[過去ログ] 【細田守】果てしなきスカーレット 【5.9億】★31 (1002レス)
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(1): 12/25(木)15:34 ID:OWj/xZUY(1/6) AAS
外部リンク:beneaththetangles.com

映画レビュー:「スカーレット」
2025.12.19

昔ながらの復讐劇には、正義が果たされ悪党が当然の報いを受ける姿に、どこか痛快な満足感がある。しかし復讐の代償とは何か?そしてそれはどんな文化を育むのか?細田守監督の最新作『スカーレット』は、シェイクスピアの『ハムレット』を再解釈し、こうした問いを掘り下げる。中世の時代設定と劇中の多くの登場人物はそのままに、物語は生と死の狭間にある幻想的な世界へと移される。その結果生まれたのは、復讐の不十分さと、真実の人間関係が持つ変革の力について、心を揺さぶる深い考察を伴う物語である。

スカーレットは生まれた瞬間から、父であるアムレト王の深い愛情に包まれ、後継者として育てられていた。しかし叔父のクローディアスが王を暗殺し王位を奪取したことで彼女の世界は揺らぎ、復讐の道へと歩み出す。クローディアスが圧政を強める中、スカーレットは兵舎でひたすら鍛錬を積み、暗殺の好機を待ちわびていた。その機会は舞踏会で訪れた。彼女は叔父の飲み物に睡眠薬を混ぜ、二人きりになった隙に殺害を企てる。しかし叔父は一歩先を行き、先に彼女の飲み物に毒を盛っていた。結局、地面に倒れたのはスカーレットの方だった。意識が遠のく中、悪辣な叔父が勝利の笑みを浮かべる姿が見えた。

しかし物語はそこで終わらない。スカーレットは煉獄のような異界で目を覚ますと、「クローディアスもここにいる」という声を聞く。復讐の旅は終わっていない。スカーレットは未だにクラウディウスにふさわしい永遠の死を与えうる。だがその旅路で、彼女は暴力と憎悪の残酷な現実、そして平和が支配するより良い未来を語る者たちと直面する。こうした出会いと、聖という名の謎めいた医療従事者との芽生えつつある恋を通じて、スカーレットは復讐が果たして死ぬ価値があるのかと問い始める。
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(1): 12/25(木)18:08 ID:CpMOHxkh(2/20) AAS
>>8
Rotten Tomatoes 最新レビュー

『スカーレット』レビュー ― 細田監督の最新作は野心的な失敗作
ショーン・ボールマン 5/10
2025年12月9日
i.imgur.com/gV4aS1X.jpeg
fandomwire.com/scarlet-review-hosoda/

『スカーレット』は細田監督にとって2作連続の失敗作となった。ナンセンスで脚本不足のストーリー展開が全く噛み合っていないため前作よりもさらに苛立たしい作品と言えるだろう。
タイムトラベルの要素は明らかに細田監督が物語を独自のものにしようと試みたものだが、むしろ混乱を招き、実際よりもはるかに複雑に感じさせる。世界観がもう少し掘り下げられていれば良かったのだが、中途半端なアイデアが積み重なり、満足のいく全体像に至っていないように感じる。

『スカーレット』の最大の欠点は、とにかく退屈だということだ。ストーリーの派生的で分かりにくい性質は確かにマイナスだが、それ以上に2時間近くある上映時間を最後まで観るのに苦労する。物語構成が映画が本来築き上げるべき勢いを台無しにしているのです。 
省5
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