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イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」
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>>23 > …カンピオーニ家・台所… > > クラウディア「♪〜ふーん…ふふーん……」手早くパセリを刻みつつ、ご機嫌で鼻歌を歌っているクラウディア……薄いセーターの袖をまくりあげ、可愛らしい桃色のエプロンを着ている…指にはめている指環と、手首につけている小さな金時計はちゃんと外して片隅にあるガラス鉢に入れてあり、よく見ると薬指の所に少しだけ白さが目立つ場所がある… > > シルヴィア「今日はことさらに機嫌がいいわね。久しぶりにフランカが帰って来たから?」…帆布地のようなしっかりした生地でできた、飾り気のない白いエプロンを首からかけると後ろで紐を結び、それから指環と時計を外して置き場所に乗せた…… > > クラウディア「ええ、それもあるわ…でもね、それだけじゃないの♪」 > > シルヴィア「…と、言うと?」 > > クラウディア「……あの子ったら、あんな素敵な女の子を三人も連れて来て……ふふふっ、なんだか私まで若返った気分♪」 > > シルヴィア「…それだけ?私はてっきり「あの子ったらすっかり大人らしくなって…これまでは独身宿舎で暮らしているのをいいことに、いろんな女の子たちと遊んでばかりで……」とでも言うのかと思ったわ」 > > クラウディア「あら、そんなこと言わないわ。優しく手を取ってくれる女性(ひと)がいる限り、私は手を差しだすことに決めてるの♪…だから他の蝶々さんたちに誘惑されないよう、貴女を連れてミラノからここに戻ってきたんじゃない♪」少し身体をくねらせて、下から上目遣いで見上げてくるクラウディア… > > シルヴィア「そうだったわね…で、何をすればいい///」 > > クラウディア「そうねぇ…それじゃあこのカサゴをさばいてもらえるかしら?」 > > シルヴィア「分かったわ」 > > > …魚のアラ(頭やヒレ)をニンニクの香りをつけたオイルでじゅーっと焼きつけ、そこに白ワインを振り入れる……さらに地元で採れた小さな鯛にカサゴ、イカの胴体や脚、汁気が出るように甘酸っぱいイタリアン・トマトと白インゲン豆など適当な野菜を放り込み、コンソメスープで伸ばしながらぐつぐつ煮こみ、塩や粗挽きの黒胡椒、オレガノなどのスパイスを振り入れる… > > > クラウディア「さてと…よかったらこれもお願い♪」カウンターの上には伸ばしてあるパスタ生地が置いてある… > > シルヴィア「はいはい」棚にしまってある麺棒のような棒を取り出した…よく見るとこの「麺棒」にはギザギザが付いていて、生地を伸ばすように転がすとパスタが切りだせるようになっている…… > > クラウディア「できた?」 > > シルヴィア「ええ…入れる?」 > > クラウディア「ん、お願いね」 > > シルヴィア「入れたわよ…しばらく手は離せないから、何かお願いされても無理よ」ごぼごぼ言って沸きあがっているパスタ鍋に生パスタを入れる… > > クラウディア「ええ、分かってます……よいしょ♪」台所の後ろの方で衣擦れの音をさせながら、何かごそごそやっているクラウディア > > シルヴィア「どうしたの、何かちくちくする物でも服に入った?」 > > クラウディア「いいえ……料理をしているせいか、何だか暑くって♪」 > > シルヴィア「そう?…別にいつもとさして変わらな……い…」 > > クラウディア(裸エプロン)「で、パスタはどうかしら♪」…ピンクのエプロン以外の着ている物を全部脱ぎ捨てて、いたずらっぽいチャーミングな笑みを浮かべている > > シルヴィア「ちょうど茹で上がったけど…お湯が跳ねたらやけどするわよ///」 > > クラウディア「茹で上がったならもう大丈夫よ……それに、あなたの愛ほど熱くはないでしょうし♪」 > > シルヴィア「…そうね、それでお次はどうするの?」 > > クラウディア「まずはアクアパッツァの味見をしないと…ね♪」大さじで綺麗なオレンジ色のスープをすくい「ふー…♪」と冷ますと軽くすすった… > > シルヴィア「どう?」 > > クラウディア「んふふっ…ちょっと待って、味見させてあげるから♪」もう一度大さじでスープを取って冷ますと、今度は自分の胸に軽く垂らした… > > クラウディア「はい、どうぞ♪」 > > シルヴィア「ふふっ…では試食させてもらうわよ」クラウディアの「たゆん…っ♪」と揺れている柔らかい乳白色の乳房に舌を這わせる… > > クラウディア「んっ…お味はいかが?」 > > シルヴィア「美味しいわよ……そういえば、こっちはどうかしらね」ドルチェ(デザート)に用意してある、とろっと煮こまれた桃のコンポート…砂糖と赤ワインで煮た白桃がボルドー風の紅に染まり、ひんやりと冷やしてある……シルヴィアは深い赤紫色のシロップをすくうと、クラウディアの肩口に垂らした… > > クラウディア「んっ、冷たい…っ♪」 > > シルヴィア「大丈夫、すぐに舐めてあげるから…ん、ちゅ……♪」 > > クラウディア「…どう?」 > > シルヴィア「甘くていい香りがするわ…満点ね」 > > クラウディア「よかった。でも、本当のドルチェは……♪」 > > シルヴィア「夕食の後…ね。……フランカたちに聞かれても知らないわよ」 > > クラウディア「ふふっ♪…さっき「熱々みたいね♪」なーんて言われたし、ちゃんと「期待に応えて」聞かせてあげようかなー……って♪」 > > シルヴィア「全く、親子そろって似たものどうしっていう訳ね…♪」 > > ………
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