[過去ログ] 八尾市立大正中学校を語るスレ@11段目 組体操 [無断転載禁止]©2ch.net (454レス)
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60: 2016/04/10(日)19:51 ID:kQEErPjJ(3/23) AAS
2015.10.3 15:37更新
危ない「組み体操」、小中学校で7人が骨折 26年度、奈良県教委
外部リンク[html]:www.sankei.com
運動会・体育大会で披露される「組み体操」の事故防止対策として大阪市教育委員会が「ピラミッド」の高さに規制を設けたことを受け、奈良県教委が県内公立学校を対象に実施状況を初めて調査した結果、
平成26年度は小中学校で7人が骨折していたことが分かった。県教委は安全性に配慮するよう、市町村教委などに注意喚起を行うとともに、児童、生徒の体力や状況に応じた適切な指導を行うよう要請した。
調査は小学校202校、中学校104校、高校41校、特別支援学校10校に実施。昨年度、組み体操を実施したのは小学校182校、中学校30校、高校6校、特別支援学校2校。実施校の多くで、
四つんばいで重なる「ピラミッド」や、肩に乗る「タワー」が取り入れられていた。
具体的な事故内容は、「ピラミッド」で小中学校で21人が負傷し、うち2人が骨折。「タワー」では25人がけがを負い、5人が骨折したという。
61: 2016/04/10(日)19:53 ID:kQEErPjJ(4/23) AAS
2015.10.5 12:37更新
組み体操「ピラミッド」など、3年間で8人骨折 大阪・八尾市立中
外部リンク[html]:www.sankei.com
9月の体育大会で組み体操の「10段ピラミッド」が崩れて中学1年の男子生徒が骨折、生徒5人が軽傷を負う事故があった大阪府八尾市の市立大正中で、9月の大会前の練習や、
平成26年と25年の大会本番や直前の練習でも、ピラミッドや別の組み体操が崩れるなどして、生徒7人が骨折していたことが5日、同校への取材で分かった。
同校によると26年9月、四つんばいの姿勢で積み重なってつくる10段ピラミッドと、演技者が肩の上に立って4段の塔をつくる「4段タワー」の演目中、当時3年の生徒2人が右足首や足の指の骨を折った。
大会前の練習中にも生徒2人が足や手の指を骨折する事故があった。25年は大会前の組み体操の練習中に2人が骨折。今年9月の体育大会前の練習では組み体操の練習中にバック転をした生徒が指の骨を折った。
松井一郎知事は5日、府教育委員会を通じて八尾市教委から事故について報告を聞くとした上で「安全対策が十分でないなら指導、助言していきたい」と述べた。
省1
62(1): 2016/04/10(日)19:53 ID:kQEErPjJ(5/23) AAS
2015.10.13 11:30更新
組み体操中に4人骨折、救急搬送 神戸の小中学校
外部リンク[html]:www.sankei.com
神戸市内の小中学校でことし4月以降、体育大会や直前の練習などで、組み体操中に児童生徒計4人が骨折して救急搬送されていたことが13日、市教育委員会への取材で分かった。
市教委によると、小学6年の女子児童が6月、肩車から落下して手首を骨折。9月には小学6年の男子児童が四つんばいの姿勢で積み重なってつくる組み体操の「ピラミッド」を崩していた時に足の指を骨折した。
また男子中学生2人が9月、腕の骨などを折った。
市教委は9月、市立学校の校長会で、安全性を考慮した指導計画の作成や、組み体操中の教諭の配置を確認することなどを求めた。
63: 2016/04/10(日)19:55 ID:kQEErPjJ(6/23) AAS
2015.10.16 21:14更新
骨折多すぎ!過去10年で139人 組み体操事故で調査結果を報告 八尾市教委
外部リンク[html]:www.sankei.com
大阪府八尾市の市立大正中で9月、組み体操の「ピラミッド」が崩れて男子生徒が骨折する事故が発生したことを受け、同市教委は16日、市内の全小中学校を対象に行った組み体操に関する調査の結果を公表。
平成18年度から今年度までの10年間で、運動会の本番や練習中に139人の児童、生徒が骨折したことを明らかにした。
市教委によると、この10年間で、全44校の小中学校のうち計36校で小学生50人、中学生89人が組み体操で骨折。なかには4年連続で骨折事故を起こした学校もあった。
市教委は今月中に、教員や大学教授らで構成する検証委員会を立ち上げ、これまでの事故の状況調査や指導のあり方などを検証、今後の対応を検討する。
市教委の柿並祥之(よしゆき)・学校教育部長は「139人という人数については重く受け止めなければならないと思っている。今後、組み体操をするかしないかも含めて検証委員会で議論していきたい」と話した。
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64: 2016/04/10(日)19:57 ID:kQEErPjJ(7/23) AAS
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日本スポーツ振興センターによると、25年度に全国の小中学校で起きた組み体操の骨折事故は2140件あったという。
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65: 2016/04/10(日)19:59 ID:kQEErPjJ(8/23) AAS
2015.10.20 12:00更新
組み体操「巨大化ピラミッド」是か非か 段数制限の署名1万超 運動会花形に感動呼ぶ
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外部リンク[html]:www.sankei.com
大阪府八尾市の市立中学校で今年9月、運動会の花形種目で、10段にもなる組み体操の「ピラミッド」が崩壊して起きた骨折事故をめぐり学校現場が揺れている。巨大化するピラミッドの集団演技は近年問題化しており、
大阪市教委は今年、段数を5段までに制限するよう市内の小中学校に通知。文部科学省に対する段数制限を要望する署名運動には1万以上の署名が集まった。一方で、教育現場では「正しい組み方」が伝わっていないことが原因だとして関係者を指導する動きも広がっている。
3年間で7人が骨折
省6
66: 2016/04/10(日)19:59 ID:kQEErPjJ(9/23) AAS
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動画投稿サイトで公開された八尾の市立中学校の男子生徒が挑んだ10段ピラミッドの映像。この直後に崩壊した(ユーチューブから)
最大負荷は200キロ前後に
ピラミッドなどの組み体操は学習指導要領には記載されていないものの、「協調性や達成感を味わえる」として学校現場で広く行われている。ただ、近年は段数が増えることに伴い、事故も相次いでいる。
省4
67: 2016/04/10(日)20:00 ID:kQEErPjJ(10/23) AAS
まず体作りや予防策を徹底
一方、組み体操への正しい理解が不足しているとする声もある。兵庫県伊丹市で長年、中学校の保健体育科教員として組み体操に取り組んできた吉野義郎教諭(54)は子供の体力低下に伴い、
大技以外の基礎運動でもけがが増えているとし「体重のかけ方を正しく指導すれば、(生徒たちの)負担は小さくなる」と指摘。ピラミッドの内側から崩壊を防ぐ「かすがい」役の生徒を配置するなどの対応を他校に伝える活動に取り組んでいる。
吉野教諭は「成功できれば、生徒の自己肯定感が高まる。ただ、いきなりピラミッドに挑戦するのではなく、前段階の体作りや予防策を徹底した上で実施するべきだ」と話している。
68: 2016/04/10(日)20:10 ID:kQEErPjJ(11/23) AAS
ハイリスクの巨大組み体操――警告のなかで起きた八尾市中学校の事故
松谷創一郎 | ライター、リサーチャー 2015年10月2日 5時30分配信
外部リンク:bylines.news.yahoo.co.jp
大阪府八尾市立の中学校で、10段の人間ピラミッドが崩落する瞬間
ツイート
「事件」相当の八尾市立中学校の事故
9月30日、社会学者の内田良さんがYahoo!ニュース個人で掲載した記事「10段の組体操 崩壊の瞬間と衝撃」が、大きな波紋を投げかけた。これまでにも内田氏は組み体操の危険性を幾度も伝えていたが、
それにもかかわらず学校の体育祭で事故が起きてしまったのである。
省4
69: 2016/04/10(日)20:11 ID:kQEErPjJ(12/23) AAS
即座にマスコミ各社が取材を進め、その日のうちに大阪府八尾市立の中学校であることも判明した。
・NHK NEWS WEB2015年9月30日「組み体操で骨折 注意喚起」
・日本テレビ系(NNN) 2015年10月1日「体育祭“10段ピラミッド”崩れ6人重軽傷」
・朝日新聞デジタル2015年10月1日「組み体操『ピラミッド』が崩れ、中学生が腕骨折 大阪」
・産経新聞2015年10月1日「組み体操『ピラミッド』で事故 中1男子生徒が崩れて骨折 大阪
省13
70: 2016/04/10(日)20:12 ID:kQEErPjJ(13/23) AAS
もうひとつの問題は、八尾市の教育委員会が「30日付け」で各学校に通知を出した事実から導かれる。事故が起きたのは27日の日曜日なので、それから3日経っている。そこで考えられる可能性はふたつある。
ひとつが、教育委員会が報道があるまでの3日間、この事故を知らなかったということ。もうひとつは、報道を受けて慌てて通知を出したということだ。これは、そのどっちであろうとも問題だ。
前者であれば学校側がこの事故を教委に連絡せず軽視していたということであり、後者であれば教育委員会が事故の重大性を軽視したということになる。
以上を踏まえると、この事故は業務上過失傷害にも問われる可能性がある。つまり、単なる「事故」ではなく「事件」になるかもしれない。
内田良氏の分析
ここで、あらためて組み体操の問題について整理しておこう。
組み体操は、そのほとんどが体育祭(運動会)やその練習で行われる。それは他の体育の種目と異なり、観衆(親)の目を意識したものだからだ。よって部活動とも異なり、ほとんどが生徒たちの全員参加によって行われる。
つまり、生徒たちに選択権はほぼない。そしてさらに、近年はどんどん高層化・巨大化している傾向がある。後述するが、それは積極的に組み体操を推進する団体と教員がいるからだ。
内田良『教育という病――子どもと先生を苦しめる「教育リスク」』(2015年/光文社新書)内田良『教育という病――子どもと先生を苦しめる「教育リスク」』(2015年/光文社新書)
すでに報道でも指摘されているように、組み体操での事故はとても多い。2013年度では、全国の小・中・高であわせて約8500件も起きている。このとき内田良氏が著書『教育という病』などで指摘する問題は、大きくわけて3つある。
省2
71: 2016/04/10(日)20:12 ID:kQEErPjJ(14/23) AAS
もうひとつが、組み体操は文科省の学習指導要領に掲載されていない、学校独自の取り組みだという点だ。よって、そもそも組み体操が行われている期間や学校は限られている。今回の事故のように、その多くは体育祭(運動会)やその練習ために行われる。
昨今の巨大ピラミッドなどは、これまでのソーラン節に取って代わるブームになっているそうだ。すべての学校で行われていないにもかかわらず事故件数が多いということは、つまり事故率が極めて高いことを示唆している。
組み体操を推進する教員団体
一方、こうした組み体操を積極的に推進する教員も多い。内田氏の同前書によると、その中心にあるのは、大阪教育大学付属池田小学校に事務局を構える関西体育授業研究会だ。
2011年に発行されたその研究通信では、「上から児童が降ってくると、逃げ場がないので、数人を巻き込んだ大きな事故になる恐れがあります。過去に一度に4人骨折という事故もありました」と、その危険性を十分に認識していることがわかる(※1)。
しかしそれでもなお、巨大な人間ピラミッドは拡がっていった。そこには教員たちの強い思いがある。同じく関西体育授業研究会の会報には、こうした言葉が並んでいる。
組体を通して子どもたちに学ばせたいことが
省10
72: 2016/04/10(日)20:13 ID:kQEErPjJ(15/23) AAS
こうした教員たちの思いは、非常に純粋なものである。おそらく大きな打算などはなく、そうした思いそのものは簡単には否定できない。しかし、そのために今回の事件のような巨大ピラミッドが必要だったかどうかと言えば話はべつだ。
「一生懸命に取り組むこと」や「仲間を信頼すること」、「苦しさつらさを乗り越えること」は、他の種目でも可能だからだ。
組み体操で批判されているのは、単にこうした教員たちの純粋な思いではない。そうではなく、その純粋な想いが組み体操という危険な競技と結びついたうえで生じるリスクなのである。そこで必要なのは、目的(教育)のための手段(組み体操)を再検討することである。
巨大ピラミッドを啓蒙する教員
年々、高層化・巨大化する人間ピラミッドでは、ひとりのキーパーソンがいる。それが兵庫県伊丹市立南中学校に勤務する吉野義郎教諭だ。
吉野教諭は過去の勤務校で1990年に10段ピラミッドを成功させ、2011、12年には11段に取り組んで失敗したと話している(※2)。
吉野教諭は、自らが制作した人間ピラミッドの映像をYouTubeなどで発信するなど、その啓蒙活動にもとても熱心だ(※3)。
仕事をしながら兵庫教育大学大学院に通って組み体操を研究し、動画にも「危ないので、安易に、まねをしないで」と付記している(※4)。ということは、今回の中学校の事故は、安易に真似をしたということになる。
省4
73: ※ツイッター部分は画像データなので転載できず 2016/04/10(日)20:14 ID:kQEErPjJ(16/23) AAS
怪我をした中学生のその後
それでは当事者の学生たちは、組み体操をどう捉えているのだろうか。
その一端は、Twitterなどでもうかがえるが、検索して目立つのは怪我人の多さである。たとえば、以下のような反応がかなり多く出てくる。こうしたことからも、前述したように事故数が多いことがわかる。
組み体操での骨折についてのTwitterの反応組み体操での骨折についてのTwitterの反応
筆者は、体育祭の組み体操事故で大怪我を負ったひとりに接触し、話を訊いてみた。
39歳の男性・Sさんが事故に遭ったのは、25年前の1990年のこと。当時、福岡県の公立中学2年生だったSさんは、3段タワーの最上部から落下し、左上腕部を骨折した。即日手術を受け、一ヶ月も入院することになったという。
具体的な怪我は、上腕骨顆上骨折。肘関節の上の部分を折る大怪我である。しかも手術は一回では済まなかった。一度目に骨を固定するためのボルトを入れ、二度目はそれを抜く手術だった。しかしその後、
骨折が治る際に神経を圧迫し、左手の指に神経麻痺が出たという。そして、神経をずらすための3度目の手術をしたそうだ。
省2
74: 2016/04/10(日)20:15 ID:kQEErPjJ(17/23) AAS
子供の組み体操を控える親
もうひとつ、当事者の近親者の声を紹介しよう。
さまざまな小学校のHPに掲載されている、運動会の高層組み体操(ともに6段)。さまざまな小学校のHPに掲載されている、運動会の高層組み体操(ともに6段)。
筆者の高校時代の同級生は、小学6年生の娘を持つ母親(40歳)である。彼女の娘が通う広島市のある公立小学校では、今月運動会が行われるそうだ。その運動会の目玉はやはり人間ピラミッドだという。
男子は6段、女子は5段で行われるそうだ。前述したように、大阪市ではピラミッドは5段までと規制されたが、広島市では小学校で6段ピラミッドがいまだに行われているのである。
今回の事故の報道を目にした母親は、以下のような感想を寄せてくれた。そこには、不安と期待がないまぜになった親の率直な心情が表れている。
今朝、テレビでその危険性をやってたのを見て、怖くなった。うちの子、体でかいから下で支える側なんよ。ピラミッドが崩れて、下の土台の子が肘を骨折して修学旅行も行けず、その後3回も手術して今も痛むっていうのを朝見て、
ものすごく不安になったよ。上の子も怖いだろうけど、下で潰されたらほんとに危険。
(略)
省2
75: 2016/04/10(日)20:16 ID:kQEErPjJ(18/23) AAS
彼女のアンビバレントな心情は、組み体操の実状をとてもよく表している。なぜなら危険性が高く、それゆえ緊張感もあるからこそ、見栄えのいい人間ピラミッドが成功すれば感動的だからだ。
現在の運動会(体育祭)において組み体操は、まさにメインイベント、花型種目なのである。だからこそ、今回のような事故で問題視されても簡単にはなくならないのである。
リスクだらけの組み体操
労働災害の世界では、「ハインリッヒの法則」と呼ばれるものがある。それは、ひとつの重大事故の裏には、その29倍もの軽度の事故と、事故にはならなかったものの300倍のニアミス(ヒヤリ、ハッとする出来事)が存在するという法則だ。
学校体育にこの法則が必ずしも当てはまるとは言えないが、一定の割合で事故が起きることは避けられない。筆者も小学5年生のときに学校内で足を骨折し、中学3年の体育祭では、騎馬戦で上から地面に落下した(背中から落ちたので怪我はしていない)。
高校生のときには、得意だった体操で前転・前宙を繰り返して腰を怪我し、いまでもひどい腰痛に悩まされている。もちろん、これらは今回の八尾市の中学校の事故と比べたら、はるかに軽微なものである。だが、ひとつ間違えれば重大事故に繋がる可能性もあったのだ。
だが、だからと言って「学校体育に事故はつきもの」と開き直っていいわけではない。いかにそのリスクを低減するかということは、常に大人に求められている。ひと昔前は許されなかった運動中の水分補給が可能になったのは、熱中症のリスクが広く浸透したからだ。
しかし残念なことに、高層化・巨大化して広く浸透しつつある近年の組み体操は、こうした時代の流れとは完全に逆行している。それは重大事故の可能性を高めているだけだ。
76: 2016/04/10(日)20:17 ID:kQEErPjJ(19/23) AAS
組み体操の事故では、過去に多額の損害賠償を認める判決も多く出ている。1990年に起きた福岡の県立高校の8段ピラミッド事故では、当時3年生の生徒が首の骨を折り全身不随の傷害を負った。このときは総額約1億1150万円の高裁判決が確定した。
また、しばしば「どうせ死人が出るまで続くだろう」という意見を目にするが、すでに死者が出る事故も起きている。1990年9月、神奈川県相模原市の中学校で3年生の男子生徒が、組み体操の4段の「人間タワー」で落下し、
他の生徒の下敷きとなって圧死した。このときは9人の教員が補助をしていたものの事故は起き、保健体育の教員が書類送検された。被害者の両親は市を提訴し、その後に和解が成立。相模原市は謝罪と再発防止策を説明することになった。
これらの事故がともに25年前の1990年であるように(前出のSさんの事故も同年だ)、組み体操の事故はかなり前から起こっている。そしてその後も、多額の損害賠償請求が認められる組み体操事故は後を絶たない。
さらにどんどん高層化・巨大化をしている。組み体操は、生徒のリスクだけでなく、学校や教師にとっても多大なリスクなのである。
もちろん組み体操に限らず、運動には事故がつきものだ。しかし、だからと言ってそこで思考停止していいものでもない。ましてや、未成年者に「自己責任」などを持ち出すのはもってのほかだ。逆に、事故が多いからすぐに廃止しろというのも極論だ。
結論は、「危険なまま続ける」と「即時に廃止する」の二択ではない。
いま問われているのは、体育祭(運動会)が教育なのか、それとも「残酷ショー」なのか、という二択である。このときの結論は、無論のこと前者だ。そこで必要なのは、現状のリスクを低減して生徒にとってより良い状況を作ることにある。
それには、教師や親が内田良さんなど専門家の知見や判断を積極的に受け入れることが必要だ。それこそが、子どものための大人の責務である。
省1
77: 2016/04/10(日)20:18 ID:kQEErPjJ(20/23) AAS
※1……関西体育授業研究会『Improve』No.59/2011年8月24日⇒PDF。
※2……朝日新聞デジタル2015年4月6日「(フォーラム)人間ピラミッド 『曲芸』強制、何のため?」。
※3……吉野義郎教諭がYouTubeにアップロードしている動画一覧。
4……朝日新聞2010年10月22日「できた!10段ピラミッド 137人で組み体操 兵庫」。
●関連
省15
78: 2016/04/10(日)20:21 ID:kQEErPjJ(21/23) AAS
Takashi Imai ・
タイヤのセカンドオプション 代表/(自称)革命家
別のニュース記事によると「有識者らでつくる東京都教育委員会の安全対策検討委員会は2016年2月29日、1月22日に続く2回目の審議会を開催。組体操の全面禁止や高さ制限を各校に求めない」らしい。
「危険だからと中止にすれば、棒倒しや騎馬戦、ムカデ競争など他種目も中止となりかねない。安全を第一に考えながら継続すべき」と「中止」に難色を示した。」そうだ(笑)
安全なところにいる大人たちが、かつて若者を特攻に送り出した。
原発事故も誰も責任を取らない。日本という国は平和な国である。
いいね! ・ 返信 ・ 2016年3月1日 21:15 ・ 編集済み
..
Susumu Hatano ・
東京都 新宿区
省5
79: 2016/04/10(日)20:22 ID:kQEErPjJ(22/23) AAS
Hisasi Nakao ・
大阪市立東淀工業高等学校
組体操を学校の伝統にして 多くの生徒に 負担を強いる。
学校 の 売名 ・ 教員 の メンツ の為に 生徒を利用する。
そして 責任は 取らない。
学校と言うのは 本来、自我自立を教えるべきなのに、従順と服従を強要するなんて、それでは 学校では無く 調教場だよ。
生徒は 教員たちの 使い捨て の 奴隷 では ないのだよ!
生徒が 保護者たちが 学校の言いなり、教員の言いなり から 脱しない限り、教育現場での犠牲は 無くならないだろうな。
いいね! ・ 返信 ・ 1 ・ 2016年2月22日 4:45 ・ 編集済み
さらにコメント7件を表示
省13
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