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571
(2): 04/04/20 20:34 ID:WCu7bsUw(1/2) AAS
「二千年前、余が使っていた飛翼艇がある。もしも残っているのなら……」
「飛翼艇?」
「巨大な人工的な鳥とでも、説明するべきかの? ともかく、それが残っていれば」
「デルムの塔に行けるのね」
「まあな。じゃが、正直なところ残っているとはとても思えん」
 クーヤのその言葉に一同は黙り込む。

「あの、もしかしてそれは『ホルルグの翼』というのではないですか?」
「ほう? 知っておるのか」
「やはりそうですか。ティリアさん達もこの言葉には聞き覚えがありますね?」
「え? 私は知らないけど」
省11
572: 04/04/20 20:51 ID:xbhqjxuy(2/3) AAS
ちょっと待て、選択肢を見間違えてないか?
573: 04/04/20 21:12 ID:9NS4G2VN(2/2) AAS
明らかにBと間違えているな
574: 04/04/20 22:03 ID:xbhqjxuy(3/3) AAS
よし、こういうときこそ選択で決めよう。

>>571をスルー A する
          B しない(その場合>>571の選択も頼む)
575: 04/04/20 22:08 ID:M/c1SdLs(1) AAS
今は少しでもサクサク進みたいし、
敢えてBのC。そして場所指定は次の人に任せる。
576: 04/04/20 22:24 ID:ipu7QyAn(1) AAS
オンカミヤムカイで。
577: 571 04/04/20 23:18 ID:WCu7bsUw(2/2) AAS
ごめんなさい。
578: 04/04/21 23:50 ID:JH5oi5Be(1/3) AAS
「その本の最後に書かれていたんです。「オンカミヤムカイ」と……」
「オンカミヤムカイ?」
 聞き慣れない言葉にティリアが聞き返した。
「はい。おそらくは地名のようですが、その場所さえはっきりすれば……」
「……オンカミヤムカイなら余が知っておる」
「本当、クーヤ!?」
「無論。まさか二千年の時を経ても伝わっていたとはな」
 クーヤがぶすっとした顔で答えた。
「そのオンカミヤムカイがどうかしたの? 何か不機嫌だけど」
「そうか……そなたらはそこまでは知らぬようだな。もともとオンカミヤムカイとは国の名だ。
省2
579: 04/04/21 23:51 ID:JH5oi5Be(2/3) AAS
 その頃、そのオンカミヤムカイではハクオロたちとドーバンの対決の真っ最中であった。
「……しかし、お前たちはよくワシの思い通りに踊ってくれた。その点だけは感謝しなくてはな」
「踊る……だと?」
 警戒しながら聞き返すハクオロに対して、ドーバンは再び下卑た笑いを漏らした。
「ケーッケッケ! まだ分からないのですかな?
 闇の神よ、貴方様が統治していたヤマウラとか言う集落、何で潰れたんでしょうかねぇ……」
「何だと? ……まさか!?」
「そう、そのまさかよ。すべてはこのワシが仕組んだこと。あなたの国にバリアントライフを襲わせるための。
 その戦争の混乱に紛れてエチュードストーンを奪う作戦は失敗しましたがな」
省16
580: 04/04/21 23:53 ID:JH5oi5Be(3/3) AAS
「そこまで死に急ぎたいのか、マルタどもよ?」
「……!?」
 ドーバンはそよ風に吹かれたような態度を崩さなかった。
 三人の攻撃は確実に致命傷であったはず、なのにドーバンには傷一つもない。
「……結界ね。しかも私たちの世界のものやこの世界のものとも違う体系の」
 スフィーがつぶやいた。
「クククク……その通り。こいつは古代の魔法よ、こいつを破ることは貴様らには出来まい?
 注意するとすれば闇の神様だけだが、肝心の神様も記憶をなくされていては恐るるに足らんわ」
 スフィーたちはドーバンの余裕の態度の理由が分かった。
 彼はスフィーたちの攻撃を絶対に“食らわない”自信があるのである。
省11
581: 04/04/21 23:56 ID:MjhoK/tE(1) AAS
D
582: 04/04/23 00:34 ID:And1Vo+9(1) AAS
おお、ここであのイベントが・・・
583: 04/04/24 03:48 ID:klautBYW(1) AAS

584: 04/04/24 12:58 ID:lXy8xXTN(1/2) AAS
「おとーさんをいじめるの、だめ!!」
 不意に、そんな声がした。
 健太郎が見ると、先ほどのアルルゥがムックルに乗ってドーバンに突進する。
 意外だった。誰かの背に隠れるような、そういった娘だと思っていた。
 しかし、実際には誰よりも早く行動し、その勇気を見せている。
 先ほどから消極的な意見ばかり出している自分とは対極だ。健太郎には、そんな今までの自分が情けなく思えた。
「アルルゥ!? よすんだ!!」
 ハクオロが制止の声を上げるが、アルルゥは構わずドーバンに突っ込んでいく。
 ドーバンはそんなアルルゥの態度にも余裕の表情を崩さなかった。
「ふふふ……愚かな。ムティカパごときの力でワシに勝てるとでも思っているのか?」
省10
585: 04/04/24 12:59 ID:lXy8xXTN(2/2) AAS
 ムックルの上からアルルゥが宙に舞う。
 アルルゥの小さな体はゆっくりと弧を描き、そしてドタッという音を出して地面に投げ出された。
「ア、アルルゥ!?」
「…………」
 ハクオロがアルルゥに走りよる。
 アルルゥの体からは赤い水溜りが作られていた。素人でも一目でわかる。……危険な状態だ。
 アルルゥはうっすらと目を開けた。そして……
「お、おとー……さん」
 声も絶え絶えにそう言って微笑んだ。
 そして、アルルゥの体から力が抜けた。辛うじて息はあるものの、長くは持つまい。
省14
586: 04/04/24 13:24 ID:/2HMCC8i(1) AAS
ここでAだぁッ!!
587: 04/04/26 01:11 ID:RXP1TrPK(1) AAS
ほす
588: 04/04/27 01:31 ID:emF+MWbg(1) AAS
保守
589: 04/04/28 03:35 ID:+9p1QlU6(1) AAS
hosyu
590: 04/04/28 15:04 ID:6aoQYyZv(1) AAS
ほぅ
591: 04/04/29 00:16 ID:buhXo69X(1/2) AAS
保守代わりに質問。
ここの住人は今どれから崩してる?

A リアライズ
B アルルゥとあそぼ!
C クラナド
D それ以外
E なにもしてない
592: 04/04/29 00:27 ID:vvXR8e42(1) AAS
D
某S=R、なんか凄いシナリオ(;´Д`)
593: 04/04/29 00:51 ID:Zy5NdCKa(1) AAS
D
四葉と
594: 04/04/29 13:59 ID:wnIdRRKn(1) AAS
漢ならA
595
(1): 04/04/29 20:07 ID:gWl2Wihh(1) AAS
Bから……
596: 04/04/29 20:37 ID:buhXo69X(2/2) AAS
ちなみに言いだしっぺの俺はB
>595
やっと同志発見
597: 04/04/29 22:43 ID:9kfmjj5I(1) AAS
Cなんだが……
598: 04/04/30 00:05 ID:J41yH1jU(1) AAS

ただいま再就職活動中で金もなければ暇もない('A`)
599: 04/04/30 22:17 ID:Kgr0z1Zv(1/3) AAS
 すうっと、辺りが光に包まれる。
 その場の全員が正視できないほどの光で、部屋は白く輝いた。
 その光の中心にいるのは……ハクオロである。
「な、何だと……!?」
 ドーバンは思わずのけぞった。
 正直に言うと、こんな展開は彼のシナリオにはない。
 光が止んで、現れたのは異形な「モノ」――龍と取れなくもない、魔人と取れなくもない、
 そんな存在がハクオロの代わりに立っていた。
 ドーバンはちっと舌打ちしてそのモノを睨みつけた。
「本性を表したか、闇の神……。化け物め!!」
省17
600: 04/04/30 22:24 ID:+JK210+g(1/2) AAS
B
601: 04/04/30 22:24 ID:rvAnH+tc(1) AAS
A
602: 04/04/30 23:13 ID:Kgr0z1Zv(2/3) AAS
(そんな、馬鹿な……ワシが、このワシが押されている!? こんな復活しかけの遺物などに……!?)
 ドーバンは再び魔力弾を放出した。
 一発一発は確実にハクオロに命中しているものの、ハクオロに効いている素振りはまったくない。
「まさか! まさか!? ワシが負けるはずなどはない! ワシは全能の魔術師!!
 ワシを倒せるものなどガディム様ぐらい! ガディム様を作り出した闇の神でさえ劣る要素はないはずだ!! 事実……」
 ハクオロはそのドーバンの言葉を最後まで聞かずにその腕を振り下ろした。
 バスッ!!
 結界に阻まれるも、それをものともしないで吹き飛ばす。明らかに、ドーバンの魔力はそこをついてきているのが見て取れた。
 ドーバンは壁に叩きつけられた。
「ヒャハ……ヒャハハハハ……」
省10
603: 04/04/30 23:14 ID:Kgr0z1Zv(3/3) AAS
「……さん!!」
 ……どのぐらい経っただろうか、誰かの声が聞こえる。
 誰だ……? もう少し、眠らせてくれ……。
 私はうっすらと目を開けた。
 そして最初に視界に飛び込んできたのは……

A アルルゥ
B 健太郎
C スフィー
D エルルゥ
省1
604: 04/04/30 23:41 ID:+JK210+g(2/2) AAS
Dだろうなあ。
605: 04/05/02 22:35 ID:YyZT9fHE(1) AAS
ほす
606: 04/05/03 21:24 ID:MoS9aSpi(1) AAS
「ハクオロさん、大丈夫ですか!?」
「……エルルゥ?」
 私が目を開けると、エルルゥが心配そうに私の顔を覗き込んでいた。
「よかったぁ! 目を覚まさないから心配したんですよ?」
 エルルゥのその一言で今までの事態を思い出す。
 ……そうだ、ドーバンと名乗る魔術師が我々に襲い掛かってきて、それで……。
「……そうだ! エルルゥ、アルルゥは!? アルルゥはどうしてる!?」
「ア、アルルゥですか? アルルゥなら……」
 エルルゥは右を向いた。そこには……
「おとーさん、やっと起きた」
省18
607: 04/05/03 21:38 ID:wdkAKgFG(1) AAS
A
608: 04/05/05 19:07 ID:uNFlmF4M(1/4) AAS
「交渉は成立、連合軍は撤退を開始しました」
「そうか……」
 それを聞いて私はほっと胸をなでおろした。
 とりあえず、当面の危機は去ったといえる。
 後の問題は國の復興だな。
 今回の件で國は事実上壊滅したが、まだ人は残っている。
 私がゆっくり骨を休めることが出来る日は遠いな……。

 しかし、復興もしなければいけないが気になることがあった。それは……

A 先ほどの魔術師、ドーバンについて
B リアンたちのその後について
省1
609: 04/05/05 19:46 ID:8MEthN0J(1) AAS

そろそろまとめ?
芹香についても触れてやれよ。
610: 04/05/05 21:54 ID:uNFlmF4M(2/4) AAS
 そう、リアンたちのその後についてだ。
 私はリアンのほうに向き直った。リアンはスフィー、健太郎、長瀬の三人と談笑している。
「健太郎さん、長瀬さん、こんな見ず知らずの私のために助けに来ていただけるなんて……」
「いや、別に気にしなくて良いさ。スフィーの妹だし、困っている奴を捨てて置けなかったしさ」
 まあ、とりあえず問題は……ないか。リアンにはスフィーたちがいる。
 先ほどのドーバンの一件で彼女らの無実は証明されて晴れて無罪放免だ。
 出来ることなら迷惑を掛けてしまった埋め合わせぐらいはしてやりたいが。
「後は帰るだけなんですが……それもいろいろと問題がありますね」
 長瀬がため息をついた。
「え〜と、長瀬さんの親戚の人の言ってた来栖川さんって言う人も見つかってないですし……」
省15
611
(1): 04/05/05 22:03 ID:9/TqRHxM(1/3) AAS
フィルスはわからないけど、書き手の人を信頼してる。
きっとどちらでもどうにかなる術があるはずだ。Aで
612: 04/05/05 22:04 ID:9/TqRHxM(2/3) AAS
フィルスはわからないけど、書き手の人を信頼してる。
きっとどちらでもどうにかなる術があるはずだ。Aで
613: 04/05/05 22:05 ID:uNFlmF4M(3/4) AAS
>>611
OK、信頼されたぜ。俺だって今回は最初のほうから関わってたから完結させたい。
そしてあんた、魁先生も信頼し(ry
614: 04/05/05 22:07 ID:9/TqRHxM(3/3) AAS
二重すまん
615: 04/05/05 22:49 ID:uNFlmF4M(4/4) AAS
 デルムの塔。不意にそんな名前が私の脳裏によぎった。
 そして……
「デルムの塔……」
 気がついたら口がその言葉を発していた。
「デルムの塔? その場所に一体何が?」
「いや……私にもわからん。自然と、口が動いていた。こう、なんと言ったら良いのか……。
 何か予感めいたものを感じた。何か、重要なものが関係しているような……」
 なんで、そんな聞いたこともないような場所を言ってしまったのだろうか。
 魔力についてはカミュとウルトに協力を仰ごうと思っていたはずだが……。
「それは……ハクオロさんの記憶とかかわりがあるのですか?」
省15
616: 04/05/05 23:02 ID:vqlLWBu3(1) AAS
ご都合主義C
617: 04/05/06 11:55 ID:TXFxTsjq(1) AAS
ああ、「到着し、ばったり」ね
「到着縛ったり」ってなんだ!?と思ってしまったぞw
618: 04/05/06 17:56 ID:IX/yW85F(1/2) AAS
「結構あっさり着けちゃったわね」
「何でも軍隊を撤収するからって、そのための往復船に乗れたのが幸いだったな」
「さて、もうそろそろのはずだが……ってあれは!?」
 四人がふと上を見上げた。そこには……

 その上空――
「まさか飛行船がこの世界にもあったなんてな……」
「旧世界の遺産だ。我々の技術だけで作ったものではない」
 健太郎たちはホロログに乗り込み、来栖川芹香を探しながらデルムの塔に向かっていた。
 新たに乗った健太郎、スフィー、長瀬の三人は中がくつろげる造りになっていることに少し驚いていた。
 なお、ホロログに搭乗しているのはハクオロ、リアン、スフィー、健太郎、長瀬の五人だけである。
省6
619: 04/05/06 17:57 ID:IX/yW85F(2/2) AAS
 その後、ホロログでは……
「まったくそなたらは! このホロログは余の飛行船であるぞ!!」
「まあまあクーヤ、抑えて抑えて」
 ティリアたちは問題なくホロログに搭乗させてもらった。行き先が同じだというのもあったが。
 お互い顔合わせを済ませる。ハクオロの番になったとき、クーヤは顔をしかめた。
「お前は……」
「ん、私がどうかしたか?」
「まさか……闇の神、なのか?」
 核心をつく言葉だった。
省11
620: 04/05/06 18:07 ID:cBciEdCh(1) AAS
B
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