[過去ログ] あずまんが大王のエロいのないんかねぇ -7- (1001レス)
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(16): 04/07/05 18:48 ID:AfTjV7W9(1/9) AAS
パート5あたりで大阪の恋愛モノを書いたものですが
仕事が忙しくて書けなかったので久々に続きを書きました
百合じゃなくてごめんよぉ

誰も見てなかったと思うんで最初から載せます。
519: 04/07/05 18:50 ID:AfTjV7W9(2/9) AAS
「大阪!」

「・・・・・・」

「大阪!!」

「・・・・・え?どないしたん?」

そろそろ町並みも秋らしくなってきた。十月の帰り道。
省9
520: 04/07/05 18:51 ID:AfTjV7W9(3/9) AAS
「じゃあ、私ここまでやから。ほなら〜」
突然、大阪はみんなが帰る道と違う道を指差した。

「あれ?大阪さんってこっちの道じゃないんですか?」

「ん・・・・・・今日はちょっと用事があんねん」

「そーか。じゃーな。バイバイ」
智は 大阪に小さく手を振った。

「・・・・絶対なんかあるよな〜」
「まさか男!?」
「大阪に男?ありえね〜」
「ちよちゃん、どうなの!?」
省1
521: 04/07/05 18:52 ID:AfTjV7W9(4/9) AAS
大阪はある喫茶店に向かっていた。
秋の少し肌寒い風を全身に受けても足取りは軽かった。

喫茶店に着くと大阪はきょろきょろと周りを見渡した。

「あ、おった〜。マサキ〜」
大阪の視線の先には男が一人。
眠そうにうつむいている。
髪は茶色く、前髪が長いミディアムウルフ。
身長は大きく、180前後といったところだ。

「おせ〜よ」
マサキと呼ばれた男は不満そうに言った。
省6
522: 04/07/05 18:53 ID:AfTjV7W9(5/9) AAS
「お前食うのおせ〜な〜」
マサキはのろのろとサンドイッチを食べている大阪を眺めている。

「こんなよ〜さん食べれへん〜」
四つあるサンドイッチの内、大阪が食べたのはわずか一個半。
十五分かけてまだ半分も食べていない。

「小食すぎだろ・・・・」
マサキはあきれた顔をして残ったサンドイッチに手を伸ばす。

気が付けば外はもう暗い。七時だ。

「うわ〜もう暗れぇ」
省9
523: 04/07/05 18:54 ID:AfTjV7W9(6/9) AAS
「大阪!」

「・・・・・・」

「大阪!!」

「・・・・・え?どないしたん?」

「またそれかよ!」
日付けが変わってもたそがれている大阪に智がどなる。
省5
524: 04/07/05 18:55 ID:AfTjV7W9(7/9) AAS
智はあわてる大阪を見てとどめを刺すようにつぶやいた。

「どーせ男だろ〜!」

「・・・・・・・・」
大阪は顔を真っ赤にしてうつむいて黙っている。

「・・・・でどんな人なんだ?ん?」

「・・・・おしえへん」
省2
525: 04/07/05 18:56 ID:AfTjV7W9(8/9) AAS
「じゃあ今日もデートなの?」

「今日は彼が部活やねん」

「え!?何部なの?」

「え・・・・・」

放課後の教室。
他に誰もいなくてよかったと大阪は心から思った。
526: 04/07/05 18:57 ID:AfTjV7W9(9/9) AAS
西村マサキ。
彼は大阪たちが通う高校とは電車で三駅離れた私立高校に通っている。
そして休みが月に一日しかないという地獄のサッカー部に入っている。
別にサッカーでなくてもよかったが顧問に強く勧められて入部した。

そんな普通の高校生だ。

二人が出会ったのは六月。
激しい雨が毎日のように降っていた梅雨の日の夕方。
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