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怪盗が捕まってあんな事こんな事・・・第6夜 (965レス)
怪盗が捕まってあんな事こんな事・・・第6夜 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1319468991/
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311: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 [sage] 2017/11/24(金) 13:26:57.72 ID:oQTklGl6 「えっ……あ! あの人はっ!?」 「いっ、いたーーーっ!!」 トンネルの入り口に身を屈め、大声を出しながら指差してくるその若者に美音は見覚えがあった。 小銭警部率いる怪盗捕縛チームの一人で、確か名前は間貫。 過去の塔亜邸からの脱出の際のどさくさに紛れて乙女の一糸纏わぬ胸を揉みしだいてきた男だ。 所業が所業だけに、良い印象がない。というか、苦手意識のある相手だがこの状況で出くわすとは。 (けど、これだけ離れていれば問題はないはず) 既に自分はトンネルの半分を越えたあたりまで進んでいる。 通路の低さゆえに内部の移動手段が四つん這いに限られる以上、今から彼が追い付くことはほぼ不可能。 出口側には今のところ人の気配はなく、挟み撃ちをされる心配もない。 どうやら一人のようだし、脅威ではないだろう。そう美音は判断したが、それは間違いだった。 間貫は明かりのランタンを手放し、地に俯せになり、匍匐前進の体勢をとると なんと、まるで夏場の台所に出現する黒いアレを彷彿させる速度でトンネルに突入してきたのである。 「降って湧いたこのチャンス、逃がさないぞアクアメロディ!」 「えっ、えええっ!?」 地面を指先とつま先で上手く掴む動きで接近してくる若者警官に驚きを隠せない怪盗少女。 正直気持ち悪いというか、人間としてありえない速度の動きだ。 しかし、そんな美音の感想とは裏腹に、間貫は遂に自分の努力が活きる時が来たことに感激していた。 夜目が利くこと以外、特に取り柄のなかった彼は何か一芸を身に着けようと常日頃から考えていた。 出した結論が「匍匐前進」だったのは、怪盗と言えば排気口内部の移動! というイメージから。 ならば狭く低い通路で素早く移動ができるというのは圧倒的なアドバンテージになる、と思ったのだ。 まあ、使いどころが限定的すぎるがゆえに理解者はいなかったのだが…… (今、全てを出し切る時!) 怪盗捕縛チームの最大標的であるアクアメロディを自分一人の手で捕縛することができれば大手柄。 他のメンバーからは一目置かれるだろうし、上司の小銭も褒めてくれるだろう。 ひょっとしたらそこから運が向いてきて、塔亜邸で出会った麗しの君とも再会できるかもしれない。 段々と都合の良い思考が湧き出てきていたが、それでも間貫のやる気を上げるには十分だった。 「う、嘘っ、追い付かれる……!?」 一方、思わぬ相手による怒涛の這い寄りに焦ったのは、追われる立場にいる怪盗少女だった。 前にしか逃げ場がない以上、できることと言えば足を止めない以外にない。 だが、出口まであと十メートルを切ったあたりで、遂に間貫に追い付かれてしまう。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1319468991/311
312: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 [sage] 2017/11/24(金) 13:31:46.31 ID:oQTklGl6 「逃がすかーっ!」 「きゃっ……!」 どうしてもお尻が気になって速度を出せない四つん這いの美少女怪盗のすぐ後ろにまで到着した間貫は 四肢に渾身の力を籠めると、低空で跳躍し、ラグビーのタックルさながらに飛び掛かる。 当然、美音は狭いトンネルの中で身をかわすことなどできるはずもなかった。 「―――むぐっ!?」 「ひゃあんっ!?」 ぼふんっ! 勢い余った若き巡査の跳躍を止めたのは、弾力に富んだふたつの水蜜桃だった。 「も、もごもごッ!!(こ、これはっ!!)」 「やっ、あっ! ちょっと、ど、どこに顔を突っ込んでるのよっ!?」 「もごーっ!(ケツだーっ!)」 風船のような張りと弾力を持ちながらも、心地よい柔らかさが伝わってくる重量感。 前に偶然触ったことがある麗しの君のおっぱいのそれとはまた違う、女体特有の触り心地。 スカート一枚で隔たれているだけの美少女怪盗の臀部という魅惑の柔肉は間貫を一瞬で虜にした。 (な、なんというデカさと柔らかさ! おっぱいと甲乙つけがたい! じゃなくて!) 想定とは少し違った形にはなったものの、狙い通りアクアメロディの捕獲には成功。 両腕で太ももを抱え込むようにホールドしたので、これで相手はそう簡単には逃げられない。 ゆえに重要なのはここからなのだが、この状況で手錠をかけるのは流石に難しい。 かといって、この体勢のまま人ひとりを抱えてトンネルから出るというのも無理がある。 となると、一番いいのはこの密着捕縛体勢を継続し、応援を待つことだ。 この状況で応援さえくれば最早怪盗少女に打つ手はない。だから、このままでいるのがベストなのだ。 (そう、これは正義のためだ! だからアクアメロディのお尻を堪能することになっても不可抗力!) 傍目には痴漢そのものな自分の行いを無理やり正当化する間貫。 しかし、当然ながら恥ずかしい場所に顔を押し付けられている側はたまったものではないわけで。 「このっ、んっ! 離れなさい……っ!」 美音は乙女のお尻に取り付いてきた破廉恥漢をどうにか引き離そうと四苦八苦するが 太ももをガッチリ抱え込まれてしまっているため、腰から下はほとんど身動きできない。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1319468991/312
313: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 [sage] 2017/11/24(金) 13:36:25.81 ID:oQTklGl6 (こんな時にスタンガンはバッテリー切れ、麻酔銃も弾切れだなんて……!) 道中、数十人の警備員及び警察を毎回律儀に全員倒していったことがあだとなり 一撃必倒の武器は現在使用不可能。また、この狭所では煙玉も催涙玉も使うわけにはいかない。 上半身は自由に動かせるも、腰が入らない状態ではロクな打撃を繰り出すことができず。 それでも羞恥心と嫌悪感に突き動かされて美音は手打ちのパンチを相手の後頭部にヒットさせるが やはり大したダメージにはならないのか、まったく拘束が緩む気配はない。 「もふもふもふもふっ!」 「ひゃっ! あんっ! やめて、顔振っちゃダメぇっ!」 徐々に若き迸りを抑えられなくなってきたのか、間貫の動きが大胆なものへと変化。 鼻先をお尻の割れ目に突っ込んだ状態から頭を左右に勢いよく振り始める。 そんなヒップ版のぱふぱふともいうべきな痴漢攻撃にたまらず悲鳴をあげる美音だったが 美少女怪盗の桃尻を味わうことに夢中な警察官失格男の耳には届かない。 「くんくん……スーッ、ハーッ!」 「きゃあああっ! バっ、バカぁっ! なんてところの匂いを嗅いで―――んぅっ!」 (ああ、いい匂いだ……これが女の子の、アクアメロディの匂いか……) 「このっ、変態! えっち! はぅ……! いい加減にしないと後で酷い目に……」 更に間貫は鼻先をより一層谷間にグリグリと押し込むと、あろうことか匂いまで嗅ぎ始めた。 いつも清潔にしているとはいえ、身体で最も不潔な部分の匂いを布一枚越しに好き放題吸引されるなど 初心な美音にとっては顔から火が出るほど耐え難い恥辱である。 だが、懸命に腰を動かそうとしても、足が固定されているため弱々しい動きにしかならず むしろ男を誘惑するような官能的な仕草となって、間貫を一層興奮させる結果に終わってしまう。 「んううっ……!!」 (へ、変なところに息が……!) 時折、蹂躙されるお尻の表面を流れ落ち、両脚の付け根の前側へと入り込んだ鼻息が 生暖かい微風となって下着の守りを持たない処女の閉じた柔筋を撫でていく。 そして、そのたびに怪盗少女の背筋が軽くのけぞり、何かを耐えるように唇を噛み締めた赤ら顔が 蝋燭の淡い光の中で照らし出されるという光景がしばし繰り返された。 「ふぅ……はぁ……はぁ……」 そして三分が経過した頃、美音は完全にグロッキー状態だった。 顔はおろか、全身が羞恥と与えられる刺激によって上気している様はなんともいえない色香を発している。 しかし、若き変態警官による恥辱は未だ終わらず、更なるピンチが怪盗少女を襲う。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1319468991/313
314: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 [sage] 2017/11/24(金) 13:40:21.33 ID:oQTklGl6 「ハァハァハァ……」 「やっ……そ、それはダメ! ダメだってば!」 間貫がアクアメロディのお尻を堪能するために起こした次なる行動は頬ずりだった。 だが、先程とは違い、その動きは今の怪盗少女にとっては危険極まりない。 何故なら、彼女は現状文字通りのパンツはいてない状態。 そして頬ずりによる上下の動きは最後の砦であるスカートを徐々に捲り上げていくわけで。 (いけない、このままスカートが捲れたら……!) トンネルの中での密着状態なので視界は制限されているが、もしスカートの守りを突破されて お尻に直接触れられてしまったら、そこに下着が存在しないことはすぐにわかってしまうだろう。 怪盗云々以前に一人の女の子としての尊厳にかけてそれだけは防がなければならない。 しかし、振り払おうと懸命に腰を揺すっても、煩悩パワーに支配された変態警官の拘束は緩まず むしろ美音側の動きが加わることで、より一層スカートの捲れ具合が危険なことになっていってしまう。 (―――あっ、ダメぇっ!!) そして遂に、危険水域を越えた布地の下から生尻がふるりと震えながら顔を出した。 臀部の下半分が完全に露出し、尻たぶに興奮から紅潮した間貫の頬が触れてくる。 裸のヒップに直接男の顔を当てられている嫌悪と羞恥に怪盗少女の全身がビクリと跳ねるが それ以上に、ノーパンがバレてしまったという事実に美音は打ちのめされてしまう。 次にこの男はなんと言ってくるのだろうか。変態に変態扱いされてしまうのか。 悪い未来予想図にガクリと頭を落としかけるが、しかし間貫が次に発した言葉は意外なものだった。 「この感触は……まさか! アクアメロディの下着がてぃ、Tバックだとぉっ!?」 「……えっ?」 「こんなミニスカートでTバックとはなんて素晴らし……いや、けしからんことを!」 抑え込み切れない本音を覗かせつつも憤る若き警官にきょとんとするが、すぐに理解した。 この男はショーツの感触がなかったことを、Tバックを穿いていたからだと勘違いしているのだと。 九死に一生を得た美音は、すぐさまそこに便乗する。 「ふ、ふふっ。女性経験があまりなさそうなお兄さんには刺激が強すぎたかしら?」 「だっ誰が童貞だ! くそっ、この程度の色気でこの俺が釣られ……あぁ、柔らかい……!」 無理に余裕ぶったためかなり棒読み臭かったが、興奮状態の間貫はアッサリと引っかかる。 安堵にホッとする怪盗少女だったが、危機は依然として継続中。 足をピッタリと閉じているために前側は見えず、後ろ側は露わなのが未だ下半分だけなので 相手もどうにか勘違いをしてくれているが、これ以上スカートが捲れると今度こそアウトだ。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1319468991/314
315: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 [sage] 2017/11/24(金) 13:43:59.59 ID:oQTklGl6 「まったく下着が見えないなんて、くうぅ……食い込みすぎだろ!」 (穿いてないんだから当たり前でしょ! ……だ、だからもう見ないでぇ!) ノーパン痴女と思われるよりかはマシだが、Tバックでも正直大胆なことには変わりはない。 あとはどうかこの男がこのことを黙っていてくれることを願うだけだ。 生尻を見られ触られ続けている状況に内心で涙目になりつつも、抵抗を続ける半ケツ状態の美少女怪盗。 「ぐへへ……」 「ひっ!?」 脱出の機会が訪れたのは、アクアメロディの下半身を拘束していた間貫の両手が動き始めた時だった。 お尻だけに飽き足らず、その下で剥き出しになっている太ももにまで手を出してきたのである。 汗ばんだ手で太ももを撫でまわされる感触に悪寒が走るが、それは同時に拘束の緩みでもあり。 (こ、この、調子に乗って……でも、チャンス!) 「―――えいっ!!」 「ムフフ、こっちもおっぱいやお尻とも違った柔らかさが―――むわぷっ!?」 ホールドが弱まった隙をついてグッと前傾姿勢をとり、溜めた力を反動で一気に後方へと解き放つ。 ばいんっ!! 怪盗少女渾身のヒップアタックが炸裂し、目の前の女体に夢中だった間貫はたまらずひっくり返ってしまう。 「あ、やばっ……」 距離ができたことによって形勢が逆転したことに気がついた間貫は青ざめるが後の祭り。 慌てて体勢を立て直そうと起き上がるが、そんな彼の目に映ったのは猛然と迫りくる靴裏だった。 「散々好き勝手にしてくれて、許さないんだからっ!」 「ぶげっ!」 「この、この、このっ!」 ゲシ、ガシ、ドガッ! これまでの鬱憤を晴らすかのようなアクアメロディの後ろ蹴りが何度も変態警官の顔面にヒットする。 四つん這い状態から繰り出されていたため威力自体は高くはなかったが、数が重なればダメージは甚大。 あっという間に顔を腫らした間貫は、欲につられて千載一遇の機会をフイにしたことを悔やみ そして、抜け目なくチラリと足の付け根に垣間見えた怪盗少女の下着の色を確認しながら気絶するのだった。 (……黒!) http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1319468991/315
316: AM [sage] 2017/11/24(金) 13:44:59.04 ID:oQTklGl6 以上で投下終了となります。 アクアメロディは穿いてないのに下着が黒とはこれいかに(すっとぼけ) 本編は基本シリアス方向で進めるつもりだったのに、気がつけばコメディ風味になっている不思議。 そしてまだ脱出はできていないのでこのミッションは続きます。 あと、自分作品についてですが、これが復帰作なので他にはありません。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1319468991/316
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