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さやか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第二夜
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>>882 > > ――やっ……た……!? > > 投げたままの姿勢で杏子は固まっていた。 > が、すぐにその表情が驚愕に歪む。 > キリキリとぎこちない動きでホラーが振り向いたのだ。 > > 威力より速攻を優先したとはいえ、手応えはあった。 > 相手が魔女であっても必殺の一撃だったはずだ。 > > 頭の中が疑問符で埋め尽くされる。 > 昨日の、ホラーは殺せないという、零の言葉が現実味を帯びて思い出される。 > まだ闘志は萎えていない。反撃の意志は手折られてはいないのに。 > > 杏子は膝をつき、項垂れた。 > > またもヴァイオリンの旋律が響く。 > 手放した槍を再生成しても、それを振るえはしなかった。 > 杖代わりにして、なんとか崩れないように保つのが限界だった。 > > 今の杏子は、非常に不安定な状態にあった。 > さしずめ闇に張られた一本の綱の上にいるようなもの。 > 落ちこそしなかったものの、大きく揺れ、バランスを崩した。 > > その原因は、ホラーに止めを刺せなかったからではない。 > 再び眼に幻が映る。 > いつの間にか時は流れ、恋人たちにも変化が訪れていた。 > > 安らぎを否定し、幸せに背を向けた杏子。 > しかし幻の第二幕は、前にも増して彼女の心を乱し、 > 絶望に誘うには充分な内容だった。 >
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