[過去ログ] マガジン総合エロパロ板2 [無断転載禁止]©bbspink.com (73レス)
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(1): 2016/05/12(木)15:52 ID:LSo5GXOF(1) AAS
専用の板がなかったり、あるけど板に投下しづらかったり
(例:荒れている・特定カプしか受け入れられない空気など)
するマガジン系作品のエロパロを投下するスレです。

マガジン系の作品に関係するものだったら、
週間でも、月刊でも、少年でも、連載中でも、連載終了した作品でも可!

総合板なので作品投下する際は、作品名・カップリングなどをご明記ください。
※人を選びそうなシチュはあらかじめ特殊シチュ表記をお願いします
※801は数字板へ

荒らしは徹底スルーで、またーりいきましょう。

前スレ落ちたから立ててみた
省2
2: 死刑執行人 ◆ErY2TknG0w 2016/05/12(木)22:21 AAS
>>1
うこんんんんんwwwww
3: 2016/05/14(土)22:26 ID:Aix1TcAx(1) AAS
age
4: 2016/06/07(火)09:39 ID:J54WnyPJ(1) AAS
前スレの「煉獄のカルマ」の「日向×不破」需要あり?
5: 2016/06/19(日)22:44 ID:sqK71HnY(1/13) AAS
マガジンZで連載されていたダーククリムゾン(未完)
作者はうるし原智志
シオン(主人公)×ミリア
画像リンク[jpg]:www.suruga-ya.jp
シオンは魔族と人間のハーフでヴァンパイアで見た目はショタ
血を吸うことで命を救ったヒロイン二人を従者(恋人であり鎧であり食事)と旅をして魔族“高き者”(クライアント)と戦う旅をしている
ミリアは1巻でシオン達3人が立ち寄ったクライアントに支配された村で3人を案内した少女(画像右)
雑誌掲載時はミリアが村を救ったシオンに愛の告白をして別れたが単行本3巻での追加で
1巻時点で二人がHしていたことを回想シーンで説明、さらにヒロイン二人が買い物に出かけている間にトイレとホテルで8回Hして別れたことが述べられている
しかし、その追加もブツ切り状態なのでその補完を目指したが回想Hで力尽きた
省1
6: 2016/06/19(日)22:48 ID:sqK71HnY(2/13) AAS
ショッピングに向かうレインとヘレンを見送り、ボクはカフェでサイファさんを捜した。
サイファさんはカフェにはいなかった。ボクたちがトイレで血の接吻をしているときに移動したのだろう。さすがに2時間弱もここでは時間をつぶせないか。
駅の方にいるかもしれないと思い、向かおうとしたボクに一人の女性が声をかけてきた。
「あのっシオン様」
「あっ……あなたは……」
「どうしてもお礼が言いたくて」
そこにいたのは虚飾の館でボクたちの案内役をしていたミリアさんだった。高き者(クライアント)から解放されたミリアさんは初めて会ったときのような胸や性器を露出した格好ではなく、落ち着いたワンピース姿だった。
髪には館の時と同じように大きなリボンをつけている。リボンはミリアさんが普段から身に着けているものなのだろう。
服を着ているミリアさんは少女らしさもあって可愛らしい。あのとき18歳だと言っていたからもう少女という年ではないのかもしれないけど。
ボクは館でミリアさんと過ごしたひとときを思い出していた。
省10
7: 2016/06/19(日)22:53 ID:sqK71HnY(3/13) AAS
「私―…思ってました。あんな状態は続かない。いずれ救世主(メシア)が現れてこの村を救ってくださると。そしてシオン様は現われました」
ミリアさんはゆっくりと自分の身の上を話してくれた。
お母さんがクライアントに逆らって殺されたこと、村長であるお父さんはミリアさんまで失うことを恐れてクライアントと取引したこと。
十五歳になった友達はみんな館で毎日有力者の相手をしていたこと、その有力者にミリアさんのお父さんもいたこと、友達が話してくれるまでミリアさんはそれらのことを知らなかったこと。
それでも、お父さんはミリアさんを大事にしていたのだろう。ミリアさんだけはお父さんの計らいで社交界を免れていた。
そのことを聞いて、ボクも腑に落ちた。乱交が当たり前のあの館でどうしてミリアさんが――
「そんな時シオン様の噂を聞いたんです。たった一人でクライアントと戦っている魔狩人がいると――……まだ若く従者を従えた吸血鬼(ヴァンパイア)でクライアントを憎んでいるんだと」
ミリアさんはそれでボクのことを調べたという。
「なぜ戦うのか、どんな人なのか、どんな風に話すのか、瞳の色・髪の色、背格好はって……気がつけば私いつもシオン様のことばかり考えてた」
そうか。それでボクのことを――
省9
8: 2016/06/19(日)22:57 ID:sqK71HnY(4/13) AAS
あの日、館の部屋でボクとレイン、ヘレンはベッドの上で血の接吻をした。いつも通り、みんな裸で愛を確かめ合った。
そのあと、ヘレンが欲しがったので、ボクたちは血の接吻なしに交わった。それもいつものことだ。そこが敵地であるということを除けば。
ヘレンと交わっているときに、ミリアさんが迎えにきた。
ヘレンは恥ずかしがっていたけど、ミリアさんが続けていいと言ったので、結局ボクたちは交わり続けた。ミリアさんの目の前で。
ミリアさんは顔を赤く染めながらボクたちが交わっているのを見守っていた。
ヘレンはボクの名を叫びながらイき、気を失った。レインはミリアさんの目の前でするのに抵抗があったみたいだけど、結局、レインもボクといっぱいして、気を失った。
そのあとのことだ。ボクたちの行為をずっと見ていたミリアさんが声をかけてきた。
「あ……あの、シオン様……私――…私……ミリアと申します――…」
ミリアさんが思いつめた表情でベッドの上に座っているボクに話しかけてきた。
それまでのミリアさんの口調は落ち着いた趣だったけど、このときは様子が違っていた。目に涙を浮かべ、声が上ずり、しゃべり方もたどたどしかった。
省9
9: 2016/06/19(日)23:00 ID:sqK71HnY(5/13) AAS
「私―…私、2年間―…ずっとお待ちしていました……」
待ってた?ボクを?2年も?
何がミリアさんにあったのか、ボクにはわからなかった。けど、でも。
「初めは―…この村を開放して下さる方として……でも…今だけは一人の男性として…」
ボクはミリアさんを誤解していた。洗脳か何かされて進んでクライアントに協力しているのかと思っていたけど違っていた。
ミリアさんは苦しんでいたのだ。ずっと。たぶん、ボクが思っている以上に。
そんな女(ひと)がボクと結ばれたいと言っているのだ。でも。
「ボクは…」
「存じています。シオン様がヴァンパイアであられることは」
ボクが純粋な人間でないことを知っていて、人の血を吸う存在であることを知っていて、なおボクと?
省19
10: 2016/06/19(日)23:02 ID:sqK71HnY(6/13) AAS
ミリアさんは瞼を閉じてその赤い唇をボクの唇に重ねてきた。
甘い、口づけ。ボクは両腕でミリアさんの身体をしっかりと抱きしめる。
唇がふさがっているからか、うっすらと汗をかいたミリアさんの甘い香りが鼻孔をくすぐった。
男女のキスも初めてだったのだろう。ミリアさんはたどたどしく唇を重ねてくるだけだった。
だから、ボクはキスで返事をした。舌でミリアさんの口の中を丹念に舐った。経験のないミリアさんは目を白黒させていたけどやがてボクに身を任せるようになった。
はらはらと涙を落としながら、ミリアさんはボクのキスに恐るおそる応えてくる。そのぎこちなさ、健気さがたまらない。
時間がたつにつれ、キスはボクの理性をとろけさせ、情熱を燃え上がらせる結果になった。
たぶん、ミリアさんもそうだ。
思いの限りに抱き合って、唇を重ね、舌を絡ませ合ううちにボクたちの身体は一つに溶け合いそうになるほど熱を帯びてきた。
唇を放すとミリアさんは息を荒げていた。でも、その眼は、嬉しい、と言っていた。
省13
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