【STUDIO4℃】ChaO 3 (522レス)
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514: 05/15(金)16:33 ID:1ZL8XtwF(2/3) AAS
CHAOは、現代アニメーションにありがちな「過剰な意味の供給」を回避しつつ、観客に解釈の余白を委ねることで成立している作品だった。
つまり本作の価値は、“傑作性”の強度ではなく、「普通に面白い」という極めて捉えどころのない感覚を、破綻なく持続させた点にある。
近年の映画体験がしばしば“理解”や“考察”へ回収される中で、CHAOはむしろ、物語を消費する身体感覚そのものへ回帰している。
それは南極を犬が走るだけで涙が出た時代の映画や、子猫が旅するだけで成立した映像文化に近い。ドラマの巨大さではなく、「見続けられる」という持続可能な快楽。
結果として本作は、批評的熱狂ではなく、“なんか普通によかった”という最も曖昧で、しかし最も偽装しづらい評価に着地している。その不器用な誠実さこそ、逆説的に現在のアニメ映画では希少なのかもしれない。
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