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>>539 > >>1の幼馴染の藤崎詩織です。 > 1は人から好かれるタイプの性格でした。学校でも人気者で、いつも大勢の友達と楽しそうに会話をしていました。 > そんな1が、どういう訳か突然人格が変わってしまったのです。 > 私はよく1の家に遊びに行っていました。1の親も、異性同士でありながら仲の良い私達を見て、 > いつも快く私を迎えてくれました。しかし昨日は違いました。 > いつものように1の家の前でインターホンを押した時です。 > 1の母に「ごめんね、今1はちょっと出られないの。悪いけど帰ってもらえない?」と言われました。 > こんな事は初めてです。不審に思った私は1と余計に会いたくなりました。 > 「どうしても外せない用事があるんです。どうか1に会わせてくれませんか?」 > と嘘をついてしまいました。今思えば心の底で1を心配していたのでしょう。 > 少しの沈黙があってから、1の母は口を開きました。 > 「幼馴染のあなたになら判るかもしれないわ・・・。」 > そう言って私を家へ入れてくれました。 > 1の部屋に入った瞬間、私は思わず足を止めました。そこにいつもの見慣れた光景はなかったのです。 > まず最初に目に飛び込んできたのは、夥しい数のスプレーの落書き。 > 部屋中どこを見ても、訳のわからない文字や絵で埋め尽くされていたのです。 > 部屋の中は恐ろしいほどに荒れていました。そして、一番奥の方でパソコンに > 向かう1の姿。「どうしたの・・・一体どうしちゃったの・・・?」 > 私が問い掛けても、1にはまるで聞こえていない様子でした。 > 「殺ス・・・殺ス・・・殺シテヤル・・・」 > ひたすら同じ言葉を繰り返していました。 > 前に1が自慢げに話していたのを思い出しました。面白いHPがあるんだ、と。 > それが2chの事だったのです。今まさに1はそこへ書き込みをしている最中でした。 > 「逝ってよし」「自作自演カッコ悪い」「氏ねや」 > 実に様々なレスがついていました。それを見て私は悟りました。 > もう・・・もうダメなんだね。私には1を救えるだけの力は無い。 > 1は私の知らない所に行ってしまったんだ。 > 私はゆっくりと部屋を出ました。廊下で1の母を見かけましたが、無言で横を通り過ぎました。 > 家を出たところで振り返って家を眺め、そして呟きました。 > 「さようなら」 > 私から1への、精一杯の最後の言葉でした。
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