[過去ログ] 【銀魂】空知英秋作品でエロパロ20【13】 (861レス)
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(1): 新神-1 2012/09/30(日)21:59 ID:pfoSw0ec(1/8) AAS
お久しぶりです、かわいそうな神楽の人です。前作から一週間後までには仕上げようと頑張ってなんとか完成いたしましたので投下します。
相変わらずストーリー長いのでお気をつけください(エロは4からです)。
前回がアレだったので何とかハッピーエンドにしようと頑張った結果、ゲロ甘になりました。それはもう作者自身がキモいと思うぐらいに。
上記を御了承してくださる方は、楽しめるかどうかは分かりませんが、どうぞお楽しみください。

「おーい神楽起きろ、朝だぞー」

気がつくと朝になっていた。
いつの間にか眠っていたらしい私は、ゆっくりと体を起して声の主を見つめた。
「…銀ちゃん…なんで……?」
「なんだコラ、俺がここにいちゃ悪いか。ここ俺ん家だからね一応。たった今帰ってきたんだよ。朝帰りだ朝帰り。てか、朝帰りって言うかもう昼回ってるけどな。新八はまだ来てねーのか?」
新八、という言葉に無意識に体がピクン、と動いた。
「おっかしいなー、遅れるとかだったら絶対連絡入れる奴なんだけどなぁ。…あ、それともやっぱり本当に童貞卒ぎょふぉっ!!」
「銀ちゃんキモイアル。セクハラネ」
「だ、だって他に理由がありますか神楽ちゃん。どーせ初めてで上手くいかなかったとかで落ち込んでんじゃねーの」
「………」
分かってた。新八がこんな時間まで連絡もなしでいるということ。それは何を意味しているか。分かってた。でも、分かりたくなかった。昨日あいつを想ってあんなことしちゃって、そして本当の意味で男になったあいつに、私はどう接すればいいアルカ。
「ま、仮にそうだったとしてもそろそろ来るころだろ。あいつはまじめちゃんだからな、多少遅れてもこっちに来るか、まあ来なくたって連絡くらいは入れるだろうからな。つーかお前なんでこんな布団濡れてんの?それになにこの匂い?
ぷぷっ、なーに神楽ちゃん、お前いい年こいておもらふぁえるっ!!!」
「寝汗アル」
無茶な言い訳のような気もするが、銀ちゃんなら気付かないだろう。本当に事が終った後服を着ておいてよかった。全裸だったらさすがにごまかしきれないネ。
……でも新八なら分からない。あいつはダメガネのくせに無駄にそういうことにだけ鋭いから、ちょっと心配になる。あいつが来る前に布団を何とかしておくネ。
そして、もうあいつへの想いは封印するアル。今日からまた同じ万事屋の仲間として、家族として過ごしていくのだ。
そう決めた時、突然戸がガラガラと空いた。
「おはようございまーす」
「っ!!」
来るの早すぎアルヨ!これだから新八は……。
銀ちゃんが腰をさすりながら玄関に向かう。
「おはようございますじゃねーよ今何時だと思ってんだ。もう午後だよ。あふたぬーんだよ。あふたぬーんてぃー買ってこいよ」
「あふたぬーんてぃーならまだ買い置きがあったでしょ。もしかしてあんたもう全部飲んだんすか!?」
ギャーギャー騒ぎながら足音が近づいてくる。そして姿が見える。今一番会いたくない顔が、私を、見つめる。一瞬、その顔が曇ったような気がした。でもすぐに陰りは消えて、
「おはよう、神楽ちゃん」
微笑む。
どうして。どうしてそんな顔するアルカ。私のことなんてなんとも思ってない癖に。私の気持ちなんて、これっぽっちも知らない癖に。ああ、やっぱりこいつはそういう奴なんだ。誰にでも同じ顔で笑い、誰にでも同じ愛を向ける。
私だけの笑顔だと思っていたものは、私だけの愛だと思っていたのは、みんなのものだったんだネ。
「……おはよーアル」
ダメだ。仲間に、家族に戻るって決めたのに、新八の顔を見ると、簡単にその決心がゆらいでしまう。
「どうしたのそんな顔して?怖い夢でも見た?」
「…新八、あの…」
「そーいえば新八、お前なんで今日こんな遅くに来たんだよ」
「ああ、それは…」
「私!遊びに行ってくるネ!!」
「えっ?神楽ちゃんご飯は!?」
新八が理由を言う前に思いっきり叫んで万事屋を出た。新八の口から脱チェリーなんて聞きたくないネ。

「……はぁー、分かりやすい奴」
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