[過去ログ] 長靴半ズボンその4 (1002レス)
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545: 2020/03/07(土)18:00 ID:hlPAuoOam(35/40) AAS
T中君は3位でゴールした。
T中君はS木君と同じかもっとふらふらであり、川原で足場が悪いこともあり、まっすぐ立って歩くこともできなかった。
T中君には周りが見えなかった。
T中君は、同じく周りがあまり見えていないS木君にぶつかり、二人とももつれるように倒れてしまった。

二人の男の子はうつぶせに折り重なるように倒れてしまった。
546: 2020/03/07(土)18:01 ID:hlPAuoOam(36/40) AAS
先生は大急ぎで二人の男の子を起こし上げて、しばらくジョギングするように指示した。
抱き起こすときに体育服の半ズボンを強く持ったので、二人の男の子の半ズボンから白のブリーフが見えた。

二人の男の子は何とか自力でジョギングして息を整えることができた。
先生はN子、S木君、T中君のファイトをほめてくれた。
547: 2020/03/07(土)18:01 ID:hlPAuoOam(37/40) AAS
S木君とT中君は私服半ズボンに大長靴を履きランドセルを背負って二人で下校した。

「ぼくたち、N子に勝てるかなあ?」「あんなにがんばったし、強くなってきたのに……」
「中学になったら体育は男女別だろ?」「うん、部活だって別だよ。」
「小学校を卒業するまでに絶対に勝とうよ。」「うん!」
548: 2020/03/07(土)18:02 ID:hlPAuoOam(38/40) AAS
S木君は誰もいない所を見つけて行った。
今回は泣くつもりはなかった。
長靴半ズボンの脚を見つめた。

肉弾でN子に「失神KO負け」して保健室に連れて行かれたとき、長靴を脱いだが、再び履くときT中君の長靴を間違えて履いてしまった。
その日の帰りに気がついたが、お互いにそのままにしておくことにした。
549: 2020/03/07(土)18:02 ID:hlPAuoOam(39/40) AAS
T中君の長靴を履いてT中君とともにN子に勝ちたかった。それなのに負けてしまった。
S木君はKKNを意識した。CNPが硬くなってくるのを感じた。
泣くつもりはないけれど、泣いてしまった。
550: 2020/03/07(土)18:03 ID:hlPAuoOam(40/40) AAS
T中君は誰もいない所を見つけて行った。
今回は泣くつもりはなかった。
長靴半ズボンの脚を見つめた。

肉弾でN子に「失神KO負け」して保健室に連れて行かれたとき、長靴を脱いだが、再び履くときS木君の長靴を間違えて履いてしまった。
その日の帰りに気がついたが、お互いにそのままにしておくことにした。

S木君の長靴を履いてS木君とともにN子に勝ちたかった。それなのに負けてしまった。
T中君はKKNを意識した。CNPが硬くなってくるのを感じた。
泣くつもりはないけれど、泣いてしまった。
551: 2020/03/12(木)17:35 ID:coHxtCK0q(1/30) AAS
S木君は、小6の冬の体育の肉弾の時の前に、小5の秋の体育のドッジボールのときにも、N子に「失神KO負け」していた。

小5の秋、S木君は黒の長い大人用長靴を買ってもらった。
サイズは大人用としては小さいほうだったが、ぜひとも長い大人用長靴を履きたかった。
今までの学童長靴も艶ありであったが、もう古くなっていた。新品の大人用長靴の艶は、学童長靴が新品のときよりも、強く明るく輝いていた。

体育のあるその日、雨が降っていた。雨は午前でやむという予報だったので、長靴をはかない子も結構いたが、S木君は迷わずに喜んで履いた。
その日、S木君は長靴半ズボンで登校した。白のハイソックスがちらりであった。

登校中、下級生の視線がまぶしかった。
552: 2020/03/12(木)17:36 ID:coHxtCK0q(2/30) AAS
雨は1時間目が終わらないうちにやんでしまった。
体育は午後だったので、外で行うことができた。ドッジボールだ。

子供たちは白の半袖体育服に、男の子は黒の短いジャージの短パン、女の子は黒のジャージのブルマだった。
背の高くなった男の子が少し、大人用長靴を履いていた。
その中ではS木君は一番背が低いけれども、大人用長靴を履いたひとりになれて誇らしかった。
ピンクの長い長靴から白のハイソックスをちらりとさせたN子とは敵チームになった。
553: 2020/03/12(木)17:37 ID:coHxtCK0q(3/30) AAS
N子の球がS木君の隣にいた女の子に当たった。
S木君はその球を拾うとすぐに、N子に当てようと投げた。
N子は投げたばかりで、まだ後方に十分に下がれていなかった。
S木君はN子の脚を狙ったが、高くなってしまい、腹部あたりでN子に取られてしまった。

S木君は大急ぎで下がろうとしたが、N子の動きはS木君よりすばやかった。
S木君が下がろうとしたときには、N子は球をもう投げていた。
N子はS木君の太ももを狙おうとしたが、高くなってS木君の胸に当たった。
554: 2020/03/12(木)17:37 ID:coHxtCK0q(4/30) AAS
ボムッ
思ったよりも大きい音がして、球はN子のチームの内野に戻った。
S木君は、N子の球を避けることも受けることもできなかった。
S木君は1歩か2歩脚が後ろに回っただけで、仰向けに倒れてしまった。

N子はこぼれた球を持って更に投げようとした。
S木君のチームの子は、S木君が当てられたときに皆下がり隙がなかったので、N子は外野に球を回した。
555: 2020/03/12(木)17:37 ID:coHxtCK0q(5/30) AAS
S木君が起きてこないし、動かないので、先生がホイッスルを鳴らしてドッジボールをやめさせた。

先生はS木君に近寄ってひざまずいた。「S木君!S木君!」
反応がなかった。
S木君は呼吸をしていない。
先生は心臓マッサージをした。マウスツーマウスの人工呼吸もした。
呼吸が回復しないので更に心臓マッサージをした。
2回目のマウスツーマウスの人工呼吸で、S木君の腕が動いた。大長靴の脚も動いた。
556: 2020/03/12(木)17:38 ID:coHxtCK0q(6/30) AAS
S木君は目を覚まし、呼吸を再会した。青くなった顔色に赤みが差してきた。
先生はN子を通して保健室に担架を要請した。
先生はS木君を担架に乗せ、養護の先生と保健室に運んだ。

S木君は保健室で元気を取り戻した。先生は帰りに、S木君を校医の医院に連れて行った。検査の結果、異常なしだった。
S木君の母親、N子の母親も駆けつけた。N子の母親はS木君の母親に謝った。
数日後と数週間後の検査でも異常なしだった。
557: 2020/03/12(木)17:38 ID:coHxtCK0q(7/30) AAS
S木君はN子に勝つことを目標にした。
S木君とT中君と同じく平均より高い身長で小6としては普通の体格、N子は低い身長で太くは見えないが発達した筋肉を持っていた。

S木君は新しい大長靴でN子に負けたことが悔しかった。
できればこの長靴半ズボンでN子に勝ちたかった。

そのチャンスは小6の冬の体育の肉弾でめぐってきたが、そこでもS木君はN子に「失神KO負け」してしまったのだ。
558: 2020/03/12(木)17:41 ID:coHxtCK0q(8/30) AAS
S木君とT中君がN子に「失神KO負け」する前にも、失神こそしなかったが「KO負けした」男の子はいた。

K川君はクラスでも大きいほうだった。身長も高いし、ひょろひょろでもなかった。
大人用長靴を履くとたくましく見えた。

K川君とN子との対決となった。
相四つとなり、相撲のようになった。
K川君の方が大きい。K川君が体重と力でN子を圧倒するようにも見えた。
559: 2020/03/12(木)17:41 ID:coHxtCK0q(9/30) AAS
黒の激短パンのK川君の生脚の筋肉と黒の大長靴、黒のブルマのN子の生脚とピンクの長い長靴が波打った。
N子の筋肉はK川君に圧倒されてはいなかった。むしろN子がK川君を圧倒していた。

K川君はN子にさば折をかけようとした。
その動きに応じてN子もK川君にさば折をかけた。

K川君の体はたちまち折れ曲がり、K川君の顔はN子の顔に引き寄せられ、K川君の唇はN子の頬に当たり、キス状態になった。
N子はまったく動じなかった。さらに厳しくさば折をかけた。

K川君の膝が地面につき、K川君はうつぶせに倒れてしまった。
560: 2020/03/12(木)17:42 ID:coHxtCK0q(10/30) AAS
さば折に伴う動きに従って、N子の長靴もそうだが、K川君の長靴は皺が入って太陽の光が反射した。

K川君は独力で起き上がれたし、ひざをすりむいた以外、特に怪我はなかった。
長靴には泥が不規則について、歩くたびに皺とあいまって、太陽光が複雑に反射した。
K川君は保健室ですりむいたひざにの手当てをして、絆創膏を張ってもらった。
561: 2020/03/12(木)17:42 ID:coHxtCK0q(11/30) AAS
黒の、太い、縦2列のアルミで補強された穴のベルトに、紺のデニ半に、白のハイソックスをちらりと見せた、黒の大長靴に、黒のランドセルをかけて下校した。
「どうしたの?怪我?」近所の人が絆創膏を見ていった。
「体育で。」K川君は答えた。
「長靴半ズボンに絆創膏は男の子の勲章だね。」近所の人はそのまま通り過ぎた。

肉弾での相撲で女の子にさば折で負けたということを、その人は想像もしていないだろう。でも、K川君自身は自分のことだった。
K川君はK間を意識した。
562: 2020/03/12(木)17:44 ID:coHxtCK0q(12/30) AAS
K川君の家は共働きで、家に帰ると誰もいなかった。
K川君はランドセルだけ下ろし、長靴を履いたまま、長靴半ズボンで、玄関にしゃがみこんだまま、泣き出してしまった。

少し前、冬休みのN祭りで、K川君はN子に負けていたのだ。
階段の駆け上げでも負けたし、相撲でも負けた。
相撲での負け方が実は、この日の肉弾での相撲対決での負け方と同じだったのだ。
N祭りでの絆創膏はすでに外れたが、今日は反対の膝に絆創膏が貼られたのだ。
563: 2020/03/12(木)17:44 ID:coHxtCK0q(13/30) AAS
体育の肉弾で、K川君がN子にさば折で負けた時、K川君のチームの男の子が2人、恐怖のあまりガタガタと震えていた。
H田君とH本君だ。

N子は、白の半袖の体育服(襟と袖に黒の二本のライン)に黒のブルマ、ピンクの長い長靴、白のハイソックスがちらり、
H田君とH本君は、白の半袖の体育服(襟と袖に黒の二本のライン)に黒のジャージ地の激短パン、黒の大人用大長靴、白のハイソックスがちらり、
だった。

H田君とH本君は、自分より体格もよく体力もあるK川君に、N子の阻止を任せる形になった。
H田君とH本君は、平均的な身長で、平均よりややほっそりとしていた。
N子よりは身長はあった。
K川君とN子ならK川君の方が強そうに見えたが、H田君とH本君とならN子の方が強そうにも見えた。
564: 2020/03/12(木)17:45 ID:coHxtCK0q(14/30) AAS
H田君とH本君はそれほど親しいわけでもなかった。
それでもH田君とH本君は恐怖のあまり寄り添って、半袖の腕と腕、激短パンの生脚と生脚、長靴と長靴が触れ合って、ガタガタと震えだした。

差し込んだ日の光が、
坊ちゃん狩りのつややかな髪、恐怖で大きく見開いた眼、恐怖で少し開いた口から覗く白い歯、生脚の大腿、長靴のゴムに、
反射した。
震えに応じて反射も震えた。
特に長靴のしわに当たった光は最も激しく震えた。
長靴には泥も撥ねて付着していたので、反射の震えは不規則になった。
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