ゆとり教育・脱ゆとり教育・学力低下総合スレ (345レス)
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323: コメント 2014/09/10(水)01:35 ID:aVBjFwN3k(22/35) AAS
第2節危険の正体・濃度の変化
1.濃度の変化による危険

[1]酸素の危険性
1]酸素欠乏症
(1)人体が酸素の濃度18%未満である環境におかれた場合に生ずる症状。一般の空気中の酸素濃度は約21%であり、発症は個人差がある。
(2)発症のメカニズム
1)人間は主に肺胞でガス交換をしている。肺胞毛細血管から肺胞腔に出てくるガスの酸素濃度は個人差もあるがおよそ16%であり、これが空気中の21%の酸素と濃度勾配に従って交換される。
2)一回でも酸素16%以下の空気を吸うと肺胞毛細血管中の酸素が逆に肺胞腔へ濃度勾配に従って引っ張り出されてしまう(即ち、極論例として酸素10%の空気は、呼吸にとっては「10%酸素がある」のではなく「酸素を6%奪われる」空気ということ)。
3)更には血中酸素が低下すると延髄の呼吸中枢が呼吸反射を起こして反射的に呼吸が起こり、呼吸をするとさらに血中酸素が空気中に引っ張られると言う悪循環が起こる。
4)従って酸素濃度の低い空気は一呼吸するだけでも死に至る事があり大変危険である。
5)また死亡前に救出されても、脳に障害が残る危険性がある。

6)低酸素の空気で即死に至らなかった場合でも、短時間で意識低下に至りやすいため気付いてからでは遅い。
7)更には運動機能も低下することもあり自力での脱出は困難である。
8)加えて酸素が欠乏しているかどうかは臭いや色などでは全く判別できず、また初期症状も眠気や軽い目眩として感じるなど特徴的でもない上に、息苦しいと感じない(息苦しさは血中の二酸化炭素濃度による)ため、酸素の濃度が低いことに全く気づけずに奥まで入ったり、人が倒れているのを見てあわてて救助しようと進入した救助者も昏倒したりする。
9)低所やタンクなどで出入りにハシゴを使用するような場合は転落する危険があり、それそのものでの怪我は大したものでなくても、より低濃度酸素の空気に晒されると共に自力脱出はより困難になる。
10)これらもあり死亡の危険はかなり高く、労働災害などで酸欠による死亡者数が多い要因になっている。
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