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花陽「死を視ることができる眼」
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>>979 > /1 > きっかけは、ありふれた日常の狭間にありました。 > > 多分、それは誰にも止めることなんてできなかったと思います。 > > 今になって考えてみれば、ひょっとすると私がこんな眼になってしまったのも、避けられない巡り合わせだったのかもしれません。 > > > 花陽「凛ちゃん、今日はちょっと食べ過ぎだよお」 > > 凛「ヘーキヘーキ、これぐらい腹八分目にゃ」 > > 真姫「それ、ラーメン3杯平らげたアイドルが言うセリフじゃないわよ」 > > 凛「あれ、もしかして真姫ちゃん……凛の心配してくれてるの?」 > > 真姫「と、当然でしょ。もうすぐラブライブだっていうのに、花陽の次は凛がダイエットなんてことになったらたまったもんじゃないわ」 > > 凛「うわあ〜、真姫ちゃん怖いにゃあ……」 > > 花陽「この時期に落とすのは大変だから……凛ちゃんも気をつけた方がいいよ」 > > 凛「二人に言われたら仕方ないにゃ……でも沢山食べたなら、沢山動けばいいんだよ。ほら、こんな風に──」 > > > そう言って、凛ちゃんは横断歩道に飛び出しました。 > > 信号の色は赤から青に切り替わり、私達は凛ちゃんに続いて歩き出そうとしたんです。 > > 瞬間、視界の端に映ったのは、止まる気配を見せない鉄の塊。 > > 信号の色は、確かに青だったのに── > > > SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1482928326
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