[過去ログ] 立場だけの交換・変化 8交換目 ★2 [無断転載禁止]©bbspink.com (856レス)
1-

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
48: 2017/07/01(土)00:06 ID:o6mqvKJl(4/7) AAS
(3)
駅を出て数分歩き雑居ビルが立ち並ぶ裏通りに入ると人通りはグッと減った。
しばらく歩くと数組のカップルが列をなしているビルを見つけた。
「あれ光一じゃん」
列の中に顔見知りがいてこちらにも気づいたようだ。
「あっ、ふーちゃんに清くんだ〜、おーい」
そう言って手を振ってきたのは光一の彼女である麻子だ。
4人は同じ大学の同級生で1年の時から仲良しグループだった。
「光一もこれに来てたんだな」
「うん、まーちゃんがどうしても行くって聞かなくて」
「むー、光一くんも気になってたんでしょ?折角紹介してくれる人探したのにー」
「ごめんごめん。ありがとねまーちゃん」ナデナデ
「えへへー」
やんわりした雰囲気で見るからに好青年の光一と小柄でかわいらしい麻子。
お似合いのカップルだが2人には他人に隠している顔がある。
いつもニコニコしている光一だがスイッチが入るとびっくりするほどのドSに豹変する。その様は清も面食らうほどであった。
そして彼女の麻子はそんな光一を受け入れきれるドMのど変態なのだ。
そういった意味でも2人はお似合いのカップルであった。
「てことは双葉に紹介したのって」
「そ、まーちゃんに紹介してもらったの」
「ふーちゃんも紹介してくれる人探してたみたいでね〜」
「なんだ、双葉も行きたかったんじゃん」
「えぇ、まぁね」
なぜか目をそらす双葉。
「ふーちゃんもたちb「まーちゃん、まーちゃん」と小声で遮りながらシーっとジェスチャーをする双葉。どう見ても様子がおかしいが幸い男2人は気付かなかったようだ。
そうこうしていると会場の時間が近づいて来たのでちゃんと並ぶことにした。
「来た時よりちょっと増えてるな、話しすぎたか」
「まぁこれぐらいならすぐ回ってくるでしょ」
列が進み始めて大人しく待っていると程なくして順番が回ってきた。
入り口には黒人の男性が立っていてそこでチェックをしているようだった。
黒人のチェックを受けお金を払って少し暗めの部屋に進むと女性が立っていた。
「こちらウェルカムドリンクになりますのでどうぞ」
手渡されたのはお茶のようだった。
2人はそれを飲み干すと展示場の入り口のカーテンの前に立った。
「じゃ、行こっか」
そう言って双葉はカーテンを開けるとその向こうは真っ暗闇だった。
「なんだこれ?」
清がそう言った瞬間、フラッシュの様な強烈な光が2人を襲う。
光が治ったとき2人はその場に倒れてしまっていた。
1-
あと 808 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.009s