[過去ログ] 麻生優子妄想同盟(夢幻戦士ヴァリス) 第八幕 (791レス)
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抽出解除 必死チェッカー(本家) (べ) レス栞 あぼーん

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727: ARCH DUKE 2013/09/07(土)21:59 ID:IVB2vCqx(1/29) AAS
お待たせしました〜。
只今より、『戦士集合!』第9章の投下を開始いたします〜。
728: ARCH DUKE 2013/09/07(土)22:01 ID:IVB2vCqx(2/29) AAS
(1)

――――淫夢の中。芸術王国ララマザー。王都の一角にある噴水広場。

(ああっ・・・・も、もう、ダメ・・・・こんな辱め、もう堪えられないッ・・・・!!)

戦い、と呼ぶ事さえ殆ど不可能に近い、一方的な戦闘の末に敗北を喫した惨めな姿を、
周囲を取り囲んだ無数の臣民たちの目に曝しつつ、<白翼の騎士>・・・・ララマザーの王女シルキスは弱々しくかぶりを振った。

白銀色の光沢を帯びた細身の双剣
――――戦う術を持たない王国の民衆を、邪悪な魔道の秘義により召喚されたモンスターたちから守護してきた武器は、
片方は無残にへし折られ、もう片方は、恐るべき魔力によって、まるで飴細工の如く、グニャリ、と捻じ曲げられている。
愛剣と同様、身に纏う純白の甲冑の大部分もボロボロに破壊され、切り刻まれており、
普段は衆目に触れる事など決してあり得ない、汚れを知らぬ裸身が白日の下に曝け出されていた。
729: ARCH DUKE 2013/09/07(土)22:03 ID:IVB2vCqx(3/29) AAS
(2)

・・・・淫夢に囚われた、王女騎士・シルキス。
<鏡面世界>へと探索に赴いた、優子をはじめとする<戦士>たちから、ヴァニティ城と女王ヴァルナの守りを託された彼女の精神は、
他者の夢に侵入し、思いのままに思考や記憶を書き換える能力を持つ、<ドリームハンター>の前に、脆くも敗れ去ろうとしていた。

「クスクス。・・・・肉溝の長さは約8センチメートル、といったところかしら?」

自分たちのカリスマであり救世主と信じた乙女が為す術も無く敗北し、
騎士として、いや、人間としての尊厳を踏み躙られている衝撃的な光景を呆然と見つめる、善良なるララマザーの民草たち。
その様子を眺めやりながら、黄金の縁飾りで縁取られた深紅の鎧に身を包んだ魔道剣士・・・・<夢守りの民>の末裔たる綾小路麗夢は、
羞恥に涙ぐむ乙女の無毛の恥丘を人差し指の先でねっとりとなぞり上げた。
新たに暴露された秘密に、周囲の人垣から盛大などよめきが巻き起こり、無垢なる少女の心を深々と抉り抜く。
730: ARCH DUKE 2013/09/07(土)22:05 ID:IVB2vCqx(4/29) AAS
(3)

(あうう・・・・み、見られている・・・・)

華奢なカラダを覆う純白の甲冑は、元よりごく限られた面積を覆うだけだったのだが
――――通常の鎧と異なり、防御力の殆ど全てが内部に秘められた魔力に起因しているため、分厚い装甲版やなめし皮で全身を覆い尽くす必要がないためである――――、
今や、防具としての堅牢さはおろか、肌を覆い隠す衣服としての機能すら奪い去られてしまっていた。
無残に毀たれ、切り裂かれて出来た破孔からは、瑞々しい胸の脹らみや初々しい恥唇が惜しげも無く顔を覗かせている。
そして、その一部始終は、屈辱的な四つん這いの姿勢を強要された身体の下に置かれている魔法の大鏡に映し取られ、
禁断の秘術によって、広場の中央、大噴水の水面へと大写しにされているのだった。

無論、広場に集まった何百人もの市民たちの多くは、気高き騎士を襲った突然の悲劇に胸を詰まらせ、沈痛そうに顔色を曇らせている。
・・・・だがしかし、人垣の奥には彼らとは異なる表情
省3
731: ARCH DUKE 2013/09/07(土)22:07 ID:IVB2vCqx(5/29) AAS
(4)

(い、いやぁ・・・・お願い、見ないで・・・・見ちゃダメぇッ!!)

恥ずかしさのあまり、悲鳴が漏れそうになるのを必死に抑え込む、<白翼の騎士>。
レンズに大写しになった秘密の谷間は、剥きたての茹で卵のように生白い柔肉の双丘とサーモンピンクの極細溝により構成されていた。
処女の隆起は、産毛はおろか毛穴さえも存在しないスベスベの肌に包まれており、ほんのりと桜色に色付いている。

王宮で生まれ、色恋沙汰や性の営みからは注意深く隔離されて育ったシルキスといえども、すでに十五歳、
女としての自分の肉体や感覚について無関心ではいられない年頃に達しようとしていた。
彼女にとって、未だ恥毛の一本も生えてくる気配のないこの場所は密かなコンプレックスの温床であり、
あまつさえ、恥ずかしくて誰にも打ち明けた事の無いその真実を、何百人もの市民たちに強制公開させられている現状は、
単なる恥辱以上の苦痛となって精神を苛んでいる、と言って過言では無い。
732: ARCH DUKE 2013/09/07(土)22:09 ID:IVB2vCqx(6/29) AAS
(5)

「フフ、白騎士サマのお子様性器――――奥の方は、一体どうなってるのかしら?」

酷薄な笑みを浮かべたまま、<ドリームハンター>は、パチン、と指を打ち鳴らした。
途端に、広場の中央、惨めな女囚剣士の姿が映し出された大噴水の脇の空間が歪み、
石畳の下から浸み出してくるかの如く、十数本もの触手を生やした不定形の軟体生物が出現する。

「ひ、ひいっ!!」

思わず、顔面を引き攣らせる、双剣使い。
ビチュビチュという湿り気たっぷりの吸着音を響かせながら近付いてきた醜悪なモンスターは、
別の召喚獣の触腕によって拘束され、身動きを封じられた少女に絡み付くや否や、
遮るモノとて存在しない無抵抗な肢体を汚らわしい半濁液で穢しつつ、無毛の秘裂に向かって一斉に這い進んでくる。
733: ARCH DUKE 2013/09/07(土)22:12 ID:IVB2vCqx(7/29) AAS
(6)

「い、いやぁッ!!来ないで、気持ち悪いィッ!!」

広場の空気を切り裂いて響き渡る、悲痛な叫び声。
無論、召喚獣には人語を解するだけの知能など存在しないし、
もし仮に、存在していたとしても、自分をこの世界に呼び出した術者の命令に逆らってまで、懇願に耳を貸したりはしないだろう。
異形の肉蛇は、無残に切り裂かれたロングブーツに包まれた脹脛をねぶり回し、
膝裏を汚液まみれにしながら通り抜け、しなやかな太腿を経て内股へと近付いてくる。
その感触は、絶望的な状況にあってもなお、しぶとく抵抗のチャンスを窺ってきた、白騎士の心を、徐々に、だが、確実に、追い詰めていく。やがて――――。

・・・・ぴちょり。

無人の野を往くが如く侵攻を続けた十本もの触手が、<白翼の騎士>の花弁を射程内に捉えた。
省4
734: ARCH DUKE 2013/09/07(土)22:14 ID:IVB2vCqx(8/29) AAS
(7)

「ひ、ひいっ!!・・・・ひくあぁあああ――――ッ!!!!」

直径三メートル近い魔法のレンズ一杯に、今まさにこじ開けられようとしている、初々しい二枚貝が拡大された。
おぞましい凌辱者たちの前では、サーモンピンクの媚唇が初めて受ける外界の空気と日光に怯えすくんで、
ヒクン、ヒクン、と活発な収縮を始めている。

秘裂の上端部分で、身に纏う包皮を脱ぎ去るべく、懸命な努力を続けている小さなクリトリス、
そして、可憐な蕾の如く、ほころびかけた小陰唇。
左右の花びらに挟まれた柔肉の中央部分には、針孔状に窪んだ尿道口が鎮座し、
媚溝の下端近くには、ちょっと見た目にはそれと区別がつかないほど良く似た、汚れを知らぬ処女の膣孔が息づいている。
絶え間ない刺激に曝されてきた粘膜は、うっすらと恥蜜を纏いつつ、ヒクヒクと淫猥な戦慄きを発していた。
735: ARCH DUKE 2013/09/07(土)22:16 ID:IVB2vCqx(9/29) AAS
(8)

「あう・・・・あああ・・・・あうううッ・・・・!!」

忌まわしい触手によって、己れのカラダの中で最も大切な、同時に、最も恥ずかしい器官を押し拡げられ、
群衆の眼前に曝け出されるという辱め・・・・。
今日までの人生で一度として味わった経験の無い屈辱に打ちのめされたシルキスは、
我知らず、瞼を閉じると、眉間に深く皺を刻みながら、ふるふると頭を振りたくる。
生まれて初めての徹底的な敗北に、少女の心は見る影も無く踏み躙られ、
何時、ポキリ、と音を立てて砕け折れてしまったとしても不思議ではない所まで、追い詰められていた。
その彼女にトドメを刺すかの如く、<ドリームハンター>の嘲笑が冷酷に響き渡る。

「ウフフ・・・・今日はトクベツ。ココの秘密も大公開してあげるわね」
省6
736: ARCH DUKE 2013/09/07(土)22:18 ID:IVB2vCqx(10/29) AAS
(9)

「ひゃひぃッ!?きひぃいいいいッッ・・・・!!!!」

未成熟な身体が雷に打たれたかのように硬直し、次いで、ビュクビュクと激しく痙攣する。
豆粒ほどの大きさしかない、本当に小さな一点に過ぎないというのに、
そこに巻き付かれると、まるで、全身が幾重にも絡め取られたかの如く、呼吸が詰まり、身動きが取れなくなってしまう。
加えて、ほんの少しでも締め付けが強まったり、逆に緩められたりしただけで、
食いしばった口元からは、鋭い悲鳴だけでなく、艶めかしい吐息までもが放ち上げられてしまうのだった。

「陰核の直径は、およそ3ミリ・・・・標準的なサイズよりも少し小さめ、ってトコロかしら?
小陰唇の高さは6ミリ、長さは2センチ少々。こちらもやや控えめな数字ね・・・・フフフ」

乙女の大切な場所の機密情報が、淫夢の支配者によって正確に計測され、冷酷に読み上げられていく。
省3
737: ARCH DUKE 2013/09/07(土)22:20 ID:IVB2vCqx(11/29) AAS
(10)

(ううう・・・・非道い・・・・こ、こんなに大勢の人たちの前で・・・!!)

「うわぁッ!!な、何だ・・・・あれはッ!?」

唐突に、誰か男性の声が耳朶を叩いて、
囚われの双剣使いは半ば反射的に閉じていた瞼を見開いた。

――――そして、次の瞬間、瞳に映り込んだ光景に言葉を失う。
省7
738: ARCH DUKE 2013/09/07(土)22:22 ID:IVB2vCqx(12/29) AAS
(11)

(・・・・うくっ、も、もう・・・・ダメ・・・・!!)

これ以上は無い程の精神的打撃を浴びて、精神的に何重にもノックアウトされてしまった、女囚騎士。
だが、シルキスが意識を失いそうになったと感じ取るや否や、
<ドリームハンター>の指先が、そうはさせじとばかり、半ば剥き出しとなった胸元の双乳にググッと食い込み、
秘所とは相対的に、適度なボリュームと瑞々しい張りに恵まれた脹らみをタプタプと揉み回して、悩ましい性感の波動を送り込んでくる。

(あああっ・・・・も、もう、許してッ!!お願いッ・・・・気が変になっちゃう・・・・!!)

気絶さえ許されず、恥辱の女性器測定を受け続けるしかない、ララマザーの王女。
弱々しくかぶりを振りたくる事しか出来なくなった白騎士への責め嬲りは、
麗夢の好奇心が目の前の下半身の秘密を残らず暴き立て、文字通り、丸裸にしてしまった後も、延々と繰り広げられる。
省3
739: ARCH DUKE 2013/09/07(土)22:24 ID:IVB2vCqx(13/29) AAS
(12)

<鏡面世界>。

「――――陽子ォッ!!レムネアァァッ!!」

見渡す限り、赤茶けた色の大地がひたすら広がっている、単調極まりない風景の荒野に、
優子と妖子、そして、二人を先導してきたキャロンの叫び声が幾重にも響き渡った。
殊に、己れを犠牲にして自分を逃がしてくれた、カナンの少女の名を呼び続ける<リバースの剣士>の声音には、
未だあどけなさを残すその容貌とは相容れない、鬼気迫るかの如き焦燥が滲んでいる。

(レムネア・・・・お願い、無事でいてッ!!)
省5
740: ARCH DUKE 2013/09/07(土)22:26 ID:IVB2vCqx(14/29) AAS
(13)

「・・・・問題は、彼女たちの隠れ家をどうやって探せばいいか?ね」

連れ去られた二人の安否を気にかけつつも、懸命に自分を落ち着かせ、冷静な思考の確保に努める<ヴァリスの戦士>。
探索チームのリーダーとして下した、敵を誘い出すために敢えて隊を二分する、という判断が、結果として裏目に出たのは明らかだった。
キャロンから報告を受けて以来、どうしてあんな決断を下してしまったのだろうか?と悔やむ事しきりだった蒼髪の<戦士>だが、
今は後悔していても始まらない。

「妖子。二人、いや、四人の後を追跡出来る?」

傍らに立つ、チャイナドレスの少女に向き直り、質問を発する。
その眼差しは、<魔物ハンター>の武器であり象徴でもある<破邪の剣>を持つのとは反対側の手
――――より正確に言えば、細くしなやかな中指に嵌められた、山羊の頭部を象った指輪へと注がれている。
省6
741: ARCH DUKE 2013/09/07(土)22:29 ID:IVB2vCqx(15/29) AAS
(14)

(・・・・本当は、あんまり得意じゃないんだけどなぁ・・・・)

仲間たちには聞こえないよう、胸の奥で小さく呟きを漏らす、黒髪の<戦士>。
勿論、真野家の嫡流、第108代目の<魔物ハンター>として、
霊力を用いた探索活動・・・・残留思念の追跡は一通りこなす事は出来る。
だが、正直な所、妖子自身はこの種の行動があまり得意ではなく、
どうしても自分一人で行わねばならない必要がある場合を除いて、見習いのあずさや先代のマドカのサポートをアテにする事が多かった、
・・・・というより、事実上彼女たちに頼りきっていた、と言っても過言では無かった。

(――――でも、今は、あたしがやるしかない)

そう、独りごちたチャイナ服の退魔師は、すうっ、と息を深く吸いながら、雑念を振り払った。
省4
742: ARCH DUKE 2013/09/07(土)22:32 ID:IVB2vCqx(16/29) AAS
(15)

「見つけたわッ!!あたしについて来てッ!!」

ややあって、高らかに響き渡った叫び声に、優子は、束の間、考え込むような表情を浮かべた。
目の前の少女が、この種の追跡行動を必ずしも得意とはしていないという事情を、蒼髪の<戦士>は薄々ながら承知していた。
その彼女がこうもあっさりと残留思念を辿れた、という事実は、
あるいは、勝利を得た敵に油断が生じた故なのかもしれないが、その一方で、自分たちを誘う撒き餌である可能性も捨て切れない。
慎重を期した状況判断が求められる局面である。

――――だが、逡巡の時は、さほど長くは続かなかった。

(・・・・たとえワナだろうと、陽子とレムネアを救出するためには飛び込んでいく他無い)
省10
743: ARCH DUKE 2013/09/07(土)22:34 ID:IVB2vCqx(17/29) AAS
(16)

――――同時刻。<鏡面世界>。最深奥部。

『クックックッ・・・・愚かな連中よ。罠と知りつつ、向かってくるとはのう・・・・』

姿見に映る、三人の<戦士>たちを眺めやる<鏡使い>
・・・・陰鬱な髑髏面に黒々と穿たれた眼窩の奥に蔑みのこもった嘲りの笑いが張り付いていた。

――――彼がそのように断じたのも無理は無いだろう。
傍らに居並んだ、全部で13ある不吉な黒曜石の石棺の中では、
つい先刻、新しくその列に加わったばかりの二人を含めた、4人の虜囚・・・・本能寺飛鳥、ライディ、朝霧陽子、レムネアが、
意識を封印された状態で、深いまどろみに落ちている。
省8
744: ARCH DUKE 2013/09/07(土)22:36 ID:IVB2vCqx(18/29) AAS
(17)

『・・・・魂の座も、残るは4つ・・・・最早、埋まるのは時間の問題、と言っても差し支えあるまい・・・・』

(・・・・くっ・・・・)

肉の削げ落ちた頬をカタカタと揺らしながら、<鏡面世界>の魔道士がくぐもった笑い声を立てるのを、
碧色の髪の少女は、幽閉されている黒曜石のガラスケース越しに眺める事しか出来ないでいた。

こうしている間にも、邪なる魔道の技によって、全身からは絶え間なく生命力と精神力が奪われ続け、
時空を超えて、自分の魂と肉体を複製して作られた"人形"の許へと注がれている。
どうやら、コピーが活動している間は、本体の方も一定の意識レベルを保っていなければならないようだが、この状況では脱出も抵抗も到底不可能だった。
実際、ライディや飛鳥とほぼ同じ時期に囚われの身となって以来、幾度となく、力を奪われるために強制的に覚醒させられ、
その度に、考えつく限りの方法で、魔牢からの脱出を試みてきた麗夢だったが、
省1
745: ARCH DUKE 2013/09/07(土)22:38 ID:IVB2vCqx(19/29) AAS
(18)

『・・・・我が主、偉大なる<影の女王>よ・・・・』

大仰な身振りで、<鏡使い>は、
(麗夢自身を含む)美しき囚人たち――――同時に、生贄でもあるが――――の封印された5つと、
未だ空っぽのままの8つの石棺が、環状列石のように取り囲む闇の中心を振り仰いだ。

漆黒の闇を湛えた眼窩の内部で、不浄なる炎がいつになく烈しく燃え盛っている。
酷薄無比なる不死者にも、長年にわたって待ち望んだ瞬間を目前にして、
生身のカラダを失った時に忘却の彼方へと打ち捨てた筈の喜悦の昂りが舞い戻ってきているのかもしれない。

『・・・・時は満ちつつございますれば、どうぞ、心安らかにお待ちあれ。
今しばらく、今しばらくのご辛抱にござりますれば、何とぞ、何とぞ・・・・』
省3
746: ARCH DUKE 2013/09/07(土)22:41 ID:IVB2vCqx(20/29) AAS
(19)

――――<夢幻界>。ヴァニティ城。女王ヴァルナの居室。

「今です、ヴァルナさまッ!!早く封印をッ!!」

追手を振り切って室内へと駆け込んだ赤毛の少女が、
白亜の光沢を帯びた両開きの大扉を乱暴に締め、ガチャリ、と錠を下ろした。
相前後して、切迫した口調で、封印の呪文が詠唱されたかと思うと、
一瞬、宙に浮き上がるかのような感覚が全身を包み込む。

「・・・・もう、扉から離れても大丈夫ですよ、麗子。
この部屋の空間自体を、城内の空間から切り離して隔離しましたから・・・・」
省4
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