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【朝ドラ】あさが来たでエロパロ part1 [転載禁止]©bbspink.com (72レス)
【朝ドラ】あさが来たでエロパロ part1 [転載禁止]©bbspink.com http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1445350926/
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1: 名無しさん@ピンキー [] 2015/10/20(火) 23:22:06.10 ID:9nz7Sf4B 久し振りに萌え要素の多い朝ドラが始まりました 職人さん方、どうぞよろしくお願いいたします!ワクワク http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1445350926/1
2: 名無しさん@ピンキー [sage] 2015/10/21(水) 00:04:33.06 ID:23QbMFCG きーぼーうのあーさーだ よーろこーびにむねをひーらけ http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1445350926/2
3: 名無しさん [] 2015/10/23(金) 03:20:59.67 ID:EXua4apc 「生きるのに向いていないから」健康な24歳女性の安楽死が認められる!!=ベルギー http://tocana.jp/2015/06/post_6713_entry.html http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1445350926/3
4: 名無しさん@ピンキー [sage] 2015/10/23(金) 08:40:37.94 ID:g3+en8Up 立つと思ったw http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1445350926/4
5: 名無しさん@ピンキー [] 2015/10/23(金) 16:41:18.28 ID:yy2krLa/ 365日の紙飛行機 NMB48山本彩 弾き語り(4分14秒から) https://www.youtube.com/watch?v=vb_nwfX0J6k&feature= http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1445350926/5
6: 名無しさん@ピンキー [sage] 2015/10/25(日) 11:18:21.51 ID:KTdiF8VM はつと白蛇はんの方が捗りそう http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1445350926/6
7: 名無しさん@ピンキー [] 2015/10/31(土) 06:11:37.21 ID:l5eMidQy 船場言葉が職人さんのハードルあげてるのかね http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1445350926/7
8: 名無しさん@ピンキー [sage] 2015/11/01(日) 00:36:33.88 ID:b2/+u+Wh もっと色々出揃ってからにしようと想ってましたが、投下します。 あさと進次郎でもなく、はつと白蛇さんでもない、若き日の菊と栄達という異色のネタです。 大坂の商家では奉公人はお嬢様のことを「いとさん」と呼びます。 読みたくない方は飛ばして下さい。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1445350926/8
9: 「祝言の夜」(1/2) [sage] 2015/11/01(日) 00:37:39.29 ID:b2/+u+Wh (今更やけど、いとさんはどない思てはりますのやろか…) この日は山王寺屋の惣領娘・菊とその婿・栄達の祝言が執り行われていた。 栄達の目には綿帽子に隠れて顔は殆ど見えないが、真一文字に引き結ばれた唇は決して幸せな花嫁のようには 映らなかった。 祝言は恙無くお開きとなり、真新しい寝衣に着替えた栄達が部屋に入ると既に髪を解いた菊が栄達と同じく 寝衣に着替えて、なぜか栄達に背を向けるように座っていた。それでも行灯の仄かな明かりに浮かび上がる 菊の白い横顔はまるで歌麿の美人画のように美しかった。 「いとさん…」 栄達は菊のすぐ隣に座ってそっと手に触れようとしたが、びくりと身体を震わせて手を引っ込めてしまった。 (やっぱり…) ふうっと息を吐くと栄達はにこっと微笑んで菊に話しかけた。 「そない怖がらんといて下さい。何も取って食おうなんて思てません。いとさんはわての事、なんもご存知や あらしませんやろ。せやから昔話させてもらえませんやろか。」 寝衣の裾を握り締めていた菊の手が少し緩んだ。 「わてが八つの頃でしたやろか、ここのご奉公に上がりましたんは。そん時に初めていとさんをお見かけした 時のことは、昨日の事みたいに覚えてるんだす。お名前の通り、菊の花みたいに綺麗なお嬢様やなあって。 右も左もわからん子供でしたさかい、いっつも番頭さんや手代に怒られてばっかでしたけど、たまにいとさんの 姿をお見かけしたら、何やこう…嬉しい気持ちになりましてん。」 ちらりと菊の方を見やるが、未だ硬い表情を崩さないままだった。 「時々、お茶やお箏のお稽古のお供をさせてもらえる時がありましたやろ。何も喋る訳でもあれへんかったけど、 二人で外を歩くんがわてにはとても楽しいて…。 だんだんと、右も左もわからんかった子供も色々と訳がわかるようになってきて…いとさんがいずれは他所から お婿さんをお迎えにならはるて知った時は、胸が痛うなりました。せやけど奉公人の身では何もでけしません。 ただひたすら奉公に励むしかあらしません。その日が来たらわてはどないなんねやろとずうっと思てました。」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1445350926/9
10: 「祝言の夜」(2/2) [sage] 2015/11/01(日) 00:38:49.93 ID:b2/+u+Wh 視線を感じたような気がして栄達が菊を見ると、菊は慌てて目を逸らした。 「これ…覚えてはりますか。」 栄達は懐から薄汚れた布の様な物を取り出した。菊が目を見張ったことに栄達は気付かなかった。 「わて、薪割りが好きでしてん。番頭さんからは『そないなこともっと若い者にやらしたらええやないか』て 言われてましてんけど、庭で薪割りしてるといとさんの箏の音がよう聞こえてくるんだす。それが聞きとうて いっつも薪割りやってましてん。いつやったか…薪割りやってたらマメ潰してしもて手当てしようとしとったら いとさんが奥から出て来はって、『不器用やなぁ』言うて手拭を裂いて手に巻いてくれはりましたやろ。 それがこれだす。ずっと懐に入れとりましたさかい、薄汚れてしもてますけど…。わての宝物だす。」 栄達はすっと菊に向き直った。 「いとさん。」 「…へぇ。」 目は合わせないままだったが、か細い声でようやく菊が答えた。 「わての婿入りはいとさんにはご不満やったやろと思うてます。年頃の娘さんですさかい、他所に心想う人も いてはるやろと思うてます。せやけど旦那様のご命令とはいえ、これもご縁やと思います。ゆっくりでええですから わてと、夫婦になってもらえませんやろか。」 菊は行灯の明かりでもわかるほどうなじまで真っ赤に染まっていたが、右手で衿もとを握り締めたまま何も 答えなかった。 「…もう、休みましょか。祝言でお疲れですやろ。」 小さくため息をついて、栄達が立ち上がりかけた。 「…居てません。」 消え入りそうな声で菊が呟いた。 「…いとさん?」 「他所に心想う人なんて居てしません…。」 「そう…だすか…。」 「うちは、子供の頃から父に『婿を取って山王寺屋の跡を継げ』と言われて育ちました。せやからどないなお人が 婿に入らはってもちゃんとその方を旦那様としてお仕えする心積もりでおりました…せやけど…。」 「せやけど…?」 「せやけどもし…どなたかがお婿さんにならはるんやったら、真面目で、お店の仕事をきちんとしはって、 薪割りも嫌がらんとやって、手にこさえたマメを潰してしまうような…そないな方がええと…思うてました…。」 そう言い終わると、懐から半分に裂かれた手拭を出して栄達の手拭の隣に並べた。 「いとさん…。」 栄達は胸がいっぱいになった。 「菊、と呼んでおくれやす。」 指を揃えて深々と頭を下げた。 「いとさん…そんな…!」 「名前を…呼んでおくれやす…。」 顔を上げた菊がぎこちなく微笑んだ。 「菊…」 思い切ってその名を呼んだ。 「へえ、旦那様。」 栄達は菊の手を取り、そっと自分の手で包んだ。 ーお終いー http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1445350926/10
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