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【銀魂】空知英秋作品でエロパロ20【13】 (861レス)
【銀魂】空知英秋作品でエロパロ20【13】 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1337142680/
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222: 2年後神楽×新八 [sage] 2013/01/28(月) 15:38:34.82 ID:xN2qscG5 ぴちゃぴちゃ、じゅるる… 聞きなれない水音に、眠りから覚めた新八はゆっくりと閉じていた目を開ける。 (あれ、電気つけたままだったっけ……) 寝る前に確かに消したはずの電気スタンドが、なぜか今やわらかい光を放って部屋を幻想的に照らしている。 (とにかく消さないと…つけっぱなしだとお金かかるし) 気だるい体を起してスタンドへと向かおうとする新八だったが、突然自身の体を覆っている布団の中からくぐもった声が聞こえてきて思わず動きを止める。 (ふっ、布団が膨らんでいるっ…!!) 明らかに不自然に盛り上がった布団。新八がよほどのデブでもない限りここまで膨らむことはないだろう。そして新八はデブではない。さらに先ほどの水音に加え、今まで感じたことのない下半身の違和感が彼をより焦らせた。 (だ、誰なんだ…?そして僕に何が起こっているんだ…!?) 恐る恐る布団をめくる。そこには… 「んっ…新八ィ、動いたらしゃぶりづらいアル」 良く見知った、チャイナ服の少女の姿があった。それも新八のイチモツをひっつかんでいる。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1337142680/222
223: 2年後神楽×新八 [sage] 2013/01/28(月) 15:45:35.24 ID:xN2qscG5 「なっ、何してんの神楽…ちゃん?」 驚きすぎて眼が飛び出そうになった新八だったが、なにか(下半身とは別の)違和感を覚えて彼女をまじまじと見つめる。 彼女が神楽であることは間違いない。ただ、いつもより少しだけ大人びた顔立ちで、いつもよりかなり深いスリットの入ったセクシーなチャイナ服。そして何より――― 「…胸、どうしたの?」 いつもより明らかに大きい、服からあふれんばかりの豊かな胸。 「ふふっ、どうアルか新八ィ。私2年も修行してこんなにやらしーカラダになったヨ」 「はい!?」 2年という言葉にどうもデジャヴを覚え、つーかやらしー体になる修行ってどんな修行だよとツッコミたくなる新八だったが、神楽はそんなことはおかまいなしに新八に迫る。 「ちょっ、ちょっとどうしちゃったの神楽ちゃん!?」 「新八、私2年もお前の為に頑張ったネ。今度はお前が私の為に頑張る番ヨ」 いつもの女らしさの欠片もないつるぺた神楽はどこにいったのか。妖艶な笑みをたたえながらゆっくりと新八に馬乗りになる神楽。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1337142680/223
224: 2年後神楽×新八 [sage] 2013/01/28(月) 15:48:57.54 ID:xN2qscG5 「ちょっ、ちょっと待ってちょっと待って!!まだよく状況が…」 「そんなもんどうでもいいアル。今を楽しめばいいヨロシ」 言いながら新八の唇に吸いつく神楽。突然の事で思考が止まる新八の唇を、チャンスとばかりに舌でこじあけ口内を犯してゆく。 歯列をゆっくりとなぞっていき、新八の舌に触れた瞬間にそれを絡め取る。しばらく彼の舌を吸ったあと、ちゅぽんと音を立てて解放すると、新八は真っ赤な顔でぼーっと神楽を見つめていた。 どうやら力が入らないらしい。 「あはっ、新八可愛い…♪」 背筋がぞくぞくするのを感じた神楽は、本能の命じるままに服を脱ぎ捨てて、新八の着物もすべてはぎ取ってしまった。 神楽がしゃぶっていた時からまったく萎えていない新八の剛直を見て舌なめずりをしながら、触れてもいないのに粘液であふれかえった彼女の秘所を新八に見せつける。 「ほぉら新八ィ、もう私こんなネ…」 粘度の高い粘液が新八の剛直にゆっくりと垂れていき、絡みついてゆく様を見つめながら新八はやっとのことで声を出す。 「か、神楽…さん」 「ん…?」 「どうして、こんな…」 「…お前が鈍いから。ただそれだけネ」 「え…?」 神楽の言葉の意図が理解できない鈍い新八をよそに、彼女は腰をより落として肉棒の先端をくちゅくちゅと秘所にすりつけ始めた。 「ん…はぁ…あんっ」 「か、神楽さ…」 「もう我慢できないネ…さあ新八ィ、壊れるくらい、愛して……」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1337142680/224
225: 2年後神楽×新八 [sage] 2013/01/28(月) 15:54:14.66 ID:xN2qscG5 なすりつける動きを止めて、柔肉の割れ目に先端をあてがう。そのままゆっくりと腰を落としていくと、新八の剛直は神楽の中にずぶずぶと飲み込まれていった。 「んっ…はぁぁ…」 「くっ…ああ…」 どちらともなくあえぎ声が漏れる。新八のイチモツを全て咥えこんだ神楽は再び妖艶に微笑むと、体を上下に動かし始めた。 「あんっ!んっ、んっ、んっ」 「あぐっ、か、神楽、ちゃ……」 奥まで剛直を咥えこんだまま腰を前後左右に回転させる。意外とでかい新八のイチモツは簡単に神楽の子宮口まで届き、ぐりぐりと圧迫した。 「あっ、しんぱち、イイっ!!」 子宮口に硬い肉を押し付けられる快感に味を占めた神楽は腰をさらに強く押し付けグラインドさせる。ぶぢゅっぶぢゅっと音を立てながら精液を欲する子宮口が亀頭を、膣が棒を締め上げ絡みつき、しごきあげる。 「はっ、もっ、…んっあっあっあっ!!」 限界が近づいてきた神楽は新八の頭を抱き寄せ強く胸に押し付ける。新八もすでにこの状況に対する疑問などどうでもよくなっており、 今はただただ自分で感じてくれているこの愛しい少女にさびしい思いをさせたくないという一心で、必死に神楽の背中に手を回す。 「しんぱちっ、スキって、スキって言ってっ…!!」 「…好きだよ、神楽ちゃん…っ、今までもっ、これからも…っっ!!!」 その声に幸せそうに笑った彼女はラストスパートとばかりに運動の速度を上げる。グラインドはいつの間にか上下運動に変わっており、ぢゅっぢゅっという膣が陰茎を吸い上げる音とパンパンという肉のぶつかる音が空間を支配していた。 その音と互いの熱で二人はどんどん絶頂へと押し上げられていく。 「あっ、もうっ、イっちゃっ…んああああああああっ!!!!」 「〜〜〜っっ!!!」 神楽の最奥へと突き立てられた肉棒は、彼を散々しごきあげた膣と子宮口に命じられるままに、大量の精液をその奥へと発射した。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1337142680/225
226: 2年後神楽×新八 [sage] 2013/01/28(月) 15:55:28.58 ID:xN2qscG5 「はぁっ、はぁっ…あはっ…」 崩れ落ちる神楽を支えることができず、新八は一緒になって布団に倒れこんだ。そんな新八を見て神楽は、満足そうに新八の頬をなでる。 「新八…お前は、私のものアル…」 新八の上でぐったりしたままの彼女は、新八の耳元で彼に言い聞かせるように囁く。 「…いくらあの子でも、お前を譲るわけにはいかないネ…」 「…?神楽ちゃん…?」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1337142680/226
227: 2年後神楽×新八 [sage] 2013/01/28(月) 15:57:38.29 ID:xN2qscG5 「それってどういう…あれ?」 自分の声で目を覚ました新八は、ゆっくりと体を起こす。いつの間にか外では日が昇っていた。ゆっくりと周りを見渡すが特に変わったところは見られない。 ついていたはずの電気スタンドは消えているし、自分の服も別に乱れたりしていなかった。変わったところといえば、己の股間のあたり。幼少時以来の湿った感覚。 「ま、まさか……」 恐る恐るトランクスを下げてみる。案の定彼のトランクスには精液がべっとりとついていた。 「マジでか………」 自分でも気付かないうちにそんなに欲求不満だったのかなと、洗面所でパンツを洗いながら新八は思わずがっくりと肩を落とす。 「それにしても…妙にリアルな夢だったな……」 神楽の吐息、熱、仕草。全て鮮明に思い出せる。思わず股間に熱を覚えた新八は前かがみの状態でぶんぶんと頭を振った。 「じ、冗談じゃないよ。ただでさえ思春期ってだけで拒絶反応起こされてんのに、あんな夢見たなんて知られたら一生白い目で見られるに決まってる!」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1337142680/227
228: 2年後神楽×新八 [sage] 2013/01/28(月) 15:59:05.69 ID:xN2qscG5 洗濯を終えて普段着に着替えた新八はちらりと部屋の時計を見やる。 「10時か…1時間遅刻しちゃったな。まあいっか、どーせ仕事なんて来ないだろーし」 そう呟きながら自室を出ようとがらりと襖をあけた新八の前にいたのは。 「おせーんだよダメガネ!何やってたアルか!!」 まぎれもなく、新八が夢で絡みあった少女であった。 「かっ…かかかかぐっ……」 「何焦ってるアルか。朝からこんな美少女に迎えに来てもらって、感激で言葉も出ないアルか?」 心の準備ができてなくて固まる新八をしげしげと見つめてにやにやする神楽。 「いいから早く来るヨロシ。…九ちゃんが待ってるアルよ。お前に用があるって」 「…えっ、ああ。九兵衛さんが!?なんだろ…?」 ようやく落ち着いた新八は、九兵衛に会うべく神楽とともに玄関へ急いだ。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1337142680/228
229: 2年後神楽×新八 [sage] 2013/01/28(月) 16:01:05.65 ID:xN2qscG5 「やあ、おはよう新八くん。すまない神楽ちゃん、わざわざ呼んできてもらって」 「別にこれくらいお安いご用アル」 「おはようございます九兵衛さん。どうしたんですか?」 恒道館の外で待っていた九兵衛と軽い挨拶を交わし、早速用件を聞いた。 「いっいや、大したことじゃないんだが、最近その…もっと、女の子らしくしたほうがいいんじゃないかって思い始めて…」 「九兵衛さんがですか!?」 新八は思わず聞き返す。彼女の周りの者ではなく、彼女自身が女の子らしくしようと思うとは…珍しいこともあるものだ。 「へ、変かな…?」 「いやいやとんでもない!九兵衛さん基がいいからすぐ可愛くなれますよ」 そう言われ頬を染めた九兵衛が恥ずかしそうに続きを話し出す。 「でもうちの者は東条をはじめとして変態ばかりだし、お妙ちゃんは仕事で忙しいし…それでよかったら、君に服選びとか手伝ってもらいたいなって…ぶ、ぶしつけな頼みですまない!」 「僕でよければ全然かまいませんよ。どうせ今日も仕事ないし」 新八がさらりと答えると、九兵衛は嬉しそうに笑った。 「私も行ってヨロシ?」 そこに神楽がひょいと便乗する。 「そうだね、神楽ちゃんもおしゃれしたい年頃だもんね…九兵衛さん、いいですか?」 「あ、ああ。僕は全然…」 「銀さんには言ってある?」 「別に言わんでもいいネ。どーせ仕事来ないし」 「ははっ、そうかもね。それじゃ行こうか」 そう言って歩き出した新八の後ろをあわててついていく神楽と九兵衛。 鼻歌なんか歌いながらのんきに歩いている彼は、後ろの二人がバチバチと火花を散らしていることに最後まで気付かなかった。 (友達だからこそ) (負けられないネ) fin. http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1337142680/229
230: 2年後神楽×新八 [sage] 2013/01/28(月) 16:07:58.03 ID:xN2qscG5 なんか続きものみたいになったけど今のところ続き書く予定はない。 もしまた何か書くことがあったらよろしくお願いしますm(_ _)m http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1337142680/230
231: 名無しさん@ピンキー [sage] 2013/01/28(月) 19:03:45.11 ID:/3rDZk0L 二年後神楽ちゃんに血迷って夜這いをかける兄貴とかもいいんじゃない? ちょっと妄想して文章にできそうならチャレンジしてみるわ http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1337142680/231
232: 名無しさん@ピンキー [sage] 2013/01/28(月) 20:16:01.34 ID:IJnhsbKH >>230 乙! http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1337142680/232
233: 名無しさん@ピンキー [sage] 2013/01/29(火) 01:21:38.62 ID:SaiJRv0I GJです http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1337142680/233
234: 名無しさん@ピンキー [sage] 2013/02/03(日) 01:00:45.15 ID:/Pl3c6Yh GJ! http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1337142680/234
235: 名無しさん@ピンキー [sage] 2013/02/08(金) 16:18:37.92 ID:5gNuD6nq 久々に来たらGJ! http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1337142680/235
236: π [] 2013/02/10(日) 23:04:16.69 ID:IsiOGZdh まんこ http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1337142680/236
237: 銀時×月詠(1/5) [sage] 2013/02/13(水) 13:23:48.07 ID:gBryugz9 お待たせして申し訳ありません。>>97です。 気が付いたらアニメで傾城篇が終わってました。 銀時×月詠 苦手な人はスルーよろしくお願いします。 ひざ裏を持ち上げると、月詠の女の部分が眼前にあらわになった。 たぶんオナニーもろくにしたことねぇんだろう。色素の沈着もほとんどない、綺麗な赤い肉の穴がひくひくと濡れて震えていた。 ギンギンに勃った俺の赤黒いムスコを宛がい、一気に突き挿れる。 「……っ」 亀頭が入ったばかりなのに、月詠は明らかに苦痛で顔を歪めた。おまけにこの締め付けっぷりだ。間違いない。 「やっぱ未通女かよ!? 初めてならてちゃんとそう言え馬鹿! てかこういうのは大事な時のためにとっとけって前に」 「ぬしもたいがい野暮な男じゃの」 「ああ?」 「わっちに全部言わせる気か」 「……慰め半分に抱かれることが大事だってのか」 「そうではない」 荒い息で、俺の頬に手を伸ばす。 「ぬしに、抱かれることが大事なのじゃ」 「……」 確かに、女のほうから言わせるにゃ野暮なことだった。 犯されたいぐらい好きなんて、普通の男なら狂喜乱舞するんだろう。男は下半身の生きモンだ。顔がそこそこよくて、エロい体してて、抱かせてくれる女がいればこれ以上のことはない。 けど俺は、その嬉しくてたまらない状況が、俺を好きでいてくれてるこいつが、可哀想でならなかった。 「なんで俺なの」 「銀時……?」 「もっといい奴いっぱいいるだろうが……」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1337142680/237
238: 銀時×月詠(2/5) [sage] 2013/02/13(水) 13:24:42.23 ID:gBryugz9 女遊びはさんざんやってきた。イイ女はけっこういたはずなのに、本気で入れ込んだ女はいない。 本当は、女とまじめに向き合う方法がが分からないからだ。 物心ついたころから親がいなかったからだろうか、どういう感情が愛ってもんなのか知らない。 その結果がババアや神楽や新八たちとのいつもひねくれている関係だ。向こうもひねくれているから気を使わないでいいし、たまにぶつけてくるストレートな感情ものらりくらりかわすことができる。何よりあいつらは仲間だ。昔の高杉や桂や坂本たちと同じだ。 鳳仙と戦った時は同じように仲間だった。同時に、吉原を背負う強さに驚きもした。 自分を裏切った師を背負う姿に、臆病者の俺は一生追いつけないぐらい強い女だと思った。 最近じゃ打ち解けて、かわいい顔も見せるようになった。 こいつは、イイ女だ。 だからこいつの本気をちゃんと返せない自分が嫌になる。 「銀時」 俺のくせ毛をくしゃりと撫でて、月詠は俺の頭を引き寄せて抱きこんだ。俺の身体を、白く、細くしなやかな体が受け止める。温かい、血の通った女の身体だ。 「これは、戯れじゃ。そう思いなんし」 「……月詠」 「不器用な男と不器用な女が、互いに傷をなめ合う戯れじゃ」 「……」 これは優しさなんだろう。ひねくれた俺を許してくれる優しさだ。 顔をあげて、月詠の顔をじっと見る。紫色の瞳が俺を見返す。 何も言わずに、俺たちは互いに深く口づけた。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1337142680/238
239: 銀時×月詠(3/5) [sage] 2013/02/13(水) 13:25:53.98 ID:gBryugz9 「ん……っ」 慰めるように全身を愛撫しながら、じわじわと肉の棒を埋めていく。 戦いで傷を受けることと身体の内側を抉られることはまったくの別物だろう。それでも手が真っ白になるまでシーツをつかんで、月詠は破瓜の痛みに耐えていた。 「は……っ、あ……」 「もう、少し……!」 「う、あああっ!」 わずかに残っていた根元は、強引に押しこんだ。拒絶するように肉のひだに締め上げられる。それに耐えて、月詠の身体を抱き締めた。 すっぽりと腕の中に収まる細身の体に、そういえばちゃんと抱き締めたのは初めてだったと思い出す。 「……痛ぇか」 「平気じゃ……」 お互いすっかり息が上がっていた。俺から落ちた汗が、月詠の肌を伝っていく。体温を上げた柔らかな身体が心地良かった。 「……?」 背に、細い指が伝う感触。 顔を上げると、紫の目のまなじりから涙が一滴、こぼれた。 「どうした。やっぱ痛ぇのか」 「違う……」 抱き寄せられるままにまた月詠の身体の上に身を横たえる。しっかりと、しかし優しく背に添えられた手に、俺は何となく理解する。 ――嬉しいのか。 胸が、苦しいような、痛むような気がした。それなのに、どうしようもなく俺も嬉しかった。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1337142680/239
240: 銀時×月詠(4/5) [sage] 2013/02/13(水) 13:26:30.15 ID:gBryugz9 「っ……あ、っ……!」 緩やかに腰を動かす。やっぱりまだ痛みはあるようだけど、眉根を寄せて月詠は耐えていた。 初めて男に犯されるそこは、きつくてすぐに限界がきそうだ。 「銀、時……んっ……」 俺の名前を呼ぶ唇に割って入って、舌を絡ませ口づける。吸い上げると、俺を咥えた内壁がきゅっと更に締め付ける。根元あたりにこみ上げた衝動を、ぐっとこらえてやりすごした。 「っ、そんな締め付けんなっ……」 「知らぬわ……っ、ぬしが急に舌を吸い上げるから……っ、あっ!」 敏感な芽を指の腹で撫でられて、月詠の背が弓なりに曲がる。 「約束通り食わせてもらうぜ。お前も善がるくらい楽しくさせてやるよ」 言って、ぴんと立って存在を主張する胸の頂に舌を這わせた。 「ま、待って、あ、あっ、やっ」 だんだんと抜き挿しを激しくしながら性感帯を攻めてやると、痛みはごまかせているようだった。白い胸元に舌を這わせる。滑らかな肌に傷跡が障るのが疎ましくて、強く吸い上げると紅い花が散った。 「あ、あ、っ、あぁっ」 ぐちゅぐちゅと、粘ついた音を立てて月詠の膣に俺を突きいれる。初めてで中イきのは無理だろう。挿入に合わせてクリトリスを指先でぐり、と刺激してやると、月詠は快感に女の声を上げた。 必死に俺に縋りついて、嬌声を上げるのを耳元で聞きながら、俺はどうしようもない快感を感じていた。 肉体的にだけじゃない。俺を全部受け入れようとするこいつの奥底まで、全部俺で埋めてやりたい衝動に突き動かされていた。 「ぎ、んとき、も、もう……あああっ!」 「くっ……!」 激しく俺を締め付けた月詠の中に、何の躊躇もなく俺は白濁した精液を注ぎ込んだ。 「はっ、はあっ……」 「あっ……あぁっ……」 たまってたのもあるが、自分でも驚くほど長い射精だった。腰の奥のほうからせりあがってくる快感が止まらない。月詠の中に収まりきらなかった精液がこぽりと音を立てて結合部からあふれた。わずかに月詠の血がまざっている。 やっと全部吐き出したってのに、月詠の中に穿った肉の棒は全く萎えていない。 ――食い足りねぇ。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1337142680/240
241: 銀時×月詠(5/5) [sage] 2013/02/13(水) 13:27:52.27 ID:gBryugz9 久しぶりに、俺の中で理性が灼けていく気がした。 「え、や、あ、ああっ!」 律動を再開する。激しい抽送に月詠の愛液と俺の精液が混ざり合って、月詠のそこも俺のも泡立った粘液でぐちゃぐちゃだ。 初めてで二度は辛いだろう、けどもう気遣いながら加減することなんてできなかった。背筋を快感が這いあがって脳を焼いていく。 こいつは、こいつとのセックスは気持ちがいい。 「ぎん、とき、っ、ぎ……」 必死に俺にすがりついていた腕が、力を失って布団の上に落ちても俺は月詠を貪り続けた。気をやっても身体は俺を求めてきゅうきゅうと俺を締め付けている。 「月詠……っ」 最奥まで己を穿った状態で、俺は月詠の奥底に二度目の欲望を注ぎ込んだ。 結局、その後目を覚ました月詠と食事もとらずにもう一発しけこんだ。 夜の帳の中で、終わると同時に疲れ果てて深い眠りに落ちた月詠の髪を静かに梳いた。 唇はさんざんキスを繰り返したおかげで赤く腫れているし、ずっと泣かせたせいで目元も赤い。身体には紅いうっ血がところ構わず花を咲かせている。月詠が目を覚ましたら怒られそうな気がした。 ――新八と神楽が出かけててよかったぜ。 まだ己を埋め込んだまま、細い身を抱き寄せる。 こいつは俺に全て晒してきた。それに応えなきゃいけないのは分かっている。 いつまでもこいつの優しさに甘えて、ごまかしていくのは臆病を通り越して卑怯だ。 ――今だけ、許してくれ。 心の中でそう呟いて、腕の中にその身を閉じ込める。 抱き締められた月詠が、寝ぼけて胸板に頬をすりよせる。 窓の向こうの夜空には、満月が輝いていた。 さすがに俺も疲れを感じて目を閉じる。 ――いつか、言ってもいいかな。先生。 まぶたの裏に浮かんだ先生は、優しく微笑んだように見えた。 以上です。 お付き合いいただきありがとうございました。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1337142680/241
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