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性的少数者ら描いた映画、支援団体の抗議受け東浦で上映見合わせ
1
:
かあちゃん、どこが「バリアフリー」なの?
:2019/04/30(火) 20:35:07
性的少数者ら描いた映画 支援団体の抗議受け東浦で上映見合わせ
性的少数者らに立ちはだかる社会の様々な障壁を超えようと
奮闘する様子を描いた
映画「バリアフリーかあちゃん!!」の上映を計画していた
愛知県の東浦町社会福祉協議会は、
7月7日に町内で予定していた上映会の見合わせを決めた。
性的少数者を支援する
民間団体「レインボーなごや」(名古屋市)が
25日、町側に上映中止を申し入れたためという。
映画は
市民団体「ひがしうら映画プロジェクト」が
町の補助を受けて制作した。
町側は
「映画を制作した市民団体と、
レインボーなごやが話し合い、
問題が解決するまでは上映を中止したい」としている。
レインボーなごやが最も問題視しているのは
「かあちゃん」が息子を助けに行く場面。
「女の出る幕じゃない」と言われた「かあちゃん」は
「実は男だったんです」と制止を振り切る。
2月の試写会で映画を見て
ショックを受けたメンバーがいたという。
酒井徹共同代表は
「強制的なカミングアウトを感動的に描くのは
当事者の思いと異なる誤解を生みかねない」と指摘し、
撮り直しを求めたという。
監督の石丸みどりさんによると、
別の性的少数者からは
「よく理解して作られた映画」と感想が寄せられたという。
「勇気を出して前に向かうのを支えたい思いを込めた映画。
しっかり話し合いができずこのようなことになり残念。
今後、協議したい」と話した。
(江向彩也夏)
(『朝日新聞』2019年4月26日名古屋・尾張・知多版)
6
:
かあちゃん、どこが「バリアフリー」なの?
:2019/04/30(火) 20:39:11
誤解広がる恐れある LGBT団体 東浦町に上映中止要請/愛知
愛知県東浦町で町制70周年記念として制作された
映画「バリアフリーかあちゃん」について、
性的少数者団体「レインボーなごや」は25日、
「当事者に対する無理解や誤解がうまれかねない」として、
町施設での上映を中止するよう、
神谷明彦町長に申し入れました。
町側は申し入れをうけ、
7月7日に町内で予定していた上映を見合わせました。
同映画は、
多様性を認める社会づくりをテーマに、
町民有志「ひがしうら映画プロジェクト」が
補助金約50万円を受けて撮影したもの。
レインボーなごやがとくに問題視したのは、
体は男性、心は女性(MtF)として生きる
トランスジェンダー(心と体の性の不一致)の主人公が、
大勢の人の前で、当事者であることを明かすシーンです。
周囲の人から「女の出る幕ではない」と言われたことに対し、
実は男なんですとカミングアウトさせられる展開が
「感動的なもの」として描かれている点です。
酒井徹共同代表は、
「強制的なカミングアウトを感動的に描いており、
このままの状態で上映すれば、
当事者に対する無理解や誤解が広まりかねないと
懸念した」と話します。
レインボーなごやは、同映画の試写会(3月9日)を見て、
問題があると判断。
プロジェクト代表に
取り直しなどの話し合いを求めてきましたが、
協議が出来ないまま、
プロジェクト側が今月21日に上映の告知をしたことから、
今回の申し入れに至りました。
(しんぶん赤旗2019年4月28日)
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