[過去ログ] 【銀魂】空知英秋作品でエロパロ20【13】 (861レス)
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582: 高妙10 2014/01/19(日)21:44 ID:Pcf/llh3(11/14) AAS
灼熱の刃に貫かれるかのような痛みを堪え、妙は高杉の愛撫を全て受け止めようとしていた。
首を左右に振るあまり、髪が乱れて顔にかかり、妙はその髪の毛ごと唇を噛み締めた。
そんな姿となっても妙は美しかった。
いや、そんな姿だからこそえも言われぬ色香を醸し出していたのかもしれない。
初めこそ興奮したものの、柳眉を切なげに歪めて自分の激しさを受け入れようとしてくれる
女が、次第にいじらしくなっていった。
壊してしまうのではないかと不安になった。
「妙…」
高杉の身体の動きが一瞬止まる。何が起こったか分からず、涙で霞む目を開けて、妙は高杉を見つめた。
あ、と驚いて微かな声をあげる。そしてそっと高杉の頬を撫でると、妙はこの上なく優しい声で囁いた。
「私は……大丈夫」
妙は痛いくらいの微笑みを見せて、言った。
「だから…高杉さん、泣かないで…」

枯れた頬に伝う誰かの涙。

そんなもの、とっくの昔に自分の中から失われたものだと思っていた。
戦場や攘夷活動で嫌というほど人の生き死にを見ても、泣けなかった。
だが、確かに自分の右頬は濡れていた。この女が自分に取り戻してくれた。
抗し切れず高杉は妙を抱きしめた。愛おしくて、愛おしくてどうしようもなかった。
「妙…今夜は、一晩中離さねぇ」
夜が明ければ避けられぬ別離への不安が、高杉の中で凶暴な渦となり、恐ろしいまでの激しさで妙を求める。
「はい…」
恋しい男と結ばれているという事実が、妙の中で熱い悦びとなり、全身を包んだ。
先程までの苦痛は、いつしかめくるめくような快感へと変わっていった。
二人は喘ぎながら、陶酔の高みへと駆け上っていく。
狂おしいまでの咆哮をあげ、高杉は妙の中に己を解き放った。
「高杉さん…高杉さんっ……」
「妙……お前は俺のものだ」
震えるほどの愛しさに包まれながら、高杉の腕の中で妙は女となった。
(わたし、あなたと一つになれたのね…うれしい)
まだ燻ぶる官能の波に身を任せて、妙は女に生まれたしあわせを噛みしめていた。
(あなたが男で、私が女で……あなたに愛される体で生まれてきて、よかった)
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