[過去ログ] クリトリス責めメインのSS〜その9〜 [転載禁止]©bbspink.com (787レス)
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633: 2018/05/23(水)22:29 ID:RJzscUc0(1/8) AAS
結局、ほとんど眠れなかった。
冷蔵庫にあったトマトと卵で簡単な朝食を作る。焼いておいたパンに乗せればお皿も要らない。
食材、消耗品、下着や靴下、そして参考書。それらが買えるだけのお金は、いつだって封筒に入れられてダイニングの机に置かれている。
そのお金さえあれば、万引きする必要なんてない。本来なら。
だけど、このお金を自由に使う事は許されない。必ずレシートを提出して、金額の帳尻を合わせなければいけないから。
封筒を横目に朝食を食べる。
私は確かに万引きをした。結果は未遂になったけれど、そんな事は関係なく脅されている。
盗まなくたって他に方法があったんじゃないかと思う。たらればばかりが頭を埋め尽くして考えがまとまらない。
最後の一口を口に押し込んで、私は自分の部屋へと戻った。
634: 2018/05/23(水)22:30 ID:RJzscUc0(2/8) AAS
時刻は8時45分。駅を降りた私は腕時計を見て溜め息を吐く。
約束の時間までは後15分。緊張で手が汗ばむ。また裸同然の姿で恥ずかしい所を晒すんだろうか。
歩きながら自然と俯いていく。下ばかりを見ていたので、ドンッと通行人にぶつかった。
「ごめんなさい!」
謝る為に顔を上げた私の目に、手を振る人の姿が映る。離れていてもわかる。隼人さんだ。
635: 2018/05/23(水)22:31 ID:RJzscUc0(3/8) AAS
「おはようございます。さあ、どうぞ」
出来る限りゆっくりと近付いた私に、ドアを開けて促す。ついでにサングラスも手渡してくれた。
腰を後ろから押される。周囲には私が隼人さんにエスコートしてもらっているように見えるだろう。でも、現実は違う。
私が乗り込むとすぐにドアが閉められる。諦めてシートベルトを締めていると、運転席側のドアが開いた。
隼人さんが乗り込んで、シートベルトを締める。お互いが無言のまま、車は静かに走り出した。
「どうして制服なんですか?」
最初の信号待ちで隼人さんが聞く。今日は土曜日。普通なら、休日に制服を着る意味なんてない。
「他に服がないからです」
私は私服を持たない。家では体操服、外では制服。それで十分だった。洗濯機には乾燥機も付いているので何も問題はない。
けれど、隼人さんは不満なようで。
省5
636: 2018/05/23(水)22:37 ID:RJzscUc0(4/8) AAS
「……そこのグローブボックスを開けてください」
少し考えるようにしていた隼人さんが、私の目の前を指差した。私は言われるままに手を伸ばす。一番上には布製の袋が入っていた。
「開けていいんですか?」
聞けば首が縦に動く。ファスナーを開けて中身を取り出して…。
「これ……」
そこにはショーツが1枚入れられていた。それもサニタリーショーツのような、ポケットが内側に付いたもので、その中にはあのピンクローターが入っていた。
ピンクローターにはコードがない。だから、違うものなのかも知れない。だけど、いいものだとは全く思えなかった。ローターが入ったポケットは、履けば丁度クリが当たりそうな位置にある。
嫌な感じがする。早く元に戻した方がいい。そう思ったが、それを断ち切るように隼人さんが口を開いた。
「ショーツをそれに履き替えてください」
「ここでですか!?」
省9
637: 2018/05/23(水)22:38 ID:RJzscUc0(5/8) AAS
開店時間を過ぎたばかりだというのに、たくさんの人で賑わうショッピングセンター。私が万引きをしようとして出来なかった本屋はこの中にある。無理矢理手を引かれ、こんなところまで連れてこられてしまった。
ショーツの中に固いものがあるので歩きにくい。
「ここらでいいでしょう」
隼人さんがポケットに手を入れる。途端、ショーツの中がぶるぶると振動し始めた。
「んあっ!」
思わず叫びかけて口を押さえる。幸いな事に誰も気付いていないようだった。
振動はすぐに止んで、かわりに隼人さんの言葉が耳に届く。
「声を出すと聞こえますよ」
耳の傍で話されると落ち着かない。いつもとは違う、低く掠れるような声。
そして再びの振動。
省10
638: 2018/05/23(水)22:40 ID:RJzscUc0(6/8) AAS
最初に着いたショップでは、黒いギンガムチェックのティアードスカートを勧められた。腰の辺りでコルセットのようになった可愛らしいデザイン。
今までは同級生が持って来るファッション誌などで見るだけだったその服を、まさか自分が着ることになるとは夢にも思わなかった。
普段の私なら素直に喜んだんだろうか。丈は短いけれど、走り回ったり暴れたりしなければ見えるほどではない。それはわかってる。わかってるんだけど…。
こんなショーツを履いた状態で、それは余りに心許なかった。
「このカットソーが合うんじゃないですか?」
ボウタイブラウスのような淡いピンクのカットソーを手に取りながら、隼人さんが微笑む。早く止めなきゃと思うのに、何故かドキドキして口が開かない。
「奈々海さん?」
「ぅ、あ……」
顔を覗き込まれて正気に戻る。返事、しなきゃ。……止めなきゃ。
「あの、やっぱり制服でいいです。……恥ずかしいですし」
省8
639: 2018/05/23(水)22:41 ID:RJzscUc0(7/8) AAS
試着室で鏡を見た私は思う。馬子にも衣装とはこの事かと。
服は確かに悪くない。制服の時に履いていたニーハイとの相性も良かった。でも、私には似合っていないように思う。
「とても素敵ですよ」
試着室から出た私に隼人さんはそうお世辞を言った。
そのままレジに連れて行かれ、店員さんがタグを丁寧に切ってくれる。脱いだ制服はショップバックへ。こうして初めてのショッピングは終わりを……迎えなかった。
640: 2018/05/23(水)22:45 ID:RJzscUc0(8/8) AAS
裾に薔薇の刺繍が入ったワンピース、ハイウエストのサロペットキュロット、うさぎの耳が襟についたブラウス、他にもたくさん。
あれからあちこち連れ回されて、買いすぎなんじゃないかと思うほど買った。鞄も財布も時計も全て新しくなって、遠慮をしようとする度に罰として振動を与えられた。
そして私達は靴屋さんにいる。
「あ、あの…座ると……これ…」
布が後ろに引っ張られるから、当然前は食い込む。最初のショップで着替えたミニスカートは心許ない。
でも、隼人さんは許してくれなかった。小さく口笛を吹いて横を向く。明後日の方を向いたまま、触れる事なくクリを虐める。
「んぅ……」
振動を止めてもらうには従うしかない。私は渋々、試着用の椅子に腰を下ろす。
「はぁ、や……と、止めて…」
座ったのに止めてくれない。小声で訴えたけれど、隼人さんは何処かに行ってしまった。立ち上がる事も出来ず、私はひたすらに耐える。
省15
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