[過去ログ] 【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合44 (125レス)
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12: ゼロとロングビル3 2014/05/04(日)23:55 ID:Zw0EjRTp(11/14) AAS
鬼気迫るような、喜んでいるような、それでいて不安な様子でもあるルイズの言葉にロングビルは考えた。
確かに彼女は以前私を自身の従者兼使い魔にすると言い、何度も何度も犯してきた。
犯された私は彼女の存在を身体の奥深くにまで刻み込まれたような感じがして、本当にそうなってしまったのかと漠然とした思いを抱いていたが
サモン・サーヴァントで呼び出されたわけでもなければ、コントラクト・サーヴァントでルーンを刻まれたわけでもなかったので、言葉上の意味と
ルイズと私の関係上使いそのような物というだけに過ぎず、厳密に言えば使い魔でも何でもない。

「そう、ですね…。わたくしは……、わたくしを使い魔になされたいとルイズが仰るのなら、構いません」

しかし、心を一つにして愛を交わし合う関係と成った今、仮にルイズが私を使い魔にしたいと望むのならば別に良いと考えてもいた。
使い魔と言っても彼女が奴隷のような扱いをする事は無いと、この身で愛情を受け続け知っている。
それでいて私を使い魔にしたいというのは、私の事を真なるパートナーにしたいという彼女の想い故、言い換えれば愛情その物なのであろう。
それに、メイジと使い魔には特別な絆という物がある。私とルイズの絆がより強固な物となるのならば、私は喜んでこの身を差し出したい。

「ホント? ホントにいいの…?」
「はい。わたくしはルイズの物…、貴女御自身が常々そう仰っているではありませんか」
「そ、そうよねっ! ロングビルは私の物よねっ!」
「ええ。この身はルイズの物ですわ。ルイズだけのわたくしであり、わたくしだけのルイズですわ…、」
「う、うん? 私もロングビルの物?」
「そうです。それとも貴女はわたくしを置いて何処かへ消えてしまうのですか?」

自身を置いて死んでいった両親の姿を一瞬思い出したが、それは杞憂であると言わんばかりに彼女は否定した。

「わ、私の大切なロングビルを捨てたり置いてったりするわけないでしょっ!! あんたの事は絶対に離さないし逃がさないんだからねっ!!」
「うふふ、私の大切なですか」

真っ赤な顔で慌てふためくルイズにしてやったりの気分となる。
彼女はあまり直球の言葉をくれない。自身も同様にだが、こういった機会には出来るだけお互いの大切さをアピールしておくべきだろう。

「もうッ、このメス犬はああ言えばこう言う!! いいからそこ座りなさいッ!!」
「はいはい、分っておりますわご主人様」

指示されたとおり自分のベッドに腰を下ろす。一体何を始めるのだろうか?
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