[過去ログ] クリトリス責めメインのSS〜その9〜 [転載禁止]©bbspink.com (787レス)
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423: 2017/11/16(木)02:22 ID:a25pAZTp(1/28) AAS
30分以上経って、ギィッと扉が開く。
「ぅぁぁ……ぁぁ……ひいっ!」
タルトタタンを乗せた皿を持って青年がソファに座った時、ちょうど機械の振動が変わったらしい。
愛液はバイブの隙間からぼたぼたと落ち続けている。どうやら失禁はまだしていないようだ。
溜まっている液体は白く濃い。
バイブはとんでもない早さで抽挿を繰り返す。
「ひぃぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ぐりぐりと回転しながら左右にグラインドして責め立てる。入り口とGスポットが特に感じるのだと知ったのは何度目の責めだったか。
青年は特に感慨も示さずにフォークをタルトタタンに突き刺した。
424: 2017/11/16(木)02:25 ID:a25pAZTp(2/28) AAS
目の前がチカチカと瞬いて快感から降りてこられない。クリトリスを擦るブラシは今、最大の弱点を擦り上げている。
「ひぅっ!やめっ!許しっ!うぁぁぁぁぁ!!」
ただでさえ裏側は弱いのに、その根元をブラシが掠めた。パンパンに膨らんだクリトリスに逃げ場はない。上下からぎゅっと食い込むほどに挟み込んで再び根元を擦る。
少し先端に移動してはまた根元。移動してはまた根元。
「ぅぁぁ…あっひ!ひゃぁぁぁ」
たまに言葉を紡ぐが、殆どは喘いでいるだけになっている。またじわじわと快感が昇ってくる。
「ひっ!く!ひっひゃぁ!…っ!?」
ピーという音と共に全ての機械が動作を止める。デジタル時計はちょうど残り80分。つまり、今は30分が経ったところだ。
「やっ!今、止めないでっ!」
天井から下がってくるのは経口保水液の入ったボトル。叫びすぎた喉はカラカラで、少女は哀願しながらもそこに刺さったストローへと舌を伸ばす。
省22
425: 2017/11/16(木)02:27 ID:a25pAZTp(3/28) AAS
彼女が回転するブラシに悶絶していた頃、戻ってきた青年は一頻りタルトタタンに悶絶して満足し、再びコーヒーを沸かしていた。
責めはどんどん苛烈になっていく。後10分足らずで1時間だ。と、少女が断末魔のような叫びを上げて気絶する。青年は気を失った少女を一瞥すると、手近にあったリモコンを手に取った。
ピッピッとテレビのスイッチを押すようにすれば途端、少女の身体が跳ねた。
「っ!んぅぅぅぅっ!!」
動けない身体でじたばたと動く。
10分間の通電。それが彼女に与えられた罰だった。
426: 2017/11/16(木)02:27 ID:a25pAZTp(4/28) AAS
72分。巻き戻された時間。後少しで2回目の休憩だった。なのに、また10分前からやり直し。
「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。。。」
バチバチと流れる電流に内腿を震わせながら、彼女はひたすらに謝り続けた。許されることは絶対にない。でも、その絶対の僅かな隙を見付けたくて、少女は謝罪を口にした。
ブラシは側面へと回り、新たな刺激を生み出している。バイブはポルチオを痛烈に苛んでいる。よだれを垂らして頭を振って叫び出したい欲求をこらえながらひたすらに繰り返される『ごめんなさい』。
すがめられた目はコーヒーのミルクに悩む青年の姿を捉える。どんなに哀願しても請願してもいないものとして扱われている。
けれど、罰則はきちんと与えられる。だから、もしかしたら慈悲も……。
「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめっぇっ!けほっけほっ」
思わず噎せ込む。ブラシがとんでもない動きを始めた。
ブラシ部分を回転させながら本体も回転し、側面から上下へと回転しながら前後へと動き強烈な振動を与えてくる。今までの全てが凝縮した責めだった。おまけに、今は通電の真っ最中。
痛みと快楽の壁がぐずぐずにとろけていく。性能としてはこれがMAXだろう。おまんこの方も暴れ狂う蛇か龍の如く中を滅茶苦茶に蹂躙する。
省2
427: 2017/11/16(木)02:34 ID:a25pAZTp(5/28) AAS
60分を終えてなお、責めは続く。機械は疲れない。2回目の休憩を挟んで残りは50分。
「ひぃっ!くぅぅ……ぅぅっ!あっあっあっ…だ、ダメっ」
カタカタと身体が揺れる。3回目の責めは生温かった。最低限の回転と振動、そして抽挿。強烈な刺激に慣れたクリトリスやおまんこには逆に手酷い仕打ちだった。
「あっ、ああっ、あ、はぁっ」
それでもじわじわと上り詰めていく。が、ギリギリまで高ぶったところで動きをさらに緩慢にされてしまう。これでは逝けない。
何度も何度もこの部屋でここの機械で、責められ調べられた。打ち込まれたデータは正確で常に更新されている。
青年はノートパソコンに何かを打ち込んでいる。時々目がモニタを見ているからもしかしたらまたプログラムが書き換えられているのかもしれない。コーヒーには牛乳だったようだ。満足そうに飲んでいる。
「お、願い……。逝かせて。逝かせてっ!」
上り詰めては落とされる。決して達せない。ガタガタと身体を揺らせばついに刺激は振動のみに集約された。
動かない。振動だけ。ずっとずっと。
省18
428: 2017/11/16(木)02:37 ID:a25pAZTp(6/28) AAS
「―――――――――っ!!」
先程からずっと叫び続けている。休憩が終わった瞬間からずっと最大出力で責められているのだから当然だ。青年が何やらリモコンを操作していると思ったら、設定を変えられたらしい。
先程のMAXを越える動き。クリトリスにはより繊細な動きを与えられ、おまんこは触手の一本一本がわかるのではないかと言うほどの超振動に苛まれている
スッスッと前後に優しく擦ったかと思えば一気に根元からシュッと擦りあげられる。それを左右に回転しながら行われるクリトリスは堪らない。
おまんこの方もうねりは大振りになったが振動が強く、かえって捏ね回されているような刺激が続く。
触れられてすらいないにも関わらず乳首はぴんと立ち、ふるふると震えていた。
「―――――――――――!!」
気絶はしているのかも知れないが、関係はない。気絶したところですぐ強制的に覚醒させられるのだから。
むしろ気を失う事によってある程度の鋭敏さを失わない。この責めに置いてはかえって好都合だった。
残り時間は僅か3分。
省1
429: 2017/11/16(木)02:47 ID:a25pAZTp(7/28) AAS
「自分は違うと言っても結局のところ、大体は同じなんですよ」

「もう、そういう言葉は信じない事にしているんです」

「そこまで言うなら、人生を捨ててくれますか?」

「全ての家財を処分して、全ての関係を抹消して」

「君は何処までも馬鹿でお人好しなんですね」
省15
431: 2017/11/16(木)12:45 ID:a25pAZTp(8/28) AAS
少女は急いで背中側の枷から手首を離す。いつまでも放心していてこのまま10分が経過したり、再びスイッチを押してしまった際にはまた枷が閉じてしまう。
そうなればこのドクドクと脈打つクリトリスが受けた実質120分の責め苦が全て無駄になる。今度は何分間の責めになるのか。そんな事はソファで官能小説を捲る青年にだってわからない。
ちらりと見やれば『縄と木馬』。そんなタイトルが見えた。
少女は腰を押さえていたベルトを外す。黒革のそれは滲み出た汗でてらてらと天井のライトに照らされ輝いていた。
次に、アタッチメントを外そうと身体を前のめりにして手を伸ばす。
「ひぃぅっ!」
ぞりっとGスポットが擦られる。抜け掛けているこのバイブは、先程まで本体ごと回転しつつ左右、斜め、前後とおまんこ全体を掻き回すように蠢いていた。ぐりぐりと柔肉をほぐし広げるように動き回り、激しいピストン運動を繰り返す。
最早おまんこ内部でこの器具が押し付けられていない箇所など皆無に等しい。
この装置は終了時間がくれば完全停止する。それはどんな状態であっても。運の悪い事に、Gスポットへと亀頭付近の触手が食い込んだ状態で機械は止まっている。
動けば当然、痛烈な刺激となって少女を襲う。
省3
432: 2017/11/16(木)12:46 ID:a25pAZTp(9/28) AAS
青年は大きなボードのような物にサインペンを走らせている。
じょりっ。
「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」
少し動かしただけでもとんでもない快感が脳を支配する。
このアタッチメントは上からアームのアクリル盤に被せる形状になっていた。
片方ずつは上面から見れば正方形、横面から見れば凹凸のある長方形であるこの器具はぴったり組み合わせる事によって立方体となる。
アクリルの盤上にアタッチメントの正方形部分を取り付け、その正方形の上部にある爪を倒す事で下のアクリル盤に付けられた輪に鈎を引っ掻け固定するといった仕組みだ。
この立方体には特殊な加工が施されていて、反対からは少し拡大されて見る事が出来る。
今回の器具は二股に分かれたブラシの隙間から捏ね回されるクリトリスを窺うことが出来た。
配線の関係上、ブラシやアタッチメントの上部は透過出来ないが、それでもアタッチメントの下部から僅かに見える桜色の真珠は大きく、充分に鑑賞に耐えうる逸材だった。
省4
433: 2017/11/16(木)12:46 ID:a25pAZTp(10/28) AAS
このアタッチメントは先々週に新しく開発された。それまではアームでの固定だったが青年いわく、
「配線が邪魔でメインカメラの性能が著しく低下しています。別の方法を考えましょう」
との事だった。
その前には、
「せっかくクリトリスが頑張ってくれているというのに、それがよく見えないなんてナンセンスじゃないですか?」
そう言われてサブカメラを設置された。少女の記憶が正しければ、それはここに来てから四日目の事。
見られる羞恥に何もできず、罰として媚薬とタピオカが入った瓶をクリトリスに固定したまま48時間も放置された。
徹底的に責め抜くが、彼女の健康等には気を遣う。それが青年のスタンスだった。故に30分毎の小休憩と補給がある。
434: 2017/11/16(木)12:47 ID:a25pAZTp(11/28) AAS
「はっ、はっ、はっ、」
降りてきた経口保水液を飲み下し、少女はアタッチメントに手を伸ばす。
構造上、上向きに外れるのでこのままでは外せない。少しアームを押してクリトリスからこの器具を解放する必要があった。
厳密に言えば、無理矢理にアタッチメントを持ち上げて外してしまう手もある。しかし、それは結局のところこの器具を押し退ける以上の刺激を覚悟する事に他ならない。
持ち上げたアタッチメントは下からクリトリスを持ち上げて、先端へ向けて磨きながら離れていく。それを想像するだけで少女はぶるりと震えた。
「毛……先、が……」
少女はまた手を引っ込める。毛先の一部がバラけてクリトリスと剥き上げられた包皮の間にある僅かな段差に突き刺さるように入り込んでしまっている。毛先は少ししなって、離れる時に微かだがクリトリスを弾いてくる。
甘い疼き等と言う生易しいものではなく、少し動かすだけで逝ってしまう。
435: 2017/11/16(木)12:48 ID:a25pAZTp(12/28) AAS
青年がボードを掲げる。それは彼女に与えられた指示だった。

『君はこの状況を喜んでいます。一思いに引き剥がせば一瞬の喜びはあれど物足りない。そう考えています。この状況にふさわしい文言を五分以内に考えなさい。
発表時間は三分。くれぐれもわざとらしくならないように。その間にソレを取ってください。取らないのならば、お気に入りと見なしてその器具にこの先一週間拘束します。勿論、その間に引かなかったカードは後で纏めて引いていただきますので、どうぞご利用は計画的に』
「ひぃっ!」
びくりと肩を震わせて少女は口をパクパクと開閉させる。抗議をしたいが、カメラが回っている以上それは出来ない。
彼女はこの器具をただ外せばいいという状況を取り上げられ、『設定』によって更なる追い討ちをかけられた。もう何処にも逃げ場はない。
『設定』に従わなくてもこの場は構わない。カメラがある以上は向こうからリモコンで罰を与えるくらいしかない。それでも十分恐ろしいが、本当に恐ろしいのはこの後だ。
彼女が新しい器具に移れば、青年はそれを静観するだろう。ノルマも罰もどちらが先であっても大した違いはないのだから。
『B-7』終了後に如何なる罰則が与えられるかわからない。こんな器具に一週間も縛られるのは絶対に避けたい。
涙を流す少女を置いて時間は過ぎる。
省2
436: 2017/11/16(木)12:48 ID:a25pAZTp(13/28) AAS
「あっ、やっ……毛先、擦れっ」
立方体をぐっと押す。じょりっと毛先が大幅に動いた。
「ひゃぁぁぁぁっ!!」
思わず仰け反るが時間がない。取り敢えず、一番敏感な場所は離れた。後は、『設定』通りに。
「んっ、敏感なとこ…取れちゃった。…もっと、もっと、もっと擦ってっ!あっ、ひぃあっ」
わざわざ離れたブラシを少しだけ戻す。確認するように青年を見ると机の上で指を手前から奥に動かすジェスチャーしていた。
『もっと』を再現させようとしているらしい。
「んっ!んぅぅっ!あ、いいっ。ここ、根元……ふぁぁ」
大粒の涙を溢して根元を擦り直す。『設定』上、自分で喜んでいるのに嫌とは言えない。カメラには歓喜に咽ぶ少女が捉えられている。
「っ、こ、ここ、これ、む、無理矢理、引き…剥がしたり……しちゃっ、たら……」
省16
437: 2017/11/16(木)13:02 ID:a25pAZTp(14/28) AAS
「少しだけでも試してみませんか?」

「一年以上前から、ただ、ただ、貴方の事が」

「捧げるのであれば喜んで」

「……………やっぱり、貴方の心は空っぽなんです」

「褒めないでくださいよ」
省13
440
(2): 2017/11/16(木)18:25 ID:a25pAZTp(15/28) AAS
ここからは痛いので苦手な方は飛ばしてください

こんなはずじゃなかった。そう少女は何度も後悔した。
覚悟を見極めるという理由から、監禁されて最初の1ヶ月はただただ痛みだけを味わわされた。
一番初めは細長いブラシへと自ら腰を落とさせられ、処女を奪われた。
「癒着を完全にこ削ぎとる為にこれを使うんですよ。処女膜は所謂漫画みたいに、完全に塞がっていたりはしません。そしたら生理なんて来ませんからね。細かいひだを剥ぎ取るんです。初めてだから当然痛いでしょうけど、気にしないでくださいね」
そこで言葉を切って、青年は笑う。
「別に普通のバイブやディルドでもいいんですよ。これは、ただ、こんなところまでわざわざ誘拐されてきた酔狂な君に対するただの嫌がらせです」
「誘拐じゃありません。辞書で調べてみてください」
「いいえ、これは誘拐なんですよ」
きっと睨んで口答えするも、後ろ手で縛られM字開脚状態で吊られた彼女は明らかに怯えている。
省19
441: 2017/11/16(木)18:31 ID:a25pAZTp(16/28) AAS
「貴方の覚悟、見せてください」
言うなり青年はプラスチック板をクリトリスの下に差し込んで、包皮を撫でる。ブラシの刺激がなくなり、楽になったと少女が溜め息を吐いた瞬間、青年は一切の躊躇も容赦もなく、指を滑らせて一息に包皮を捲り上げた。
「ぃぃぃっ!?」
ぴったりとクリトリスにくっついていた包皮を無理矢理に剥かれる。それは、単なる激痛に他ならない。
自慰の経験はあっても、こんなに包皮を剥いた事はない。快感を感じるはずの場所は今、痛みに震えている。
「綺麗な桜色の『覚悟』ですね。まずはブラシで思い切り擦り上げてあげましょうか。きっと、記憶に焼き付きますよ」
「っそ、それだけは!嫌っ!嫌ぁ」
包皮ごしでも大変だったのに、直接など耐えられない。とにかく痛くて痛くて許しがほしかった。
後に歯ブラシによるクリトリス研磨を受けた彼女は、この時の事を思い出す。そして、自身の決断はきっと間違っていなかった事を散々に思い知らされた。
焼けるような激痛の中で、あの時ブラシ責めを回避したのは英断だったと深く思った。尤も、この後に与えられた苦痛を考えれば、何が良かったのかは永遠にわからないのだが。
省33
442: 2017/11/16(木)18:33 ID:a25pAZTp(17/28) AAS
ハンドバッグのような形をしたクリップ。挟んだ後に容易には取れなくするそれは、そもそも挟む力がとても強い。
骨まで砕くのではないかと思うような強力なクリップは、今、柔らかい彼女のクリトリスへと向かっている。
「ひっ、や、や、ひぃっ!」
ガチガチと歯を鳴らして怯える少女。何故そんなものを付けられなければならないのか。
その答えはきっとあのテグスにある。引っ張るのは指だと勝手に早計し、懇願してしまった。
縛られている彼女は、逃れる術を何も持たない。せいぜいがリモコンを操作するくらいだが、どうせ事態は悪化の一途を辿るだけだ。
今さらブラシがいいなどと言って効果はあるのだろうか。あったとしても、ブラシの後でクリップだと先に言われてしまった。
だったら、これ以上は余計な事を言わない方がいい。ブラシとクリップの同時使用だってきっとやろうと思えば出来るのだろうから。
「いや、あぁ、ま、待って……」
「大丈夫です。激痛は与えても組織は潰さない。ギリギリのラインを考えて作った特別製です。そこら辺の事務クリップとは違います。痛みをより強く、損傷をより軽く。これが肝要です」
省4
443: 2017/11/16(木)18:33 ID:a25pAZTp(18/28) AAS
三脚に乗せたカメラが彼女のクリトリスへレンズを向ける。
震えはだいぶ収まったが怖いものは怖い。きゅっと足の指を丸めて、少女はしゃがみこむ青年の頭頂部を見た。
「引っ張る事を考えて、一番根本にするか。はたまたより苦痛の幅が大きいように一番面積の広い真ん中にするか。それとも、何度も挟む事によって痛みが増す先端か。ごく先端に付けて振り回しつつ引き剥がすのも良さそうだが……。ねぇ、付けてほしい場所はありますか?」
「えっ!ぇ…ぅ……」
何処に付けるかという事を勝手に思案し、そんな相談を当事者に振る。そんな事をまだクリトリスの全容を知らない彼女がわかるはずもない。
現在の彼女であればせめて根本だけはやめてほしいと泣き、結局根本に付けられて泣く事になるのだろうが。この頃の彼女はまだその苦痛を知らない。
「困りました。ちょっと待っててくださいね」
そう言い残して、青年は部屋から去っていった。
444: 2017/11/16(木)18:36 ID:a25pAZTp(19/28) AAS
暫くして帰ってきた青年が持っているのは三本のこよりだった。
「?」
訝る彼女を横目に、青年は彼女の肌に掛かる縄に手を伸ばす。
「今のところ食い込んではいませんね。長丁場になりますから、痺れや吐き気などが出たら言ってください」
「や、やめてくれるんですか?」
「縄の掛け方を変えるだけです」
見えかけた希望の光をあっさりと断ち切られ、少女は項垂れる。この体勢は辛いが、痛むほどではない。
「どれがいいですか?赤が根本、青が真ん中、黒が先端です」
こよりを目の前に見せられて少女は首を横に振る。だが、目の前のこよりは消えてくれない。
決めなければ。今度は何をされるかわからない。その恐怖だけが彼女を動かした。
省9
445: 2017/11/16(木)18:40 ID:a25pAZTp(20/28) AAS
ここは痛くないです
設定に当たる部分なので責めだけを追う場合は読み飛ばして下さい
バックボーンのあるエロしか書けないので長いです
すみません

施設育ちの自分に与えられたのはたくさんの暖かさと幸福感。施設のみんなは優しかった。
彼は、そんな施設にボランティアとして来た。大学での課題だと言って。
お金持ちの家に生まれて、両親もちゃんといる。今は別の家に住んでいて、株や資産運用で自身の生活を賄っているのだと語ってくれた。
にこにこ笑う彼がちっとも笑っていないということに気付いたのはいつだったか。気になって、少女は彼と同じ大学を目指した。
施設を卒業し、特待生で入った大学。やっと見付けた青年の姿。にこにこしていてもやっぱり笑ってはいなかった。
家族がないのに幸せな自分。アパートにはアルバムや想い出の品くらいしかないのに幸せな自分。
省8
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