レス書き込み
スレへ戻る
写
レス栞
レス消
ひびき高等学園(元戸畑中央高校)
PC,スマホ,PHSは
ULA
べっかんこ
公式(スマホ)
公式(PC)
で書き込んでください。
名前
メール
引用切替:
レスアンカーのみ
>>117 > だが少しでも、あんた達の意思を汲みたかった。戦場へ行き孤児はみんな拾った。 > さすがに、育てられはしなかったが。でもそれでも、たりないのだろう。当たり前だ。 > 剣を交える。一つ一つ、鎧をはいでいく。良く見れば、すぐに分かった。鎧は脆い。つるぎも、脆い。俺が英雄だと呼ばれていた。 > そのことは知っていたのだろう。だが、何か理由があった。……ッ。壁際。 > オマエ……ミテル。 > 油断だった。剣が、俺の胸から足にかけてすべり下ろされる。 > 「ぐっあああ!」 > 絶叫。周りの人々も気付き始めた。 > 良く考えてみれば、最初に剣を交えてから、数分しか経っていない。それでも冷徹なくらいに時間が過ぎるのは早い。 > 決着はつこうとしていた。横凪の剣を上に弾き、甲冑の胴へと剣を叩き込む。 > 甲冑も剣を振り降ろすのが肌を打つ、風で分かる。出血を意に介さず、身を捩って、もう一撃。鎧の一枚が、また砕け散った。 > 俺は今まで逃げていた。ミアに会う事で分かった。俺はもう逃げない。俺が逃げる事なんて、俺は許さない。もう、後ろへは逃げない! > 「ぐっ……ッ!」 > コレデ……オワリダ! > 全身から血が迸る。だが構わない。次の一撃で終わらせる。体を反転させての斬り、そして―― > 視界が赤く染まった。俺の血だ。倒れそうになる。まだ、倒れない。 > 甲冑は崩れていた。声が聞こえる。 > スマナイ。 > 先に言われてしまった。謝らなければならないのは、俺のほうだ。 > ミアヲ……タノム。 > 手にはロケット。あの日の、ものだった。 > 「当たり前だ」 > そう、言う。甲冑は、笑ったように見えた。救われたのだろうか。 > 俺は、救われたのだろうか。体が、熱い。だが、自然と心は落ち着いていた。安堵していた。解放、されるようだった、 > 世界が暗く沈む。 > 「アイジャッ!」 > 高い、声だ。ミ……ア……? > アイジャは、倒れた。死んだ。死んだ? ある意味、死んだにも似ていた。 > そう言おう。 > > *
ローカルルール
SETTING.TXT
他の携帯ブラウザのレス書き込みフォームはこちら。
書き込み設定
で書き込みサイトの設定ができます。
・
ULA
・
べっかんこ(身代わりの術)
・
べっかんこ(通常)
・
公式(スマホ)
・
公式(PC)[PC,スマホ,PHS可]
書き込み設定(板別)
で板別の名前とメールを設定できます。
メモ帳
(0/65535文字)
上
下
板
覧
索
設
栞
歴
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.029s