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(,,゚Д゚)学校の怪談のようです

1以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/31(日) 23:14:46 ID:6BjiICac0

川 ゚ -゚)<……私はただ、この教室が自分には少し窮屈だと感じていただけなんだ

夕日の差し込む学校の教室。
学校指定のブレザーを着込んだ彼女は、机に突っ伏したままそう呟いた。

周りに人の姿はなく、ゆえにそれは彼女の独り言のように思えるが、
実際は彼女の足元で彼女の言葉にずっと聞き耳を立てているものがあった。
真っ青な毛並みが特徴的な、小さな生き物。
それは、一匹の猫だった。

(,,゚Д゚)<……しかし、あなたは出会ってしまった

彼女の話を聞いていた彼――青い毛並みの猫――は、
机の上にぴょんと飛び乗ると、人間の言葉でそう言った。
猫は、下から覗き込むように、机に突っ伏した少女の目を見つめてくる。
月のようなまんまるな目と、瞳。
ずっと見つめていると、自分の全てを見透かされそうな気がして、少女は思わず目をそらした。

川 ゚ -゚)<私は……一体どうしたかったのだろうか?

夕日に染まる窓の外を見ながら、彼女はぼそりとそう呟く。

川 ゚ -゚)<この窮屈な教室から逃げ出したかったのか……あるいは……

彼女は窓から視線を猫に戻す。
猫は、さっきと変わらず彼女のことをじっと見ていた。
まるで、"ずっと昔からそうしていたというような"、そんな目で。

116以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2018/08/30(木) 13:40:36 ID:SQ0uWS7I0
恐い。読者が


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