 ID:2KPWcbJg(1) AAS
>>22-23
昨日は電気をつけたまま、気づいたら寝てました
まあよくあることですがw

陰府(シェオル)と神が対置されてるんですね
このへんも善悪の対立的語法が色濃くなっていく新約聖書の世界観に類似しているような感じがします
これが書かれたのが捕囚後だとすれば、ゾロアスター教の影響があったのかもしれませんね

26:19は新約で見られるような個人の復活への着目ではなく
あくまでもイスラエルの回復といった民族単位の枠組みで語られているわけですね
それがのちの時代に個人(死者)の復活を語っているものとして解釈されていったんですね

さて27-28章ですが、27章は「イザヤの黙示」の最終章、28章は
省12
26
(1): 福音伝道 2022/10/08(土)08:57 ID:5gzXlaG2(1) AAS
>>25
atheistくん、おはようございます。本日と明日の聖句は1列王16:29-17:24

レビヤタンと 海におる竜=タンニンをフランシスコ会訳注は、
前者を道徳的混沌を象徴し主の民を圧迫してる邪悪な勢力とみなし主が破壊される
タンニンはエジプトに対する比喩なので竜と訳されるとのこと。
また、通常はこの二つは敵対勢力のアラム、アッシリア、エジプトと解釈されるが
ティルスのことだとする解釈もあるそうです

一方、ハーパー註解は、いやいやレビヤタンは、古代近東共通のシンボルなので
神が全世界の悪の諸勢力に対して宇宙的規模で勝利されることについての確信が描かれているとしています。

8節は捕囚ですね。ご推察の通りです。滅亡と捕囚とによって罰せられ、清められたので
省10
27
(1): atheist 2022/10/09(日)21:48 ID:eN0eRXN2(1) AAS
>>26
敵対する諸外国という解釈だけでなく、抽象的に悪の諸勢力を表すという解釈もあるんですね

捕囚経験を単なる神から離反した罰と捉えるだけでなく、罪からの清めと捉えるのは
ユダヤ教的ではないと思いましたが、考えてみれば犠牲も代替的な罪の清めと考えることができるので
そういった意味ではユダヤ教的なのかも知れませんね

ここでのイザヤはエジプトやアッシリアを悪とみなしていて、その悪と手を組むことを
極度に嫌って「酔いどれ」呼ばわりをしているってことですね

さて休日分は悪名高い北イスラエルのアハブ王と、その時代の預言者エリヤの箇所ですね
妻のイゼベルは出てきますが、その悪事や凄惨な最期についてはここでは触れられていませんね

17章のほうはもっぱらエリヤについての記述で、ハイライトはやもめの女の子どもの復活の箇所ですかね
省12
28
(1): 福音伝道 2022/10/10(月)07:41 ID:l6S4/lXj(1) AAS
>>27
atheistくん、おはようございます。本日の聖句はイザヤ29-30章です

ここの復活はエリアが三度、子供に覆い被さることだ
エリヤの体から子供の体に生命力が移される「よみがえり」が
描かれていることですね。

ニ列王4:18-37では、今度はエリシャが死んだ子供をよみがえらせています。

この二つの物語は申命記史家が列王記として編纂する以前に、古い北の預言者伝
説話として奇跡物語が断片的にあったそうですので「よみがえり」も民間伝承の奇跡として
古くからあったのかもですね
29: 2022/10/10(月)08:31 ID:hlkzpi9c(1) AAS
テスト
30
(1): atheist 2022/10/11(火)03:09 ID:YmxoS+dg(1) AAS
>>28
なるほど古くからあった北の預言者伝承のなかにあった奇跡物語が
エリヤやエリシャの奇跡物語に接合されて、そのなかに復活の奇跡もあった可能性があるってことですね

ただエリヤにしろエリシャにしろ、やはりあくまでも復活は奇跡の一つであって
キリスト教において意味づけされるような宗教的な重要性はないように感じます

キリスト教における復活の由来及び意義については、さらに検討を続けていきたいと思います

さて29-30章ですが、おそらく両章ともアッシリアの侵攻時に関して預言をしているように思いました

29章ではいきなりアリエルという地名が出てきますが、これってどこでしたっけ?記憶がありません
ともかく10節にある「あなたがたの目である預言者を閉じこめ、あなたがたの頭である先見者を/
おおわれた」という箇所が印象的です
省7
31
(1): 福音伝道 2022/10/11(火)05:44 ID:TfwzXRQo(1) AAS
>>30
atheistくん、おはようございます。本日の聖句はイザヤ31-32章です。

アリエルについて、ハーパーもフ会註もエルサレムのことを解説するだけです。
新共同訳聖書辞典によっても、イザヤに与えられたエルサレムに与えられた
呼び名とあるだけで、その語源について明らかではないが、
≪神の炉≫の意味であろうと推定されています。

ネゲブはエジプトに行くときに必ず通過するユダ南部の荒野地帯だそうです。
つまりユダの領土だけども、収穫のない荒れ野ですね
30章全体は神がエジプトと同盟を結ぼうとしていることに怒っているということのようです
次節のラハブがエジプトのことだそうです。
省2
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