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マミ「私は……守りし者にはなれない……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第三章
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>>778 > > 何かありげだったが、敢えて追及しなかった。そこまで立ち入ったことを訊くのも悪い。 > ただ会話のフックにはなった。 > > 「そうなんだ。学校やクラスのみんなも特に変わったことはなし?」 > > 「うん、学校はね……この前話した時から特に。そうそう数日で何か変わっちゃったりしないって」 > > またも何か隠した、しかし聞いてほしそうな素振り。 > 鈍感な恭介ですら、おや? と勘付くほどわかりやすい反応だったが、彼はさして気に留めず流した。 > 元から女子の事情に関心が薄いというのもあったが、今日は特に気分じゃない。 > 聞いたところで気の利いたことは言えないし、力になれるとも思えなかった。 > > さやかの方からひとつふたつ、試験が近いだとか、担任の早乙女先生はまた振られたのか、 > などの無難な話題が振られて退屈な時間が過ぎていく。 > ただ上滑りする会話。適当に相槌を打ちながらも、愛想笑いがぎこちなくなるのを止められなかった。 > 普段ならそんな会話も楽しめたかもしれないが、 > > ――僕はこんなところで何をやっているんだろう……。こんな無駄な時間を過ごしてる場合じゃないのに。 > 本当なら、こんな……――。 > > 焦燥感に駆られた恭介は、そう思わずにいられなかった。 > さやかの笑顔には何度か救われたこともあったが、今は何故か疎ましくさえある。 > きっと彼女にも辛いことが色々とあるのだろうが、それを慮ってやる余裕は恭介にはなかった。 > > やがて耐え切れなくなり、何気ない振りして時計をチラと見遣った。 > > 「っと……さやか、もう時間も遅いし、そろそろ帰った方がいいんじゃないかな」 > > 「あ、うん、そうだね。じゃあ、そろそろ帰ろっかな。でも、その前に……」 >
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